テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

2017年08月

【NYガソリンが急伸、原油を押し上げる可能性も】
昨晩発表された米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計は、原油在庫が前週からおよそ540万バレル減少していた。ただこの在庫はハリケーンが上陸する前までの数字なので、特に材料視されなかった。来週の在庫統計が今回のハリケーンの影響を受けての数字となるため、市場は次週に注目している。

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ハリケーン「ハービー」は熱帯低気圧に変わり30日に、テキサス州に再上陸した。テキサス州南部では洪水被害が広がり、一部の製油施設が稼働を停止しているが、目先の原油在庫の積み上がりが弱材料視され、NY原油は下落している。

ハリケーンによる洪水被害で米国の製油施設の4分の1近くが停止し、原油需要が抑制される一方で、燃料不足のリスクが高まっていることには注意したい。

昨日のNY市場ではガソリン相場が6%近く急伸した。ハリケーンの被害や石油施設の停止の影響は、数週間続くと予想されているが、それに連れて、石油製品の操業も遅れる可能性が高い。

メキシコ湾岸の製油所の稼働停止は、需要抑制の思惑から原油には下押し材料となっているが、パイプラインによってガソリンなどの供給を受けている米北東部での製品需給逼迫を引き起こすというわけだ。

ハリケーンが去った後は、製品相場が原油相場を押し上げることも考えられる。


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8月31日(木)
【8月30日の海外相場および市況】
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*30日のNY金は、為替市場でドル高・ユーロ安が先行し、割高感から売りが出て4日ぶりに反落した。良好な経済指標や欧州中央銀行(ECB)がユーロ高対策を行うとの思惑から、ドルがユーロに対して上昇した。4~6月期の実質GDP(国内総生産)改定値は前期比3.0%増となり、市場予想の2.7%増も上回った。また、8月のADP全米雇用報告も、非農業部門の民間就業者数が前月比23万7000人増となり、市場予想の18万3000人増を上回った。ただ、北朝鮮が9月9日の建国記念日を控えて挑発行動を繰り返すのではないかとの懸念から地政学的リスクに対する警戒感は強く、下げ幅は限定的だった。ロバート・ウッド米軍縮大使は30日、国連の軍縮会議で、北朝鮮に核・ミサイル開発の放棄に向けて圧力をかけるため、経済制裁の完全履行による「協調行動」を求めた。NY白金はドル高を受けて3日ぶりに反落。

*30日のNY原油は3日続落。テキサス州南部の洪水被害が拡大する中、製油所閉鎖に伴う原油在庫の積み上がり懸念を背景に売りが継続した。ハリケーンから熱帯低気圧に変わった「ハービー」は30日、テキサス、ルイジアナの州境付近に再上陸。テキサス州南部では洪水被害が広がっており、一部の製油施設が依然稼働を停止している。このため、目先の原油在庫の積み上がりが懸念された。ロイター通信によると、29日時点で少なくとも日量440万バレル、米国の石油精製能力の約24%が停止状態という。この日はモティバ・エンタープライゼズが米国最大規模の同州ポートアーサー製油所(処理能力日量60万3000バレル)を閉鎖したと発表。規模が米国2番目のエクソンモービルのベイタウン製油所(同56万9000バレル)も既に27日に稼働を停止している。「ハービー」による洪水などの被害で米国の製油施設の4分の1近くが停止したことから、原油需要が抑制される一方で、燃料不足のリスクが高まっている。この日はガソリン相場が大幅上昇した。ハリケーンの被害や石油施設の停止の影響は、数週間続くと予想されている。米エネルギー情報局(EIA)が発表した25日までの1週間の米原油在庫は前週比540万バレル減と、市場予想の190万バレル減を大きく上回る取り崩しとなった。9週連続の在庫減少となった。これを受けて、やや下値が切り上がった。

