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カテゴリ: メキシコペソ

【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は小動きだった。
中国の好調な経済指標を受けて同国経済の減速懸念が和らぎ、リスク選好が改善した。一方、格付け会社フィッチ社は、今年メキシコ経済が減速するという予想を発表した。フィッチ社は国営石油会社ペメックスを格下げしているが、メキシコ空港建設中止やペメックス問題に懸念を示している。既に、ムーディーズは空港建設中止に懸念を表明し、S&Pはメキシコ格付けの見通しを引き下げている。原油相場が軟調な地合いで推移したことも、メキシコペソの上値を抑えたようだ。

*今週のメキシコペソ円は、次第に上値が重くなりそうだ。これとった強材料もなく、4月に入ってからのメキシコペソ円は4%上昇し、節目の6円が近づいてきた。大台を前にしたまた大型連休も控えていることから、一般投資家の利益確定売りが上値を抑える可能性が高いだろう。事実、「くりっく365」のメキシコペソ円売買動向では、一時約45000枚あった買い玉が現在は30000枚と大きく減少している。ただ、上昇基調にあることから、依然として押し目買いが入るだろう。今週は失業率、隔週消費者物価指数、貿易収支が発表される。特に貿易収支は前回よりいい内容が予想されているため、予想通りであれば、メキシコペソを押し上げる可能性が高い。

なお、米国は22日、イラン産原油を輸入している全ての国に対し、近く輸入を停止するよう求め、停止しない場合は米国の制裁の対象となることを発表する方針。イラン産原油の制裁免除終了の報が伝わると、供給タイト化の思惑から原油価格は上昇した。原油生産国であるメキシコペソには強材料となろう。

【メキシコ経済指標】
23日火曜日
22:00 失業率前回3.3%、予想3.1%

24日水曜日
22:00 隔週消費者物価指数前年比前回3.95%、予想3.9%

25日木曜日
22:00 小売販売前年比前回0.9%、予想2.1%

26日金曜日
22:00 3月貿易収支前回$1.222B、予想$2.0B

peso0422

*予想レンジ:5.85円~6.05円


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は上昇した。3月消費者物価指数(CPI)は、前月比で+0.39%、と前回-0.03%、予想+0.40%を上回り、伸びが加速した。2月鉱工業生産は前月比0.3%増だったが、前年比は鉱業と建設の伸び鈍化が響いて0.8%減少だった。また製造業の前月比は横ばいにとどまった。鉱工業生産が前月比で増えたことから今年の経済成長率は昨年を上回りそうだとの見方もあってメキシコペソは買いが優勢となった。

*今週のメキシコペソ円は、独自の経済指標発表がないため、米国や中国の経済指標に左右される可能性が高いだろう。15日は4月NY連銀製造業景気指数、16日は3月米鉱工業生産、17日は中国第1四半期実質GDP、3月中国鉱工業生産、3月中国固定資産投資、2月米貿易収支、19日は3月米住宅着工件数が予定されている。特に17日は複数の中国経済指標が出るので注意が必要だろう。また、原油価格の動向にも注意したい。原油相場はリビアの地政学的リスクを背景に一段高が予想される一方で、米国の在庫増加やロシアの増産発言等で上値が重くなってきている。

メキシコ中央銀行が11日に公表した3月28日の政策会合議事要旨によると、政策担当者は、国営石油会社ペメックスが抱える債務問題がマクロ経済の安定を脅かす恐れがあると考えていることが分かった。最近数週間で複数の格付け会社が、ペメックスとメキシコのソブリン格付けは、多額の債務を抱えるペメックスを救済しようという政府の計画によって悪影響を受ける可能性があると警告している。ペメックスの金融債務は約1060億ドルで、中南米の国営石油会社で最も多い。

このため中銀政策委員会の多数のメンバーは、政府が新たなペメックス支援を打ち出すとしても、それは同社の構造問題に対処し、財政赤字を増やさない措置に限定し、ソブリン格付けへの打撃を避ける必要があるとの意見を述べた。マクロ経済については、今年序盤の経済成長は低調な状態が続いていることが入手したデータで判明したとの声が大勢だった。メキシコ中銀は3月28日の会合で、政策金利を2回連続で据え置いた。議事要旨では、多数のメンバーが適切な機会に政策調整を行い、3%の物価上昇目標達成に向けた引き締め的な政策運営を続けていくと語っていたことも明らかになった。

