テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

2017年08月

【トルコリラ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のトルコリラ円は上昇した。トランプ大統領の言動から現米政権への不信任からドルが売られた分、トルコリラが押し上げられた。

トルコ経済省の統計によると、欧州連合(EU)加盟国からトルコに対する国際直接投資の流入は、今年上半期には昨年同期と比べて61%増加して、17億ドルから27億ドルに増加したことが明らかになった。今年上半期のアジアからの投資流入額も、昨年同期と比べて138%増加したことが判明した。

先週末はジャクソンホールでのシンポジウムでイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受けてドルが売られ、トルコリラ円が押し上げられ、週の高値圏で引けた。

*今週のトルコリラ円は上昇しよう。トルコリラの対ドル相場は、今年初めには1ドル=3.9422トルコリラとなり、史上最安値水準に達した。しかし、通貨安を懸念したトルコ中央銀行の(TCMB)の介入やエルドアン大統領のトルコリラ買いの呼びかけを受けて、トルコリラは対ドルで反発に転じた。トランプ大統領に対する政治的不透明感が強まるに連れてドルが下落すると、トルコリラの対ドル相場は2月に入って上昇に転じ、この6ヶ月半でおよそ8.0%上昇した。高金利を受けて海外からの投資資金がトルコに流入していることもあって、この傾向は今後も続いていくだろう。トルコリラ円にもようやく上昇の兆しが出てきたようだ。日足では200日移動平均線を上抜けてきている。32円の上値抵抗線をブレイクすれば一段と上昇していきそうだ。

2017年4月16日の国民投票で大統領権限集中の改憲案が承認され、政治的な先行き不透明感が後退したことが投資資金流入の背景にあるのだろう。トルコ国内の景気も好調に推移している。個人消費の増加を受けた内需の強さや、欧州向け輸出の増加により、2017年1-3月期の実質国内総生産(GDP)成長率は前年同期比+5.0%へ加速した。消費者物価指数(CPI)上昇率は4月にピークアウトし、7月には前年同月比+9.8%へ低下した。トルコ政府は成長重視の経済政策を続けているが、インフレ率の水準からしてトルコ中央銀行が金融緩和を行う可能性は低いだろう。主要な短期金利である「後期流動性貸出金利」は12.25%と高水準にあり、海外からの投資資金流入がトルコリラ相場をサポートしよう。

<強材料>
①.今年7月にトルコを訪問した外交人観光客数は昨年同月と比較して46%増加し、507万6000人となった。これにより今年1~7月の観光客の累計は、1732万5400人となった。これは、昨年同期と比べて22%の増加。
②.公務員と退職公務員のサラリー増額(2018年~2019年)に関して、政府と組合が合意した。2018年上半期はサラリー4.0%増額、下半期には3.5%増額、2019年上半期には4.0%増額、下半期には5.0%増額する。

<弱材料>
①.インフレ率はピークを打ったと思われているが、まだ水準は高い。
②.欧州関係がぎくしゃくしている。

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予想レンジ:31.00円~33.00円


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【ドル円、今週の見通し】
*今週のドル円は、上値は重いものの、ここ3週間は108円60銭台で下値が固まっているため、週末に発表される8月の米雇用統計次第ではドルが買われる可能性もある。

先週末のジャクソンホールで開催されたシンポジウムで、イエレンFRB議長は金融政策の正常化については言及しなかった。バランスシート縮小開始は9月からとの市場の目論見は外れ、ドル売りが優勢となった。「年内あと1回の利上げ」に関しても、低インフレが続く現況では、見通しは後退している。25日時点におけるCMEのFED WATCHでは、12月の利上げ確率見通しは40.9%程度。ただ、これを受けたドル売りは対円よりは対ユーロでの下げが顕著だった。ドル円は109円10銭まで下落したものの、109円は維持されて週を終えた。

CFTC建玉明細を見ると、8月に入ってからドル買い・円売りポジションが縮小しており、ドル売りが継続している。一方、市場筋の話では108円台後半に本邦機関投資家の厚いドル買いオーダーがあるということで、ドル円の下値は買いが優勢となっているのだろう。内部要因的には保ち合いになりやすく、上値も下値も限定的になりそうだ。

ただ、インフレ指標である31日に発表される7月コアPCEデフレーターや、1日に発表される8月の米雇用統計も平均時給により、相場は上下する可能性があり、週末はボラティリティが高まりそうだ。

