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カテゴリ: 南アランド

【南アフリカランド円今週の予想(2月22日)】
*予想レンジ:7.00円~7.50円
*南アランド円は堅調に推移しそうだ。
新興国通貨の動向を見る際に重要なポイントの一つは「実質金利」だろう。
「実質金利」=「名目金利(政策金利)」-「物価上昇率(インフレ率)」
南アフリカランドに関して言えば、政策金利3.5%-物価上昇率3.2%=実質金利+0.3%。
南アフリカの実質金利も0.3%にまで低下しているが、日本の実質金利がほぼゼロであることを考えるとスワップポイントの面からはまだ魅力的なのだろう。

南アランド円は1月下旬から上昇基調を強め、17日には7.25円の高値をつけ昨年2月以来の高値となった。世界的な株高でリスク選好姿勢を強めた世界の投資資金が新興国通貨に向かっていることが背景にある。南アフリカの場合、金やプラチナ、コバルト等の貴金属価格の上昇も追い風になっている。特にプラチナやパラジウムは、米国がバイデン政権になってから「パリ協定」に復帰したことで環境銘柄として注目を集めており、世界全体の供給量の7割を占める南ア経済には追い風になっている。

南アフリカの新型コロナウイルス感染者が推計で人口の半数前後に上ることが、最新の研究結果から分かった。公式発表では南アの感染者は人口の2~3%に当たる約150万人で、死者は約4万8500人。しかし、先週公表された研究では、4州の約5000人の抗体を検査したところ、32~63%が感染していたことが判明した。また、南アフリカ医療研究評議会によると、昨年5月以降、過去の統計から予測される死者数を実際の死者数が上回る「超過死亡」が14万人以上に達している。

医療保険大手ディスカバリーは、このうち約9割が新型コロナによるものと推定している。ラマポーザ大統領は、新型コロナウイルス感染拡大で深刻化した不況を国民や企業が乗り切るために導入した失業給付や補助金について、無期限に続けることはできないとの考えを示した。ラマポーザ大統領は大統領府のウェブサイトに掲載された週報で、「これらの支援策が政府債務を膨らませることなく、より広範な回復に向け堅固な基盤を確実に提供する必要がある」と指摘。その上で「国の債務を持続可能な水準まで引き下げることができなければ、意味のある景気回復はできない」と説明した。同大統領は、政府は今年の公的支出について困難な決断をする必要があるとの見解も示した。ムボウェニ財務相は来週24日、予算演説を行う予定。

【南アフリカ経済指標】
2月23日火曜日
16:00南ア12月景気先行指数前回114.5
18:30南ア第4四半期失業率前回30.8%、予想32.0%

2月24日水曜日
時間未定:南アフリカ予算演説

2月25日木曜日
18:30南ア1月生産者物価指数前年比前回+3.0%、予想+3.2%

2月26日金曜日
21:00南ア1月貿易収支前回+320億ZAR、予想+228億ZAR
21:00南ア1月財政収支前回+51億ZAR、予想-400億ZAR

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情報提供:株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド

※上記ロゴのチャートの著作権は、ミンカブ・ジ・インフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。 提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、ミンカブ・ジ・インフォノイドは一切の責任を負いません。

【南アフリカランド円今週の予想(2月15日)】
*予想レンジ:7.00円~7.50円
*南アランド円は堅調に推移しそうだ。
新興国通貨の動向を見る際に重要なポイントの一つは「実質金利」だろう。
「実質金利」=「名目金利(政策金利)」-「物価上昇率(インフレ率)」

南アフリカランドに関して言えば、
政策金利3.5%-物価上昇率3.0%=実質金利プ+0.5%。

南アランドの安定に加え、ラマポーザ政権の経済運営への信頼感から、かつては二桁台にあった物価上昇率も現在は落ち着いている。

今週は17日に発表される1月消費者物価指数(CPI)と小売売上高が注目される。特にCPIは前年比で南ア準備銀行(SARB、南ア中銀)が目標とする3.0~6.0%の間に収まるか注目される。


新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、昨年前半の南アランドは下落基調にあったが、足元では感染拡大が懸念される前の水準にまで戻ってきている。高金利に加え資源価格の上昇が南アランドを押し上げたようだ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、南アフリカでは対策を厳格に行うために都市封鎖(ロックダウン)が行われた。その結果、GDPは一時的に大きく落ち込んだものの、都市封鎖の解除後は、その反動から回復の動きを見せている。

