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商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

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【東京金は押し目買い優勢が続きそう】    
*先週のNY金は下落した。一時1256ドルまで上昇する場面もあったが、高値圏では利益確定売りが出て上値を抑えたようだ。市場は18、19日に階差入れる米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目しており、様子見が強まっている状況でもある。市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)は今年4回目の利上げを決定すると予想しているが、声明では、今後の金融政策運営についてハト派的な姿勢が示されるとの見方が台頭している。そのため、米長期金利は低下し、ドル指数は上値が重くなり、利子を産まない金をサポートしている。

また、来年の米国景気の成長鈍化が懸念され、NYダウが下落基調を強め、恐怖指数(VIX)は、12月4日以降20ポイント台で推移しており、市場のリスク回避姿勢が強まっていることを示唆している。当初2019年は年3回の利上げが想定されていたが、現時点では2回もしくいは1回に減少するとの見方が優勢になっている。予想通りの展開となれば、金はFOMC後にジリ高となろう。ファンドは買い玉を拡大しており、早くもハト派的声明に備えているようだ。

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*NY金予想レンジ=1230~1270ドル

*CFTC建玉12月11日時点:ファンドの金買い越しは6万0499枚(前週比+1万1498枚)と増加した。総取組高は40万2250枚と前週比2331枚の増加。

*先週の東京金は上昇し、終値は4500円台を維持した。市場は18、19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目している。今回の利上げは想定内であり、声明の内容がハト派的になるのではないかとの見方が強まっている。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「中立金利」に言及し、現状は中立金利から遠くないとした。複数のFRB高官も同調する見解を示したこことから、来年の利上げペースは当初想定の年3回から年2回もしくは年1回に減速するとの見方が強まっている。

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また、米中貿易戦争の長期化懸念や今後の景気減速が懸念されて世界的に株価が下落していることから、安全資産である金が見直される可能性は高いと予想されるが、現状の金投資はまだ限定的だ。金ETFは760トン台で伸び悩んでいる。市場はFOMCで今後の政策が明瞭になるかどうかを待っている状況。東京金は、NY金が反落する状況で、為替が円安に進行したため、買いが優勢となった。年初高値を起点とする上値抵抗線をブレイクし、年初高値4793円と年初安値4412円の半値である4453円を上回ったことで全値戻しが視野に入る可能性が高まった。金は100円単位で動くことが多く、現状の上昇基調が継続すれば、短期的には次の上値の目安は4600円になろう。

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*東京金予想レンジ:4470~4570円。


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※チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)みんかぶは一切の責任を負いません。

【東京金は上昇相場へ転換した可能性大】    
*先週のNY金は上昇し、レンジの上限である1250ドルを上回って週を終えた。トランプ米大統領と習近平中国国家主席は1日の首脳会談で、貿易戦争の「一時休戦」で合意したものの、今後の通商協議は難航するのではないかとの懸念が浮上。トランプ大統領が中国との交渉に決裂した場合、対中関税を拡大することを改めて示唆したことから、リスク回避姿勢が強まり、米株価が下げ幅を拡大する中、安全資産とされる金には「質への逃避」買いが入った。米国の要請でカナダ当局が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)幹部を逮捕したことを受け、90日間の米中貿易協議の先行きに懸念が生じたことも、リスク回避姿勢を強めた。

また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長他複数のFRB高官が「中立金利」に言及したことから、FRBによる来年の利上げがペースダウンするとの見方が広まり、米金利が下落し、利子を産まない金には追い風となった。不安定な株価を背景に恐怖指数(VIX)も水準を切り上げており、金の支援要因になっている。NY金は50日と100日の移動平均線がゴールデンクロスし、下値を固め、短期的な上値抵抗線である1250ドルを上回った。次の上値の目安は200日移動平均線になりそうで、ジリ高となりそうだ。

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*NY金予想レンジ=1230~1270ドル

*CFTC建玉12月4日時点:ファンドの金買い越しは4万9001枚(前週比+4万7130枚)と増加した。総取組高は39万9919枚と前週比4万2882枚の減少。

*先週の東京金は上昇した。200日移動平均線をブレイクし、週明けには上値抵抗線と見られていた4500円を上抜けた。米中貿易摩擦は1日の首脳会談でとりあえず「延期」となったが、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)幹部が米国の要請を受けてカナダに逮捕されたことで、両国の交渉は一段と困難かつ長期化する可能性が強まった。NYダウは先週初めの高値から週明けの安値まで2000ドル以上も下落し、市場のリスク回避姿勢が強まっている。こうした背景から、金ETF保有量は徐々に回復しており、直近では760トン台になった。