26日早朝に北朝鮮が3発のミサイルを発射した。25日の「先軍の日」に何も行動しなかったため、自国向けの演出の可能性もあり、市場ではほとんど材料視されていない。ただ、米韓軍事合同円週は31日まで続き、28日に「海軍節」があり、9月9日には「建国記念日」を控えているため、北朝鮮が何らか行動を起す可能性はあろう。それでも、「戦争」を誘発する行動(例えば、グアムに向けてミサイル発射とか)でなければ、材料視される可能性は小さいだろう。

<主なイベント・経済指標>
*30日から1日までメイ英首相来日、31日まで米韓合同軍事演習、1日は民進党代表選、3日から中国でBRICS首脳会談。
*29日に米8月消費者信頼感指数、30日に米8月ADPP雇用統計、米4-6月国内総生産(GDP)改正値、31日中国8月製造帳PMI、米8月シカゴ購買部協会景気指数、31日に本邦の7月鉱工業生産、8月消費動向、自動車販売、米7月コアPCEデフレーター、1日に本邦4-6月期法人企業統計、米8月雇用統計、ISM製造業景況指数、ミシガン大学消費者信頼感指数、7月建設支出、新車発売台数がある。

*CFTC建玉8月22日時点:ファンドのドル買い・円売りは7万4086枚(前週比-3406枚)と減少。総取組高は21万5457枚と前週比367枚の増加。

<強材料>
①.米議会共和党内で、相殺措置の説明なしで約4500億ドル(約49兆3600億円)の追加減税を認める予算手法を検討する主要メンバーが増えている。同案は、税制法案が予算に及ぼす影響を推計する際、税優遇措置の失効などの説明を求められないため、税制案の策定担当者はさらに減税を推し進めることが可能になる。
②.7月耐久財受注(除輸送用機器)が改善。

<弱材料>
①.8月製造業PMIが前月より低下。
②.住宅関連指標(7月住宅販売件数、7月中古住宅販売件数)が伸び悩む。

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予想レンジ:108.00円~111.00円


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8月28日(月)
【8月25日の海外相場および市況】
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*週末25日のNY金は反発。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演を受けて対ユーロでドル安が進行し、割安感から買われた。イエレンFRB議長はこの日、ワイオミング州ジャクソンホールで開催中の金融シンポジウムで講演し、トランプ政権や与党共和党が目指す金融規制改革は「緩やかに取り組み、大手金融機関のリスク対応強化は維持すべきだ」と表明したが、保有資産縮小や追加利上げ時期など金融政策には言及しなかった。これを受けて、為替市場ではドル売り・ユーロ買いが加速し、ドル建て金に割安感が生じた。また、利上げに対する警戒感も後退し、金利を生まない資産である金には買いが入りやすくなった。CFTC建玉8月22日時点:ファンドの金買い越しは20万8438枚(前週比+2万0704枚)と増加。総取組高は50万0443枚と前週比2万2522枚の増加。

*週末25日のNY白金は反落。CFTC建玉8月22日時点:ファンドの白金買い越しは3万1824枚(前週比+4643枚)と増加。総取組高は7万1946枚と前週比1769枚の増加。

*週末25日のNY原油は反発。米メキシコ湾岸に接近中の大型ハリケーンに対する警戒感が強まる中、ドル安・ユーロ高の進行を受けて割安感から買いが入った。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長はこの日、金融シンポジウムで講演したが、市場が注目していた金融政策に関する言及はなく、為替市場ではドル売りが加速し、ドル建て原油は割安感から買われ、一時47.91ドルの高値を付けた。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した国内の石油掘削リグ稼働数も前週比4基減の計759基と2週連続のマイナスで、供給過剰懸念を和らげる内容となった。一方、市場は製油施設が集積する米メキシコ湾岸に向かって北上中のハリケーン「ハービー」の動向を注視。25日から26日にかけてテキサス州南部に到達するもようで、上陸前には5段階中の上から3番目に当たる「カテゴリー3」に勢力を強めるとみられている。このため、周辺地域では製油所の稼働停止が相次いでいる。しかし、石油精製処理が滞れば再び原油在庫が膨らみかねないとの思惑も強く、相場の上値は抑えられた。米エネルギー省は、ハービーによる打撃で必要になった場合は緊急備蓄の原油を放出する用意があると述べた。CFTC建玉8月15日時点:ファンドの原油買い越しは44万5448枚(前週比-1万8025枚)と減少。総取組高は223万6977枚と前週比7万4626枚の減少。