米国、カナダ、メキシコの3カ国が合意した新貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」は各国の批准手続きが難航し、年内の成立が困難になりつつあるようだ。米国は2020年に大統領選を控え、カナダも今年10月に総選挙が予定されている。メキシコの元外務次官(北米担当)のアンドレス・ローゼンタール氏は「USMCAは窮地に陥っている」と述べた。協定は最終的に成立するとみているが、米国で民主党や労組が労働者保護の観点から合意内容に反対しているほか、関税を巡る対立もあり、数カ月以内の成立はないとの見方を示した。

カナダとメキシコは米国に対して、昨年導入した鉄鋼などへの追加関税措置の適用除外を求めている。鉄鋼などへの追加関税はUSMCAの対象外だ。メキシコとカナダは問題が解決しないことにしびれを切らしつつあり、メキシコは追加関税が適用されれば報復として、4月末までに標的となる米国製品を新たに増やすと繰り返し警告している。

【メキシコ経済指標】
*特になし。


PESO0415

*予想レンジ:5.85円~6.05円


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は上昇した。米中両国の製造業PMIが良好だったことに加え、原油相場の上昇が支援要因となった。ロペスオブラドール大統領は、今年の成長率は最低でも2%を達成するとの見通しを示した。トランプ大統領が、メキシコとの国境を閉鎖すると言い出したことで、トラックなどが国境通過に遅れが出ているという。メキシコは、国境を封鎖されると、経済的なダメージを受ける。オブラドール大統領は国境封鎖は何のメリットにもならないとし、封鎖が行われないように米と連絡を取り合っているという。

トランプ米大統領は4日、今週にも南部のメキシコ国境を閉鎖するとの考えを撤回した。ホワイトハウスで記者団に、メキシコが「1年で」薬物や不法移民の米国流入阻止を改善できなければ、自動車輸入に関税を課し、それでも状況が好転しない場合は国境を閉鎖すると警告した。中国やカナダと並ぶ有数の貿易相手国であるメキシコとの国境を閉鎖すれば、米経済への打撃が計り知れず、政権内外からの反対論が強かった。トランプ大統領はメキシコがここ数日、中米諸国からの不法移民の取り締まりを強化していると強調し、新たに1年の期限を設け、主張を後退させた。

*今週のメキシコペソ円は、メキシコの壁や関税問題が重石となりそうだ。ロペスオブラドール大統領は5日、トランプ大統領がメキシコからの自動車輸入に25%の関税を課すと警告したのを受け、外国人投資家らに冷静に対処するよう呼び掛けた。関税が課せられれば、メキシコに進出する日本の自動車メーカーや関連会社は大きな打撃を受ける可能性がある。ロペスオブラドール大統領は「金融市場に参加しているメキシコおよび外国人投資家は落ち着いて。われわれと米政府との関係は良好だ」と強調。「新北米自由貿易協定(NAFTA)は批准する。メキシコは経済・財政面で何も問題がない。通貨は強く、インフレは低水準で消費者は市場への信頼を見せている」と沈静化を図った。

トランプ大統領は4日、メキシコ政府に「1年間の猶予期間を与え、不法移民や麻薬流入が止まらなければ自動車などに関税を課す。それでもうまくいかなければ国境閉鎖だ」と迫った。メキシコ中央銀行のグスマン副総裁は先週、政策金利の引き下げを検討するには、物価圧力が低下する証拠を見極める必要があるとの見方を示した。足元での物価上昇率の鈍化を受けて広がった利下げ観測を牽制した。グスマン副総裁は、「現時点で利下げは非常に難しい。インフレが低下していることを示す明確な証拠が現れるのを待つ必要がある」と述べた。メキシコの3月前半の消費者物価指数(CPI)は前年比上昇率が3.95%となり、2月後半の3.99%から鈍化し、メキシコ中銀が年内に利下げを実施するとの観測が広がった。

同副総裁は、燃料の不足やストライキが経済成長を抑制する中でも、今年第2四半期に景気が若干持ち直すと予想。トランプ大統領がメキシコとの国境を閉鎖する方針はメキシコ経済に打撃となると付け加えた。また、メキシコ大蔵公債省が、国内総生産(GDP)やペソの見通し予想を発表した。2019年GDP見通しは、2.0%から1.6%に引き下げ、メキシコペソ(ドルペソ)の見通しを20.0から19.5とした。

