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カテゴリ: メキシコペソ

【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は堅調に推移した。トルコリラの急落を受けて新興国通貨全般に売り圧力がかかる中、メキシコペソも上値が重い展開となった。ただ、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡る期待からメキシコペソの下値はサポートされた。

*今週のメキシコペソ円は、保ち合いで推移しそうだ。トルコ情勢がに懸念が強いため、メキシコペソも上値の重い展開になろう。一方、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉への期待が下値を支えよう。メキシコのグアハルド経済相は17日、NAFTA再交渉における米国との2国間の懸案について、翌週半ばまでに結論を出したいと期待を示した。同経済相は、大半の問題について「順調に進展している」と説明、原産地を巡る自動車関連規制分野はなお未解決とした。2国間協議は次週も続けるという。5年ごとの協定見直しを義務付ける「サンセット条項」については進展がないと述べた。同経済相は、8月の協議終結目標は達成可能かとの質問に対し「成功裏に結論が得られるか分からない」と述べた。

NAFTA再交渉を巡っては米国、メキシコ、カナダの3カ国による交渉が6月に暗礁に乗り上げた後、メキシコと米国の2カ国がカナダ抜きで7月に協議を再開した。

メキシコからの報道によると、ロペスオブラドール次期大統領は13日、新政権では石油生産能力の向上を図るため、精製施設の整備に110億ドル以上を投じる意向を表明した。12月からの3年間で、国営石油会社ペメックスの現存施設近代化に26億ドルをつぎ込む一方、84億ドルをかけて新たな製油所を建設する。左派のロペスオブラドール氏は選挙前、「メキシコに石油を取り戻す」として、現政権が解禁した石油鉱区への外資参入撤回などを主張していたが、選挙が始まってからは急進的主張を引っ込めていた。


【メキシコ経済指標】
22日水曜日
22:00 6月小売販売前年比前回2.5%  予想2.5%

23日木曜日
22:00 隔週消費者物価指数前年比前回4.76%  予想4.7%

24日金曜日
22:00 GDP成長率第二四半期前年比(確定値)前回1.3%  予想2.5%

peso0820

*予想レンジ:5.70円~5.90円


情報提供:(株)みんかぶ
※チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)みんかぶは一切の責任を負いません。


【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は下落した。北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉がまとまらない中、トルコリラの下落に連れて、新興国通貨であるメキシコペソにも売りが強まった。メキシコのグアハルド経済相は9日、NAFTAの見直しについてライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との会談後、協議は進展しているが、カナダが協議に戻れるために必要な米国とメキシコの合意にどの程度時間がかかるかは不明だと説明した。

メキシコと米国は、自動車分野の原産地規則や賃金について主に協議している。会談後に自動車分野に関する議論について質問された際、グアハルド氏は「できるだけ早期の合意を目指し全力を尽くしている」とコメントし、10日もワシントンに滞在すると明らかにした。

*今週のメキシコペソ円は上値重いながらも下げ止まりを探る展開になろう。先週末に起きたトルコリラの急落を受けてメキシコペソも下落となった。北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の進展が期待されている。トランプ大統領は10日、カナダ、メキシコと進めるNAFTA再交渉を巡り、「メキシコとの取引は順調に進んでいる」と明らかにした。同日開いた閣僚会合での進捗を踏まえた発言とみられる。

一方、カナダの貿易障壁に改めて不満を表明し「もし取引ができなければ、自動車に関税をかける!」と警告した。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は10日、メキシコのグアハルド経済相と会談した。トランプ氏はツイッターで「自動車メーカーや農家は大事にしなければいけない。さもなければ取引はなしだ」と指摘した。「次期大統領は本当の紳士だ」と称賛し、7月1日のメキシコ大統領選を機に協議が進展していると評価した。ロイター為替予測調査によると、メキシコペソの対ドル相場は、大統領選で勝利したロペスオブラドール氏への信頼感に支えられて上昇基調を保ちそうという。

ペソ高要因として、メキシコ中央銀行の独立性に加え、起業家の自由と民間セクターを擁護するロペスオブラドール氏の姿勢が挙げられた。財界団体が支持を表明したことも、政界と財界の協力へ向けた好ましい兆候と受け止められた。だが北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉が難航しているため、ペソ相場が波乱なく推移するわけでもなさそうだ。

