テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

カテゴリ: 南アランド

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は堅調に推移した。格付け会社ムーディーズによる格下げが回避される中、米中貿易協議の進展期待を背景に買い戻しが継続した。南アフリカの多くの自治体もムーディーズに見通しを下げられたことや、南ア航空の労働者が人員削減に対抗してストライキを行うことを決定したことや国営電力会社エスコムの計画停電などは重石となった。

*今週の南アランド円は、保ち合いの域を出ることは難しそうだ。21日には南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)が政策金利を発表するが、市場予想は6.50%と据え置きになっている。22日には格付け会社S&Pが南ア債の格付けを発表するが、すでに投資不適格(ジャンク債)扱いのため、市場に与える影響は大きくないだろう。国営電力会社エスコムは、「発電プラントが不安定で、引き続き電力は制約されて脆弱なまま」と報告している。老朽化なども電力供給が滞る要因だが、その影響で南ア企業の決算は市場予想を裏切る結果となっている。エスコムの最高経営責任者(CEO)の決定に関しても、現政権は10月末、ゴーダン公共企業相は今月10日までとしていたが一向に発表されないことに市場は失望感を感じている。

今週は10月消費者物価指数(CPI)が注目されよう。市場予想は前回の4.1%から若干弱まり3.9%前後となっている。インフレ率の上昇が抑えられると、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は将来の利下げを考慮しやすくなる。国営電力会社エスコムは多額の財政負担を強いられているため、利下げが予想される状況になれば好感されるだろう。一方、若年層の失業率が高止まりし雇用対策は喫緊の課題だ。最近では、移民に対する攻撃も頻発しており、政情不安が懸念される。ただしCPIが強い結果となった場合、利下げへの展望も難しくなるため南アランドにはマイナスとなりそうだ。


【南アフリカ経済指標】
20日水曜日
17:00 10月消費者物価指数前年比前回+4.1%、予想+3.9%

21日木曜日
時間未定: 南ア中銀政策金利前回6.50%、予想6.50%

22日金曜日
時間未定: S&P社南アフリカ格付け


zar1118

*予想レンジ:7.20円~7.50円

情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。格付け会社ムーディーズは1日、南アフリカの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたものの、格付けは投資適格級で最低水準の「Baa3」に据え置いた。据え置きを受けて南アランドは買い戻された。ムーディーズ社は格付けは維持したものの、格付け見通しを引き下げたことで、向こう1年から1年半の間に格下げがある可能性を示唆した。

南アが投資適格級の格付けを失えば、南ア国債は世界国債インデックスから除外されるため、大規模な資金流出が発生する恐れがある。見通しはネガティブに引き下げられたが、投資適格を維持することができたことで、週初から格下げリスクでショートしていた南ア債やランドの買い戻しが優勢となり、南アランド円は買いが優勢となった。ただ、ムーディーズがすでにジャンク級であるエスコムの格付けを「B2」から「B3」へ引き下げたことや、7-9月期のBER消費者信頼感指数がマイナスに転じたことなどで上値も抑えられた。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開になりそうだ。日本で開催されていたラグビー・ワールド・カップで南アフリカ・スプリングボックスが優勝したことは明るい材料で、南アフリカ景気に一時的には寄与すると思われるが、現実に目を向けるとなかなか厳しい。

高い失業率が改善する気配はなく、10月29日発表の直近失業率は29.1%で、このうち15~24歳の若年層に限れば50%を超える。このため低賃金で働く外国人労働者が職を奪っているとの不満が自国民に高まり、外国人が経営する店舗が襲撃されている。消費者信頼感指数も低下し、経営が悪化している国営電力会社エスコムが全土で停電を実施し、海外投資家の動揺が広がっている。

エスコムは7日から8日までステージ2の停電を実施し、2000メガワットの電力供給を削減。3つの発電機が電力を供給できなくなったと説明した。システムの抑制が続くため、8日も再び停電が発生する可能性は高いと付け加えた。エスコムは2月と3月にも停電を実施し、第1四半期の南ア経済成長率はマイナスに落ち込んだことは記憶に新しく、第4四半期の経済成長率も落ち込みが予想される。ムボウェニ財務相は10月末、2019年の実質成長率が0.5%になるとの見通しを公表した。2月時点で予想した1.5%を下回った。

