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カテゴリ: 南アランド

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は堅調だった。週前半は上昇した。新型コロナウイルスを巡る懸念緩和が世界的なリスク回帰の動きにつながった。国内経済指標はさえない内容だったが、影響は限られた。リスクオフが後退し、高利回り通貨への買いが強まった。南アの第4四半期の失業率は29.1%と11年ぶりの高水準を維持。12月製造業生産は前年同月比5.9%減だった。失業率は予想通りだったが、GDPに大きな影響を及ぼす製造業が、前回、予想よりも悪化する内容だった。

しかし後半は上昇を打ち消す展開になった。中国で新型コロナウイルスの感染者や死者が急増したことを受け、感染拡大が鈍化しつつあるとの期待が薄れてリスク選好が後退し、世界経済への影響を巡る懸念が再燃した。ラマポーザ大統領は13日に議会で行った今年の施政方針演説で、苦境が続く財政の再建と、電力危機に対処するためにより多くの再生可能エネルギーを早期に確保することを重要課題に挙げた。 一方、投資家を安心させるような構造改革の詳しい方針や日程は明らかにしなかった。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開になりそうだ。ラマポーザ大統領は13日に議会で行った今年の施政方針演説で、苦境が続く財政の再建と、電力危機に対処するためにより多くの再生可能エネルギーを早期に確保することを重要課題に挙げた。一方、投資家を安心させるような構造改革の詳しい方針や日程は明らかにしなかった。ラマポーザ大統領は、経済成長が停滞し、失業者が増加して多くの国民の暮らし向きが悪化している現状を認めるとともに、と財政再建の重要性を訴えた。しかし、格付け会社の主な懸念要素である公務員給与の抑制に向け、労組と協議したと述べたが、具体的な内容は示さなかった。26日にはムボウェニ財務相による予算発表が注目される。債務増加、低経済成長、高失業と経済的な問題が多い中、予算発表後は様々な憶測で上下する可能性がある。経済指標では19日の1月消費者物価指数(CPI)が注目される。

アフリカで武力紛争の拡大が深刻になっている。2018年時点で21件と05年の7件から3倍に増えた。9~10日に開かれたアフリカ連合(AU)首脳会議では不安定な治安情勢が経済成長を阻害しているとして、紛争抑制に向けAUが積極的に役割を果たすことを協議した。9日、エチオピアの首都アディスアベバで開かれたAU首脳会議で20年の議長に就任した南アフリカのラマポーザ大統領は「アフリカ大陸中の紛争解決に注力していく」と表明した。優先順位の高い問題として内戦が続く北アフリカのリビア、南スーダンを挙げた。また、アフリカでも新型肺炎コロナウィルス感染者が出たようだ。まだ、南アフリカには感染者はいないようだが、医療体制が不十分なことから、アフリカでも感染拡大が危惧されている。

【南アフリカ経済指標】
19日水曜日
17:00 1月消費者物価指数前年比前回+4.0%、予想+4.5%

zar0217


予想レンジ:7.20円~7.50円
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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は、もち合いで推移した。週初めは新型肺炎の感染拡大と中国経済の停滞が懸念されを嫌気し7.2円まで下落した。しかし、中国の景気対策で中国の株式市場が反発したことや、ウイルスのワクチン開発に進展があったとの報道で買い戻された。

ただし、南アフリカ商工会議所(SACCI)の企業景況感指数が、1月の数値としては1993年以来となる92.2まで落ち込んだことで上値も重かった。国営電力会社エスコムが先月31日に全国規模の計画停電を再開。石炭火力発電所のメンテナンスのため、計画停電が続くとの見通しを示したことも重石となった。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。国営電力会社エスコムは先月31日に全国規模の計画停電を再開。石炭火力発電所のメンテナンスのため、計画停電が続くとの見通しを示した。市場では、既に低迷している個人消費や企業活動がさらに圧迫されるとの懸念が浮上している。中国が新型コロナウイルスの感染拡大による経済的な影響を食い止めるための措置を打ち出したものの、依然として国営電力会社エスコムの債務問題が南ア経済の重石になっている。南アフリカ商工会議所(SACCI)の統計によると、1月の企業景況感指数は92.2と、前月の93.1から低下した。南アフリカの国営企業である南アフリカ航空SAAの経営が瀬戸際のようで、航空便を大幅に減らさざるを得ない状況になっていることもランドの重石になっている。