懸念事項は、ワクチンの効果だろう。南アフリカ政府は、イギリスのアストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンに関して、初期段階の臨床試験の結果、南アフリカで確認された変異ウイルスでは軽度から中程度の症状を防ぐ効果は低い可能性があるとして、近く始める予定だった接種を一時的に見合わせると発表した。一方、世界保健機関(WHO)は、より多くのデータで詳しく分析する必要があるという認識を示した。

南アフリカのムキゼ保健相は10日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大が共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、政府としてこれを売却するか、別のワクチンと交換する可能性があると明らかにした。同国は米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチンを代わりに用いた接種を来週開始するため、準備を急ぐ。南アフリカ当局は、小規模な臨床試験(治験)でアストラゼネカのワクチンが同国で流行している変異した新型コロナウイルス「501Y.V2」に対し、最低限の効果しか発揮しなかったとの結果を受けて、数日前にアストラゼネカのワクチン接種開始を見合わせたばかり。

南アフリカの主要輸出鉱産物である白金族(プラチナ、パラジウム等)の価格が上昇していることは南アランドのサポート要因になっている。

先週、プラチナの国際相場が6年ぶりの高値を付けた。環境銘柄として注目され投資需要が堅調。南アフリカの産出減少などを受け2020年の白金供給は2年連続で需要を下回り、需給が引き締まっている。南アの都市封鎖に伴う操業停止や大手鉱山会社の工場設備トラブルなどを背景に、供給量は前年比20%減の152トンとなった。総需要も同18%減の215トンとなったが、供給の減少幅が上回った。


【南アフリカ経済指標】
2月17日水曜日
17:00南アフリカ1月消費者物価指数前年比前回+3.1%、予想+3.3%
20:00南アフリカ12月小売売上高前年比前回-4.0%、予想-2.3%

2月18日木曜日
16:00南アフリカ12月景気先行指数前回114.5

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【南アフリカランド円今週の予想(2月8日)】
*予想レンジ:6.70円~7.30円
*南アランド円は、堅調に推移しそうだ。バイデン大統領が掲げる1兆9000億ドル規模の追加対策について、与党民主党だけで可決できるよう議会上下両院で手続きが進んでいる。米株式市場のみならず世界の株式市場もこれが可決されるとの楽観的な見方から上昇しており、新興国市場もその余波で買われていく可能性が高い。

先週の南アフリカランドは、ロックダウン(都市封鎖)規制水準は据え置かれたが、規制が緩和されたことが好感されて上昇した。ただ、新型コロナウイルスの変異株が南アで猛威をふるっていることもあり、今後の感染状況次第では再びロックダウンが実施される可能性もあり注意を要する。新規感染者数の拡大を受けて、累計の感染者数は145万人を上回り、死亡者数も拡大傾向を強めている。

南アフリカでは、新型コロナの世界的な感染拡大を受けて観光関連産業や外食関連産業が落ち込んでいる。回復のために陰性証明を条件にすべての国との往来解禁に動くなど、幅広い経済活動を再開しようとした。しかし、南アフリカ由来の変異種が発見されてからは、多くの国が南アフリカからの渡航を一時停止に踏み切っており、経済活動再開は頓挫している。感染再拡大を受けて景気の底割れも懸念されている。

今後はやはりワクチン接種の動向に左右されるだろう。2月1日、南アフリカでは初めてワクチンが輸入され、医療関係者に接種が始まることになった。ラマポーザ大統領は、国民向けの演説で「ワクチンの到着で流れを変えることができる」と述べ、期待を示した。今回輸入されたワクチンは、アストラゼネカなどが開発し、インドの大手製薬会社が製造した100万回分で、今後、医療従事者を対象に接種が始まった。南アフリカは、このほかにも国連などが関わるワクチンの公平な分配のための枠組みに参加するなどし、ワクチンを確保することにしている。

しかし、政府が目指す、人口の67%にあたるおよそ4000万人分の確保にはなお時間がかかる見通しで、変異したウイルスが広がる中で、先進国などに比べて確保や接種時期をめぐる「ワクチン格差」が課題となっている。7日、南アフリカは、南アフリカ変異株への大きな効果が「無い」と証明されたとしてアストラゼネカのワクチン接種を中止した。

