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カテゴリ: 南アランド

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は、乱高下したが、結果的にほぼ同値で終えた。週初はアルゼンチン・ペソが政局不安で3割以上弱含んだことや、米中貿易摩擦の激化に加えて、国内の政治不安やさえない経済見通しが重石となり、6.79円と11カ月ぶりの安値を更新した。米中通商協議の悪化が世界経済に悪影響を及ぼすとの懸念から、資源通貨であり新興国通貨でもあるランドに売りが出た。米国の対中制裁関税の一部適用延期で買い戻しが入ったが、米国の長短金利逆転や世界的な株価の下落で再び下押しした。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。国営電力会社エスコムが深刻な財政難に陥っていることが最大の懸念要因だろう。大手格付け会社3社のS&P、フィッチ、ムーディーズはいずれもエスコムの多額な負債に対する南アフリカ政府の救済策は不十分と警告している。S&Pグローバルとフィッチ・レーティングスは2017年以来、南アフリカ格付けを投資不適格級としているが、ムーディーズのみは格付けを唯一投資適格級に維持している。しかし、今秋の見直しで格下げがされるとの見方が強まっている。高い失業率を受けてラマポーザ大統領の経済運営に不満が高まる中、同大統領を巡る違法献金問題が起こり、来年には辞職に追い込まれる可能性も取りざたされている。

こうしたもろもろのネガティブな要因を受けて、南アランドは対ドルで7月中旬から10%以上も下落し、南アランド円も今年1月のフラッシュ・クラッシュで急落した水準を大きく下回った。ショートカバーが一巡すれば、再び下げに転じるだろう。ここ数カ月の間に米連邦準備制度理事会(FRB)の他19の中銀が利下げを決定したが、。利下げを決定した中銀はFRBの政策変更と米中貿易戦争に起因するリスクの双方に対応したといえる。新興国ではこれまで金融政策が商品(コモディティー)価格に連動してきたが、現在はFRBとの連動性が強まっている。そのFRBが9月に再利下げする確率は83%に達している。南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は、7月に利下げを決定しこれが最後としたが、追加利下げ見通しが起きる可能性は残っているだろう。


【南アフリカ経済指標】
20日火曜日
16:00 6月景気先行指数前回103.9

21日水曜日
17:00 7月消費者物価指数前年比前回+4.5%、予想+4.3%

zar0819

*予想レンジ:6.90円~7.20円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は続落した。米中通商協議は難航し、米国は人民元安を非難して、中国を「為替操作国」に認定した。米中貿易戦争は、新興国通貨も押し下げ、南アランド円は対円で1月3日のフラッシュクラッシュ時の安値を割り込み、2016年7月15日以来の水準まで下落した。

南アフリカ6月製造業生産は前年比-3.2%、前回+1.0%、予想+1.7%と前回、予想よりも悪い内容となった。格付け会社ムーディーズは、南アフリカの国営電力会社エスコムについて、資本構造が持続可能でないため、直ちに改善計画が必要との見解を示した。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。米中通商協議が難航し、貿易面で中国依存が強い南アフリカにとってはネガティブな状況が続くことになろう。市場のリスクオフモードが高まっている中、リスクの高い新興国通貨が買われる可能性は低いだろう。南アフリカ自体にも格下げ懸念、史上最悪水準の高失業率、国営電力会社エスコムの経営問題、財政悪化などの問題点が多く、上値の重い展開が強いられそうだ。

今週は14日に6月小売売上高が発表される。国営電力会社エスコムは資金繰りが厳しくなっているが、先週、2019/20年度は200億ランド(13億4000万ドル)の純損失を計上するとの見通しを発表。18/19年度の207億ランドに続く損失となる。こうした中、南アフリカ政府は向こう2年度にわたり590億ランドの資本注入を行うと同時に、約10年間で2300億ランドの救済措置を実施することを提案。これに対し格付け会社ムーディーズは「エスコムの現在の資本構造は持続可能ではない」とし、「長期的で戦略的な業務改善策が直ちに必要」とした。ムーディーズは主要格付け会社3社の中で、南アフリカの格付けを唯一投資適格級に維持。S&Pグローバルとフィッチ・レーティングスは17年以来、南アフリカ格付けを投資不適格級としている。