市場はラマポーザ大統領が26日に行う施政方針演説に注目してい。26日は予算演説のほか、格付け会社ムーディーズが実施する格付け見直しも注目されている。3月に予定されているムーディーズによる格付けで、ジャンク懸念が高まるようであればランドの一段安が懸念されよう。11日発表の10-12月期の失業率が注目される。7-9月期は29.1%まで失業率が上昇したが、もしこれ以上、失業率が上がった場合には、南アの治安がより一層悪化し、ラマポーザ政権も危機を迎えそうだ。

【南アフリカ経済指標】
11日火曜日
18:30 第4四半期失業率前回29.1%、予想29.1%
20:00 12月製造業生産前年比前回-3.6%、予想-3.9%

12日水曜日
20:00 12月小売売上高前年比前回+2.6%、予想+2.0%

zar0210


予想レンジ:7.10円~7.50円

情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。27、南アランドが下落し1週間ぶりの安値。中国の新型肺炎拡大を受け、世界的にリスク資産への買いが後退していることから、新興国通貨である南アランド円には売りが強まった。南アフリカはBRICSの一員として中国との交易関係が深い。中国の湖北省・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者は日に日に拡大し300人を超えた。観光業のほか、経済活動全体への悪影響が懸念されリスク回避姿勢が強まる中、南アフリカの債務見通しを巡る懸念も押し下げ要因になった。

格付け会社ムーディーズによる格下げリスクが高まっていることも嫌気された。南アフリカ経済の見通しが低迷していることも圧迫要因。国際通貨基金(IMF)と南ア中銀は今月、南アの経済予測を下方修正した。格付け大手3社の中で唯一、南アを依然として投資適格級に格付けしているムーディーズは3月に格付けを見直す予定で、格下げ懸念が強まっている。

*今週の南アランド円は、戻り売りが継続しよう。南アランドの下落に歯止めがかからず、対ドルで約3カ月ぶり安値を更新。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大のほか、停電の再開やさえない景気見通しが圧迫要因。*週初からの下落率は約4%に達し、新興国通貨としては最も大きくなった。世界保健機関(WHO)は30日、新型コロナウイルスによる肺炎について、国際的な公衆衛生上の緊急事態を宣言した。さえない国内経済の見通しも懸念材料。

国営電力会社エスコムは、電力供給が需要に追いつかず30日夜に計画停電を再開した。国際通貨基金(IMF)は30日、南アフリカ経済について、国営企業の経営悪化に加え、これまでの政府支援ですでに高水準にある財政赤字が増大していると指摘し、2020年の経済成長率は0.8%にとどまるとの見通しを示した。国営企業の脆弱性により十分なサービスができなくなっている。政府支援、もしくは政府介入が財政の重しになっていると指摘。「経済成長率は19年の推計0.4%から、20年は0.8%、その後は1.5%と、回復の足取りは緩慢になると予想しているとした。過去1年半におよぶ計画停電で昨年の南ア経済は2四半期でマイナス成長に陥ったほか、水道やヘルスケアなどの公共サービスが滞った地域では抗議活動や暴動も発生している。

政府委員会は先週、国営電力会社エスコムの計画停電による昨年の経済損失について、最大1200億ランド(83億ドル)に上ったとの推計を発表した。格付け会社ムーディーズは南アのマンガウン市を格下げした。すでに昨年8月に格下げし、ジャンク債扱いにしていたが、同市が昨年12月に5190万ランドの債務返済を怠ったことで、さらなる格下げとなった。南アは国だけではなく地方自治体も多額の負債に苦しんでいることから、3月の格下げで南ア国債ジャンク債入りする可能性が高くなった。