【メキシコ経済指標】
9日火曜日
22:00 消費者物価指数前年比前回3.94%、予想4%

11日木曜日
22:00 鉱工業生産前年比前回-0.9%、予想0.6%
24:00 メキシコ中銀金融政​​策決定会合議事録

peso0408

*予想レンジ:5.70円~5.90円


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は軟化した。25日、堅調な経済指標を背景にメキシコの通貨ペソと株価が上昇した。1月のメキシコ経済は若干拡大し、予想を上回った。これを受け、第1四半期のマイナス成長のリスクは低下した。28日のメキシコ中銀会合では、政策金利を8.25%に据え置きとなった。市場の予想通り。

メキシコ中銀は次のようなリスクを警告した。格付け問題(S&Pが見通しを引き下げた)、国営石油会社ぺメックスの債務問題、賃金引き上げによるインフレ上昇。メキシコ中銀は昨年12月20日から政策金利を据え置いており、前回2月7日の会合では、据え置きの理由としてインフレ圧力の弱まりと景気減速の懸念を挙げた。メキシコのインフレ率は鈍化を続けており、22日に発表された3月前半分は年率3.95%と、2月前半の3.99%を下回った。

*今週のメキシコペソ円は、保ち合いとなりそうだ。メキシコ銀行(中央銀行)は28日に開いた金融政策決定会合で、政策金利を8.25%に据え置くことを決めた。据え置きは2会合連続。物価上昇のペースは急速に鈍化しており、メキシコ銀の目標範囲内に入ってきている。米国の利上げが遠のき、通貨ペソも安定した値動きが続いている。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを当面停止する姿勢を示したこともあり、メキシコペソの対ドルレートは、1ドル=19ペソ台前半で比較的安定して推移している。

消費者物価指数(CPI)も2月は前年同月比で3.94%の上昇と、メキシコ銀が目標とする3%台に入ってきている。ただ市場では景気減速の動きが鮮明になっていることもあり、年内には利下げに踏み切るのではないかとの観測もでている。メキシコ中銀がまとめた民間金融機関の予想平均(1日発表)では、年末の政策金利は8.10%となっている。なお、先週末にトランプ大統領が、メキシコに対して、不法移民を止めなければ、来週、国境を封鎖するとツイートで警告したことはペソの重石になりそうだ。


【メキシコ経済指標】
1日月曜日
22:00 3月景況感前回51.3 予想51.5
23:30 3月製造業PMI前回52.6  予想52.5

4日木曜日
23:00 3月消費者信頼感前回119.9 予想120

peso0401

*予想レンジ:5.60円~5.90円


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は下落した。ただ、他の高金利通貨(トルコリラ、南アランド)に比べて下落率は小さかった。週初めは原油高を受けて上昇した。石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国による協調減産が下半期も続き、需給が逼迫するとの見方が強まり、NY原油は約4カ月ぶりの高値を更新した。これを受けてメキシコペソ円は一時5.87円まで上昇した。今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)ではハト派色が鮮明になるとの見方も支援要因となった。ただ、格付け会社ムーディーズがオブラドール大統領が行った燃料減税について、州の財源が減り悪影響を与えると警告を出した。

*今週のメキシコペソ円は、保ち合いで推移しそうだ。19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて、今後の米利上げ観測が後退し、隣国であるメキシコペソには買いが集まった。原油価格の上昇も支援要因となっている。今週は、28日にメキシコ中銀理事会が開催される。政策金利は8.25%で据え置かれる見込み。直近となる2月上期消費者物価指数(CPI)は、1月下期比で-0.10%となり、過去12カ月の年間インフレ率は3.89%と、2016年12月下期以来、中央銀行のインフレ上限目標である4.0%以下の上昇率となった。

メキシコペソは1ドル=19ペソ台と、ほぼ過去1年間の平均価格に近い水準にあり安定して推移している。新興国通貨のインフレは、為替レートの変動が大きく影響するが、現状の為替レートでは、利上げも利下げも想定されにくいだろう。なお、過去のパターンを見ると、対ドルで下落すると輸入物価を中心に生産者物価(PPI)が上昇し、生産者物価の上昇は少し遅れて消費者物価指数(CPI)に反映されている。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)では年内の利上げが見送られる見込みから、米国とメキシコの金利差とインフレの収束を考えると、メキシコが政策金利を今後引き下げる可能性があるかもしれない。実際、政策金利の引き下げが実施されれば、国内需要(自動車や建築、住宅等の耐久消費財)の活性化につながるため、メキシコ経済にとっては好材料となろう。ロベスオブラドール政権にとっては、成長率4.0%を宣言しているだけに、今回の声明で利下げについて言及があるかどうか注目される。