【南アフリカ経済指標】
14日水曜日
20:00南アフリカ6月小売売上高前年比前回+2.2% 予想+2.0%

zar0813

*予想レンジ:6.90円~7.20円

情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。格付け会社ムーディーズによる南ア国債の格下げ示唆やフィッチの見通し引き下げで、地合いが悪化している中、じり安となった。南アフリカの国営電力会社エスコムの損失は、過去最大の207億ランドだった。

ただ、予想よりも低かったようだ。とはいえ、年間損失が2017年の23億ランドから207億ランドと9倍に拡大しているため、市場の警戒感は強まった。南アフリカ第2四半期失業率は29.0%、前回27.6%より悪化した。ラマポーザ大統領は、2018年の就任時に27万5000人の雇用を約束していたが、この状況では難しいと見られ、今後の国内総生産(GDP)への影響が懸念された。また、米中通商協議の難航が予想されたことも南アランドには重石となった。

*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。国営電力会社エスコムの損失額が市場予想よりも少なかったことは安心感を与えたが、依然として7月末に辞任したハデベ前最高経営責任者(CEO)の後任が決定していないことが市場の不安を高めている。今年に入り、南アフリカからの資金流失は債券市場を中心に進んでおり、南アランドを押し下げている。

ラマポーザ大統領を巡る違法献金問題で、大統領が来年には辞職に追い込まれる可能性があることも、市場の不透明感を高めている。週明け5日には中国の景気減速が鮮明になり、人民元が2008年の金融危機以降で初めて対ドルで7元台まで下落したことも南アランドには重石となろう。


【南アフリカ経済指標】
7日水曜日
15:00 7月外貨準備高[Net]前回439.4億USD、予想437.5億US18:30
       7月SACCI景況感指数前回93.3、予想93.0D

8日木曜日
20:00 6月製造業生産前年比前回+1.0%、予想+1.7%
 
9日金曜日
南アフリカ[休日]女性の日

zar0805

*予想レンジ:6.90円~7.20円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は下落した。6月消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回り、インフレが抑制されていないことが判明した。25日、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、政府が国営電力会社エスコムに対する追加の金融支援を提案したことについて、国の「信用力にネガティブ」に働くとの見方を示したことから、南アランドは大きく売られた。エスコムに対する政府の資金注入で、財政赤字や公的債務が著しく増大し、ムーディーズが11月にも格付けを引き下げる可能性が懸念された。格付け会社フィッチは26日、南アフリカの信用格付けに対する見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたため、下げ幅が拡大した。

ムボウェニ財務相は、エスコムに590億ランド(42億4000万ドル)規模の支援を行うための特別歳出法案について議会で説明した。しかし、フィッチは国営電力会社エスコムへの支援拡大などで財政状況が圧迫されているとした。 格付けはジャンク級(投機的等級)の「BBプラス」を維持した。フィッチによると、今会計年度の一般政府赤字は対国内総生産(GDP)比で前年度の4.2%から6.3%に拡大するという。声明では政治面のリスクも強調。「与党アフリカ民族会議(ANC)での内紛継続から政策決定への注力がそがれる可能性が高い」とした。 また「2019年のGDP成長率の下方修正も南アの潜在的なGDP成長率に新たな疑問を投げかける」とした。


*今週の南アランド円は、戻り売りが優勢となろう。国営電力会社エスコムには多額の負債があり、政府の救済策に関して、大手格付け会社2社がいずれも問題視している。ムボウェニ財務相は「エスコムへの融資は借入必要額を大幅に引き上げる可能性がある」としつつも、「南アフリカの対国内総生産(GDP)比債務は受け入れられない水準」とも言っている。エスコムの救済に多額の資金が必要だが、債務の拡大も懸念され南アの財政が一段と悪化する可能性がある。格付け会社ムーディーズは唯一、南ア債をジャンク級にしていないが、今後は格下げを行う可能性も有り得る。エスコムのハデベ最高経営責任者(CEO)は31日に辞任するが、後任者はまだ不明で、エスコム改革の前途は不透明。今週は、30日に4-6月期失業率、6月財政収支、31日に6月貿易収支が発表される。


【南アフリカ経済指標】
29日月曜日
15:00 6月マネーサプライM3前年比前回+9.07% 予想+8.50%
15:00 6月民間部門信用前年比前回+7.66% 予想+7.10%