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来週19日には今年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、利上げが予想されているが、このような経済環境では来年の利上げに向けて米連邦準備制度理事会(FRB)もタカ派的な姿勢を示すことは困難だろう。FRB議長はじめ複数のFRB高官から「中立金利(3.0%)」への言及があり、来年の利上げ回数は年2回に減速するとの見方が広がっている。先週は、米5年債利回りが2年債利回りを下回るという「逆イールド」現象が出現しており、市場は米国の景気減速に身構えている。来週の会合で、声明がハト派的な内容になれば、米金利はさらに低下し、NY金は一段高になることが予想される。東京金は円安の追い風もあって、既に200日移動平均線をブレイクし、4500円台に乗せた。次の目安は4600円になりそうだが、FOMCを前に次第に様子見が強まる可能性もあり、二進一退の展開が続きそうだ。

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*東京金予想レンジ:4450~4550円。


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【東京金は押し目買いが優勢だろう】    
*先週のNY金は反発した。ドル高・ユーロ安を受けて1200ドルを割り込む場面もあったが、NYダウが今後の「ねじれ議会」を嫌気して急落したことや英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる先行き不透明感を背景に金は安全資産として買われ、反発に転じた。週末16日には米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが、世界景気の減速リスクに警戒感を示し、「中立金利」に言及したことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ打ち止め時期が前倒しされるのではないかとの観測が浮上したため、米金利が低下しドルが下落すると、ドル建て金には割安感から1220ドル台に押し上げられて週を終えた。

CFTC建玉を見ると、米議会中間選挙、12月会合での利上げを示唆したFOMCを背景に、ファンドは5週間ぶりに金を売り越しにしているが、FRB内部から利上げピークを示唆する発言が出たことで、ファンドの売りも限定的になろう。週明けは米長期金利は3.06%に低下し、ドル指数も上値が重くなっている。12月会合での利上げも既定路線であり、材料的には金を大きく押し上げることにはならないだろう。ファンドは早晩、買い越しに転じると予想する。日足チャートは依然としてレンジ相場が続いており、底値形成が継続していると言えるだろう。

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*NY金予想レンジ=1180~1240ドル

*CFTC建玉11月13日時点:ファンドの金売り越しは9247枚(前週比+2万8273枚)と売り越しに転じた。総取組高は53万9520枚と前週比4万4609枚の増加。

*先週の東京金は軟化したものの、4400円台は維持された。不透明な欧州情勢、不安定な株価を背景に金現物需要が回復してきている。金ETFは760トン台を回復し、年初最低の730トンから4.2%増加している。金を抑える最大の要因はドル高だが、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官が、金利上昇サイクルのピークに言及したことで、米長期金利が先週の3.2%から週明けには3.06%に低下している。12月19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが予想されているため、それまでドルはサポートされようが、利上げ後には2019年の利上げペースが関心となるため、ドル高にもブレーキがかかる可能性がある。

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また、20日のNYダウは、米中「貿易戦争」や原油相場の大幅安、アップルの業績不安などを嫌気し大幅続落となり、年初来安値を更新した。株安を背景にリスク回避として安全資産である金が注目されてきそうだ。東京金はドル高時は円安にサポートされ、ドル安時にはドル建てNY金にサポートされるだろう。いずれにしても押し目買いが優勢が続きそうだ。

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*東京金予想レンジ:4350~4450円。


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【東京金は調整安場面が続きそう】    
*先週のNY金は下落した。6日に投開票された米議会中間選挙は、「上院は共和党・下院は民主党」となった。市場の大方の予想通りとなったため、選挙直後のNYダウは上昇し、市場のリスクオフモードは後退した。7-8日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り政策金利は据え置きとなったが、12月の会合での利上げも含めて漸次的な利上げを継続する方針が示唆されたため、金利を生まない金には圧迫材料となった。また、原油をはじめとする商品相場全体の弱地合いも金相場に響いた。

週明け12日は、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる交渉難航が嫌気され、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが加速したため、ドル建て金は割高感から売られ、一時1200.60ドルと、節目の1200ドル割れが目前に迫った。テクニカル的には50日移動平均線を下回り、RSIも50%を下回ったため、売りが優勢となりそうだ。節目の1200ドルを割り込む可能性は高く、8月の安値1167ドルが視野に入ってくる展開も想定される。