南アフリカの主要な輸出品である貴金属、とりわけプラチナやパラジウムは環境銘柄として価格が高値で推移しており、南アフリカ経済には利益をもたらしている。


【南アフリカ経済指標】
2月11日木曜日
20:00南アフリカ12月製造業生産前年比前回-3.5%、予想-1.2%

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【南アフリカランド円今週の予想(2月1日)】
*予想レンジ:6.70円~7.30円
*南アランド円は、もち合いで推移しそうだ。

新興国の株価通貨動向は米株価の動向に左右されやすい。NYダウは先週末29日のNYダウは、個人投資家による投機的な取引で相場が不安定化するとの警戒感が広がり急反落し、約1カ月半ぶりに3万ドルの大台を割り込んで引けた。人気の株取引アプリ「ロビンフッド」などで導入された一部銘柄の取引制限措置が緩和されるとの報を受け、投機的な動きによって相場が荒い値動きを示すとの懸念が台頭。リスク回避の動きが強まった。

恐怖指数VIXの29日の終値は33.09となり、前日比9.53%上昇した。同指数は20を超えると投資家の不安心理が高まっているとされ、この日は一時37を超えた。世界金融市場のリスクオン・オフの動きに左右される展開となりそうだが、南アフリカのコロナ変異種に対してワクチンが効く効かないという問題は南アランドの当面の重石になろう。

南アフリカのコロナ変異種にはナワクチンの効果がない可能性がある。ラマポーザ政権の南アフリカコロナ対策の代表者ムテンブ大統領府相が、コロナ感染で21日に死亡しており、現在、閣僚6人が感染している。

今週5日には1月米雇用統計の発表が控えているため、様子見が次第に強まりそうだ。

*米金融情報会社S&Pグローバルは27日、2021年の信用格付け見通しについて、欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備制度理事会(FRB)、その他の主要中央銀行による大規模債券買い入れプログラムによって大部分の先進国はあまり打撃を受けない一方、途上国はリスクが高まるとの見方を示した。新型コロナウイルス危機により、先進7カ国(G7)の債務の国内総生産(GDP)比は21年末までに19年比で23ポイント上昇するものの、信用格付けを引き下げる直接の要因にはならない見込みだという。

ただ、途上国の中には過去1年間で格下げを受けた国がアフリカで8カ国、中東で5カ国、南米・中米・中南米で11カ国あり、今後も増えていくという。S&Pは現時点で、途上国16カ国の格付け見通しを「ネガティブ」としており、今後の格下げもあり得る。急上昇しているブラジルと南アフリカの債務水準は23年まで安定しないと見込んだ。


【南アフリカ経済指標】
2月1日月曜日
18:00南アフリカ 製造業PMI前回50.3、予想50.0

2月5日金曜日
15:00南アフリカ1月外貨準備高[Net]前回520.5億USD、予想519.0億USD

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【南アフリカランド円今週の予想(1月25日)】
*予想レンジ:6.50円~7.00円
*南アランド円は、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果次第だろう。米連邦準備制度理事会(FRB)は26、27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。新型コロナの感染が世界に拡大している中で、FRBの一段の金融緩和の決定は、新興国市場にはカンフル剤になるだろう。南アフリカランドは、米国のバイデン新政権への期待による堅調な株式市場の動きが好感されていた。このため、米株価が上昇基調を維持している限りは、南アランドも断続的に買いが入ると思われる。

南アフリカ準備銀行(SARB、南アフリカ中央銀行)は先週21日の政策決定会合で、主要政策金利であるレポレートを3.50%に据え置いた。インフレ見通しに対する全体的なリスクは短・中期的に均衡しているとの見方を示した。ハニャホ総裁によると、5人の政策委員のうち3人が金利据え置きを支持、2人が0.25%の利下げを主張した。事前調査でも政策金利据え置きが予想されていた。

ハニャホ総裁は「景気回復の遅れによって今年および来年のインフレ率が目標レンジ(3~6%)中央値を下回る水準で維持される」と指摘。「金融政策によって金融情勢が緩和され、新型コロナウイルス感染症の経済的影響に対する家計や企業の耐性が強まっている」と述べた。また「経済・金融情勢は当面の間、不安定な状態が続くだろう。この不確実性の高い環境下で、政策判断は引き続き指標次第で、見通しに対するリスクのバランスに影響されやすい」とした。