*30日のシカゴトウモロコシは4日続落。豊作見通しに圧迫された。シカゴ大豆も豊作見通しで4日続落。

*30日のNY外国為替市場のドル円相場は、堅調な米経済指標を受けて、110円台前半に上昇した。4~6月期の実質GDP(国内総生産)改定値は、季節調整済み年率換算で前期比3.0%増となり、市場予想の2.7%増も上回った。また、8月のADP全米雇用報告も、非農業部門の民間就業者数が前月比23万7000人増となり、市場予想の18万3000人増を上回った。また、この日は欧州中央銀行(ECB)がユーロ高対策を講じるのではないかとの臆測が浮上し、対ユーロでドルの買い戻しが入った。対ユーロでドルが上伸したこともドル円の押し上げ要因になった。ただ、北朝鮮が9月9日の建国記念日を控えて挑発行動を繰り返すのではないかとの懸念から地政学的リスクに対する警戒感は強く、ドル円も上値が重くなった。

*30日のNYダウは小幅続伸。4~6月期の実質GDP(国内総生産)改定値は、季節調整済み年率換算で前期比3.0%増となり、市場予想の2.7%増も上回った。また、8月のADP全米雇用報告も、非農業部門の民間就業者数が前月比23万7000人増となり、市場予想の18万3000人増を上回った。いずれの経済指標も良好で、株式市場は買いが優勢となった。ただ、大型ハリケーン「ハービー」が直撃した米南部テキサス州では洪水被害が拡大する見通しで、相場の重石となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:01 (英) 8月GfK消費者信頼感 -12 -13 -10
08:50 (日) 7月鉱工業生産・速報 (前月比) +2.2% -0.3% --
10:00 (中) 8月製造業PMI 51.4 51.3 --
10:00 (中) 8月非製造業PMI 54.5 -- --
10:00 (NZ) 8月ANZ企業景況感 19.4 -- --
15:00 (独) 7月小売売上高指数 (前月比) +1.1%(+1.4%) -0.6% --
16:55 (独) 8月失業者数 -0.9万人(-0.8万人) -0.6万人 --
16:55 (独) 8月失業率 5.7% 5.7% --
18:00 (EU) 7月失業率 9.1% 9.1% --
18:00 (EU) 8月消費者物価指数(HICP)・速報 (前年比) +1.3% +1.4% --
18:30 (南ア) 7月生産者物価指数 (前年比) +4.0% +3.5% --
20:30 (米) 8月チャレンジャー人員削減予定数 (前年比) -37.6% -- --
21:00 (南ア) 7月貿易収支 +107億ZAR +71億ZAR --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 23.4万件 23.8万件 --
21:30 (米) 7月個人所得 (前月比) 0.0% +0.3% --
21:30 (米) 7月個人消費支出 (前月比) +0.1% +0.4% --
21:30 (米) 7月コアPCEデフレーター (前月比) +0.1% +0.1% --
     (米) 7月コアPCEデフレーター (前年比) +1.5% +1.4% --
22:45 (米) 8月シカゴ購買部協会景気指数 58.9 58.5 --
23:00 (米) 7月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) +1.5% +0.4%


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【上昇基調強める白金相場】

29日のNY白金終値は1003.50ドル。終値ベースで1000ドルを超えたのは今年の3月1日以来。

北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、リスク回避資産として金が買われ、NY金も1300ドルをブレイクした。白金も連れ高になったようだ。

もともと白金は、同じ貴金属である金や同じ白金族であるパラジウムと比べてかなり割安感が強かった。

白金と金は需給規模から見れば、白金価格が金価格を恒常的に上回っていると見られていたが、2015年1月以降は、白金の宝飾需要や自動車触媒需要が伸び悩んだことを背景に、白金価格が金価格を下回った。そのため、NY白金とNY金との比差(NY白金-NY金)は、-200ドルが割安の目安とされていた。-300~-350ドルまで逆ザヤが拡大してきたが、白金相場にはなかなか反発のきっかけがなかった。