【メキシコ経済指標】
26日火曜日
23:00 1月小売販売前年比前回-1.3%  予想-2.5%

27日水曜日
23:00 2月貿易収支前回$-4.81B  予想$1.0B
23:00 2月失業率前回3.6% 予想3.5%

28日木曜日
28:00メキシコ中銀金利決定前回8.25%、予想8.25%

29日金曜日
30:00 財政収支前回MXN-42.74B 予想MXN-21B


lira0325

*予想レンジ:5.60円~5.90円

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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は上昇した。11日、ロペス・オブラドール大統領は就任100日の演説を行い、公約である経済成長率4%の達成に改めて自信を見せた。前政権からの課題であるトランプ米政権との関係についても良好な状態を維持しているとし、中米移民対策に共同で取り組む姿勢をアピールした。ウルスア財務相は8日、高水準の債務を抱える国営石油会社ペメックスの支援に向けた重大な措置を月内に発表する公算が大きいと述べた。オブラドール大統領は公約の一つである、大統領任期6年を国民投票によって、不信任とされた場合、任期を短縮する法案を下院で諮り、承認された。次は上院の審議になるが、これが上院で承認されると、2年半後に大統領を継続して良いか否かの国民投票が行われるという。

*今週のメキシコペソ円は、堅調に推移しそうだ。11日に行われたロペス・オブラドール大統領の就任100日目の演説は好感されたようだが、同大統領の経済運営には懸念が持たれている。ロペスオブラドール大統領は演説で、年金拡充など短期間での実績を強調した。民間投資の活用や公共投資を軸に6年間の任期で年平均4%の成長が可能だと主張した。しかし、ペニャニエト前政権が決めた首都近郊の新空港建設や外資による石油入札を大幅に見直し、経済の混乱を招いた。政策転換は企業や市場に不信感をもたらしているようだ。国際会計事務所KPMGの調査によると、メキシコの経営者の6割「現政権の政策は自社の競争力にマイナス」と指摘した。

政府統計によると、海外からの直接投資額は18年10~12月期に前年同期より15%減少したという。2019年の実質成長率見通しも思わしくない。メキシコ銀行(中央銀行)は2月下旬、従来より0.5ポイント低い1.1~2.1%と発表した。1%台に落ち込めば6年ぶりの低水準となる。米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは1日、メキシコ国債の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正した。国際通貨基金(IMF)によると、2018年のメキシコの実質経済成長率は2.2%だった。今後の経済運営が注目される。

【メキシコ経済指標】
18日 休場

peso0318

*予想レンジ:5.70円~5.90円


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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は下落した。格付け会社S&P社は1日、メキシコの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。債務増大や景気減速に伴って財政運営が厳しいため、向こう1年で格下げされる確率が33%前後あるとの見方をしている。これに対し、オブラドール大統領は5日、S&Pの格付け見通し引き下げに対して、非難する声明を発表した。

S&Pはオブラドール大統領の国営石油会社ペメックスへの取り組みに対してフィッチ社と同様に疑問を呈しているが、ペメックス問題は財務計画が悪いのではなく、汚職問題が原因と反論した。メキシコ消費者物価指数は前年比3.94%と前回4.37%、予想4.4%をいずれも下回った。

*今週のメキシコペソ円は、上値の重い展開になりそうだ。メキシコ消費者物価指数は前年比3.94%と前回4.37%、予想4.4%をいずれも下回った。インフレ率が中銀の目標範囲に入り、メキシコ経済にとって良い傾向と言えそうだが、インフレ低下ということで、今後の政策金利は利下げ方向が予想される。

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)社は1日、メキシコの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。格付け自体は投資適格級の「BBBプラス」を維持したものの、債務増大や景気減速に伴って財政運営が苦しくなっているため、向こう1年で格下げされる確率が33%前後あるとの見方をしている。