先週発表された12月の南ア消費者物価指数(CPI)では食品価格が前年比で7.0%以上値上がりし、他の日用品やガソリンなども上昇傾向にあることが判明した。一時ウイルス感染による景気悪化に備えた利下げ論も出ていたが、今回のCPI上昇でSARBの利下げ見通しは後退したといえそうだ。

しかしながら、南アフリカでは、新型コロナウィルス変異種の感染拡大が懸念されており、これが南アランドの重石になっている。南アフリカの伝染病専門家は18日、南アで検出された新型コロナウイルスの変異種について、人の細胞に結合しやすく、感染力が従来種よりも強いことが生物学的に確認されたと発表した。さらに、過去に新型コロナに感染していても変異種に対する免疫はさほどなく、再感染する可能性があると指摘した。

南アフリカ保健省は18日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)から新型コロナウイルスワクチン900万回分を受け取ると明らかにした。新型コロナ感染の第2波に見舞われる中、南アの感染者数は累計約134万人、死者は3万7000人超に達している。第2波は感染力が強いとされる変異種によって急拡大しているが、クリスマス休暇からの帰省や人が大勢集まる葬儀などによって、状況が今後さらに深刻化する恐れがあると保健当局は警告している。こうした事態を受けて、南アフリカとの往来が禁止されている。オランダ政府は20日、国内での新型コロナウイルス変異種の感染拡大を防ぐため、南アフリカや英国などからの入国を制限すると発表した。


【南アフリカ経済指標】
1月27日水曜日
16:00南ア11月景気先行指数
前回108.6

1月28日木曜日
18:30南ア12月生産者物価指数前年比前回+3.0%、予想+3.1%

1月29日金曜日
21:00南ア12月財政収支前回-214億ZAR
21:00南ア12月貿易収支前回+367億ZAR、予想+300億ZAR


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【南アフリカ中銀、金融政策を据え置き】
*南アフリカ準備銀行(中央銀行)は21日の政策決定会合で、主要政策金利であるレポレートを3.50%に据え置いた。

インフレ見通しに対する全体的なリスクは短・中期的に均衡しているとの見方を示した。

ハニャホ総裁によると、5人の政策委員のうち3人が金利据え置きを支持、2人が0.25%の利下げを主張した。市場予想では政策金利の据え置きが予想されていた。

ハニャホ総裁は「景気回復の遅れによって今年および来年のインフレ率が目標レンジ(3~6%)中央値を下回る水準で維持される」と指摘。「金融政策によって金融情勢が緩和され、新型コロナウイルス感染症の経済的影響に対する家計や企業の耐性が強まっている」と述べた。

また「経済・金融情勢は当面の間、不安定な状態が続くだろう。この不確実性の高い環境下で、政策判断は引き続き指標次第で、見通しに対するリスクのバランスに影響されやすい」とした。

この決定を受けて南アランド円は7円から反落した。

現在、南アフリカでは新型コロナウィルス変異種の拡大をうけて経済の停滞が懸念されている。

主要輸出品である白金族(プラチナ、パラジウム等)は、バイデン新政権が環境問題を重視する政策を打ち立てていることから、価格が上昇しており、南アフリカの貿易には寄与している。

南アランド円も底堅く推移しそうだ。

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【南アフリカランド円今週の予想(1月18日)】
*予想レンジ:6.50円~7.00円
*南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。新型コロナウイルスの影響で南アフリカ経済が縮小している。実質GDP(国内総生産)は2020年7~9月期に季節調整後の年率換算で前期比66.1%の大幅増となり、4四半期続いたマイナス成長を脱した。しかし、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は20年の成長率見通しをマイナス8.0%と予想。21年は3.5%、22年は2.4%の成長が見込まれる。

感染拡大防止に向けた第3段階の規制が2月15日まで継続されることが決定した。今回は規制水準を引き上げることはなかったが、南アフリカ国民の帰国や貨物の輸送、外交官等の移動を除いて20カ所の国境は閉じられることになった。より厳しい第4、5段階への規制引き上げは回避されているが、今後の感染状況次第では引き上げの可能性もある。昨年春のような厳しいロックダウンが実行された場合、歴史的に見て低い政策金利の水準がさらに引き下げられる可能性もある。