【南アフリカ経済指標】
3日月曜日
18:00南アフリカ1月製造業PMI前回47.1 予想47.2

6日木曜日
18:30南アフリカ1月SACCI景況感指数前回93.1 予想93.0

7日金曜日
15:00南アフリカ1月外貨準備高[Net]前回449.0億USD、予想451.0億USD

zar0203

予想レンジ:7.10円~7.40円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は軟調だった。中国・武漢で発生した新型コロナウイルスの感染拡大懸念で一時7.53円まで下落した。国際通貨基金(IMF)は20日に発表した世界経済見通し(WEO)で、南ア経済の2020年と21年の成長率を下方修正。今年は従来の1.1%から0.8%に、来年は1.4%から1.0%にそれぞれ引き下げた。

21日から始まったダボス会議で、ムボウェニ大臣が参加し、各国に南アフリカへの投資を呼びかけた。特に、南アフリカ航空SAAは破産の瀬戸際にあるが、回避するため、国からの20億ランドの支援を待っている状況が続いている。SAAは破産を回避するため昨日は国内便、国際便あわせて30便のフライトを停止したという。昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.0%上昇。前月の3.6%から加速するとの見通しが示された。前月は約9年ぶりの低水準だった。

*今週の南アランド円は、もち合いになりそうだ。中国の新型肺炎拡大を受け、世界的にリスク資産への買いが後退している。中国の湖北省・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者は81人に拡大。観光業のほか、経済活動全体への悪影響が懸念されている。リスク回避姿勢が強まる中、南アの債務見通しを巡る懸念がムーディーズによる格下げリスクの高まりにつながっているため、ランドはかなりネガティブな影響を受けている。

また、南アフリカ経済の見通しが低迷していることも圧迫要因。国際通貨基金(IMF)と南ア中銀は今月、南アの経済予測を下方修正したが、格付け会社ムーディーズは3月に格付けを見直す予定で、格下げ懸念が強まりそうだ。ムーディーズは国営のランドバンク(ランドのスペルはRではなくLで始まる。「土地銀行」の意)を政府からの財政支援が少ないことを理由にして、投資不適格(ジャンク債)まで引き下げた。また、停電への懸念も依然として残っている。
【南アフリカ経済指標】
30日木曜日
15:00南ア12月マネーサプライM3前年比前回+7.35% 予想+7.50%
15:00南ア12月民間部門信用前年比前回+6.60% 予想+6.35%
18:30南ア12月生産者物価指数前年比前回+2.3%
21:00南ア12月財政収支前回-151億ZAR  予想+87億ZAR

31日金曜日
21:00南ア12月貿易収支前回+61億ZAR、予想+120億ZAR


ZAR0128


予想レンジ:7.30円~7.70円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は軟調だった。米・イラン間の地政学的リスクが後退し、米中通商協議の「部分合意」署名が行われたことで、南アランドは買われる場面もあったが、16日に、南アフリカ準備銀行(中央銀行、SARB)が政策金利であるレポレートを予想外に25ベーシスポイント(bp)引き下げ、6.25%にすることを決定したことが嫌気された。利下げは昨年7月以来で、全会一致で決定された。

2月の予算演説や3月のムーディーズによる格付け見直しを控えていることから、大半が据え置きを予想していた。ハニャホ中銀総裁は会見で、「インフレ予想の低下やリスク特性の拡大で、経済に一段の緩和政策を加える幾分の余地ができた」と説明した。SARBは今年と来年の経済成長率予測をそれぞれ1.2%、1.6%に下方修正。国内経済は「弱く」「脆弱」とし、短期的には電力供給の不足で経済活動の低迷が続く可能性が高いとの見方を示した。

*今週の南アランド円は、もち合いになりそうだ。南アフリカ準備銀行(中銀、SARB)は16日に開催した金融政策決定会合で、政策金利を6.5%から6.25%に引き下げた。利下げは4会合ぶり。市場予想は据え置きだったが、2020年の成長率が1.2%程度にとどまるとの見込みの中、景気の刺激を図った。消費の低迷で物価上昇が弱まるとも判断した。SARBは、20年のインフレ率予想を4.7%に引き下げた。19年11月時点の予想は5.1%だった。同年の成長率予想も1.4%から0.2ポイント引き下げた。3月には主要格付け会社で唯一、南ア国債を「投資適格級」としている格付け会社ムーディーズによる見直しが予定されている。格下げとなれば資金流出によって南アランドの下落が強まりそうだ。

