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カテゴリ: 南アランド

【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。地政学的リスクを背景に、高金利通貨が売り戻された。南アフリカでは、ズマ大統領の不信任投票が無記名で実施されたことが決定されると、同大統領の罷免が決定される可能性が高いとの見方から投票前にランドが急反発したが、投票の結果、罷免否決との報が流れると、ランドは急落した。

*今週の南アランド円は戻り売りが優勢となりそうだ。先週8日、南アフリカの国民議会は、汚職疑惑を抱えるズマ大統領に対する不信任案を否決した。ズマ大統領が率いる与党アフリカ民族会議(ANC)から造反が出るとの観測もあったが、不信任案の支持は議席数の半数に届かなかった。ズマ大統領の任期は2019年半ばまでで、任期途中での辞任はひとまず免れた。しかし、野党の反発は根強く、デモの拡大などで国内の混乱が長引く可能性がある。ズマ大統領(2009年就任)は、私邸の改修に公金を流用した疑惑があり、新興財閥との癒着が浮上し、金権体質が批判されてきた。

資源価格の低迷で輸出が低迷するなか、有効な経済政策を打ち出せず、2016年の経済成長率は0.2%に沈んだ。失業率は20%を超え、都市部を中心にズマ大統領への反発が広がっている。ズマ大統領は支持を取り付けるため、公共事業の乱発や公務員の賃金引き上げに傾斜している。

今後も同様の施策を続ける可能性が高く、財政悪化に拍車がかかる恐れがある。このような状況の下、高金利というだけで南アランドを買うのはリスクが高いだろう。

日足チャートを見ても、主要移動平均線を割り込んで下落に転じており、年末に行われるANC議長改選に向けて、混乱が高まる可能性がある。16日に発表される6月小売売上高は予想+0.1%で、前回の+0.9%から大幅に低下する見込み。


<強材料>
①.ドル安を受けて、金や白金価格が堅調。
②.6月の貿易収支が大幅改善(72億南アランド→107億南アランド)

<弱材料>
①.ズマ大統領への不信任は強く、国内混乱の可能性。
②.今年1-3月期GDPはマイナス成長。
③.高い失業率(20%)。


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予想レンジ:8.00円~8.20円


情報提供:(株)エムサーフ
※上記ロゴが記載されたチャートの著作権は、(株)エムサーフに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)エムサーフは一切の責任を負いません。

【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。ズマ大統領が、南アフリカ経済は追い込まれた状態で、今年の成長率は0.5%を下回るだろうと発言したことを受けて、南アランドは売りが優勢となった。

クガニャゴ南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)総裁も、広範囲にわたる景気後退や、政治的な不透明感が悪影響を与えると発言し、南アランド円は5月18日以来の8円10銭台まで下落した。

*今週の南アランド円は大きく動く可能性がある。南アフリカ共和国議会は8日、ズマ大統領の不信任動議に関して非公開の投票を実施する。同大統領罷免の可能性が強まる公算がある。

不信任動議が可決されるには議員400人のうち過半数による支持が必要になる。与党であるアフリカ民族会議(ANC)の議員は、自らの職を失うリスクを負わずに大統領解任に賛成票を投じることが可能になるため、非公開投票によって、ズマ大統領が罷免される確率は高まる。

ズマ大統領は、これまで汚職に関する疑惑で追求されたものの、追放の動きを乗り切ってきた。同大統領は、ANCの議長(党首)職を今年12月に、大統領職を2019年にそれぞれ退く予定。仮に、ズマ大統領罷免となれば、海外投資家には好感され南アランドには強材料になろう。逆に、罷免されなかった場合、失望売りが強まる可能性がある。

南アフリカは1-3月期の国内総生産(GDP)が前年比-0.7%と、景気後退入りしてしまった。その後発表された経済指標も冴えないものが多く、7月には5年ぶりとなる利下げを行なった。景気刺激のための利下げだが、果たしてこれが起爆剤となるかどうか。米国の追加利上げを受けて輸出産品である金や白金の価格は伸び悩んでいる。高金利を受けて投資資金が流入するため、下値は支えられそうだ。