【メキシコ経済指標】
13日月曜日
22:00 6月外貨準備高前回$178.41B  予想$ 178.3B

16日木曜日
24:00メキシコ中銀金融政​​策決定会合議事録


peso0813

*予想レンジ:5.5円~6.85円


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は上昇した。第二四半期国内総生産(GDP)成長率前年比は2.7%と前回1.3%と予想1.4%より良かったが、前期比は-0.1%と前回1.1%と予想1.3%を下回った。
メキシコ中銀は2日の政策決定会合で、政策金利を7.75%に据え置いた。今回の政策決定会合は大統領選挙以降で初めて。据え置きの決定は全会一致だった。

金利据え置きを受けてメキシコペソは売られたが、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に関する前向きな見方が広がっていることが支援要因となり、次第に買いが優勢となった。メキシコのグアハルト経済相は2日、米国との北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉について、すべての懸案事項がカバーされるとの見解を示した。

*メキシコペソ円は押し目買い基調が続きそうだ。北米自由貿易協定(NAFTA)における米国との交渉が進展するとの見方からメキシコペソは押し目買いが続きそうだ。メキシコのグアハルド経済相は3日、NAFTA再交渉をめぐり米側と協議後に、主要分野で来週にも米国と合意する「可能性が高い」と明らかにした。メキシコと米国は先週から協議を再開。

グアハルド氏は8日か9日に再び閣僚級の会合を開くという。カナダも近く協議に加わるとの見方も示した。グアハルド氏は「3つの重要な論点を解決する必要がある」と指摘。自動車の関税をゼロにする部品調達の基準や、5年ごとに再交渉する問題などが残っているとみられる。メキシコ中銀は2日の政策決定会合で、政策金利を7.75%に据え置いたが、ペソのボラティリティーでインフレ圧力が押し上げられる可能性を依然として警戒しているとし、堅実な政策スタンスを維持するとの姿勢を示した。

中銀は景気のリスクを下振れ方向と認識し、今年の成長率見通しを従来の2.0─3.0%から2.0─2.5%に引き下げた。物価情勢については「高い不確実性の環境」でリスクは上振れ方向だと指摘。ペソの動きやメキシコと米国の金融政策の差、国内経済にあるスラック(需給の緩み)が物価上昇率へどう波及していくかを注視する姿勢を明らかにした。


【メキシコ経済指標】
6日月曜日
23:45 6月自動車輸出前年比 前回8.1%   
23:45 自動車生産前年比前回0.8%

9日木曜日
22:00 7月消費者物価指数前年比  前回4.65%、予想4.8%

10日金曜日
10:00 6月工業生産前年比前回0.3%、予想1.31%


peso0806

*予想レンジ:5.8円~6.2円


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【メキシコペソに先高観】
メキシコペソ円は上昇し、6円台に乗せている。

メキシコ国経済に大きな影響を及ぼす、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に関する前向きな見方が広がっていることが好感されている。

メキシコと米国は、再交渉の閣僚級協議を2日にワシントンで開催する予定。メキシコとカナダの当局者は1日、米国とメキシコが自動車を巡る協議で合意に近づいていることを明らかにした。

合意に達する可能性から、メキシコペソには先高観が強まっている。

なお、今夜はメキシコ中銀理事会があるが、政策金利は据え置かれる見込み。

7月隔週消費者物価指数は前年比4.76%と前回4.54%、予想4.5%を上回った。
5月小売売上高は売前年比 2.5%と前回3.3%を下回った。

第二四半期GDPは前年比は2.7%、前回1.3%、予想1.4%より悪化。
季節調整済みは前期比は-0.1%、前回1.1%、予想1.3%
前年比の結果は予想より良かったが、季節調整済みは前期比マイナスと振るわなかった。

peso

経済指標は強弱入り混じり、6月に利上げしているため、その効果を見定める必要があること、

また、メキシコ中銀は過去、通貨安を阻止するために利上げをしてきたが、現在はキシコペソが上昇しているため、利上げをする必要がないと思われる。


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は大幅上昇。トランプ大統領が北米自由貿易協定(NAFTA)に関し「非常に劇的で非常にポジティブなことをやる」と発言し、メキシコの次期大統領を賞賛したことが支援材料となった。メキシコのグアハルド経済相がNAFTA再交渉について前向きな見解を示したことも材料視された。