30日火曜日
18:30 第2四半期失業率前回27.6%
21:00 6月財政収支前回-175億ZAR

31日水曜日
21:00 6月貿易収支前回+17億ZAR 予想+40億ZAR

01日木曜日
18:00 7月製造業PMI前回46.2 予想46.5

zar0729

*予想レンジ:7.50円~7.70円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は底堅く推移した。*南アフリカ準備銀行(中央銀行)は18日、主要政策金利を0.25%引き下げ、6.50%にすると発表した。利下げは市場の大方の予想通り。2019年の経済の成長率も下方修正した。市場は、利下げが南ア経済にポジティブに作用すると考え、政策金利発表後に南アランドは買い戻された。

ズマ前大統領(77)は、「ステート・キャプチャー(国家そのものの略奪)」と称される大規模な汚職疑惑が取り沙汰されているが、ヨハネスブルクで先週開催された政府の調査委員会の公聴会に出席し、証言した。疑惑を全面否定し、敵対勢力による「策略」と主張した。15~17日の公聴会でズマ氏は、南アを意のままにしたい外国の情報機関が自分を陥れようとしたと反論。今週最後となる予定だった19日の公聴会は欠席し、代理人は「偏った扱い」を不満としてズマ氏は今後証言を行わないと表明した。これを受けて公聴会は一端休止となった。調査委は、批判の高まりを受けて昨年、任期途中で退任に追い込まれたズマ氏の後を継いだラマポーザ大統領が設置した。

*今週の南アランド円は、レンジ相場で推移しそうだ。南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は18日、主要政策金利を0.25%引き下げ、6.50%にした。利下げは市場の大方の予想通り。2019年の経済の成長率も下方修正した。南ア中銀は今後の金融政策の見通しについて、「いずれの方向にも変化しうる」と述べた。声明で「短期的な経済指標は世界経済の予想を下回る成長を示している」と指摘。世界各国・地域の中銀が緩和的な姿勢に動く中で「下振れリスクはなおも残っており、さらなる貿易と地政学的な緊張に支配されている」と述べた。その上で、19年のGDP(国内総生産)の予想を0.6%増(従来予想は1.0%増)に下方修正した。

南アでは1~3月期に電力不足から3.2%減となった。20年、21年の予想はそれぞれ1.8%増、2.0%増に据え置いた。なお、クガニャゴ中銀総裁は今後の利下げに関しては、インフレが大きく低下、もしくは経済成長予想が悪くならない限り、今回の利下げが今年最後の可能性となるだろうと述べた。経済指標では6月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が注目される。また、23日から国会がはじまり、2019-20年、2020-21年の会計年度の予算を立てる。ムボウェニ財務相は国営企業エスコムに対して特別政府歳出予算を決定すると発言している。エスコム救済策の内容次第では大きく動く可能性がある。

【南アフリカ経済指標】
24日水曜日
17:00 6月消費者物価指数前年比前回+4.5%、予想+4.4%

25日木曜日
18:306月生産者物価指数前年比前回+6.4%、予想+5.8%

zar0722

*予想レンジ:7.50円~7.70円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。6月米雇用統計が良好な内容だったにも関わらず、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、「経済の見通しを雇用統計で変更することはない」と発言したことで米金利が低下し、南アランドは買い戻された。また、深刻な財政難に陥っている国営電力会社エスコムに対して、最大の債権者である南ア公共投資会社(PIC)がエクイティスワップなどを遣った支援策を提案したことが好感された。

*今週の南アランド円は、保ち合いで推移しそうだ。今週は18日に南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)理事会が開催される。市場では政策金利を0.25%ポイント引き下げて、6.75%から6.50%にするとの予想が優勢となっているようだ。再任されたクガニャゴSARB総裁は、インフレ指標は依然としてSARBの目標レンジに入っているが、景気減速懸念が強く、利下げ見通しが強まっている。依然として高い失業率も利下げ要因になろう。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が約10年ぶりの利下げを準備しているということで、高金利を維持している新興国の金融緩和を促す要因にもなるだろう。

【南アフリカ経済指標】
17日水曜日
20:00 5月小売売上高前年比前回+2.4%、予想+1.7%

18日木曜日
時間未定:南ア中銀政策金利前回6.75%、予想6.50%

zar0717

*予想レンジ:7.50円~7.70円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は小幅保ち合いで、やや上値の重い展開だった。6月29日に行われた米中首脳会談後で通商交渉の再開が決定したことが好感されて、5月中旬以来となる7.7円まで上昇した。しかし、米中通商協議の難航や長期化が米政府高官から伝えられると、上げ幅を全て削り、マイナス圏に沈んだ。