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しかし、今年の夏以降、世界の白金生産量の8%を占めるジンバブエで国有化の話が持ち上がったり、最大の生産国南アフリカでは、白金価格の低迷による採算悪化から鉱山会社の再編やリストラが行われたりで、供給面での不安要因が高まってきた。

一方、NY白金とNYパラジウムとの比価(NY白金÷NYパラジウム)は、1.20が割安の目安となっていたが、ここ最近は1.05台まで低下していた。パラジウムは主に北米のガソリン車の自動車触媒として使用されているが、好調な自動車販売を受けて今年は需給が引き締まるとの予想が強く、年初からパラジウム相場は上昇基調を強めていた。これに連動して、白金も供給不安の兆しが出てきたため、パラジウムに比較して下げ過ぎ感が意識されてきたようだ。

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こうした要因を背景に、東京白金も上昇し、節目の3500円を越えてきた。需要増加による上昇ではないため、継続性に疑問も残るが、直近のCFTC建て玉明細では、ファンドによる白金の買い越しは3万2000枚弱。2016年以降をファンドの買い越しを見ると最大で5万枚に及ぶ時もあったことを考えると、まだ買い余地は残っているといえるだろう。

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白金市場は規模が大きくないだけに、買いが継続すれば今年の最高値圏である3700円台を目指していく可能性は高いだろう。


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8月30日(水)
【8月29日の海外相場および市況】
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*29日のNY金は、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて地政学的リスクへの懸念が再燃する中、安全資産としての金買いが優勢となり、3日続伸した。北朝鮮は29日早朝に弾道ミサイルを発射し、北海道上空を通過して太平洋上に落下した。トランプ大統領は、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて声明を出し、「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と警告、軍事的手段も排除しない姿勢を示した。地政学的リスクの高まりに警戒感が強まったことから、「質への逃避先」である金が買われた。また、為替市場ではドル売り・ユーロ買いが一段と進み、ドル建て金に割安感が生じたことも金相場を押し上げた。ただ、ドルが対ユーロで反発に転じると、次第に上値を削った。NY白金は金に連れて続伸し、半年ぶりの高値をつけた。

*29日のNY原油は続落。ハービーは熱帯低気圧となったが、テキサス州南部を中心に依然として大雨が降り続いており、洪水被害が拡大した。州沿岸に集積する製油施設の一部がなお操業停止を余儀なくされていることから、米国内の原油在庫が一段と積み上がるのではないかとの思惑が強まった。ただ、為替市場ではドルが対ユーロで下落したため、ドル建て原油に割安感が生じ、下値は限定的だった。ハリケーンの影響で石油製品の供給不安が高まり、ガソリンやヒーティングオイルの相場が急伸していることも相場を支えるた。コンファレンス・ボードがこの日発表した8月の消費者信頼感指数が前月から上伸し、市場予想を上回ったことも支援材料。引け後に米石油協会(API)が発表した在庫統計では、原油在庫は減少したのに対し、ガソリン在庫が増加した。ディスティレート(留出油)在庫は減少した。これを受けて電子取引は0.10ドル安の46.30ドル台で推移している。

*29日のシカゴトウモロコシは続落。米国での豊作見通しが弱材料。シカゴ大豆も作柄改善を受けて続落。

*29日のNY外国為替市場では、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて安全資産としての円買いが先行したものの、良好な米経済指標の発表をきっかけにドルを買い戻す動きが活発になり、ドル円は109円台後半に急上昇した。北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、アジア市場では円買い・ドル売りが進行していたが、コンファレンス・ボードが発表した8月の消費者信頼感指数が前月から上昇し、市場予想も上回る良好な内容だったことを受けて流れが反転し、ドル買い・円売りが優勢となった。