米国のパーデュー農務長官は、NAFTA再交渉協議について、9月までに合意にこぎつけるため、米国はカナダとメキシコと個別に交渉を行う可能性があることを表明した。メキシコのグアハルト経済相は26日、NAFTA改定を目指して再開したライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との協議に関して、8月末までに大筋合意するために作業を進める必要性で一致したと語った。7月隔週消費者物価指数は前年比4.76%と前回4.54%、予想4.5%を上回った。一方、5月小売売上高は売前年比 2.5%と前回3.3%を下回った。

*メキシコペソ円は上昇基調が継続しそうだ。今週2日はメキシコ中銀理事会が開催される。当初はインフレ率の上昇から利上げ見通しが強かったが、6月に利上げしたばかりのため、今回は効果を見極めるため政策変更はしないと見られている。先週発表された5月小売売上高の悪化も影響したようだ。利上げ見送りの結果を受けて一時的に反落する場面があっても、北米自由貿易協定(NAFTA)交渉への期待が高まっていることから、押し目は買われる可能性が高いだろう。

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は、NAFTA再交渉が最終段階にあるとの認識を示しており、メキシコとの通商合意は、8月中に結論を得ることが目標と説明した。

また、今後の設備投資や工場増設への期待も好感されよう。ロペスオブラドール次期大統領は、政権発足後は同国の産油量を日量250万バレルに引き上げることを検討すると述べた。国内6製油所を改修し2年以内に最大処理能力で稼働させる方針を掲げている。また南部タバスコ州に製油所を新設する計画。


【メキシコ経済指標】
31日火曜日
22:00メキシコGDP成長率第二四半期前年比 前回1.3%、予想1.4%

8月1日水曜日
22:00メキシコ6月景況感指数 前回48.7、予想48.4
23:30メキシコ6月製造業PMI 前回52.1、予想49.7

2日木曜日
27:00メキシコ中銀政策金利 前回7.75% 、予想7.75%

3日金曜日
22:00メキシコ6月消費者信頼感


peso0730

*予想レンジ:5.8円~6.2円


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は下落した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が示したタカ派的な発言を受けて、ドル買い・メキシコペソ売りが強まったことも要因。パウエルFRB議長は17、18日に米議会で半期に一度の証言を行い、米経済見通しに前向きな見解を示した。これを受け、米利上げ観測は高まり、ドルが買われた。また米企業決算シーズンが始まる中、これまでに発表された業績が底堅い内容となっていることもドルを押し上げた。ただ、トランプ大統領によるドル高牽制のツイッターを受けてメキシコペソは下げ止まった。

*今週のメキシコペソ円は調整安場面が続きそうだ。先週末にトランプ大統領がツイッターでドル高を牽制し、テレビで利上げへの懸念を表明したことから、急速にドル安が進んだ。ドル安は対ドルでメキシコペソを押し上げるが、円高の勢いが強くクロス円は全般に反落している。メキシコペソ円は6月中旬からほぼ一本調子で上昇しており、6円の大台を目前にして下落に転じた。

6月消費者物価指数(CPI)が前月比+0.39%と前月の-0.16%から上昇したため、8月2日のメキシコ中銀政策会合では利上げ期待が高まっている。北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉への期待も高まっている。トランプ米大統領は18日、メキシコと個別の通商協定を模索し、その後にカナダとの協定締結を目指す可能性があると語った。

メキシコ外務省は19日、カナダのフリーランド外相が25日にメキシコを訪問し、次期大統領のロペスオブラドール氏と会談を行い、NAFTAについて協議すると発表した。フリーランド氏は、ペニャニエト現大統領や経済相、外相らとも会談する予定。

ロペスオブラドール氏は、トランプ米大統領に書簡を送り、NAFTA再交渉の早期妥結を訴えたほか、米国との新たな関係の構築に取り組む姿勢を示した。 次回のNAFTA再交渉会合は26日からワシントンで再開される。エブラル氏によると、メキシコ代表団にはロペスオブラドール氏の代理として元世界貿易機関(WTO)エコノミストのヘスス・セアデ氏も参加する。