*週末25日のシカゴトウモロコシは反落。米国産トウモロコシの収穫高に対する楽観的な見方が相場を押し下げた。CFTC建玉8月22日時点:ファンドのトウモロコシ買い越しは7万0508枚(前週比-3万2751枚)と減少。総取組高は144万7921枚と前週比4万2053枚の増加。

*週末25日のシカゴ大豆は反落。週末を控え、利益確定売りに押された。ハリケーン「ハービー」は25日にテキサス州南部沿岸に上陸し、いずれはミシシッピ・デルタに雨と局地的な洪水をもたらすと予想されている。CFTC建玉8月22日時点:ファンドの大豆買い越しは1万8038枚(前週比-1万5247枚)と減少。総取組高は67万3527枚と前週比2万6326枚の増加。

*週末25日のNY外国為替市場では、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で金融政策に言及しなかったことをきっかけに円買い・ドル売りが優勢となり、ドル円は109円台前半に下落した。米ワイオミング州ジャクソンホールで開催中の金融シンポジウムでは、イエレンFRB議長がこの日午前に講演。金融規制改革の見直しに関しては「緩やかに取り組み、大手金融機関のリスク対応強化は維持すべきだ」と表明したが、金融政策については言及しなかった。市場では保有資産縮小のほか、「年内あと1回」と想定されている追加利上げの時期について発言するのではないかとの観測も出ていたため、イエレンFRB議長が金融政策に触れなかったことで当局は金融引き締めに消極的との見方が広がり、ドル売りが強まり、一時109円11銭まで円高が進んだ。一方、ユーロは対ドル、対円で上昇。イエレン議長とドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁による講演はサプライズな内容ではなかったものの、講演後は持ち高調整によるユーロ買いが進んだ。CFTC建玉8月22日時点:ファンドのドル買い・円売りは7万4086枚(前週比-3406枚)と減少。総取組高は21万5457枚と前週比367枚の増加。

*週末25日のNYダウは小反発。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で、金融政策に言及しなかったことから、早期の米利上げ観測が後退し、株式市場には好感された。イエレンFRB議長はこの日、ジャクソンホール会合で金融規制改革について語り、金融政策には触れなかった。市場の一部は年内の追加利上げを示すタカ派的発言を警戒していたが、講演では、FRBが低インフレが続いていることを気にしており、もう少し様子見したいという姿勢が示された。また、コーン米国家経済会議(NEC)委員長が英紙のインタビューで、来週にも税制改革に着手すると語ったことも支援要因となった。市場は9月に再開される米議会の動向に焦点を移している。債務上限の引き上げ期限や2017会計年度末が迫る中、議会とトランプ大統領との溝は埋まる気配がないという。米国経済は底堅いが、政治的な不安が利益確定売りにつながり、上値が重くなっている。


【本日の主な経済指標およびイベント】
*ロンドン休場(サマーバンクホリデー)
21:30 (米) 7月卸売在庫 (前月比) +0.7% +0.3% 

第130回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

【ジャクソンホール会合とドル円相場】

ドル円の4時間足。

7月12日の高値114円51銭を起点とする下落トレンドが引いてある。
円高が進行していることがわかる。

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8月11日以降、戻り売りに合って円高になっても108円50銭台では下げ止っている。
3度、サポートブレイクを試みても跳ね返されており、下値が固まっているようだ。

市場筋の話によると、108円50~60銭には厚い買いが入っているとか。

今夜から3日間に渡って開催されるワイオミング州ジャクソンホールでのポジウム。

25日にイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長とドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が講演する予定。

市場では欧米の金融緩和政策の出口戦略に関する発言に期待が集まっている。

イエレンFRB議長の講演では、保有資産縮小や追加利上げ時期などについて発言するかどうかが注目されている。

バランスシート縮小開始は9月からなどと発言すれば、ドル高が予想される。

しかし、FRBが懸念しているディスインフレについては、FRBでも意見が分かれており、「年内あと1回」の利上げは難しいという見方になれば、ドルの反発にも限界がありそうだ。