南アは電力会社エスコムをはじめとする非効率な国営企業の救済策などで財政が悪化しているが、経営健全化のめどは立っていない。南ア鉱業協議会は、南ア経済と社会の現状を好転させるには、南ア政府による緊急措置が必要であるとし、取り組むべき施策を整理した。特に、国有電力会社エスコムの問題と電力供給危機は南ア経済にとって最大のリスクであるとし、緊急の改革と再編が必要であり、短期的な電力供給のためには、民間部門による自家発電や太陽光・風力発電への投資促進や規制の緩和を進めるべきとした。国の財政危機にも触れ、過去10年間で南アの財務指標は著しく悪化し、公的債務の対GDP比率が2008年の24%から2020年には60%に上昇している。

南アは借金地獄(debt trap)に陥り、格付機関による投資適格性を失う危機に瀕している。声明の中で、鉱業協議会は、政府による財政再建のより積極的なアプローチと、堅実な財政支出計画の策定を要請した。市場は、与党・アフリカ民族会議(ANC)が4日間の日程で始めた会合に注目している。ANCは電力会社エスコムなど問題を抱える国営企業について協議するほか、中央銀行の国有化など意見の相違が大きい問題について意思統一を図る。経済指標では12月消費者物価指数(CPI)が注目される。予想より弱い場合は、更なる利下げ圧力が増しそうだが、インフレ抑制から市場には好感されよう。

【南アフリカ経済指標】
21日火曜日
16:00 11月景気先行指数前回103.9 予想104.0

22日水曜日
17:00 12月消費者物価指数前年比前回+3.6% 予想+4.0%
zar0120


予想レンジ:7.45円~7.75円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。年明けから米国がイランのソレイマニ司令官をミサイル攻撃で殺害し、それに対してイランが報復攻撃をしたことで、市場全体がリスク回避の動きになったことを受けて、南アランド円は7.45円まで急落した。国営電力会社エスコムが6日に計画停電を再び実施したことで成長見通しを巡る懸念が強まったことも弱材料。

しかし、米・イランとも戦争を回避したいと発言したことや、イランがこれ以上の報復を停止するとしたことで反発に転じた。米中貿易協議の部分合意の調印を15日に控えて7.6円まで舞い戻された。エスコムは9日にも、計画停電を10日まで継続すると明らかにした。昨年11月の製造業生産は前年比3.6%減で、10月の0.8%減からさらに落ち込んだ。前月比でも1.5%減少した。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開になりそうだ。南アフリカで電力の供給不安が再燃している。経営危機に陥っている国営電力会社エスコムが12月、9日間の計画停電に追い込まれた。主要産業の鉱山が操業を停止し、10~12月期の国内総生産(GDP)を最大で0.3%押し下げると専門家は試算する。中長期で成長の重荷になる可能性がある。全国規模の計画停電は昨年12月5日に始まった。地域や時間帯を区切り、順番に電力供給を停止した。

エスコムは南アの電力供給の9割以上を担うが、能力の低下が続く。12月は南半球の盛夏で電力消費が大きく増えるが、供給能力を上回ると送電システムが故障するため、計画停電に踏み切った。エスコムの発電能力は最大4400万キロワットだが、実際にはそれほど稼働していないようだ。同社は「大雨による浸水で装置が壊れた」などと説明する一方、政府側は改革に反対する勢力の妨害があったと指摘している。ラマポーザ大統領の政権はエスコムを分割して効率を高め、発電事業への民間参入も促す改革に取り組んでいるからだ。放漫経営も発電能力が低下する一因。エスコムは4500億ランド(約3兆円)の債務を抱え、設備の更新や維持に必要な投資ができていない。

調査会社の試算によると、12月の計画停電で10~12月期のGDPが0.2~0.3%低下する可能性があるとしている。南アの鉱山で金鉱石を採掘するハーモニー・ゴールド、ダイヤモンドを採鉱する英ペトラ・ダイヤモンズなどが電力不足で生産を一時停止した。プラチナ鉱石を掘り出すインパラ・プラチナムの損害は1億2千万ランドにのぼる。南アの電力不安は国内外の企業の投資意欲を損ね、それが成長率の鈍化につながっていると多くの専門家が指摘する。実質成長率は7~9月期が前四半期比年率でマイナス0.6%だった。4~6月期の同3.2%から大きく落ち込んだ。国際通貨基金(IMF)は19年通年の実質成長率を0.6%と予想している。