【メキシコ経済指標】
7月23日月曜日
22:00 5月景気先行指数前年比前回4.5% 予想2.3%

7月24日火曜日
22:00 7月隔週消費者物価指数前年比前回4.54% 予想4.5%

7月25日水曜日
22:005月小売販売前年比 前回3.3%  予想1.1%

7月26日木曜日
22:006月失業率前回3.2%  予想3.1%

7月27日金曜日
22:006月貿易収支 前回$-1.587B  予想$ 0.8B


peso0723

*予想レンジ:5.78円~5.88円

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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は上昇した。新興左派政党のロペスオブラドール氏の大統領選当選により政権交代が起きることから、市場は当初警戒していたものの、同氏や側近らが財政規律を守る姿勢を示したことが好感された。

10日に発表されたメキシコ6月消費者物価指数(CPI)は前年比+4.65%と前回の+4.51%を上回った。前回よりインフレが進んだため、メキシコペソは売られた。原油高による燃料輸送費の増加が原因のようだ。メキシコ中銀総裁は6月消費者物価指数が上昇するようなら、「さらに利上げを行う必要がある」と述べた。

*今週のメキシコペソ円は上昇基調が維持され、押し目買いが優勢となろう。格付け会社S&Pグローバルは、北米自由貿易協定(NAFTA)が「後退」すれば、メキシコの信用格付け引き下げにつながる可能性があると警告した。 メキシコの現在の格付けは「BBB+」。 「後退」とは必ずしもNAFTAの完全な撤廃だけではなく、メキシコが享受している恩恵が縮小するケースも含むと指摘された。

その理由として、NAFTA後退によって長期間にわたり国内総生産(GDP)伸び率が低下すれば、歳入は減少し、財政赤字や政府債務拡大を招く恐れがあるとし、その結果としてメキシコの格付けを引き下げる可能性があると警告された。同時に、米国、カナダ、メキシコの3国がNAFTA再交渉で見解の相違を解消すると予想しており、後退は想定していないとした。

6月消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回ったことで、8月2日のメキシコ中銀金融会合では、追加利上げが決定されるとの見方が強まっている。また、ロペスオブラドール氏は、任期中に大規模な石油精製所1カ所、もしくは中規模の石油精製所2カ所を建設することが目標だと言明した。メキシコは国内の精製所における生産が徐々に減少しており、今年に入ってから平均で日量約59万バレルのガソリンと、同23万バレルのディーゼルを輸入している。

ロペスオブラドール氏がメキシコ大統領に就任するのは12月1日だが、就任式にはトランプ大統領やカナダのトルドー首相などを招待する考えを示した。同氏は「我々は隣国同士で、経済および貿易面で関係を築いているほか、友情の絆で結ばれている」と語り、選挙期間中の強硬姿勢を和らげ、対米関係の改善に取り組んでいる姿勢が好感されている。


【メキシコ経済指標】
特になし


peso0717

*予想レンジ:5.8円~6.1円


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は大幅上昇した。1日投開票のメキシコ大統領選挙で左派のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏が勝利した。当初はロペスオブラドール氏が選挙期間中に経済政策をあまり明らかにしていなかったため、同氏の政策が不安視され、ペソも株価も下落した。

しかし、当選後に同氏が中央銀行の独立性や現在進められている北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉協議などを尊重すると発言したことで、下落には歯止めがかかった。その後、ロペスオブラドール氏の顧問を務めるヘスス・セード氏が、NAFTAの再交渉について、今後交渉は加速し12月の新政権発足前に合意に達することが可能だとの見方を示し、財政規律を維持する考えも表明したことで、リラは大幅上昇となった。

トランプ大統領とロペスオブラドール氏は2日、電話で会談し、移民や貿易、安全保障の問題などを話し合った。その後も外資の民間企業などに付与された石油・ガス開発・生産を巡る契約について、入札プロセスに問題がなかったことが確認されれば、新政権は尊重する方針であることを明らかにし、首都近郊に130億ドル(約1兆4300億円)を投じて空港を建設する計画は直ちに中止する意向はないと明らかにしたことが好感され、ペソは上昇した。