主力輸出品のプラチナの価格低迷と、過剰な国営企業支援などが主因だ。歳入減にもつながり、19年度(19年4月~20年3月)の財政収支の赤字は国内総生産(GDP)比で10年ぶりの70%を超える高水準に達する見込み。国営企業改革の不調が財政負担となり、成長の足を引っ張っている。事実上の救済に多額の国費を投入し、財政の自由度が限られ、成長に必要な分野へ十分な投資ができない事態に陥っている。

国営電力会社エスコムは破綻寸前にある。同社は足元で4400億ランド(約3兆円)の負債を抱え、設備投資が遅れている。電力を安定して供給する能力にも欠けている。同様に多額の負債を抱える国営企業はほかにもあり、国費での救済が財政負担の拡大につながっている。南ア財務省によると18年度にGDP比で4.2%だった財政赤字は19年度は5.9%に達する見通しだ。20年度からの3年間の平均値は6.2%を見込む。

政府債務のGDP比は19年度が61%で、22年度には71%に拡大する見込み。南ア政府も財政再建を模索している。エスコムを分割したうえで電力業界への新規参入を促す競争促進策を発表し、ラマポーザ政権はこれを突破口に国営企業改革を進める方針だが、エスコムの労働組合が強く反対しており、改革の道は険しい。13日に9月小売売上高が発表される。


【南アフリカ経済指標】
13日水曜日
20:00 9月小売売上高前年比前回+1.1%、予想+1.9%

14日木曜日
18:30 金生産前年比前回-5.4%、予想-7.2%
18:30 鉱業生産前年比前回-3.2%、予想-2%

zar1111

*予想レンジ:7.20円~7.50円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。南ア議会は22日、国営電力会社エスコムに対する590億ランド(40億ドル)の追加支援案を承認した。エスコムに対する懸念が後退し、南アランドは上昇し、対ドルではおよそ1カ月ぶりの高値をつけた。しかし、23日に発表されたインフレの上昇率が年率で4.1%と予想を上回って低下し、追加利下げ観測が強まったことは重石となった。9月の南ア消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.1%で、8月の4.3%から鈍化し、予想の4.2%も下回った。緩やかなインフレ予想やさえない成長見通しから追加の金融緩和が予想された。しかし、来週の中期財政計画に対して政府関係者によるポジティブな発言を背景に買いが優勢となり、南アランド円は9月中旬以来の水準を回復した。

*今週の南アランド円は、ボラテリティの高い展開になりそうだ。米中貿易協議の部分的合意というポジティブな雰囲気の中、日米の金融政策会合があるが、南アフリカでも重要なイベントが控えている。経済指標では29日に7-9月期の失業率が発表される。南アの失業率は上昇基調で、4-6月期には29%にまで達している。失業率の増加で犯罪率も高まっていることで、ラマポーザ政権にとっては今後の政争にも関わる。31日には9月貿易収支と生産者物価指数(PPI)も発表される。政治的イベントとして、30日に中期財政計画が発表される。ここで補正予算、多額債務を抱える国営電力会社エスコムをはじめとした、複数の国営企業改革案も発表される。

市場は、エスコムに対してこれまで以上に資金が注入されると予想している。これまで過去2回、予算発表時にランドが下落していた。内容次第では11月1日の格付け会社ムーディーズによる南ア債格付け見直しにも影響を及ぼすことになりそうだ。市場では格付けは据え置き予想になっている。ムーディーズは3大格付け会社では唯一、格付けをジャンク級扱いにしていないが、もし格下げを行った場合は南アランドに大きな影響を与えるだろう。

最新の海外の報道ではジャンクの可能性は非常に低いと予想されている。日本で開催されているラグビーワールドカップで27日、南アフリカはウェールズを下し11月2日の決勝戦に出場が決まった。決勝戦にはラマポーザ大統領が観戦のため来日する可能性もあるという。南アフリカの国技といわれるラグビーで、3回目の優勝となれば南アフリカ経済は一時的にも活気付きそうだ。