*今週の南アランド円は、保ち合いが続きそうだ。国営電力会社エスコムの救済策が失望され、ラマポーザ大統領の汚職疑惑に不透明感が漂う中、これといった材料に欠けるため、外部要因に左右されそうだ。南アフリカは世界の白金生産の7割強を占めるが、同国の大手白金鉱山会社では、3年前の労使交渉で締結した労働契約が6月末で期限切れとなり、7月9日から労使交渉が開始される。現在の白金価格では、南ア白金鉱山の半分がコスト割れとなっているが、パラジウム価格の大幅上昇を受けて鉱山会社は黒字化している。

そのため労働組合側は大幅な賃上げを要求しているが、鉱山会社側は、同国のインフレ率に近い4~5%程度の賃金引き上げを考えている。また、大手鉱山会社が大規模リストラを計画していることもあって、労使交渉は難航しそうだ。大規模ストライキ突入となれば、同国の経済に大きなマイナス要因になるとして警戒されている。なお、格付け会社フィッチは、「ドルに対する通貨の下落や、政治混乱は新興国市場の銀行システムに短期的なリスク」とし、新興国通貨投資への警告を出した。

【南アフリカ経済指標】
11日木曜日
20:00 5月製造業生産前年比前回+4.6%、予想+1.4%

zar0708

*予想レンジ:7.50円~7.70円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。ラマポーザ大統領による一般教書演説以後、南アランド円は下値が切りあげてきた。ラマポーザ大統領は賄賂疑惑に関して、回答期限を21日から6月28日まで延長することを求めた。市場は、大統領の疑惑が深まるとして警戒している。南アフリカ5月生産者物価指数は前年比+6.4%と予想+6.3%を上回ったが、前回+6.5%を下回った。燃料費であるガソリン価格等が上昇していたことが背景。

南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)によると、第1四半期の同国への海外直接投資(FDI)は117億ランド(8億2533万ドル)となった。海外の親会社から国内民間企業へ資金が流入した。2018年第4四半期は82億ランドの流出超となっていた。 第1四半期のポートフォリオ投資は292億ランド。2018年第4四半期は339億ランドの流出超だった。

*今週の南アランド円は堅調に推移しそうだ。先週末の大阪G20で開催された米中首脳会談では、決裂が回避され「休戦」となり、通商協議を継続することが決定した。週明けはリスクオンモードが強まり、株高・ドル高となった。円安を受けて南アランド円も反発した。ただ、ラマポーザ大統領の汚職問題に関する弁明が市場で嫌気されれば、南アランド円の上値は重くなるだろう。同大統領は、汚職は自分ではなく息子が関係したと反論したようだ。今週は、1日月に6月製造業PMI、3日にSACCI景況感指数が発表される。また、4日には5月の電力消費が発表される。国営電力会社エスコムでは、いまだに次期最高経営責任者(CEO)や分割担当の責任者が発表されていない。

なお、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)は28日、G20開幕を前に首脳会議を開いた。中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は保護主義が世界経済に悪影響を与えているとの懸念を示した。習主席は世界経済について、最大のリスクはいくつかの先進諸国が一方的で保護主義的な措置をとっていることと指摘し、BRICS諸国が協力して対処する必要があると述べた。プーチン大統領も、グローバルな発展のより公正で持続的なモデルづくりで、BRICSが主導的な役割を果たさなければならない」と主張した。

【南アフリカ経済指標】
1日月曜日
18:00 6月製造業PMI前回45.4 予想46.0

3日水曜日
18:30 SACCI景況感指数前回93.0

5日金曜日
15:00 6月外貨準備高[NET]前回431.8億USD

zar0701

*予想レンジ:7.50円~7.80円

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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は上昇した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、新たな金融緩和策も必要とハト派発言をし、米連邦公開市場委員会(FOMC)では米連邦準備制度理事会(FRB)が予想以上にハト派的な姿勢を見せたことで、高金利通貨である南アランドが買い戻されたようだ。トランプ大統領が米中通商協議に前向きな姿勢を見せたことも好感された。