米・イランの緊張緩和や米中通商協議の部分合意署名にもかかわらず、停電や弱い製造業指標が引き続き圧迫材料になろう。16日の南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)政策決定会合では、政策金利の6.25%据え置きが予想されている。

【南アフリカ経済指標】
14日火曜日
17:00南アフリカ第4四半期BER消費者信頼感前回-7、予想-7

15日水曜日
20:00南アフリカ11月小売売上高前年比前回+0.3% 予想+0.8%

16日木曜日
時間未定:南アフリカ中銀政策金利前回6.50%、予想6.50%


zar0115


予想レンジ:7.45円~7.75円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。米中通商協議の部分的合意を好感して、欧米株が軒並み上昇したことで南アランド円が買われた。格付会社フィッチは南アフリカの外貨および自国通貨建て長期債務格付けを「BBプラス(ジャンク)」に据え置いたことが好感された。格付け見通しも「ネガティブ」に据え置き。フィッチは声明で、国営電力会社エスコムは労働組合によって改善が阻害される可能性があることを指摘した。南アランドが高金利であることも支援要因となり、南アランド円は4カ月半ぶりの高値に上昇。


*今週の南アランド円は、高値圏で保ち合いとなりそうだ。今週半ばから欧米市場が休場となり、南アフリカからも経済指標の発表予定がないため、動くに動けない。ただ、停電懸念があるため高値は警戒されるだろう。国営電力会社エスコムの電力施設は依然として脆弱であり、エスコム側も「いつ急遽計画停電を発表するかわからない」と発表しているため、突然の電力問題に影響される可能性はある。南アへの海外直接投資、第3四半期は減少、証券投資は増加していることが判明した。第3四半期の南アフリカへの海外直接投資は第2四半期から減少した。

ただ、政府が国際資本市場で起債したため、証券投資は大幅に増加した。南アフリカ中銀のデータによると、第3四半期の海外直接投資は170億ランド(11億6000万ドル)。第2四半期の263億ランドから減少した。第3四半期の同国への証券投資は402億ランド。50億ドル規模の起債が寄与し、第2四半期の100億ランドから大幅に増加した。南アフリカ  中銀は、非居住者による証券・株売り越しの影響が帳消しになったと指摘。非居住者の株投資は、第2四半期は買い越しだったが、第3四半期は323億ランドの売り越しに転じた。南アフリカは、海外マネーで巨額な財政・経常赤字を穴埋めしている。財務省のデータによると、国債の外国人保有率は10月末時点で36.9%。2018年3月末時点は約43%だった。


【南アフリカ経済指標】
*特になし。

zar1223

*予想レンジ:7.25円~7.55円


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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。週前半は、豪雨の影響で国営電力会社エスコムがこれまで以上に大規模な計画停電を余儀なくされたことを受けて南アランドは対ドルで2週間ぶり安値に下落した。停電の影響で南ア国内の鉱山企業は20%の電力が使用制限され、一時的に営業ができない状況に陥った。10月の製造業生産は前年比0.8%減少。前月比は2.7%増だった。しかし、週後半は11月消費者物価指数(CPI)が9年ぶり水準に低下したことを受け、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)による利下げへの思惑が強まり、景気押し上げ期待から南アランドは買いが優勢となった。

*今週の南アランド円は、次第に上値が重くなりそうだ。11月消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.6%上昇に鈍化し、前月は3.7%だった。南アではここ10年以上で最も深刻な停電が発生し、10日までに主要鉱山が相次ぎ操業を停止した。各地を襲った大雨と洪水のため国営電力会社エスコムの主要施設が被害を受けたため、同国の主要産業である鉱業資源の輸出が損なわれ、既に減速している景気が一段と悪化する恐れがある。それにもかかわらずランドが先週、堅調に推移したのは、米中通商協議が部分合意に到達し