【南アフリカ経済指標】
30日水曜日
時間未定:南アフリカ中間予算
21:00南アフリカ9月財政収支前回-328億ZAR

31日木曜日
18:30南アフリカ9月生産者物価指数前年比前回+4.5% 予想+4.3%
21:00南アフリカ9月貿易収支前回+68億ZAR 予想+20億ZAR

11月1日金曜日
時間未定:ムーディーズ南アフリカ格付け


zar1028

*予想レンジ:7.20円~7.60円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は保ち合いだった。週明けは、米中通商協議の部分合意の見通しが立ったことや、ブレグジットの合意の可能性も高まったことで、底堅く推移し、7.3円台に上昇した。その後、国営電力会社エスコムが全土にわたる停電を発表したことが嫌気されてで、7.2円台まで反落した。しかし、発電計画を内閣が承認したことで反発し、再び7.3円台に引き戻した。

中国の第3四半期の国内総生産(GDP)が前年比6.0%増と、予想の6.1%増を下回ったものの6.0%台を維持したことは好感された。また、9月の同国鉱工業生産が前年比5.8%増、小売売上高が前年比7.8%増と、景気刺激策が一定の効果を発揮していることも南アランドをサポートした。

*今週の南アランド円は、保ち合いが続きそうだ。米中通商協議の部分合意に注目が集まるものの、英国の欧州連合(EU)離脱問題が混乱の種となり、リスクオンにはなりにくい環境にある。今週は9月消費者物価指数(CPI)が注目指標。南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は、財政逼迫や高失業率対策のため利下げの意向が強いが、インフレ率が高止まりしているなら、利下げに踏み切りにくい。もし、CPIの結果が弱かった場合は、利下げへの連想から南ア経済にとってはプラスに働くことが予想され、南アランド円は買われるだろう。

先週、経営が悪化している国営電力大手エスコムは、発電能力不足のため全土での停電(ブラックアウト)を実施し、約2000メガワットの電力供給を削減した。同社の発電能力4万5000メガワットのうち1万0500メガワット以上が利用できなかった。発電所に石炭を運ぶコンベアーやボイラー管に不具合が生じているという。同国では今年2月から3月にかけて計画停電が実施され、第1四半期の経済成長率が大幅なマイナスとなった。

南ア政府は、エスコムを発電・送電・配電の3部門に分割し効率化を進める計画。今後2年で1000億ランド以上の支援も提案しているが、対策が不十分との指摘もある。南アフリカ政府は今週、長期の発電政策を議論する予定。今月中にはエスコムの新最高経営責任者(CEO)も発表するとみられている。ラマポーザ大統領は14日、ロンドンで投資家に対し、国営・南アフリカ航空の株式売却など、厳しい経済改革を進めていく用意があると表明。国営電力会社エスコムについても、民間の出資容認に前向きな姿勢を示唆した。エスコム救済がうまくいくかどうかが今後の南アランド円相場に影響しよう。

【南アフリカ経済指標】
22日火曜日
16:00 8月景気先行指数前回103.9、予想103.7

23日水曜日
17:00 9月消費者物価指数前年比前回+4.3%、予想+4.3%

zar1021

*予想レンジ:7.20円~7.50円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。週前半は、10-11日開催の米中閣僚級通商協議の動向に影響を受けて、様々な憶測や報道で上下した。「米中次官級貿易協議は主要貿易問題で進展がなかった」「中国側は10日のみ協議を行い、11日には帰国する予定」という報道で売られ、南アランド円は節目の7円を下回った。しかし、週後半には「ホワイトハウスが中国との協議は予定通り11日まで続くと発言」「トランプ政権は一部米企業にファーウェイへの供給を許可」と報じられると反発に転じ、米中協議に楽観的な見方が強まると一時時7円38銭まで上昇した。英国の欧州連合(EU)離脱交渉が前進したことも追い風となった。