*29日のNYダウは反発。北朝鮮が29日早朝に弾道ミサイルを発射し、日本上空を通過して太平洋上に落下。地政学リスクの再燃を受けてリスク回避姿勢が強まる中、NYダウは開始後には135ドル近くも下落した。しかし、売りが一巡し、コンファレンス・ボードが発表した8月の消費者景気信頼感指数が良好な結果だったことが支援材料になり、反発に転じた。


【本日の主な経済指標およびイベント】
イスタンブール休場(勝利の日)
07:45 (NZ) 7月住宅建設許可 (前月比) -1.0% -- -0.7%
10:30 (豪) 7月住宅建設許可 (前月比) +10.9% -5.0% --
17:30 (英) 7月消費者信用残高 +15億GBP +15億GBP --
18:00 (EU) 8月経済信頼感 111.2 111.3 --
18:00 (EU) 8月消費者信頼感・確報 -1.5 -1.5 --
21:00 (独) 8月消費者物価指数・速報 (前年比) +1.7% +1.8% --
21:15 (米) 8月ADP全国雇用者数 +17.8万人 +18.5万人 --
21:30 (米) 4-6月期GDP・改定 (前期比年率) +2.6% +2.7% --
21:30 (米) 4-6月期個人消費・改定 (前期比年率) +2.8% +3.0% --
21:30 (米) 4-6月期GDPデフレーター・改定 (前期比年率) +1.0% +1.0% --
21:30 (米) 4-6月期コアPCEデフレーター・改定 (前期比年率) +0.9% +0.9% --

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【 東京金は年初来高値を更新し、4600円に接近する】
*東京金は8月10日に4500円台を回復したことで、ジリ高基調が続き年初来高値の4553円を更新すると予想していた。

しかし、ジャクソンホールのシンポジウムでイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、保有資産縮小や追加利上げ時期など金融政策に言及しなかったため、追加利上げ観測が後退したこと、29日早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことによる地政学的リスクの高まり等を受けて、一気に年初来高値を更新した。

29日に発会した2018年8月限は4593円で発会し、他限月もすべて4590円台まで上昇した。全限月が4600円に接近し、1年5ヶ月ぶりに高値をつけた。

今回の金の急上昇は北朝鮮のミサイル発射が強材料になっている面はあるが、根底にあるのは米国の追加利上げ見通しの不透明感だろう。また、トランプ政権に対する不信任も考えられる。

ドルインデックスは年初から下落基調を強めており、ドル安が金を押し上げている。また、金ETFがここにきて増加に転じているが、史上最高値圏にあるNYダウへの警戒感も背景にあるだろう。

著名ヘッジファンド運用者や大手金融機関は、バリュエーション的に米国の株価が割高にあり、危険領域にあると警告している。

北朝鮮情勢が落ち着けば金相場も調整場面を迎えようが、9月9日の「建国記念日」、10月10日の「朝鮮労働党創立記念日」を考えると、ミサイル発射は今回限りとは言えず、地政学的リスクは継続しそうで、金相場の上昇基調は続くだろう。

東京金は4400円~4553円のレンジを上抜けたことで、レンジ幅150円を4550円から上方に伸ばして4700円がターゲットとして算定される。果たしてどうなるか。

*今週の予想レンジ:4550~4650円

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*金ETF「SPDRゴールド・トラスト」の金保有高は、8月7日に年初来最小量786.87トンとなったが、14日から増加に転じ、28日時点では814.36トンとなり800トンの大台を回復した。年初来最大量は867.00トン(6月8日)。トランプ大統領の側近解任や言動を受けて政権運営に対する不透明感が強まっている。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ見通しも後退し、ドル安が強まったことで、金利を生まない資産である金が見直されているようだ。

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※チャートの情報提供元は(株)エムサーフです。チャートの著作権は、(株)エムサーフに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)エムサーフは一切の責任を負いません。