チャートを見ると、1円ごとに上値抵抗線があると予想される。

110円をブレイクしても、110円台前半にある下落トレンドの抵抗を受けそうだ。

しかしここを突破すれば、111円へ。

7月29日以降、3回ほど上値抵抗線として機能しており、ここをブレイクするのはさらに難しそうだ。

111円を上抜ければ112円が見えてくる。

112円台乗せが定着すれば、1カ月ぶりのドル高水準となり、ドル安・円高基調にも変化が出てくる可能性があろう。

逆に、ジャクソンホール会合の話が失望となり、108円50銭を下抜けるかどうか。
下抜けた場合、4月の安値108円12銭が目安になろう。

問題は、108円割れとなった場合。

ポイントとなる目安は105円になると予想。円高圧力が強まるだろう。


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8月25日(金)
【8月24日の海外相場および市況】
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*24日のNY金は、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演を翌日に控えて小幅反落。ワイオミング州ジャクソンホールではこの日から3日間の日程で金融シンポジウムが開催される。翌25日には、イエレンFRB議長が講演する予定で、保有資産縮小や追加利上げ時期などについて発言するかどうかに注目が集まっている。利上げに言及すれば、金利を生まない資産である金にとっては売り材料となるため、警戒感がやや広がった。また、この日はドル高・ユーロ安が先行し、ドル建て金に割高感が生じたことも圧迫材料となった。ただ、メキシコ国境の壁建設のために政府機関閉鎖も辞さないとしたトランプ大統領の発言や、連邦政府の債務上限引き上げをめぐる審議の行方など、米政局の先行きが依然不透明であることから、安全資産とされる金の下値は限定的だった。NY白金は3日ぶりに反発。

*24日のNY原油は3日ぶりに反落。為替市場で対ユーロでドル高が強まり、ドル建て原油に割高感が生じた。ただ、ハリケーンによる操業停止が懸念された下値は堅かった。米国立ハリケーンセンター(NHC)は、テキサス州に向けてメキシコ湾を北上中の熱帯低気圧「ハービー」がハリケーンに発達したと発表。ハービーは早くて25日夜にテキサス州に上陸する恐れがあり、メキシコ湾沿岸に集積する石油生産施設では既に操業を一部停止。こうした事前の安全対策が精製需要に影響を与え、原油在庫の積み上がりにつながるのではないかとの懸念が浮上した。米内務省安全環境執行局(BSEE)によると、こうした安全対策に伴い、メキシコ湾産油量全体の9.6%に当たる日量16.7万バレルの生産が停止された。ハービーはテキサス州に上陸する前、5段階で中間の「カテゴリー3」に勢力を拡大する見通し。ハリケーンの今後の進路や勢力拡大などに警戒感が強まっている。

*24日のシカゴトウモロコシは安値拾いの買いに小反発。シカゴ大豆は続伸、予想より強い米国産輸出が支援要因。

*24日のNY外国為替市場では、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長らの講演を翌日に控え、前日に売られたドルを買い戻す動きが広がり、ドル円は109円台半ばに上昇した。今後の金融政策の方向性の手掛かりを得るため、市場はワイオミング州ジャクソンホールでのシンポジウムで25日に講演に立つイエレン議長とドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言内容に注目している。

*24日のNYダウは小幅続落。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長らの講演を前に様子見ムードが強まった。ワイオミング州ジャクソンホールで同日始まるシンポジウムでは、25日にイエレンFRB議長とドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が講演する予定で、様子見が広がった。市場では欧米の金融緩和政策の出口戦略に関する発言に期待が集まっている。米国政治の先行き不透明感もくすぶっており、相場の重しとなった。トランプ大統領はこの日、メキシコ国境の壁建設のために政府機関閉鎖も辞さないとして22日の発言に続き、連邦政府の債務上限の引き上げ問題に絡み共和党執行部をツイッターで批判。債務上限の引き上げ期限は9月中に迎える。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:30 (日) 7月全国消費者物価指数 (前年比) +0.4% +0.4% +0.4%
      (日) 7月全国消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比) +0.4% +0.5% +0.5%
08:30 (日) 8月東京都区部消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比) +0.2% +0.3% +0.4%
15:00 (独) 4-6月期GDP・確報 (前期比) +0.6% +0.6% --
     (独) 4-6月期GDP・確報 (季調前・前年比) +0.8% +0.8% --
17:00 (独) 8月Ifo景況感指数 116.0 115.5 --
21:30 (米) 7月耐久財受注 (前月比) +6.4% -6.0% --
      (米) 7月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) +0.1% +0.4% 