*今週の南アランド円は、保ち合いで推移しそうだ。国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は講演で、世界経済に関して悲観的な見方を示し、景気減速が深刻化した場合、各国政府は協調して財政による刺激措置を講じる必要性が出てくる可能性があると述べた。IMFは10月15日公表予定の世界経済見通し(WEO)で2019年と20年の成長見通しを引き下げると同氏は語った。IMFは7月に今年の成長率予測を3.2%、来年は3.5%にそれぞれ引き下げ、昨年10月以降で4度目の下方修正を行っていた。ゲオルギエワ氏は8日のワシントンでの同講演で、貿易摩擦が製造業の落ち込みや投資減速の一因となっており、サービス業や消費といった経済の他分野に波及する「深刻なリスク」が生じていると指摘。世界の貿易の伸びは停滞状態に近いと、付け加えた。

さらに、「貿易や英国の欧州連合(EU) 離脱を起因とする不確実性、地政学的な情勢緊迫が潜在的な経済力を抑制している」とも指摘。それにとどまらず、経済的な対立は「長期にわたり続き」、自己中心的な貿易といったシフトが起こる可能性があると話した。世界経済に停滞感が強まる状況で、新興国通貨の上昇には限界があろう。特に南アフリカでは海外からの投資資金が流出している。

南ア証券取引所(JSE)が発表した9月30日から10月4日までの1週間の国外投資家の株式投資状況は、107億ランドの売り越しになり、2017年9月以来の売り越し額になった。世界経済の落ち込みによるリスクオフが主要因であるが、それに加え南ア経済及び治安などの悪化なども要因と見られている。今週は16日に8月小売売上高が発表される。なお、世界銀行は南アフリカの成長予測を発表し、19年を+0.8%、20年が+1.3%、21年は+1.3%と、それぞれ4月予測(19年+1.3%、20年+1.7%、21年+1.8%)から下方修正した。


【南アフリカ経済指標】
16日水曜日
20:00 8月小売売上高前年比前回+2.0%、予想+1.7%

zar1015

*予想レンジ:7.15円~7.45円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。9月3日以来となる7円割れまで下落し、地合いの弱さが露呈した。8月の南ア貿易収支は、68億4000万ランド(4億5000万ドル)の黒字。7月は37億2000万ランドの赤字だった。ラマポーザ大統領は同日、経済成長戦略を数週間以内に最終決定すると明らかにした。

格付け会社フィッチ社が国営電力会社エスコムの格付け見通しを引き下げた。南アフリカの9月製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は41.6と、世界金融危機の時期だった2009年8月以来約10年ぶりの低水準となった。内外の成長鈍化に対する懸念から需要が低迷した。欧州景気の悪化も嫌気された。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。先週発表された製造業PMIは8月の45.7から41.6まで低下した。新規販売注文は48.5から40.7まで低下し、企業活動指数も45.8から39.3まで低下した。国内需要も低下しているが、南アの重要な輸出先である欧州経済が低迷していることも、南アの製造業にも悪影響を与えている。ドイツの9月消費者物価指数(CPI)は、欧州連合(EU)基準(HICP)の前年比が3カ月連続で減速し、成長見通しも下方改定される見込みとなった。

国際金融協会(IIF)は2日、南アフリカ政府が国営電力会社エスコムの組織再編と実行可能な成長計画を実施しなければ、同国の公共債務の対国内総生産(GDP)比が2024年までに95%に達する可能性があるとのリポートを発表した。前日には南アフリカ準備銀行(中央銀行)も、2008年の世界金融危機前に30%を下回っていた政府債務の対GDP比が2倍の約60%に達しているとして、警告を発している。95%の債務予想はIFFが示した4つのケース中最悪のものだが、最低のケースでも70%となっている。

リポートは、「南アの債務持続性にはますます疑問が強まっている」と指摘した。IFFは、エスコムの債務を政府が引き受ける案では政府債務が6%ポイント押し上げられると試算。「事態改善のカギは国家成長計画の実行とエスコム組織再編の青写真だ」とし、投資家と格付け会社は南アの予算案を注視していくとの見方を示した。 ムボウェニ財務相は30日に中期の予算案を発表する。