<強材料>
①.6月の貿易収支は改善している。
②.6月の消費者物価指数(CPI)は前回より低下。

<弱材料>
①.1-3月期はマイナス成長。
②.5月小売売上高は前回より低下。


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予想レンジ:8.10円~8.30円


情報提供:(株)エムサーフ
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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。先週初めは、全国執行委員会(NEC)でズマ大統領が与党アフリカ民族会議(ANC)に罷免されることが決定されなかったことから、国内政治の不安定さが後退するとの見方が強まり、南アランドは8円70銭台まで買われた。しかし、ズマ大統領留任は南アフリカ経済には悪影響が大きいとの見方が次第に強まり、南アランドは一転して売りが優勢となった。円高の影響もあって、一時8円37銭まで下落したが、週末は円高の一方で、5月の米雇用統計の悪化からドルが売られたため、南アランドも底堅く推移した。

*今週の南アランド円は、堅調に推移しよう。ズマ大統領が罷免されなかったことで、市場は再び南アフリカの経済状態に焦点をあてるだろう。5月の米雇用統計では非農業部門就業者数が予想を大幅に下回ったことで、ドルが下落に転じた。ドルの下落はドル建て金や白金価格を押し上げた。貴金属が主要な輸出品である南アフリカ経済にとってはポジティブ要因であり、南アランドを押し上げている。米国の6月の利上げはほぼ確実視されているが、それ以降は、利上げペースが鈍る可能性があり、貴金属相場を押し上げよう。南アランドにも強材料となろう。今週は6日に1-3月国内総生産(GDP)が発表されるが、前年比で+1.0%が予想されており、前回の-0.3%より大幅改善する見込み。予想通りであれば、南アランドには強材料となろう。


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予想レンジ:8.50円~8.80円


情報提供:(株)エムサーフ
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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は、大幅に上昇した。与党・アフリカ民族会議(ANC)の一部から、ズマ大統領排斥を考えているとの報道がブルームバーグから出ると、南アランドは上昇した。南アフリカの4月の消費者物価指数(CPI)は前年比で+5.3%と。予想の+5.6%、前回の+6.1%を下回った。予想以上にインフレ率が低下したことが好感されて、南アランドはさらに買われ大幅上昇となった。25日、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は金融政策決定会合を開き、政策金利を現行の7.00%に据え置くことを決定した。据え置きは市場予想通り。

*今週の南アランド円は政治的な安定を受けて堅調に推移しそうだ。ズマ大統領は今年3月末に市場の信任の厚かったゴーダン財務相を解任し、同国の信用格付け引き下げを引き起こしたため、与野党や国民の間では退陣を求める声が高まっていた。しかし、与党アフリカ民族会議(ANC)は28日の幹部会議で、ズマ大統領に対する不信任動議を否決した。報道によると、26日に始まった同党の全国執行委員会(NEC)では幹部70人が不信任動議について賛成か反対の立場を表明し、大半が大統領を支持した。議論は白熱し、28日深夜まで続いた。

また、GMが南アフリカから撤退する事を表明した一方で、VW(フォルクスワーゲン)とFORD(フォード)は同国に残ることを表明したことも南アランドにはポジティブとなった。

先週、格付け会社ムーディーズが中国の格付けを「Aa3」から「A1」に引き下げたことを受けて、資源国通貨である豪ドルは押し下げられたが、同じ資源国通貨である南アランドには、特に弱材料にならなかった。これも、ドルが下落し、南アフリカの主要な輸出品である金や白金といった貴金属の価格が上昇しているからだろう。


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なお、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は、2017年の経済成長見通しを従来予想の1.2%から1.0%に、2018年を1.7%から1.5%に、2019年を2.0%から1.7%に、それぞれ下方修正した。

予想レンジ:8.35円~8.75円

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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は、トランプ大統領の「ロシアゲート」を巡るドルの反落を受けて、一時は8円70銭目前まで反発したが、その後は、円高の影響を受けて軟化した。原油価格が上昇したため、資源国通貨である南アランドの下値も支えられた。

*今週の南アランド円は堅調に推移しそうだ。24日に4月の消費者物価指数(CPI)が発表される。前年比で+4.9%が予想されており、前回の+5.2%より鈍化する見込み。25日には南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)理事会が開催され、政策金利を発表する。政策金利は、現状の7.00%の据え置きが予想されている。25日には石油輸出国機構(OPEC)総会が開催され、協調減産が延期される見込みで、コモディティ価格をサポートし、資源国通貨である南アランドには強材料になろう。最近のドル安を受けて南アフリカの主要な輸出品である金や白金価格が堅調に推移していることも南アランドには追い風になっている。

南アフリカ白金大手ロンミンは15日発表の決算で、上半期(1~6月)の営業損失が1億8100万ドルだったと発表した。コスト高と生産減少が理由。 また、今年の設備投資額計画を14億~15億ランド(約1億0510万~1億1260万ドル)と、従来の18億ランドから引き下げた。

