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カテゴリ: 南アランド

【南アランド円相場、先週の動き・今週の展望】
*先週の南アランド円は下落した。米長期金利の急騰を受けてNYダウが史上最大の下げ幅を記録したため、市場はリスクオフとなって、高金利通貨の南アランドは売られた。原油相場が急落し、商品市況全般が下落したことも資源国通貨である南アランドには弱材料となった。ただ、ズマ大統領の辞任の噂も出て、下げ渋る場面もあった。

*今週の南アランド円は、保ち合いで推移しそうだ。ズマ大統領辞任を巡る報道で南アランドが揺れている。南アフリカの与党・アフリカ民族会議(ANC)は12日、ズマ大統領に48時間以内に辞任するよう要求した。 ANCの党首であるラマポーザ副大統領は、ズマ大統領に直接メッセージを伝えるため、大統領府に向かった。しかし、一部報道によると、ズマ大統領はこの辞任要求を拒否したという。

13日、ANC執行委員会は、ズマ大統領の罷免を決定した。党執行委員会はズマ大統領に辞任を命じる権限があるが、大統領がなお辞任を拒否する可能性があるとの見方が出ている。ズマ大統領辞任への期待が南アランドをサポートしているが、未だに去就が決まっていないため、結果を待つしかない。ただ、いざ辞任決定となれば、目先の強材料出尽くしで、売りが優勢となりそうだ。

国際商品指数であるCRB指数が190ポイントを割り込み、コモディティ価格が下落していることも南アランドの押し下げ要因となろう。今週が、13日に10-12月失業率、14日に12月の小売売上高が発表される。

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*予想レンジ:8.90円~9.20円

情報提供:(株)みんかぶ
※チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)みんかぶは一切の責任を負いません。

【南アランド円相場、先週の動き・今週の展望】
*先週の南アランド円は小安かった。南アランド円は、昨年12月以降に上昇基調を強めてきたが、年明け以降は9円台で保ち合いとなっている。利益確定売りに上値を抑えられているようだ。12月貿易収支は157億ランドの黒字となり、市場予想の100億ランドの黒字や前回の130億ランドの黒字を上回ったことは、南アランドの支援要因となった。

*今週の南アランド円は、保ち合いで推移しそうだ。昨年12月、与党アフリカ民族会議(ANC)の議長にラマポーザ副大統領が先月就任して以降、汚職疑惑が絶えない南アフリカのズマ大統領が、任期満了の2019年を前に数週間内に退陣するという観測が浮上している。

ANC全国執行委員会は今月中旬に開かれた会合で、議題になかったズマ氏の処遇について協議し、2019年の次期総選挙までに退陣を求める方針が確認された。 ANC党内でズマ氏に対する辞任圧力が高まっており、早期辞任は不可避となりそうだ。

ズマ氏は昨年12月下旬の党大会で、10年間務めた議長を退任し、後任にはラマポーザ氏が選出された。2月8日には一般教書演説が行われるが、それまでに大統領を交代すべきとの声が大きくなっている。

ズマ大統領の去就は相変わらず不透明だが、市場はラマポーザANC議長が大統領に就任した後の南ア経済を楽観視している。しかし、南ア経済の成長が鈍化していることやラマポーザ氏が経済や財政をどのように立て直すかについての具体策は特にない。ズマ大統領が早期退任した場合、次のリスクが懸念されるだろう。今週は8日に12月製造業生産が発表される。

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*予想レンジ:9.00円~9.25円

情報提供:(株)みんかぶ
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【南アランド円相場、先週の動き・今週の展望】
*先週の南アランド円は、ほぼ変わらず。22日、国際通貨基金(IMF)は、南アフリカの経済見通しを2018年が+1.1%から+0.9%へ、2019年を+1.6%から+0.9%へ下方修正した。これを受けて、南アランドは一時下落する場面もあったが、19日に行われたアフリカ民族会議(ANC)の会合で、ズマ大統領に対して早期の辞任を要求をする方針で合意したとの報道が流れたことを受けて、南アランドは反発した。一部では新大統領は数週間以内に誕生するとの楽観的な見方も出たため、対ドルでは2年半ぶりの高値を更新した。24日に発表された12月消費者物価指数(CPI)は市場予想通りの前年比+4.7%となり、市場への影響は限定的だった。