【南アフリカ経済指標】
7日月曜日
15:00南 9月外貨準備高前回442.3億USD、予想451.3億USD

9日水曜日
18:30 9月SACCI景況感指数前回89.1、予想89.0

10日木曜日
20:00 8月製造業生産前年比前回-1.1%、想-1.5%

zar1007

*予想レンジ:6.90円~7.20円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。先週発表された消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回って以来、インフレ抑制ができないことが嫌気されて南アランド円は上値の重い状況が続いている。最大の交易相手国が中国であることから、豪ドル同様に米中協議の進展に影響を受けた。南アの労働組合Sasboが27日から週末にかけてストライキを行う計画を発表したことも、上値を抑える要因になった。南アフリカ準備銀行(中央銀行)によると、第2四半期の同国への海外直接投資(FDI)は263億ランド(17億6000万ドル)だった。 第1四半期の117億ランドから増加した。国内企業が海外の親会社から資金を調達した。

南アフリカは財政赤字や経常赤字の穴埋めを海外資金に大きく依存している。8月時点の国債の外国人保有比率は37.3%。ただ、南アフリカに対する投資家心理は依然として低迷しており、経済成長の見通しも、先行き不透明感や改革の進展不足で芳しくない。 第2四半期の金融収支は132億ランドの黒字。黒字幅は国内総生産(GDP)比1%だった。第1四半期は241億ランドの黒字だった。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開になりそうだ。南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は先月19日、政策金利を年6.5%に据え置くと発表した。据え置きは3会合連続。新興国通貨安で経常赤字国である南アの通貨ランドにも下落圧力がかかるが、インフレは落ち着いており、利上げの必要はないと判断したようだ。8月のインフレ率は前年同月比4.9%と、7月実績の5.1%から0.2ポイント縮小。SARBがインフレ目標と設定する3~6%の範囲に収まり、利上げの必要性は薄れていた。ただ、SARB総裁は会合後、「インフレのリスクが顕在化し続けている」と物価上昇に警戒感を示した。3人の委員が利上げを支持しており、市場では「近い将来、利上げに踏み切る」との観測も出ている。

しかし、南ア中銀は今年のインフレ予測と来年および再来年の経済成長予測を下方修正し、金融緩和の余地があることを示唆した。国営電力会社エスコム・ホールディングスの救済負担による財政リスクや、ムーディーズ・インベスター・サービスが格付けをジャンク級(投機的水準)に引き下げる可能性もあり、経済の不確実性が高い状況が続いている。

このような中、金融セクターで最大の労働組合Sasbo(Soth African Society of Bank Officials)の組合員約7万人が、銀行部門の人員削減への抗議としてストライキを敢行しようと計画している。Sasbo幹部の話では「29%に上る失業率と、第4次産業革命の影響で、現在そして今後の人員削減に懸念がある」と話している。Sasboはストライキだけでなく、抗議のデモ行進をヨハネスブルグまで行うとしている。ストライキ期間中は銀行のATMなどは稼動しないという。一時的であるにしろ、南ア歳入庁(SARS)は経済への影響を懸念している。


【南アフリカ経済指標】
30日月曜日
15:00 8月マネーサプライM3前年比前回+8.28%
21:00 8月財政収支前回-991億ZAR   
21:00 8月貿易収支前回-29億ZAR

10月1日火曜日
18:00 9月製造業PMI前回45.7

zar0930

*予想レンジ:7.00円~7.40円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。サウジアラビアの石油施設攻撃を受けてリスクオフモードが強まり、新興国通貨全般が売られた。しかし、米中通商摩擦回避への期待感が高まると、売りは長続きせず、7円前半を中心にもみ合いとなった。注目された8月消費者物価指数(CPI)は前年比+4.3%、前回+4.0%、予想+4.2%。予想より高い内容となった。食品や飲料価格が上昇したことで、インフレが高まったようだ。中でも、穀物の価格が急上昇し、トウモロコシは18%近く高くなったという。

南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は19日、政策金利を6.50%に据え置いた。据え置きは予想通り。南ア中銀はインフレ率が目標レンジの中間近辺にとどまることを望むとし、2019年の経済成長率予想を0.6%に据え置いた。一方、インフレ率予想は20年は1.5%、21年は1.8%にそれぞれ下方修正した。経済の多くの部門が弱体化していることに懸念を示し、潜在成長率の押し上げには構造改革が必要との見解を改めて示した。