*今週のメキシコペソ円は押し目買いが継続しそうだ。新政権は市場との対話を積極的に行い政権交代への不安感払拭に努めている。また、米国との関係も修復しようとしている。そのため、先週のメキシコペソは対ドルで約2年ぶりの大幅な上昇を記録した。大統領選挙で勝利を収めたアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏が市場の懸念の払拭に努めたことで、メキシコに対する市場心理が改善した。ロペスオブラドール元メキシコ市長は5日、12月1日の就任式にトランプ大統領やカナダのトルドー首相などを招待する考えを示した。

ロペスオブラドール氏の顧問を務めるヘスス・セード氏は、NAFTA再交渉が12月の新政権発足前に合意に達することが可能との見方を示し、市場に安心感を与えた。また、メキシコの次期財務相候補カルロス・ウルスア氏は、外資の民間企業などに付与された石油・ガス開発・生産を巡る契約についても、新政権は尊重する方針であることを明らかにした。ウルスア氏はロペスオブラドール氏の側近で、新政権で財務相に就任する見通し。

同氏はまた、2019年の経済成長率については約2.5%になるとの見通しを示し、インフレ率は「4.0%近辺、4.0─5.0%の間」になると予想した。ロペスオブラドール氏は任期最初の3年で、ほぼ全てを米国から輸入している燃料をやめ、国内での精製を増やす方針。また、国内における原油生産の拡大を優先させることも表明。

S&Pグローバルは6日、北米自由貿易協定(NAFTA)が「後退」すれば、メキシコの信用格付け引き下げにつながる可能性があると警告した。 メキシコの現在の格付けは「BBB+」。 「後退」とは必ずしもNAFTAの完全な撤廃だけではなく、メキシコが享受している恩恵が縮小するケースも含むと指摘された。その理由として、NAFTA後退によって長期間にわたりGDP伸び率が低下すれば、歳入は減少し、財政赤字や政府債務拡大を招く恐れがあるとし、その結果としてメキシコの格付けを引き下げる可能性があると警告された。同時に、米国、カナダ、メキシコの3国がNAFTA再交渉で見解の相違を解消すると予想しており、後退は想定していないとした。


【メキシコ経済指標】
7月9日月曜日
22:00メキシコ6月消費者物価指数前年比前回4.51%

7月11日水曜日
21:55メキシコ5月外貨準備前回$177.21B

7月12日木曜日
22:00メキシコ5月工業生産前年比前回3.8%


peso0710

*予想レンジ:5.5円~5.8円


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は上昇した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国が22日に小幅増産で合意したことを受けた原油高が好感され、メキシコペソを押し上げた。7月1日に実施されるメキシコ大統領選で新興左派候補が勝利しても、市場は過度に混乱しないとの認識をメキシコ中銀当局者が示したことが好感された。

最新の世論調査によると、元メキシコ市長で新興政党「国家再生運動(Morena)」を率いる左派候補アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏の支持率が引き続きトップとなった。メキシコ中銀のオペレーション・決済システム担当幹部、Jaime Cortina氏は前日、大半の主要世論調査結果から最も可能性の高いシナリオとみられているオブラドール氏の勝利を市場参加者がすでに織り込んだと指摘した。5月失業率が3.2%と前回3.4%、予想3.38%を下回り、大幅に改善された。

*今週のメキシコペソ円は反落する可能性がある。現職ペニャニエト大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投票が1日に行われた。新興左派候補のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏の勝利が確定的となった。大統領選と同時に行われる連邦議会選では、同氏が率いる新興政党「国家再生運動(Morena)」が上下両院での過半数議席を確保した。経済政策の大幅変更が予想されるため、ペソは下落する可能性が高いだろう。

しかし、キシコ中銀のグスマン副総裁はロンドンでの会議で、必要な場合に追加利上げが可能との見解を示しており、ペソの下落を阻止する考えを示している。ロペスオブラドール氏が市場の不安払拭に努めていることも注目されよう。

同氏は、現職ペニャニエト大統領が導入した石油・ガスの生産・探査を民間や外資に開放する政策に強く反対してきた。しかし、ロペスオブラドール氏の経済顧問を務めるアルフォンソ・ロモ氏は、手続きに不正がなければ、入札を通じた石油・ガス鉱区売却に反対するわけではないと明言した。ロペスオブラドール氏は大統領選に勝利した場合、ロモ氏を首席補佐官に指名する方針。そのため、下落幅は限定的になりそうだ。