5月消費者物価指数(CPI)は前年比4.5%上昇と、伸びが中銀の目標レンジ(3─6%)内に収まった。第1四半期国内総生産(GDP)は前期比年率3.2%減と、過去10年間で最悪のマイナス成長となった。ただ、ラマポーザ大統領が20日、経営難の国営電力会社エスコムへの追加支援を発表する方針を示したことで、ランドは一時2週間ぶりの高値に上昇した。

*今週の南アランド円は、底堅く推移しそうだ。先週20日に、ラマポーザ大統領の一般教書演説が行われた。注目された国営電力会社エスコムの救済策については、2300億ランドを緊急に予算立てすると発表した。ただ、現在エスコムには4400億ランドの債務があり、電気収入だけでは、返済が出来ない状況にある。ラマポーザ大統領は経済成長の促進と雇用の創出を約束するとともに、土地の再配分に取り組むことを改めて確認した。

一方、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)の独立性に関しては支持をする発言をしており、市場の懸念に配慮した。前向きな発言にもかかわらず、エスコムへの救済額が期待を大きく下回ったことで、市場には失望感が出ている。今週は27日に生産者物価指数(PPI)、28日に財政収支と貿易収支が発表される。週末に大阪で開催されるG20サミットでの米中首脳会談への期待が下値を支えそうだ。

【南アフリカ経済指標】
25日火曜日
16:00 4月景気先行指数前回104.5 予想104.9

27日木曜日
18:30 5月生産者物価指数前年比前回+6.5% 予想+6.3%

28日金曜日
15:00 5月マネーサプライM3前年比前回+8.77% 予想8.75%
15:00 5月民間部門信用前年比前回+7.95% 予想7.70%

zar0624

*予想レンジ:7.35円~7.65円


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【南アランド円相場、先週の動き・今週の予想】
*先週の南アランド円は買い戻しに反発した。米国によるメキシコに対する関税が回避されたことが好感され、週初から底堅く推移した。また米中貿易戦争は懸念されているものの、新たな悪材料も出現しなかったことで、買戻しが優勢となった。4月南ア製造業生産と4月小売売上高がともに市場予想を上回ったことも好感された。格付け会社ムーディーズは、南アフリカ国内総生産(GDP)の見通しを、1.0%に下方修正した。

4月南ア製造業生産は、前年比4.6%増で予想を上回った。しかし、週後半は上げ幅を削った。ラマポーザ大統領の汚職事件を巡る捜査に関し、監視当局が同大統領の回答を求めたことが嫌気された。大統領府は声明を発表し、引き続き捜査に協力していくとした。ラマポーザの息子がボササ(Bosasa)という企業から50万ランド受け取った件との憶測が流れていた。また、南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)のクガニャゴ総裁がハト派発言をしたことも上値も抑えた。


*今週の南アランド円は、上値の重い展開が続きそうだ。先週は、ラマポーザ大統領に賄賂関与疑惑浮上したとの報道を受けて南アランドが下落。この疑惑が本当なら清廉潔白イメージのラマポーザの信頼が墜落しそうで、市場は先行きを見守っている状況。今週21日までにラマポーザ大統領は回答することになっている。今週19日には、南アフリカ消費者物価指数(CPI)が発表される。インフレが低下しているようであれば、利下げ懸念が高まりそうで、南アランドを押し下げる可能性がありそうだ。

20日には、ラマポーザ大統領が一般教書演説を行う。国営電力企業エスコムに政府が50億ランド支援するかどうか注目が集まっている。ここ最近、与党アフリカ民族会議(ANC)が南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)に対して、利下げ圧力をかけている。しかしSARBにとってはインフレ率がSARBの目標の3-6%におさまっていることで、利下げを早急に行う必要性がない。ただ、4月CPIは前年比4.4%増、コアも4.1%だったが、CPIが低下すれば、SARBも利下げを考える可能性がある。金利引き下げはランド売り要因であるが、その反面、南ア国内の雇用対策にはプラス面もあるため、長期的にはプラスに作用しそうだ。


【南アフリカ経済指標】
19日水曜日
17:00 5月消費者物価指数前年比前回+4.4%、予想+4.4%

21日金曜日
時間未定:ラマポーザ大統領賄賂疑惑報告期限


zar0615

*予想レンジ:7.15円~7.45円


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