8月29日(火)
【8月28日の海外相場および市況】
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*週明け28日のNY金は、ドルが対ユーロで下落したことに伴う割安感などを背景に買われ、続伸した。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は前週末、ワイオミング州ジャクソンホールで開催された金融シンポジウムでの講演で、量的緩和政策は機能しておりユーロ圏の景気回復は定着していると発言したが、ユーロ高対策などについては言及しなかった。これを受けて、為替市場ではドル売り・ユーロ買いが進行し、ドル建て金に割安感が生じた。また、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が同じシンポジウムで、保有資産縮小や追加利上げ時期など金融政策に言及しなかったことを受けて追加利上げ観測が後退したため、金利を生まない金には買いが入りやすかった。NY白金はドル安を受けて反発。

*29日午前5時58分ごろ、北朝鮮西岸から1発の弾道ミサイルが北東方向に向けて発射された。日本上空を通過し、同6時12分ごろ、北海道襟裳岬の東約1180キロの太平洋上に落下したと推定されている。これを受けて、リスク回避の金買いが強まり、電子取引ではおよそ8ドル高の1323ドル台で推移している。

*週明け28日のNY原油は大幅反落。46ドル台に沈み、1カ月ぶりの安値をつけた。テキサス州にハリケーン「ハービー」が上陸した後、熱帯低気圧に変わったが、州南部を中心に大雨や洪水被害をもたらしている。この影響で州沿岸の製油施設の一部が操業を停止していることから、原油在庫が拡大するのではないかとの懸念が浮上。また、ヒューストン港も閉鎖を余儀なくされているため、石油製品の出荷などにも悪影響が及ぶのではないかとの不安が広がった。米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、ハービーの影響は29日まで続き、洪水の地域がテキサス州東部からルイジアナ州に広がる見込み。テキサス州の原油処理能力は日量560万バレル、ルイジアナ州が330万バレルだが、ハービーの影響で少なくとも240万バレルの処理能力が停止したとみられている。

*週明け28日のシカゴトウモロコシは続落。世界的に潤沢な穀物供給や米国産トウモロコシの良好な生育状況を背景に売りが進行し、4日連続で約定安値を付けた。シカゴ大豆は、トウモロコシ・小麦安に連れて続落した。

*週明け28日のNY外国為替市場のドル円は、109円台前半で小動きとなった。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前週末、ワイオミング州ジャクソンホールで開かれたシンポジウムの講演で金融政策については言及せず、追加利上げ観測が後退したことから、この日も円買い・ドル売りが継続した。また、テキサス州に上陸したハリケーン「ハービー」に伴う大雨で洪水被害に対する警戒感が広がっていることもドルを圧迫した。ただ、この日は特に材料もなく、円買いも限定的で109円台前半で小幅な値動きとなった。

*29日午前5時58分ごろ、北朝鮮西岸から1発の弾道ミサイルが北東方向に向けて発射された。日本上空を通過し、同6時12分ごろ、北海道襟裳岬の東約1180キロの太平洋上に落下したと推定されている。これを受けて、リスク回避の円買いが加速し、オセアニア市場では一時108円31銭まで円高が進んだ。

*週明け28日のNYダウは、米南部テキサス州を直撃した大型ハリケーンの影響懸念が重しとなり、小反落した。原油安を眺めてエネルギー株が売られ、マイナス圏に沈んだ。エネルギー産業の集積地であるテキサス州ヒューストンには25日深夜、大型ハリケーン「ハービー」が上陸。既に熱帯低気圧に変わっているが、同州沿岸部の製油施設が軒並み稼働停止となり、原油在庫が積み上がるとの見方から原油相場が下落した。また、災害保険の支払いがかさむと見られることから、保険株にも売りが出た。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:30 (日) 7月失業率 2.8% 2.8% 2.8%
08:30 (日) 7月有効求人倍率 1.51 1.52 1.52
22:00 (米) 6月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比) +5.69% +5.60% --
23:00 (米) 8月消費者信頼感指数 121.1 120.7 

第130回 『おしえて陳さん』 
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