*今週の南アランド円は、保ち合いで推移しそうだ。南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は19日、政策金利を年6.5%に据え置くと発表した。据え置きは3会合連続。新興国通貨安で経常赤字国である南アの通貨ランドにも下落圧力がかかるが、インフレは落ち着いており、利上げの必要はないと判断したようだ。8月のインフレ率は前年同月比4.9%と、7月実績の5.1%から0.2ポイント縮小。SARBがインフレ目標と設定する3~6%の範囲に収まり、利上げの必要性は薄れていた。ただ、SARB総裁は会合後、「インフレのリスクが顕在化し続けている」と物価上昇に警戒感を示した。3人の委員が利上げを支持しており、市場では「近い将来、利上げに踏み切る」との観測も出ている。

しかし、南ア中銀は今年のインフレ予測と来年および再来年の経済成長予測を下方修正し、金融緩和の余地があることを示唆した。国営電力会社エスコム・ホールディングスの救済負担による財政リスクや、ムーディーズ・インベスター・サービスが格付けをジャンク級(投機的水準)に引き下げる可能性もあり、経済の不確実性が高い状況で南アランド円は上値の重い展開になりそうだ。

【南アフリカ経済指標】
25日水曜日
16:00 南ア7月景気先行指数前回103.4

26日木曜日
18:30 南ア8月生産者物価指数前年比前回+4.9% 予想+4.6%
19:30 南ア第2四半期非農業部門雇用者前年比前回+0.8%


zar0924

*予想レンジ:7.10円~7.40円

情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。


【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言や中国の預金準備率引き下げを受けてリスクオンムードが広がった。パウエル議長は6日、景気拡大を維持するため、FRBが引き続き「適切に」行動すると再表明した。中国人民銀行(中央銀行)は6日、市中銀行の預金準備率引き下げを発表した。格付け会社ムーディーズは、南アフリカの格付けについて前向きな見解を示したことも好感された。

ムーディーズの南ア格付けは投機的等級より1段階上となる「Baa3」で、見通しは「安定的」。3大格付け会社で唯一、投資適格級としている。ムーディーズはこの日、南アの格付けについて、財政リスクや経済改革を巡る政治的な制約は既に現在の格付けに反映されているとし、現行格付けを維持できるかどうかは経済改革のペースにかかっているとの見方を示した。ムーディーズはまた、近い将来に南アフリカの格付けを投資不適格級に引き下げる公算は小さいと指摘。ただ経営難に陥っている国営電力会社エスコムなどを含む改革のペースが緩慢であることが深刻なリスクになっているとの見方も示した。南アフリカ商工会議所(SACCI)が発表した8月の企業景況感指数は89.1と7月の92.0から低下し、1985年4月(88.1)以来34年ぶりの低水準となったことは南アランドの重石となった。輸出急減や通貨安などが要因。

*今週の南アランド円は、堅調地合いを維持しよう。18日に8月消費者物価指数(CPI)と、7月小売売上高が発表される。19日には南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)が政策金利を発表する。7月CPIは今年1月と同水準まで低下し、インフレ動向の落ち着きが好感された。もし、先月同様にインフレが落ち着けば、南アランド円は堅調に推移するだろう。またCPIが低下した場合は翌日のSARBの理事会で利下げが決定される可能性もあるが、国内総生産(GDP)が回復したことや、格付け発表前ということを考えれば、今回は金利を据え置くのではないか。逆に、利下げとなれば巨額な債務にあえぐ国営電力会社エスコムの救済に寄与するものとして評価されるのではないか。

先週、欧州中央銀行(ECB)が3年半ぶりの金融緩和に踏み込んだが、欧州の投資家にとっては、利回り面から見て南アランドがより魅力的になったようだ。ECBは先週12日の理事会で、利下げや量的緩和(QE)の再開など包括的な追加金融緩和策の導入を決定した。ユーロ圏成長の下支えや物価の押し上げに向けあらゆる措置を講じる決意を示した。また、今週は米連邦準備制度理事会(FRB)が18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを実施することがほぼ確実視されており、南アランドは対ドルでも堅調に推移しそうだ。


【南アフリカ経済指標】
18日水曜日
17:00 8月消費者物価指数前年比前回+4.0%、予想+4.2%
20:00 7月小売売上高前年比前回+2.4%、予想+2.6%