たからだろう。また、停電により南アフリカの主要な産出品であるプラチナやパラジウムが供給減少懸念から価格が上昇していることは同国の貿易に好材料となるのは皮肉なことだ。南アフリカの第3四半期の国内総生産(GDP)は前期比年率0.6%減となり、第2四半期の3.2%増(改定値)からマイナス成長に転落した。マイナス成長は第1四半期に続き、今年2回目。クリスマス休暇に続き年末が近いため、上値では利益確定売りが出やすくなり、上値は抑えられそうだ。


【南アフリカ経済指標】
17日火曜日
16:00南アフリカ10月景気先行指数前回103.2、予想103.5

20日金曜日
21:00南アフリカ11月財政収支前回-423億ZAR、予想-226億ZAR

zar1216

*予想レンジ:7.25円~7.55円


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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は軟調だった。南アフリカ11月製造業PMIは47.7と前回(48.1)を下回った。製造業PMIは4ヶ月連続で基準である50を割り込んだ。2019年7~9月の国内総生産(GDP)の実質伸び率が前期比年率で-0.6%だった。世界経済の減速で鉱物資源の生産が減少したことが主因。国営企業の経営難が低迷する経済の足枷になっていることが判明した。米中通商協議の不透明感を背景に売りが優勢となった。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開になりそうだ。南アの2019年7~9月の国内総生産(GDP)実質伸び率がマイナス成長だったのは、世界経済の減速で鉱物資源の生産が減少したことが主因と見られている。国営企業の経営難も低迷する経済の足枷になっていることも判明した。4-6月期のGDP成長率は比較的高い伸びをみせたが、7~9月期は再びマイナスに転落した。産業別では鉱業が-6.1%と落ち込んで全体の足を引っ張った。プラチナや石炭の生産が減少し、製造業も-3.9%と振るわなかった。特に景気減速や汚職取り締まりの影響を受けた中国の宝飾需要が減少していることがプラチナ価格にはマイナスになっている。運輸・通信は5.4%減で、落ち込み幅は1993年以降最大となった。建設業は5四半期連続のマイナス成長だった。企業の設備投資は95億ランド(約700億円)減少した。金融などはプラス成長だったが、牽引力は弱かった。

南ア経済の混乱に拍車をかけているのが国営企業問題だろう。最大の問題であるのは国営電力会社エスコムで、4000億ランド以上の債務を抱える上、国内シェアの9割以上を担いながら、たびたび計画停電に追い込まれ、安定した電力供給ができずにいる。国営企業は南アの国家財政も圧迫する。19~20年度(19年4月~20年3月)のエスコムへの支援額は国家予算の3%近くを占める。同年度の財政赤字はGDP比で5.9%に上り、景気浮揚のための財政出動を困難にしている。失業率は30%近く、構造改革が遅れれば経済と社会状況はさらに悪化すると見られれている。

11月下旬、国際通貨基金(IMF)は声明で、国営企業の改革を繰り返し要求した。来年2月には再び政府の財政政策が発表され、3月にはムーディーズの南ア債に対する格付け見直しも発表される。格下げとなれば南アランドは下落基調を強めるだろう。なお、外国人投資家による今年1─11月の南アフリカ株式・債券売り越し額は1410億ランド(96億ドル)を超え、少なくとも過去10年間で最大の規模となったことが、ヨハネスブルク証券取引所の2日付のデータで分かった。今週は、11日に11月消費者物価指数(CPI)と10月小売売上高、12日に11月生産者物価指数(PPI) が発表される。

【南アフリカ経済指標】
10日火曜日
20:00南アフリカ10月製造業生産前年比前回-2.4%、予想-2.6%

11日水曜日
17:00南アフリカ11月消費者物価指数前年比前回+3.7%、予想+3.6%
20:00南アフリカ10月小売売上高前年比前回+0.2%、予想+0.8%

12日木曜日
19:30南アフリカ非農業部門雇用者前年比前回+1.4%

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*予想レンジ:7.25円~7.55円


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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。11月20日の南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)理事会では、政策金利の据え置き(6.75%)が決定された。ハニャホSARB総裁は記者会見で、政策委員3人が金利据え置きに賛成した一方、2人が25ベーシスポイント(bp)の利下げを主張したことを明らかにした。インフレリスクが高まっているため、金利据え置きが予想されていた。市場は、インフレ期待が改善すれば来年1月には利下げの可能性が高まると予想している。国際通貨基金(IMF)は25日、南アフリカに関する審査(4条協議)終了を受け、同国が経済改革を迅速に進めない限り、失業率の悪化や格差の拡大など長引く景気低迷を招く恐れがあるという見解を示した。IMFは先月、同国の国内総生産(GDP)成長見通しを従来の1.2%から0.5%に引き下げたばかり。