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*NY金予想レンジ=1180~1230ドル

*CFTC建玉11月6日時点:ファンドの金買い越しは1万9026枚(前週比+5832枚)と増加。総取組高は49万4911枚と前週比1万9970枚の増加。

*先週の東京金は軟調な展開だった。米議会中間選挙と米連邦公開市場委員会(FOMC)という2大イベントが終了し、いずれもサプライズがなかったことから、リスクオフモードは後退し、金は売りが優勢となった。東京金はNY金の下落で押し下げられたものの、為替が円安で推移しているため、下げ幅は限定的だろう。

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週明け12日は、NYダウがハイテク株の大幅安を受けて600ドル以上も急落したが、リスク回避の金買いは強まらなかった。しかし、金ETFの増加は目に付いた。NY金が1200ドル割れ寸前まで下落したことで値頃感も働いたのだろう。先物市場は、金利高・ドル高を背景に売り圧力がかかるが、現物市場では、価格水準と相場環境を背景に買いが入りやすくなっていることは、長期的に見て金相場の地合いを変化させていくだろう。

東京金は200日移動平均線が上値抵抗線となって下落に転じているが、50日と100日の移動平均線があるため4350円レベルで下げ止まりそうだ。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが予想されており、「ドル高・NY金安・円安」が続きそうで、東京金は材料的に決め手を欠きそうだ。調整の保ち合いが続きそうだ。

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*東京金予想レンジ:4350~4450円。


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【東京金は、そろそろ上値が重くなりそう】    
*先週のNY金は軟調に推移したが、週の終値は1230ドル台を維持した。これといった決め手となる材料がなく方向感が出にくかったようだ。債務問題が懸念されていたイタリアは、格付け会社S&P社が同国の公的債務格付けを据え置いたことから、リスク回避姿勢が後退した。ドイツのメルケル首相の退任報道はユーロ売り・ドル買い要因となり、ドル建て金は割高感から売られた。米中貿易戦争に関しては、11月末からの20カ国・地域(G20)首脳会議で予定されている米中首脳会談が不調に終わった場合、トランプ政権は対中制裁関税の第4弾を12月初旬にも表明する方針と報道された。

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ただその後、トランプ大統領は、中国との間で合意に至らなかった場合には新たな制裁を課すと警告しながらも、通商面で「素晴らしい合意」に至ると思うと強調。過度の懸念が和らいだ。2日に公表された10月米雇用統計が予想以上に良好だったことから、米長期金利は3.2%台に急反発し、ドルが上昇したため、金は売りが優勢となった。米景気は好調で、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続する可能性が高いとの見方が強まり、金利を生じない金には逆風になった。ただ、6日の米中間選挙を控えて売りも限定的だった。テクニカル的には1250ドルが上値抵抗線となっており、上値が重く、調整場面の保ち合いが続きそうだ。金ETFも増加が一服している。

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*NY金予想レンジ=1200~1250ドル

*CFTC建玉10月30日時点:ファンドの白金買い越しは1万4723枚(前週比+3061枚)と増加。総取組高は7万5001枚と前週比+565枚の増加。

*先週の東京金は上昇した。強材料と弱材料が入り混じる中、NY金は保ち合いが続いているが、東京金は為替の円安が追い風となって下値を切り上げている。注目された6日の米議会中間選挙では、市場の予想通り「上院は共和党、下院は民主党」となった。トランプ大統領と対立する野党民主党が下院で8年ぶりに多数派を奪還した。「ねじれ議会」で党派対立が一層激化し、政局が緊迫する可能性があり、トランプ大統領の政策や公約実現が困難になる可能性が高い。この結果を受けて、NY金電子取引は4ドル程度反発している。トランプ大統領当選時のような高揚感はなく、トランプ相場にも陰りが出てこよう。NYダウの地合いが軟化すれば、リスク回避の金買いが入りやすくなるだろう。