*今週の南アランド円は、保ち合いとなりそうだ。ズマ大統領の早期退陣への期待が南アランドの下値を支えているものの、ズマ大統領の任期は2019年まであり、汚職捜査との件も絡んで素直に退陣に応じるとも思えない。現在の南アランドをサポートしているのは、ズマ大統領の早期退陣期待で、月内にも退任に追い込まれる見通しとの楽観的な見方もある。しかし、この辺は慎重に見ていく必要があろう。かりに、ラマポーザ新大統領が早期に誕生しても、南アフリカの経済を立て直すのは容易ではないだろう。国際通貨基金(IMF)は先週、2018年の南アフリカ経済の予想成長率を+1.1%から+0.9%へ、2019年を+1.6%から+0.9%へ下方修正したのもこうした背景からだろう。ただ、政治体制が一新されれば、国民の期待が高まり、個人消費が活発化し、景気を押し上げる可能性はありそうだ。

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*予想レンジ:9.00円~9.20円


情報提供:(株)みんかぶ
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【南アランド円相場、先週の動き・今週の展望】
*先週の南アランド円は、大幅上昇となった。欧州中央銀行(ECB)によるフォワードガイダンスの早期変更見通しやドイツの連立政権樹立の可能性から、ユーロが上昇し、ドルが売られたことで、南アランドは買われた。11月小売売上高は前月比で+4.0%と、前回発表値のー0.1%を大幅に上回り、5年ぶりの伸びを記録したことが好感された。18日、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は政策金利を市場の予想通りに6.75%に据え置いた。金や白金価格の上昇もあって、対ドルでは2015年6月以来の水準まで上昇した。

*今週の南アランド円は、上値が重くなりそうだ。南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)による政策金利据え置きが好感されて、南アランドは上昇したが、これに加えて、アフリカ民族会議(ANC)の幹部会議で、ズマ大統領に退陣すべきとの意見が出たことも好感されたようだ。しかし、次期大統領と目されているラマポーザANC議長が、ズマ大統領の進退問題は今後時間をかけて対応するという考えを示したため、数週間以内の退陣を期待していた市場では失望感が広まった。ズマ大統領の任期は2019年まであり、ANCにはズマ大統領支持者もまだ多数いることから、ズマ大統領が素直に退陣するとも思えない。期待先行で買われてきた反動から南アランドが下落する懸念もある。

先週開催された南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)理事会後の会見で、クガニャゴSARB総裁は、南アランドは、当面の間は政局に敏感な動きになり、政府の財政への取り組み次第で、格下げリスクはまだ残るとした。一方、短期的なインフレは目標レンジの中間で維持されており、原油高にもかかわらず、インフレ見通しは改善する見込みとした。そして、経済成長の見通し達成には努力が必要で、好調な見通しの要因は、南アランド高と電力価格の低下と思われるとした。

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*予想レンジ:8.95円~9.25円


情報提供:(株)みんかぶ
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【南アランド円相場、今週の展望】
*先週の南アランド円は下落した。昨年12月18日の与党・アフリカ民族会議(ANC)議長(党首)選で改革派のラマポーザ副大統領が勝利したことを受け、南アランド円は急騰した。その後も、ズマ大統領が早期辞任するとの噂を受けて、押し目が買われる展開が続いたが、ANC事務局長が「ANCの会合では、ズマ大統領の退陣に関しての話し合いはなかった」と発言したことを受けて、南アランドは下落に転じた。11日に発表された11月の製造業生産は+0.9%と、市場予想の-0.1%や前回の+0.7%を上回った。

*今週の南アランド円は、軟調な展開になりそうだ。ズマ大統領の任期は2019年まであるが、今週17日にはANC会議が開催され、ズマ大統領の早期辞任について話し合いが行われる可能性がある。ただ、ズマ大統領や息子のビジネスに関する不正問題も懸念されている状況で、簡単に辞任するとも思えず、去就が明確になるまで南アランドは上値の重い展開が続くだろう。

経済面では、ラマポーザ新議長の下で財政健全化や汚職撲滅に向けた有効な政策が打ち出されるかが注目されよう。新議長がズマ大統領へ辞任を迫る一方、2月発表の新年度予算で財政再建を打ち出せば、大手格付け機関による格下げが見送られる可能性があるだろう。

ただ、南アフリカの経済情勢は厳しく、悪化した財政状況は容易に解決できないとの見方が強い。一方、ドル安を受けて金や白金価格が上昇しているが、これは南アランドをサポートしよう。今週は、17日に11月小売売上高が発表される。18日には南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)政策決定会合が開かれる。政策金利は、6.75%に据え置がれる見込み。

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*予想レンジ:8.85円~9.05円

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【南アランド円相場、今週の展望】
*先週の南アランド円は大幅上昇した。先週末16日土曜日から開始されたアフリカ民族会議(ANC)大会で行われた新代表選挙では、ラマポーザ副大統領がズマ大統領の元妻のドラミニ氏を破り、新議長に決定した。市場は、投票前からラマポーザ氏が勝利するとの見方から、南アランドを買い戻し、同氏の勝利が決定したことが確認されると、18日月曜日に南アランドは急伸し、対円では2015年10月以来の9.01円まで上昇した。その後、利益確定売りに上値は重くなったものの、押し目では買いが入り堅調に推移した。20日、南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)は、中央銀行の国有化と土地の接収を求める決議を採択した。