S&Pは、ロペスオブラドール大統領が率いる左派政権がメキシコのエネルギー部門における民間の果たす役割を減らし、国営石油会社ペメックスの支援に向けた歳出を拡大していることが、財政を巡る懸念を高めていると指摘。財務基盤の弱いペメックスにエネルギー部門でより積極的な役割を与えれば、財政への不測のしわ寄せが大きくなりかねないと警告した。


【メキシコ経済指標】
13日水曜日
23:00 鉱工業生産前年比前回-2.5%、予想1.9%


peso0311

*予想レンジ:5.60円~5.80円


情報提供:(株)みんかぶ
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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は底堅く推移した。2018年10-12月期国内総生産(GDP)成長率は前年比+1.7%と前回2.5%、予想1.8%をいずれも下回った。第4四半期経常収支は$-3424Mと前回$-5081.5M 、予想$-3500Mを下回った。メキシコ中銀は27日に今年と来年の経済成長率見通しを引き下げた。メキシコ国営石油会社ペメックスが27日発表した2018年決算によると、純損益は76億ドルの損失となった。

ただ、前年(約143億ドルの損失)から赤字幅はほぼ半減した。原油生産減少と製油所の稼働率低下が続く中、為替差益が損失縮小に寄与した。18年10〜12月期は64億ドルの損失だった。ペメックスに対しては、有力格付け会社フィッチ・レーティングスが信用格付けを引き下げたことで、投資家の懸念が強まっている。一方でメキシコのロペスオブラドール政権はペメックスへの支援を続ける意向を表明した。18年の同社産油量は日量183万3000バレルと、前年比で約6%減。国内製油所の製油量は日量61万2000バレルで、稼働率はわずか38%にとどまった。

*今週のメキシコペソ円はジリ高基調となりそうだ。あまり強材料は出ていないが、チャートパタンは強気に転換しているようだ。ムーディーズは、メキシコの信用格付けについて、政府が国営石油会社ぺメックスの再建に取り組んでいるものの、かなりの下押し圧力があるとの見方を示した。 ぺメックスが抱える負債総額は1060億ドルで、中南米の国営石油会社の負債としては最大。

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は1日、メキシコの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。格付け自体は投資適格級の「BBBプラス」を維持したものの、債務増大や景気減速に伴って財政運営が苦しくなっているため、向こう1年で格下げされる確率が33%前後あるとの見方をしている。S&Pは、ロペスオブラドール大統領が率いる左派政権がメキシコのエネルギー部門における民間の果たす役割を減らし、国営石油会社ペメックスの支援に向けた歳出を拡大していることが、財政を巡る懸念を高めていると指摘。財務基盤の弱いペメックスにエネルギー部門でより積極的な役割を与えれば、財政への不測のしわ寄せが大きくなりかねないと警告した。メキシコ経済省は25日、現在メキシコと自由貿易協定(FTA)を締結していない国に対し、半年間にわたり15%の鉄鋼関税を再適用することについて暫定合意した。

【メキシコ経済指標】
5日火曜日
23:00 消費者信頼感前回112.0、予想109

7日木曜日
23:00 自動車輸出前年比前回4.9%、予想2.3%
23:00 消費者物価指数前年比前回4.37%、予想4.4%

peso0304

*予想レンジ:5.70円~5.90円


情報提供:(株)みんかぶ
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【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は軟化した。鉱工業生産が前年比-2.5%と前回-1.3%、予想0.2%をいずれも大きく下回った。国内総生産(GDP)に影響の強い鉱工業生産の悪化を受けて、メキシコペソは対ドルで約3カ月ぶりの大幅下落となった。しかし、ロペスオブラドール大統領が、メキシコ国営電力会社CFEの問題になっているパイプライン契約の改正を目指すと発表すると、ペソは持ち直した。

国営電力会社CFEは民間企業からパイプラインによってガスの供給を受け発電しているが、パイプラインのうち何本かが建設反対運動等により未完成になっているという。未完成のためガスが供給されていないが、契約内容によりCFEはパイプライン利用量を支払い続けているため、この状況を改善したいとのこと。ロペスオブラドール大統領は、国営石油会社ペメックスはすべての債務返済を行うと述べた。