トランプ米大統領は1日、北米自由貿易協定(NAFTA)に関する新たな合意を最終的にまとめるのは選挙後まで待ちたいとの考えを明らかにした。これが11月の米中間選挙なのか、左派候補の勝利が見込まれるメキシコ大統領選なのかは不明。


【メキシコ経済指標】
2日月曜日
25:00 6月景況感前回49.5  予想49.3
26:30 6月製造業PMI 前回51.0  予想50

7月4日水曜日
25:00  6月消費者信頼感 前回87.0  予想86.0

7月5日木曜日
26:50 6月自動車輸出前年比前回9.9%   
26:50 6月自動車生産前年比前回3.9%


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*予想レンジ:5.5円~5.8円


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は上昇した。メキシコ中央銀は21日の政策決定会合で、政策金利を7.50%から25ベーシスポイント(bp)引き上げて7.75%とした。声明では、ペソ急落に伴うインフレリスクの高まりを抑制する狙いから利上げしたとした。これを受けて先週に1年半ぶり安値を付けていたメキシコペソは小幅上昇。ただ、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉や7月1日のメキシコ大統領選を巡る懸念から上値は重かった。

22日には、石油輸出国機構(OPEC)加盟国が22日に小幅増産で合意したことを受けた原油高が好感され、メキシコペソが急上昇となった。メキシコは主要な原油輸出国の一つ。また、この日発表された2018年4月国内総生産(GDP)は前月比0.6%減だった。ただ、前年同月比では4.5%に拡大した。

*今週のメキシコペソ円は、7月1日の大統領選挙を控えて保ち合いになりそうだ。新興左派政党「国家再生運動(MORENA)」を率いるロペス・オブラドール元メキシコ市長(64)が選挙戦をリードしており、政権交代の可能性が高まっている。ペニャニエト大統領の任期満了に伴う選挙戦には4人が立候補している。任期は12月1日から6年間。

直近の世論調査(18日)によると、オブラドール氏が支持率50%で優位に立ち、中道右派の野党「国民行動党(PAN)」のリカルド・アナヤ前党首(39)が27%、中道右派の与党「制度的革命党(PRI)」のホセ・アントニオ・ミード前財務公債相(49)が20%という。

今回の大統領選挙の最大の争点は、治安と汚職といわれている。2012年12月から続くエンリケ・ニエト現政権において政府と麻薬カルテルとの間で2006年から続く「麻薬戦争」の激化によって治安が悪化し、汚職スキャンダルも後を絶たずで、現大統領の支持率は2018年2月時点で21%と低迷、政権与党PRIに対する国民の失望感は大きい。

オブラドール氏は、国民の蓄積された不満の受け皿となり、国家による経済介入の拡大、年金増額や奨学金制度拡大といったポピュリズム(大衆迎合主義)的な政策で支持を集めている。トランプ大統領の反メキシコ的な言動を受けて、メキシコのナショナリズムが刺激され、オブラドール氏は「外国のいいようにはされない」と対決する構えを見せている。

しかし、一方では「米国とは対話を行い、正気を取り戻してもらわなければならない」とし、大統領選での勝利を見越して北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉などでは話し合いを継続する考えを示している。経済政策に関しては現実路線をとると見られている。マクロ経済における公的支出の役割に重点を置き、インフレや金利、国際収支や財政収支などのマクロ経済指標のバランスを重視し、均衡財政を維持して債務を拡大させないことを大前提においているという。なお、メキシコ中銀は、大統領選挙における通貨安を警戒しており、適切に対処するとしている。


【メキシコ経済指標】
25日月曜日
22:00 4月小売販売前年比前回1.2%  予想0.8% 結果-0.6%
24:00 4月外貨準備 前回$177.60B  予想$178.5B

26日火曜日
10:00 5月失業率 前回3.4%  予想3.2%

27日水曜日
10:00 5月貿易収支前回$-0.289B  予想$-2.0B

29日金曜日
28:30 5月財政収支

peso0625

*予想レンジ:5.0円~5.4円


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