10月30日にボストンで開催されたロンドン地金市場協会(LBMA)の年次会合では、金価格は来年10月までに1オンス=1532ドルに上昇する見通しが示された。世界の株式市場が不安定になる中で、安全資産としての金への関心が再び高まるだろうと見通した。なお、ロイター通信が今月アナリストやトレーダーを対象とした調査によると、2019年の金価格は平均で1300ドルと予想されている。東京金は4500円、200日移動平均線に接近しており、このあたりで上値が重くなる可能性があり、調整局面入りが予想される。ただし、4380円レベルでは50日と100日の移動平均線にサポートされる可能性があり、押し目のポイントになりそうだ。CFTCではファンドの買い越しが続いていることがわかるが、12月の米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げを控えて、ポジションの拡大は押さえられそうだ。

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*東京金予想レンジ:4380~4500円。


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【東京金は押し目買い優勢で4500円を目指す可能性】    
*先週のNY金は底堅く推移したが、レンジを抜ける展開にはならなかった。不安定な株価動向、米中貿易戦争の長期化、サウジアラビア人記者殺害疑惑をきっかけとした地政学的リスクの高まりやイタリアの財政不安などが強材料となった。一方、好調な米国景気や米連邦準備制度理事会(FRB)による金利引き上げ見通しを背景に米長期金利が3.0%台で高止まりしていることは弱材料になっている。どちらも決め手に欠けるため、NY金は底堅いものの、レンジを抜けるまでにはいたらなかった。

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10日のNYダウ暴落を受けて、リスクオンモードが後退し、ファンドは過去最大の売り越しから買い越しに転じ、その幅を拡大させている。低調だった金現物投資も徐々に回復し、金ETFは年初来最低量の730.17トンから2.8%増加し、 754.94トンに達した。目立たないながらも金に対する市場の変化が表れており、年初来安値を更新するといった極端な弱気は後退している。テクニカル的には50日移動平均線を超えているものの、100日移動平均線に絡む動きになっており、1230ドル台前後で値固め局面に入ったといえるだろう。

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*NY金予想レンジ=1210~1250ドル

*CFTC建玉10月23日時点:ファンドの金買い越しは2万9388枚(前週比+1万1721枚)と増加。総取組高は47万7832枚と前週比3414枚の増加。

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*先週の東京金は底堅く推移した。10月以降、NYダウが下落に転じ、世界の株価が不安定になる中、金融市場はリスクオンモードが後退している。恐怖指数VIXは警戒ラインである20ポイントを越えており、まだピークに達していない可能性がある。こうした不安要因が金相場をサポートしている。一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)は年内あと1回の利上げを予定している上に、来年も引き続き利上げしていく姿勢を見せている。米長期金利は3.0%台で推移し、外国為替市場ではドルが堅調に推移している。

ドル円も円安基調が続いており、これが東京金のサポート要因になっている。このため東京金はNY金よりも水準が引き上げられている。テクニカル的には、NY金が100日移動平均線あたりで保ち合いとなっているのに対し、東京金は100日移動平均線を上抜いている。4400円台前半で値を固め、次の節目である200日移動平均線のある4500円を目指す可能性がありそうだ。

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*東京金予想レンジ:4380~4500円。

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【東京金は押し目買い優勢が続きそう】
*先週のNY金は堅調に推移した。10日に起きたNYダウ大幅安の余韻が残る中、不安定な株価を背景に安全資産として金が買われた。サウジアラビア人記者の殺害疑惑で米国とサウジアラビアの関係が悪化するのではないかとの懸念が広がり、同国を取り巻く地政学的リスクも金買い後押しした。

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減少傾向を続けていた金ETFも増加に転じ、金投資復活の兆しが出てきたようだ。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、利上げについて前向きな姿勢が示されていたことから、米長期金利は3.2%台で高止まりしている。金利を産まない金にとっては金利の先高観はマイナス要因であり、金相場の重石になっている。NY金は50日移動平均線を上抜いているものの、100日移動平均線に頭を抑えられており、レンジ相場が続きそうだ。先の株価急落ではファンドのショートカバーが炙り出され、ネットでは買い越しに転じた。NY金は値固め局面が続きそうだ。

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*NY金予想レンジ=1200~1250ドル

*CFTC建玉10月16日時点:ファンドの金買い越しは1万7667枚(前週比+5万5842枚)と増加。買い越しに転じた。総取組高は47万4418枚と前週比9165枚の増加。
    