*今週のメキシコペソ円は、保ち合いで推移しよう。メキシコ政府は15日、経営難に陥っている国営石油会社ペメックスに39億ドルの資金を注入し、財務状況を改善して信用格付けのさらなる引き下げを阻止する方針を表明した。ただ、投資家は短期的な解決策にすぎないと見ている。ペメックスは石油生産の減少や汚職、労働コストの上昇などを背景に経営が悪化し、約1060億ドルと多額の債務を抱える。 格付け会社のフィッチとムーディーズ・インベスターズ・サービスは同社の格付けをジャンク(投機的)等級を1段階上回る水準まで引き下げた。

フィッチは15日、追加減税や政府支出、債務借り換えを含む政府のペメックス支援計画について、同社の信用の質の「持続的な悪化」を食い止めるのに十分ではないとの見解を示した。政府当局者は、新たな計画の一環としてペメックスは年金債務の貨幣化で18億ドルを受け取るとし、財務状況は汚職取り締まりによって改善すると説明した。メキシコ政府は2019年に新たな債務を負う計画はないという。ペメックスは今後3年間に270億ドル超の債務返済が必要となる。投資家はより強固な措置を期待していたことから、政府の支援方針をプラスと受け止めながらも短期的な救済措置にすぎないとの見方を示している。政府の措置は長期的な解決策ではなく、石油生産の安定化には十分ではないと見られている。

これを背景に、バンクオブアメリカの調査では、今後数年でメキシコ国営石油会社ペメックスの問題等によりメキシコの格下げ予想が高まっているという。なお、格付け会社フィッチはペメックスを再び格下げするとしても、メキシコのソブリン格付けが引き下げられるとは限らないとの見解を示した。


【メキシコ経済指標】
21日木曜日
24:00 メキシコ中銀金融政​​策決定会合議事録

22日金曜日
23:00 隔週消費者物価指数前回4.52%  予想4.3%


peso0218

*予想レンジ:5.65円~5.85円


情報提供:(株)みんかぶ
※チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)みんかぶは一切の責任を負いません。


【メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想】
*先週のメキシコペソ円は底堅く推移した。2018年11月のメキシコ鉱業・金属工業の生産量は前年同月比2.6%減少した。格付け会社フィッチは1月29日にメキシコ国営石油会社ペメックスの格付けを2段階引き下げた。しかし、同社は1日、ペメックスを再び格下げするとしても、メキシコのソブリン格付けが引き下げられるとは限らないとの見解を示した。

ペメックスが抱える債務は約1060億ドルと、中南米の国営石油会社としては最大。フィッチは、メキシコ政府が昨年ペメックスに課した税金がおよそ270億ドルに上った点を大きな懸念材料に挙げている。メキシコ政府はペメックスの原油生産量が減っているにもかかわらず、もっと納税額を増やすよう求めている点が問題とした。4日に発表された第4四半期国内総生産(GDP)は前年比+1.8%と前回2.5%、予想2.2%を下回り、ペソの悪材料となった。1月消費者物価指数(CPI)は4.37%、予想4.7%、前回4.83%をいずれも下回った。7日のメキシコ中銀会合では、政策金利は予想通り据え置き(8.25%)となった。

*今週のメキシコペソ円は、堅調に推移しそうだ。メキシコ銀行(中央銀行)は7日に開いた金融政策決定会合で政策金利を8.25%に据え置いた。据え置きは3会合ぶり。物価上昇率は中銀の目標を上回っているが、上昇ペースは鈍っている。米国の利上げが遠のいていることもあり、通貨ペソも2018年12月の新政権発足後に回復基調であることなどを考慮した。

1月の消費者物価の上昇率は前年同月比で4.37%となり、中銀の目標である3%は超えているが、上昇率は過去2年間では最も小さい上昇率となった。新空港の建設中止決定などで混乱した新政権の経済運営も落ち着きを見せてきた。米国の利上げ観測が一服していることもあり、通貨ペソが回復している。

インフレ抑制や通貨防衛のため過去2年間で金利を2.50%も引き上げており、利上げがローン金利の上昇などを通じて消費や投資に与える影響も勘案したとみられる。一方、貿易戦争問題や国内財政の悪化、燃料盗難問題等でGDP成長が減速する懸念を表明した。声明では、「昨年10~12月の経済活動は同7~9月から顕著に減速した」と指摘した。市場には「次の政策変更は利下げ」の可能性もあるとの見方が出てきた。

【メキシコ経済指標】
11日月曜日
23:00 鉱工業生産前年比前回-1.3%

12日火曜日
23:00 外貨準備高前回$177B


peso0213

*予想レンジ:5.65円~5.85円


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