第129回 『おしえて陳さん』 
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【NY原油は押し目完了か】
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計によると、原油在庫は330万バレル減となり、8週連続の取り崩しとなり、減少幅も市場予想の350万バレル減とほぼ一致した。また、ガソリン在庫は前週比120万バレル減と、市場予想の60万バレル減を上回る取り崩しとなった。これを受けて、米国内の供給過剰懸念が後退したことから、原油が買われた。ただ、ガソリン需要はピークを過ぎつつあり、今回の在庫減少により買われていくのも限界があろう。


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石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国による減産が継続しているため、2017年の世界の石油需給バランスは引き締まることが見込まれている。

また、米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、テキサス州に向けてメキシコ湾を北上中の熱帯低気圧「ハーベイ」がさらに勢力を強め、ハリケーンに発達する可能性があるという。メキシコ湾沿岸に集積する石油生産施設への影響が懸念されたこともあって、NY原油相場は反発に転じた。

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日足チャートを見ると、年初の高値と安値の値幅における高値からの0.38倍押しに達したあと、0.62倍押しの水準まで下落したが、そこでサポートされた格好になっている。再び50ドル台にトライする展開になるだろう。


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8月24日(木)
【8月23日の海外相場および市況】
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*23日のNY金は反発。為替市場ではドル売り・ユーロ買いが先行し、ドル建て金に割安感が生じたこ。また、トランプ大統領が前日、メキシコ国境の壁建設予算を確保できない場合には政府機関閉鎖も辞さない構えを示したことで、トランプ氏の政権運営能力に改めて懐疑的な見方が広がったことも、安全資産として金が買われた。ただ、24日からワイオミング州ジャクソンホールで金融シンポジウムが開催されるため、この日は様子見ムードも広がっていた。週末25日には、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長やドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁らが講演する予定で、金融政策運営についてどんな認識を示すかなどに注目が集まっている。NY白金はドル高を受けて小幅続落。

*23日のNY原油は続伸。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計によると、原油在庫は330万バレル減となり、8週連続の取り崩しとなり、減少幅も市場予想の350万バレルとほぼ一致した。また、ガソリン在庫は前週比120万バレル減と、市場予想の60万バレル減を上回る取り崩しとなった。これを受けて、米国内の供給過剰懸念が後退したことから、原油が買われた。また、米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、テキサス州に向けてメキシコ湾を北上中の熱帯低気圧「ハーベイ」がさらに勢力を強め、ハリケーンに発達する可能性があるという。メキシコ湾沿岸に集積する石油生産施設への影響が懸念されたことも支援材料になった。

*23日のシカゴトウモロコシは3日続落。世界的に潤沢な供給が嫌気され、年初来の安値水準で推移した。シカゴ大豆は続伸。大豆油高に追随した。

*23日のNY外国為替市場のドル円は、ドル円は109円近辺に下落した。トランプ大統領は前日アリゾナ州での支援者集会で演説し、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉について、「合意できるとは思わない。協定を打ち切る可能性がある」と表明。また、公約であるメキシコ国境の壁建設に関しても、断行するためには財源不足による政府機関閉鎖も辞さない構えを示した。これを受け、同氏による政権運営能力に一段と懐疑的な見方が強まったほか、米政治の混迷が長引くのではないかとの懸念などが浮上し、リスク回避の円買いが強まった。ただ、24日から3日間の日程でワイオミング州ジャクソンホールで開催される金融シンポジウムを控えて、様子見ムードも広がっていたため、ドル円の下落も限定的だった。週末25日にはイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長やドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が講演を行う予定。

*23日のNYダウは反落。トランプ大統領は、アリゾナ州での支持者集会で演説し、公約に掲げたメキシコ国境の壁建設を断行すると強調。予算が確保できなければ、政府機関閉鎖も辞さない構えを示した。2017会計年度末が9月末に迫る中、この発言は米政治の先行きに対する不安感を高め、株式市場は売りが優勢となった。市場の焦点は、24~26日に開かれるジャクソンホール会合。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長とドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が講演予定で、今後の金融政策に関する手掛かりが期待されている。


【本日の主な経済指標およびイベント】
07:45 (NZ) 7月貿易収支 +2.42億NZD -2.00億NZD +0.85億NZD
17:30 (英) 4-6月期GDP・改定 (前期比) +0.3% +0.3% --
      (英) 4-6月期GDP・改定 (前年比) +1.7% +1.7% --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 23.2万件 23.8万件 --
23:00 (米) 7月中古住宅販売件数 552万件 555万件 --
     (米) 7月中古住宅販売件数 (前月比) -1.8% +0.5%

第129回 『おしえて陳さん』 
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