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予想レンジ:8.30円~8.70円


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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は堅調に推移した。7日に行われたフランス大統領選の決選投票では、中道系独立候補のマクロン前経済相が極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首に大差を付けて勝利した。また、米国の原油やガソリン在庫が減少したことを受けて原油相場が反発し、トランプ大統領がコミー連邦捜査局(FBI)長官を電撃解任したことで金相場も上昇した。そのため、南アランドは買い戻され、対円では円安もあって8円50銭台を回復する場面もあった。

*今週の南アランド円は堅調に推移しそうだ。ズマ大統領がゴーダン財務相を3月末に解任し、格付け会社S&P社が4月上旬に、南アフリカの外貨建て長期債務格付けを従来よりも1段階低い「BB+」に引き下げたが、そこがボトムとなって反発に転じ、堅調に推移している。

経済指標としては3月の小売売上高に注目。フランス大統領選の結果や原油相場の上昇が強材料になっている。石油輸出国機構(OPEC)の盟主であるサウジアラビアとロシアは、現行の原油生産の削減を2018年3月末まで行うことに合意したようだ。トランプ大統領のコミーFBI長官の突然の解任により、金相場が堅調に推移している。いずれも間接的に南アランドをサポートしている。とはいえ、ズマ大統領がゴーダン財務相を解任した直後に起こったランド売りが再燃する懸念は残っている。今年12月には、与党・アフリカ民族会議(ANC)で次期党首を決める選挙が行われるが、年末にかけて政治リスクが高まる可能性がある。選挙はまだ先の話だが、南アランドは常に政治リスクに注意しておきたい。

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予想レンジ:8.30円~8.70円


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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は、ほぼ横ばいで推移した。先週は南アフリカ関連の経済指標が特になく、また日本が長期連休に入り、さらにフランス大統領選前ということもあって、動きにくい状況となった。ドル円の動きに左右される展開となった。

*今週の南アランド円は、レンジ内の動きが継続しそうだ。週明け8日に発表された4月の中国貿易統計は380.5億ドルと、予想の352億ドル、前回の239.2億ドルを大幅に上回った。世界的な需要回復に加え、最大貿易相手国である米国との貿易戦争の脅威が和らいだことから、中国の輸出見通しは改善したようだ。国際通貨基金(IMF)は今年の世界の成長予想を引き上げているため、外需見通しも好転している。南アフリカの主要産品である貴金属輸入に関しては、大幅な伸びは期待できそうにない。また、原油相場が急落しており、代表的な国際商品指数であるCRB指数が180ポイントを割り込んでおり、資源価格の低迷は、資源国通貨の南アランドの重石となろう。

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予想レンジ:8.20円~8.50円


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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランドは、対ドルで3週間ぶりの高値まで戻し、対円でも今月3日以来の高値まで上昇した。19日に発表された3月の消費者物価指数(CPI)は市場予想より弱かった。インフレの鈍化は南ア経済にはプラスに働くとの見方が強材料になった。また、ズマ大統領が銀行や鉱山を国有化するとの噂があったが、同大統領が否定したことで、南アランドは一段高となった。

*今週の南アランド円は保ち合いとなりそうだ。先週は大幅上昇し、利益確定売りも出やすくなっている一方で、インフレ率の低下は銀行や鉱山の国有化の否定を受けて買い戻しも入りやすく、総じて保ち合いとなりそうだ。

格付け会社ムーディーズは南アフリカの格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。ただし、今後30-90日間かかるとしており、この間に、政治的な安定が高まり、インフレ率もさらに落ち着けば、格下げは見送りになる可能性もある。

26日に発表される3月の生産者物価指数(PPI)は前年比で+5.5%と前回の+5.6%より低下する見込み。28日に発表される3月の貿易収支は54億南アランドと前回の52億南アランドより増加する見込み。

日足チャートでは、200日移動平均線にサポートされて反発し、20日移動平均線をブレイクして100日移動平均線に到達した。8円割れは遠のいた可能性が高い。

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予想レンジ:8.30円~8.60円


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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は反発した。トランプ大統領の米ドルは高すぎるとのドル高牽制発言や、中国の貿易統計を好感して南アランドは買い戻された。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。南アランド急落の経緯を振り返っておこう。