*先週の東京金は上昇し、4300円台から4400円台に水準を切り上げた。NY金が堅調に推移したことに加え、為替の円安基調が続いたことが上昇要因となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)での議事要旨では米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な姿勢が示された。米長期金利は3.2%台で推移し、ドルの地合いを支えている。しかし、高止まりしている金利が株価の重石になって投資家心理を不安にさせているようだ。NYダウの地合いが悪化したため、ドル指数が伸び悩み、ドル建て金の割高感を弱めている。サウジアラビアの記者死亡事件は政治的な決着で、大きな問題には至らない可能性があろう。

市場は、11月6日の米中間選挙に注目している。上院は共和党が占めると予想されるものの、下院では劣勢が伝えられており、仮に、共和党が過半数を割り込めば「ねじれ議会」となって株安・ドル安が強まる可能性がある。その場合、安全資産である金に投資資金が流れることが予想される。東京金は4400円台に上昇し、100日移動平均線を上回った。押し目買いが継続し、200日移動平均線のある4500円を目指しそうだ。

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*東京金予想レンジ:4380~4480円。


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【東京金は押し目買い基調が継続しよう】   
*先週のNY金は反発した。10日、高止まりする米長期金利や世界的な貿易摩擦の悪影響に懸念が広がり、NYダウが大幅急落した。低調な米国債入札を受けて長期金利が急上昇し、企業業績が圧迫されるとの警戒感が高まった。米中貿易戦争の影響懸念も相場を押し下げた。欧州でも、自動車メーカー等が、貿易戦争を理由に業績見通しを下方修正しており、業績不安が一気に広がった。11日も世界的な株安は泊まらず、恐怖指数(VIX)は、25ポイントに接近した。


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NY金は一時1230ドルまで上昇し、終値も1227.60ドルと、8月1日以来約2カ月ぶりの高値で引けた。国際通貨基金(IMF)は9日公表した最新の経済見通しで、今年と来年の世界の成長見通しを下方修正しており、株価急落はこれを裏付けるものとして、楽観的な経済見通しが後退し、金現物需要も盛り返した。金ETFは、9日に年初来最低水準の730.17トンまで減少したが、10日には738.99トン、12日には744.64トン、週明け15日には748.76トンまで回復した。日足チャートを見ると、NY金は従来のレンジを上放れて底入れをうかがわせる展開となっている。今後も不安定な株価を背景にNY金は底堅く推移しそうだ。

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*NY金予想レンジ=1200~1250ドル

*CFTC建玉10月9日時点:ファンドの金売り越しは3万8175枚(前週比+1万6353枚)と増加。総取組高は46万5253枚と前週比5477枚の増加。
 
*先週の東京金は、NY金の大幅上昇を受けて一時4409円まで上昇した。終値は4390円と週の高値圏で引けた。米長期金利の高止まりがドルを押し上げていたが、米株価への影響が懸念され、株価下落・ドル安・金高という展開になった。間の悪いことに(?)、ファンドのネットショートポジションが過去最大の3万8000枚まで拡大していたため、大量のショートカバーが出て、それが金相場を押し上げた面もある。

先週発表された9月米消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇、コア指数も0.1%上昇と、市場予想をともに下回ったことで、インフレ高進懸念が幾分後退したことも金には支援材料になった。ドル指数は反落に転じており、株価もこれだけ急落したことで、市場の警戒感は今後も緩まることはないだろう。年内あと1回の利上げが残っているものの、12月の利上げは75%程度は織り込まれており、今後はさほどの弱材料にはならないだろう。東京金は円安により下値を切り上げてきたが、これからはドル安によるNY金の上昇で、押し目が買われていく展開になろう。4400円台で値固めをして4500円を目指す展開になると予想する。

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*東京金予想レンジ:4350~4450円。


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【東京金は、レンジ相場が続きそう】    
*先週のNY金は底堅く推移し、週の終値は1200ドルを維持した。NY金は月間ベースでは6カ月連続で下落しており、1997年1月以降では最長となった。米中貿易戦争の激化懸念や米国の経済成長や米連邦準備制度理事会(FRB)による政策金利の引き上げに伴ってドル高基調が続いているため、ドル建て金には売り圧力が継続している。リスク回避として、安全資産の金でなく、米債券やドルが選好されている。NYダウも2万6000ドル台で底堅く推移しており、金投資は低迷している。米長期金利の上昇もあって、金利のつかない金の需要は減少する一方で、金ETFは730トン台に落ち込んでいる。ファンドのネットショートポジションもここにきて拡大しており、過去最大の2万1000枚となった。