今週は、20日に12月消費者物価指数(CPI)が発表される。21日には南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)会合が開かれる。政策金利に関しては市場予想は据え置きだが、一部では引き下げを予想する声もある。20日のインフレ指標は低下が予想されているが、3.0%を下回るようであれば、利下げへの思惑が高まり南アランドは売られる可能性が高いだろう。

南アフリカで新型コロナウイルスの変異種の感染が拡大し、白金族(白金、パラジウム、ロジウム、イリジウム等)の供給が懸念されている。これらの白金族は供給不安を背景に価格が高騰している。急騰の一因は南アの新型コロナ変異種の感染拡大だ。南ア政府は感染急増に伴い先月末にロックダウン(都市封鎖)の強化を発表。5段階に分類した警戒レベルをレベル3へと引き上げた。南アにとって白金族輸出は外貨獲得のための重要手段。レベル3では鉱山生産に影響はないと言われているが、欧州の一部では南アの航空便を制限しており、国際物流の停滞に伴う輸送の遅れが懸念されている。



【南アフリカ経済指標】
1月20日水曜日
17:00南ア12月消費者物価指数前年比前回+3.2%、予想+3.1%

1月21日木曜日
20:00南ア11月小売売上高前年比前回-1.8%、予想-2.6%
時間未定:南ア中銀政策金利前回3.50%、予想3.50%

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【南アフリカランド円今週の予想(1月12日)】
*予想レンジ:6.50円~7.00円
*南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。

南アフリカで発生した思われる新型コロナウイルス変異種の感染力が高く、南アフリカ経済を蝕んでいく可能性が高い。昨年末に規制が第3段階まで規制が引き上げられたが、この第3段階の規制は今月15日を期限とし、同日に見直されることになっている。先週末には一時規制を昨年春のように最高水準まで上げるのではないかとの見方も出ており、南アランドを押し下げる要因になった。

南アフリカで見つかった新型コロナウイルス変異種について、英科学者はワクチンが効くと完全に確信しているわけでない。ハンコック保健相は4日、新たな変異種を非常に懸念していると述べた。英国と南アフリカでは最近、変異ウイルスが発見され、感染の急拡大をもたらしている。

英政府のワクチン・タスクフォースのメンバーであるオックスフォード大学のジョン・ベル教授は3日、ワクチンは英の変異ウイルスには効果があると思うが、南アの変異ウイルスへの効果には「大きな疑問符」が付くと述べた。現行のワクチンが効かなかった場合、新たにワクチンを創製する必要があるという。

また、1月21日に開催される南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)の金融政策委員会(MPC)では、景気落ち込みに対する予防的な金利引き下げに動くのではないかという見方が出ており、これも南アランドの重石になっているようだ。

今週発表される経済指標はいずれも前回よりも改善すると見られており、この通りであれば南アランドは下げ止まる可能性が高いだろう。


【南アフリカ経済指標】
1月12日火曜日
20:00南アフリカ11月製造業生産前年比前回-3.4%、予想-1.7%

1月13日水曜日
20:00南アフリカ11月小売売上高前年比前回-1.8%、予想-2.3%

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【南アランド円今週の予想(1月5日)】
*予想レンジ:6.80円~7.20円
*南アランド円は、もち合いで推移しそうだ。新年4日は、新型コロナウィルスの感染拡大が懸念され日本でも非常事態宣言が出されるなどリスクオフモードが強まりそうだ。米国では5日に米議会の支配勢力を決めるジョージア州上院の決選投票が行われる。週末8日には12月米雇用統計が発表されるなど重要イベントが控えていることもあり、新興国通貨を積極的に買っていく状況ではない。様子見姿勢が強まりそうだ。南アフリカでも新型コロナの感染状況が急悪化していることを受け、ラマポーザ大統領が、ロックダウンレベルを3に引き上げた。これによって、集会等が禁止となり、飲食店の営業も夜8時までとなった。さらに、アルコール販売も禁止される。南アフリカの経済が再びダメージを受けることになり、国民の不満も高まることになりそうだ。