この日の声明では迅速な改革を行わなければ来年の成長率も阻害されると警告した。「政府は来年2月に公表する2020年・21年度予算で財政や国有企業、債務安定の問題に関して明確な対応策を打ち出す必要がある」とした上、取り組みが見られない場合、「金融の安定性が損なわれ、国のリスクプレミアムも一段と上昇する」と述べた。10月の南アフリカCPI上昇率は前年同月比3.7%で、9月の4.1%から鈍化した。2011年2月以来の低い伸びだった。予想は3.9%だった。燃料価格の下落が主な背景。南ア経済研究所(BER)企業信頼感指数は、7-9月期は1999年以来の21まで落ち込んだものの、10-12月期には26まで回復した。

*今週の南アランド円は、保ち合いとなりそうだ。2日にABSA製造業PMI、3日に7-9月期GDP、5日に7-9月期経常収支が発表される。先週、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は今年のGDP予想を引き下げている。7-9月期のGDPは弱まる可能性がある。南アフリカ財務省は、2019年の実質成長率が0.5%になるとの見通しを公表した。2月時点で予想した1.5%を下回り、経済の減速感の強まりが再確認された。主力輸出品のプラチナの価格低迷と、過剰な国営企業支援などが主因。歳入減にもつながり、19年度(19年4月~20年3月)の財政収支の赤字は国内総生産(GDP)比で10年ぶりの高水準に達する見込み。南アはアフリカ最大規模の工業国で一時は中国、ロシア、ブラジル、インドとともにBRICSと呼ばれ、成長する新興国の象徴とされた。

だが、00年代に高騰したプラチナをはじめとする鉱物資源の価格が低迷すると成長率も低下した。国営企業改革の不調が財政負担となり、成長の足かせになっている。事実上の救済に多額の国費を投入し、財政の自由度が限られ、成長に必要な分野へ十分な投資ができない事態に陥っている。破綻寸前の国営電力会社エスコムは破綻寸前と言われている。足元で4400億ランド(約3兆円)の負債を抱え、設備投資が遅れている。電力を安定して供給する能力も不足している。多額の負債を抱える国営企業はほかにもあり、国費での救済が財政負担の拡大につながっている。

南ア財務省によると18年度にGDP比で4.2%だった財政赤字は19年度は5.9%に達する見通しだ。20年度からの3年間の平均値は6.2%を見込む。政府債務のGDP比は19年度が61%で、22年度には71%に拡大する見込み。失業率も高止まりしている。10月末に発表された直近の失業率は29.1%。このうち15~24歳の若年層に限れば50%を超える。このため低賃金で働く外国人労働者が職を奪っているとの不満が自国民に高まり、外国人が経営する店舗が襲撃されている。南ア政府は財政再建を模索し、エスコムを分割したうえで電力業界への新規参入を促す競争促進策を発表した。ラマポーザ大統領の政権はこれを突破口に国営企業改革を進める方針だが、エスコムの労働組合が強く反対しており、改革は前途多難のようだ。


【南アフリカ経済指標】
2日月曜日
18:00南アフリカ11月製造業PMI前回48.1

3日火曜日
18:30南アフリカ第3四半期GDP前期比前回+3.1% 予想0.1%  
18:30南アフリカ第3四半期GDP前年比前回+0.9% 予想+0.4%

5日木曜日
18:00南アフリカ第3四半期経常収支前回-2040億ZAR  予想-1670億ZAR 
18:00南アフリカ第3四半期経常収支[対GDP比] 前回-4.0%  予想-3.0%
18:30南アフリカ11月SACCI景況感指数前回91.7

6日金曜日
15:00南アフリカ11月外貨準備高前回$54.53B 予想$54B

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*予想レンジ:7.25円~7.55円


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