* 今週のテクニカル予想(注1) :反落。RSIが90%近く上昇し、買われ過ぎ感が強い。ただし、移動平均線が上昇しているため、8.7円程度の下落か。

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ANC新議長となるラマポーザ氏への期待が高まっている。汚職の噂が耐えないズマ大統領に代わり、ラマポーザ氏が2019年の総選挙を経て次期大統領になる公算が大きくなり、南アフリカ経済の改善が期待されている。

格付け会社ムーディーズは「政策の変更に向けて展望が開けた」とした。先月末に格下げを見送ったムーディーズが、年初に予定されている次回格付けで、据え置きを決める可能性がある。

一方、20日に格付け会社フィッチは、「2018年の経済と財政政策の不透明感は依然として強い」と表明しており、現在の財政悪化を改善するのは非常に困難であるとした。ズマ大統領はANC大会で、貧困層への高等教育無償化を約束しており、同大統領の任期は2019年まである。教育無償化は国民に歓迎されても、財政負担の増大につながり、市場からはマイナス評価となる。

ラマポーザ氏の政策はズマ大統領と異なり、今後両氏の間で対立が深まる可能性がある。ラマポーザ氏が、来年2月の予算発表で財政健全化への道筋を示せるかどうか注目される。

*予想レンジ:8.75円~9.05円

(注1)テクニカル指標を元にした予想であり、今後の値動きを保証するものではありません。


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【南アランド円相場、今週の展望】
*先週の南アランド円は上昇した。16-20日に与党アフリカ民族会議(ANC)代表選が行われるが、ズマ大統領は自分の元妻ドラミニ氏を後継大統領に据えようとしている。しかし最近の世論調査では、ドラミニ氏の支持率は20%程度で、対立候補のラムフォサ副大統領は80%近くを獲得している。市場は、これを好感して南アランドを買い戻した。南アの11月消費者物価指数(CPI)は前年比で+4.6%と、市場予想の+4.7%より弱まった。一方、10月小売売上高は前月比-0.1%で、前回の-0.7%より上ぶれ、経済指標はまちまちな結果だった。

*今週の南アランド円は、与党アフリカ民族会議(ANC)の代表選次第になりそうだ。南アフリカ共和国の与党アフリカ民族会議(ANC)がヨハネスブルクで開催中の党大会で、ズマ大統領の後継者となる新議長(党首)を選出する投票が18日未明に始まった。

大統領の元妻で前アフリカ連合委員長のドラミニ・ズマ氏(68)とラマポーザ副大統領(65)との一騎打ちとなっている。当初16日に予定されていた投票はいったん延期が発表されていた。ラムフォサ副大統領の支持率が高く、ズマ大統領の元妻ドラミニ氏が逆転することは難しいと見られている。

ただ、ズマ大統領の任期は2019年まであり、居座り続ける可能性もあり、選挙後の政治的混乱が懸念される。

11日に公表されたロイター調査によると、南アフリカ経済が来年にかけて上向きとなるには政治的なサポートが必要との見方が多く、市場はズマ路線からの転換を望んでいるようだ。同調査では、2018年の国内総生産(GDP)の予想中央値は1.2%増と、2017年の予想0.9%を上回った。

*19日午前2時頃、南アフリカでは、与党アフリカ民族会議(ANC)次期代表を決める党大会で、ラマポーザ副大統領が勝利したことが判明した。ズマ大統領のの元妻ドラミニ氏を破った。これを受けて、南アランド円は一時9円を越えた。9円台は2015年10月中旬以来のこと。


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*予想レンジ:8.50円~8.70円

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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。地政学的リスクを背景に、高金利通貨が売り戻された。南アフリカでは、ズマ大統領の不信任投票が無記名で実施されたことが決定されると、同大統領の罷免が決定される可能性が高いとの見方から投票前にランドが急反発したが、投票の結果、罷免否決との報が流れると、ランドは急落した。

*今週の南アランド円は戻り売りが優勢となりそうだ。先週8日、南アフリカの国民議会は、汚職疑惑を抱えるズマ大統領に対する不信任案を否決した。ズマ大統領が率いる与党アフリカ民族会議(ANC)から造反が出るとの観測もあったが、不信任案の支持は議席数の半数に届かなかった。ズマ大統領の任期は2019年半ばまでで、任期途中での辞任はひとまず免れた。しかし、野党の反発は根強く、デモの拡大などで国内の混乱が長引く可能性がある。ズマ大統領(2009年就任)は、私邸の改修に公金を流用した疑惑があり、新興財閥との癒着が浮上し、金権体質が批判されてきた。