19日木曜日
時間未定:日銀金融政策決定会合
時間未定:南ア中銀政策金利前回6.50%、予想6.50%

zar0917

*予想レンジ:7.20円~7.50円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。


【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。4-6月期国内総生産(GDP)が前期比年率+3.1%、と前回-3.2%、予想+2.5%を大きく上回る結果となり、景気後退が回避された。今回は鉱業が14.4%(前期比)成長したことが要因。南アフリカ国内での反移民の抗議活動を巡る懸念は重石となった。最大都市ヨハネスブルクや首都プレトリアではここ数日、移民を標的とした暴動が発生し、少なくとも5人の死亡が確認されている。警察はこれまでに約300人を逮捕した。ラマポーザ大統領は暴動を非難し、事態の鎮静化にコミットすると述べた。南アフリカ第2四半期経常収支は-2040億ZAR、前回-1430億ZAR、予想-1580億ZARまた、第2四半期経常収支[対GDP比]は-4.0%、前回-2.9%、予想-3.0%と、いずれも悪化する内容となった。

第2四半期の経常赤字は、国内総生産(GDP)比4%となり、第1四半期の同2.9%から拡大した。市場予想は平均で3%だった。第2四半期の貿易収支は272億ランド(18億ドル)の赤字。第1四半期は419億ランドの黒字だった。世界的な貿易対立の激化で、南ア貿易は今後数四半期にさらに落ち込み、経常赤字への圧力が強まる可能性が懸念された。週末の南アランドは対ドルで上げ幅を広げて1%超上昇し、1カ月ぶり高値を更新した。8月米雇用統計が市場予想を下回ったことを受けて、ドルが1カ月ぶり水準に下落した。米中両国が5日、閣僚級の通商交渉を10月初旬にワシントンで開催することで合意したことも支援要因となった。

*今週の南アランド円は、堅調に推移しそうだ。先週発表された4-6月期の南ア国内総生産(GDP)が前回と予想を大幅に上回る好結果だったことが、南アランドをサポートしよう。また、金やプラチナの価格が上昇していることもGDP押し上げ要因となっており、南アランドにはプラス要因となっている。ただ、中長期的にみると不安要因が大きい。先週発表された4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前期比年率で3.1%増とプラスに転じたものの、本格的な景気浮揚には遠いともいえる。若年失業率が50%を超えている状況で、国民の不満は高まっている。成長率は前期比でプラスを記録したが、主因は前期の反動と見られている。1~3月は火力発電所の不具合や燃料不足などから計画停電が行われた影響で、-3.1%(修正後)の落ち込みを記録していた。

南アフリカ中銀は2019年通期の成長率を0.6%と予想する。政府が失業率を半減させるために必要とみている5%にはほど遠い。4~6月の失業率は現行の方法で統計を取り始めた2008年以降で最悪の29%だった。15~24歳の若年層に限れば56%に達する。最近では、こうした若年層の不満を背景にヨハネスブルクや近郊で、若者らによる暴動が拡大している。移民が経営している店が襲われたり焼き打ちにあったりしたという。地元メディアは「若者らのいら立ちが暴力に向かっている」という。ズマ前大統領にかわって18年、同じ与党アフリカ民族会議(ANC)から就任したラマポーザ大統領は民間部門の育成や改革にとり金でいる。財務省は19年8月末、経済改革案を発表し、破綻寸前の国営電力会社エスコムの資産売却のほか、個人や企業が売電できるようにするなどの規制緩和を盛り込んだ。水道や通信などのインフラ事業にも競争原理を取り込む考え。ただANCには改革に否定的なズマ派も多く残る。方向性は正しいものの、党内でコンセンサスを得るのは容易でないとの指摘がある。


【南アフリカ経済指標】
10日火曜日
20:00 7月製造業生産前年比前回-3.2%、予想-1.8%

11日水曜日
18:30南アフリカ景況感前回92.0、予想92.4
19:00南アフリカ第3四半期BER企業信頼感前回+28、予想+28

12日木曜日
18:30南アフリカ鉱業生産前年比前回-4.2%、予想-1.0%

zar0909

*予想レンジ:6.90円~7.30円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

↑このページのトップヘ