3月30日、ズマ大統領はゴーダン財務相を含む9閣僚を解任し、新財務相に金融やビジネスに関しては経験の乏しいギガバ内相を充てる内閣改造を発表した。

しかし、市場はこの決定に大きく失望し、ランドは暴落となった。ゴーダン財務相は財政規律を重視しており、財政拡大に積極的なズマ大統領とは政策や方針で対立があった。

2014年にいったん財務相を退任し、 代わりにネネ財務相が財政再建に着手したがうまくいかず、2015年12月にはネネ財務相を突然解任し、金融経験や閣僚実績に乏しいバンルーエン氏を新財務相に据えた。しかし、市場から大きな反発を受け、そのため、数日でゴーダン氏を新財務相にしたという経緯がある。

ズマ大統領は、南ア最大の民族ズールー族出身で国民の支持も高く、2009年、14年とアフリカ民族会議(ANC)を率いて選挙に圧勝しているが、この決定には与党であるANCからも強い批判が出て、党の分裂も取りざたされた。一部では、ズマ大統領に辞任を求める動きまで出たと言う。

ゴーダン前財務相の財政規律路線が評価されて、南アランドは安定的に推移してきたが、今回、その前提が突然消滅したので、海外投資家の南アランド離れが強まった。

4月3日、米格付け会社S&P社は、南アフリカを000年以来17年ぶりに、投機的格付けのジャンク級に格下げした。外貨建て国債格付けを「BBB-」から「BB+」に格下げ。財政状況や景気動向いかんではさらなる格下げもあり得ると警告した。また、ランド建て国債も「BBB」から「BBB-」に格下げしたが、投資適格水準は保たれた。格付け見通しはいづれも「ネガティブ(弱含み)」。S&Pは発表文の中で「ANCが主導する政権内の対立が浮き彫りとなり、政策続行が不可能になる恐れがある。これが景気や財政に悪影響を及ぼす可能性が高まっている」と指摘した。

ズマ大統領に対する不信任決議案の採決を最高裁が認めた場合、過半数の議席を保有する与党ANCは不信任案に反対票を投じる姿勢を示しているが、秘密投票の場合は可決される可能性も出てくるという見方もある。

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予想レンジ:7.80円~8.20円



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【南アランド円、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は大幅下落となった。ズマ大統領がゴーダン財務相を含む9名の閣僚を解任したことを受け、南アフリカの財政悪化が連想された。これに連動して、米格付け会社S&P社は南アフリカを、2000年以来17年ぶりに投機的格付けのジャンク級に格下げした。S&P社は3日、外貨建て国債の格付けを「BB+」に格下げ。これは、投機的格付けとしては最上位。ただ、財政状況や景気動向いかんではさらなる格下げもあり得ると警告した。また、ランド建て国債も「BBB」から「BBB-」に格下げされたが、投資適格水準を保った。格付け見通しはいづれも「ネガティブ(弱含み)」。南アランドは、対ドルで年初来安値を更新し、対円でも昨年の11月下旬以来、8円の大台を割り込んだ。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続くだろう。昨年末にS&P社が、南アの格付けを据え置いたことで南アランドは上昇に転じたが、今回はズマ大統領によるゴーダン財務相の解任により真逆の展開となった。昨年はパフォーマンス第一位の南アランド円もこの2週間で形無しとなった。4カ月かかった上昇幅がわずか2週間弱で打ち消された。今週は製造業生産と小売売上高が発表されるが、経済指標に反応する状況ではないだろう。米大手金融機関は、もしムーディーズも格付けを引き下げた場合、南アから最大で100億ドルを超える資金が流出する可能性があると予想しているが、ムーディーズの格下げの前に資金が流出する可能性もある。格下げの理由として、ズマ大統領が内閣改造を断行後、同大統領の辞任を求める声が高まるなど政局が不安定になっていることが挙げられている。内閣改造により与党アフリカ民族会議(ANC)政権内の分裂が浮き彫りになり、最悪の事態としてズマ政権の政策続行が不可能になる恐れがある。景気や財政に悪影響を及ぼす可能性が高まっていると指摘されていることから、政権の安定が何よりも求められている。S&Pに続いて、ムーディーズやフィッチなど他の大手格付け会社も格下げを行う公算が大きく、実際に格下げとなれば南アランド円の一段安も考えられる。ただ、経常収支の改善や高金利としての魅力、資源価格の底入れなどは南アランドの強材料なので、過度に悲観する必要もないだろう。過去のパターンを見ても、南アランド円は暴落したところで下ヒゲとなり、底入れしている。

zar0411


予想レンジ:7.80円~8.20円


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