資源価格の低迷で輸出が低迷するなか、有効な経済政策を打ち出せず、2016年の経済成長率は0.2%に沈んだ。失業率は20%を超え、都市部を中心にズマ大統領への反発が広がっている。ズマ大統領は支持を取り付けるため、公共事業の乱発や公務員の賃金引き上げに傾斜している。

今後も同様の施策を続ける可能性が高く、財政悪化に拍車がかかる恐れがある。このような状況の下、高金利というだけで南アランドを買うのはリスクが高いだろう。

日足チャートを見ても、主要移動平均線を割り込んで下落に転じており、年末に行われるANC議長改選に向けて、混乱が高まる可能性がある。16日に発表される6月小売売上高は予想+0.1%で、前回の+0.9%から大幅に低下する見込み。


<強材料>
①.ドル安を受けて、金や白金価格が堅調。
②.6月の貿易収支が大幅改善(72億南アランド→107億南アランド)

<弱材料>
①.ズマ大統領への不信任は強く、国内混乱の可能性。
②.今年1-3月期GDPはマイナス成長。
③.高い失業率(20%)。


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予想レンジ:8.00円~8.20円


情報提供:(株)エムサーフ
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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。ズマ大統領が、南アフリカ経済は追い込まれた状態で、今年の成長率は0.5%を下回るだろうと発言したことを受けて、南アランドは売りが優勢となった。

クガニャゴ南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)総裁も、広範囲にわたる景気後退や、政治的な不透明感が悪影響を与えると発言し、南アランド円は5月18日以来の8円10銭台まで下落した。

*今週の南アランド円は大きく動く可能性がある。南アフリカ共和国議会は8日、ズマ大統領の不信任動議に関して非公開の投票を実施する。同大統領罷免の可能性が強まる公算がある。

不信任動議が可決されるには議員400人のうち過半数による支持が必要になる。与党であるアフリカ民族会議(ANC)の議員は、自らの職を失うリスクを負わずに大統領解任に賛成票を投じることが可能になるため、非公開投票によって、ズマ大統領が罷免される確率は高まる。

ズマ大統領は、これまで汚職に関する疑惑で追求されたものの、追放の動きを乗り切ってきた。同大統領は、ANCの議長(党首)職を今年12月に、大統領職を2019年にそれぞれ退く予定。仮に、ズマ大統領罷免となれば、海外投資家には好感され南アランドには強材料になろう。逆に、罷免されなかった場合、失望売りが強まる可能性がある。

南アフリカは1-3月期の国内総生産(GDP)が前年比-0.7%と、景気後退入りしてしまった。その後発表された経済指標も冴えないものが多く、7月には5年ぶりとなる利下げを行なった。景気刺激のための利下げだが、果たしてこれが起爆剤となるかどうか。米国の追加利上げを受けて輸出産品である金や白金の価格は伸び悩んでいる。高金利を受けて投資資金が流入するため、下値は支えられそうだ。

<強材料>
①.6月の貿易収支は改善している。
②.6月の消費者物価指数(CPI)は前回より低下。

<弱材料>
①.1-3月期はマイナス成長。
②.5月小売売上高は前回より低下。


zar


予想レンジ:8.10円~8.30円


情報提供:(株)エムサーフ
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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。先週初めは、全国執行委員会(NEC)でズマ大統領が与党アフリカ民族会議(ANC)に罷免されることが決定されなかったことから、国内政治の不安定さが後退するとの見方が強まり、南アランドは8円70銭台まで買われた。しかし、ズマ大統領留任は南アフリカ経済には悪影響が大きいとの見方が次第に強まり、南アランドは一転して売りが優勢となった。円高の影響もあって、一時8円37銭まで下落したが、週末は円高の一方で、5月の米雇用統計の悪化からドルが売られたため、南アランドも底堅く推移した。

*今週の南アランド円は、堅調に推移しよう。ズマ大統領が罷免されなかったことで、市場は再び南アフリカの経済状態に焦点をあてるだろう。5月の米雇用統計では非農業部門就業者数が予想を大幅に下回ったことで、ドルが下落に転じた。ドルの下落はドル建て金や白金価格を押し上げた。貴金属が主要な輸出品である南アフリカ経済にとってはポジティブ要因であり、南アランドを押し上げている。米国の6月の利上げはほぼ確実視されているが、それ以降は、利上げペースが鈍る可能性があり、貴金属相場を押し上げよう。南アランドにも強材料となろう。今週は6日に1-3月国内総生産(GDP)が発表されるが、前年比で+1.0%が予想されており、前回の-0.3%より大幅改善する見込み。予想通りであれば、南アランドには強材料となろう。


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予想レンジ:8.50円~8.80円


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