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ただ、これだけ弱材料がそろってもNY金は1200ドルを軸としたレンジで推移している。先週は、イタリアの財政不安から同国がユーロ圏を離脱するとの懸念が金を押し上げる場面があった。この強材料は一過性に終わったが、金相場の水準が低いだけに強材料が出た場合は、ショートカバーが出やすい状況にあるともいえる。NY金は保ち合い相場が続きそうだ。

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*NY金予想レンジ=1170~1220ドル

*CFTC建玉10月2日時点:ファンドの金売り越しは2万1822枚(前週比+4174枚)と増加。総取組高は45万9776枚と前週比503枚の減少。

*先週の東京金は上昇し、2カ月ぶりに4400円台をつける場面もあったが、週の終値は4300円台に下落した。NY金がレンジ相場で推移する中、円安が東京金を押し上げてきたが、9月米雇用統計で平均時給が伸び悩んだことから、利上げペースはさほど加速しないとの見方が台頭し、ドルは反落に転じた。ドル円は114円50銭台で目先のピークをつけた可能性があり、東京金も伸び悩む展開になりそうだ。

ただ、米長期金利が壁と見られていた3.25%を突破し、株価への影響が懸念されてきた。恐怖指数(VIX)が先週の14%から週明けには15%台に上昇してきており注意が必要だろう。NYダウの上昇基調に異変が起きた場合、リスクヘッジとしての金買いが表面化する可能性は高いだろう。9日には国際通貨基金(IMF)が、米中間などの貿易摩擦激化や新興国リスクの高まりを理由に、2018年および19年の世界の経済成長率を下方修正したが、安全資産とされる金にとっては長期的な支援材料となるだろう。

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*東京金予想レンジ:4250~4350円。


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【東京金は、円安を背景に堅調に推移か】    
*先週のNY金は下落し、週の終値は1200ドルを下回った。米中間の「貿易戦争」激化に対する懸念が再燃する中、安全資産である金が買われた。25、26日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り政策金利は0.25%ポイント引き上げられた(2.00⇒2.25%)。2019年も緩やかなペースで利上げを続ける方針が改めて示され、12月の利上げもほぼ確実になり、来年は3回の利上げが想定された。初めて公表された2021年の利上げに関しては0回が想定された。パウエルFRB議長が会見で「予想外のインフレの上振れは見込んでいない」などと発言したため、米長期金利が低下した、NY金は1200ドル台を回復した。

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しかし、イタリアの財政不安などを背景にドル高・ユーロ安が進行し、2018年4〜6月期の米実質GDP(国内総生産)確定値が前期比4.2%増、8月の耐久財受注が前月比4.5%増と堅調だったことが判明すると、NYダウが堅調に推移し、安全資産である金は大幅安となった。堅調な株価を背景に金投資は落ち込んでおり、金ETFは740トン台に低迷している。年内あと1回の利上げの可能性が高まったことから、米長期金利は3.0%台で高止まりし、金には先安感が強まっている。ファンドは金のショートポジションを増やしている。NY金は上値の重い展開が続きそうだ。

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*NY金予想レンジ=1170~1220ドル

*CFTC建玉9月25日時点:ファンドの金売り越しは1万7648枚(前週比+6804枚)と増加。総取組高は46万0279枚と前週比9157枚の減少。

*先週の東京金は軟調だったが、週の終値は4300円を維持した。これは為替の円安が影響しているからで、9月以降のドル円は3.0%程度上昇している。これに押し上げられる形で東京金も4200円台から4300円台に下値を切り上げている。26日に終了した米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り利上げが決定され、年内もう1回の利上げが示唆された。2020年で金利引き上げはピークに達すると示されたことで、一時ドルが下げる場面もあったが、米長期金利は3.0%台で高止まりしており、週明けのドル円は114円台に上昇した。ドル高円安基調は継続しよう。

NY金市場においてはファンドのショートポジション拡大が気になるところ。25日には過去最大の1万7648枚の売り越しになっているが、これはFRBの利上げ姿勢を反映してのことと思われる。しかし、今後は、米中貿易戦争に関連するリスクやイタリアの財政問題に関するユーロリスク、原油高がもたらすインフレリスク等が顕在化してくる可能性がある。NY金が思ったほど下げなければ、ファンドのショートカバーが金相場の下値を支えよう。東京金は4400円を目指してジリ高で推移すると予想する。

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*東京金予想レンジ:4350~4450円。


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