アフリカ全体を共通市場にするアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)が2021年1月に発足した。関税撤廃を掲げ、人口12億人超の巨大市場で貿易促進を目指す。12月初め、2021年1月1日の運用開始を決めたアフリカ連合(AU)の会議で議長国、南アフリカのラマポーザ大統領は「大陸の統合における画期的な出来事だ」と強調した。2020年7月に始める予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で遅れていた。AUの55カ国・地域のうちエリトリアを除く54カ国・地域が署名し、3分の2が批准を終えた。物品貿易で5年以内に品目ベースで9割を関税ゼロにする目標を掲げる。各国が関税率の表をつくり交渉する必要があるが、作業は遅れている。アフリカ大陸全体が参加すると、国内総生産(GDP)の総額は2兆5千億ドル(約259兆円)との推計がある。国連によると、人口は50年に計25億人に倍増するという成長市場。AfCFTA参加国は域内貿易の活性化に期待をかけるが、現状ではアフリカ経済は域外への依存が強い。鉱物資源や農産物を原材料として輸出し、欧米や中国から付加価値の高い製品を輸入する国がなお多い。国境をまたぐ道路や港湾の整備の遅れは物流の足かせになっている。製造業に不可欠の電力の安定供給も課題。紛争や治安問題を抱える国もある。国によって経済の発展段階のばらつきが大きく、分業の仕組みをつくりサプライチェーン(供給網)を充実させるには時間がかかる。それでも世界最後にして最大のアフリカ市場には熱い目が向けられている。その中心となるのはアフリカ最大の工業国である南アフリカだろう。

【南アフリカ経済指標】
1月8日金曜日
15:00南ア12月外貨準備高[Gross]前回537.6億USD
18:00南ア12月製造業PMI前回52.6

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【南アランド円、今週の予想(12月28日)】
*予想レンジ:6.80円~7.20円
*南アランド円は、新型コロナの変異種への警戒から上値が重くなりそうだ。南アフリカは、今春以降、主要格付機関3社が新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う財政状況の急速な悪化を理由に相次いで格付けを引き下げられた。11月にも2社が追加の格下げを実施するなど海外投資家が敬遠する状況になっている。しかし、南アランドは新型コロナ対策への楽観的な姿勢を反映して堅調に推移してきた。

南アでは春先以降の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて都市封鎖(ロックダウン)による感染封じ込め策が採られ、秋頃には新規感染者数が頭打ちしたことで、政府は9月以降に都市封鎖を解除するなど経済活動の正常化が図られた。さらに、政府は総額 5000 億ランド規模の景気刺激策の実施を決定したほか、その一部をIMF(国際通貨基金)による緊急収支で賄うとともに、南アフリカ中銀も金融緩和を実施するなどして景気を下支えした。世界経済の回復期待も追い風に南アにおいても製造業が回復を見せ景気の底入れが示されたことで南アランドを押し上げてきた。

しかし、先月末以降に新型コロナウイルスの新規感染者数が再び拡大傾向を強めており、今月に入って以降は感染力の強い「変異種」が発見されるなど、感染が再拡大する可能性が高まっている。南アにおける累計の感染者数は95 万人を上回り、死亡者数も累計で 2.5 万人を上回るなど事態は急速に悪化している。

南ア政府は先月、低迷が続く観光関連産業や外食関連産業を後押しするため、すべての国を対象に往来を解禁する方針を明らかにし、海外からの来訪者の受け入れに向けて幅広い経済活動を戻そうとしていた。しかし、南ア由来とされる変異種の発見を受けて、多くの国が南アからの渡航受け入れを一時停止する動きが広がっている。足下では感染再拡大によって景気の底入れの動きが頓挫する懸念も高まっており、南アランドの上値は重くなりそうだ。さらに、南アフリカで電力供給を独占する国営電力会社エスコムが、巨額の負債により破綻の危機に陥り、電力料金引き上げの必要性を強調していることも足かせになろう。同社の機能不全により、アフリカで最も工業化の進んだ南アでは計画停電が日常化しているはが、景気が冷え込んでいる中、値上げはすんなりと受け入れなれないだろう。


【南アフリカ経済指標】
12月28日月曜日
21:00南ア11月貿易収支前回+361億ZAR

12月30日水曜日
21:00南ア11月財政収支前回-497億ZAR

12月31日木曜日
15:00南ア11月マネーサプライM3前年比前回+9.83%

zar1228


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