テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

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【東京金は保ち合いが続きそう】
*先週のNY金は下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の利上げに関して見送りを強めていることが好感され、NYダウは2万6000ドル台に堅調に推移している。米中通商協議も進展しているとの観測もあって、安全資産である金の需要は減退している。また、ユーロ圏の景気減速を受けて、外国為替市場ではユーロが対ドルで下落しているため、ドル建て金は割高感が強まって押し下げられている。NY金は50日と100日の移動平均線を下回り1275ドル台まで下落したが、ここにきて陰線が小さくなってきた。下値には200日移動平均線(現在1267ドル)があり、かつ昨年8月中旬を起点とする長期サポートラインがある。テクニカル的には下値に近づいてきた可能性がある。

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米国のイラン制裁強化による中東の地政学的リスクの高まり、企業業績の悪化をうけたNYダウの下落等、これからは金の強材料の出現も予想される。調査会社リフィニティブのデータによると、S&P500種株価指数を構成する企業の利益は前年同期比で1.7%減少する見通し。ファンドの金買い越しは10.5万枚から5.6万枚に減少しており、高値買い玉も相当整理されてきたようだ。1270ドルがサポートされるかどうか確認したい。

*CFTC建玉4月16日時点:ファンドの金買い越しは5万6273枚(前週比-4万9091枚)と減少した。総取組高は44万0581枚と前週比6958枚の減少。

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*NY金予想レンジ=1270~1320ドル
    
*NY金が50日と100日移動平均線をいずれも下回ったのに対し、東京金は50日移動平均線を下回ったものの、現況は100日移動平均線にサポートされている。ドル高を受けて円安基調が続いており、東京金をサポートしている。企業業績の下振れが懸念されるものの、今のところ大きな落ち込みは見られていないようだ。

調査会社リフィニティブによると、米主要企業500社のうち決算発表を終えた77社の77.9%が市場予想を上回る利益を上げ、過去平均の65%を上回っている。これを受けてNYダウは年初来高値を更新している。米中通商協議も解決が近いとの期待感もあって安全資産である金からは、投資資金が流出している。金ETFは751トンと2月のピークから9%弱減少している。今後予想される強材料としては中東の地政学的リスクが考えられる。米国がイランの制裁を強化し、イラン産原油の輸入を禁止することを決定した。イランはホルムズ海峡封鎖を仄めかして対抗意識を強めている。原油相場の上昇が予想され、金相場にも支援材料になる可能性は高いだろう。短期的には4600円を挟んだレンジで保ち合いながら値を固める展開が予想される。

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*東京金予想レンジ:4550~4670円。


情報提供:㈱ミンカブジインフォノイド
*チャートの著作権は、㈱ミンカブジインフォノイドに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、㈱ミンカブジインフォノイドは一切の責任を負いません。

【東京金はレンジ相場が続きそう】    
*先週のNY金は週前半は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて上昇したものの、週後半は、良好な米中両国の経済指標を受けて下落に転じ、心理的な節目である1300ドルを割り込んで引けた。3月米雇用統計では、景気動向を示す非農業部門就業者数が前月比19.6万人増加し、前月実績と予想を上回ったものの、物価上昇の目安として注目される平均時給の伸びが前年同月比で鈍化した。

3月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、金融政策の柔軟性を維持する必要性を示しながらも、年内の利上げ予想をゼロとし、利上げに対して忍耐強い姿勢を保つことが確認された。米連邦準備制度理事会(FRB)がハト派的な政策を維持するとの見方が金相場をサポートした。しかし、新規失業保険申請件数が約49年半ぶりの少なさとなり、3月米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回ると、ドルが反発しドル建て金は割高感から売られた。

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さらに英国の欧州連合(EU)離脱が10月末まで延期されたことや中国の3月貿易統計で輸出が市場予想を大きく上回ったことも安全資産である金には重石となった。NY金は反発しても50日移動平均線の抵抗を受けて、週明けは100日移動平均線を下回った。金ETFも減少傾向にあり、金相場は調製安局面が続きそうだ。次の下値としては200日移動平均線のある1267ドルが意識されそうだ。

*CFTC建玉4月9日時点:ファンドの金買い越しは10万5364枚(前週比+1万0808枚)と増加した。総取組高は44万7539枚と前週比73695枚の増加。

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*NY金予想レンジ=1270~1320ドル

*米連邦準備制度理事会(FRB)がハト派姿勢を強めたことを反映して米長期金利は下落基調を強めた。しかし、好調な経済指標を受けて2.3%でサポートされて反発に転じている。一方、ドル指数は下落する金利とは関係なく高値水準で推移している。米中通商協議に解決の兆しが出てきたこと、これを反映してNYダウが上昇し、リスクオフからドル買いが継続している。

米国では1~3月期の企業決算が本格化する。先週末発表されたモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴ、ウォルト・ディズニーは好調だったが、週明け発表されたゴールドマン・サックスやシティグループは不調だった。調査会社リフィニティブによると、米主要企業500社の純利益は11四半期ぶりのマイナスとなる見通しで、予想通りとなれば株価を押し下げ、安全資産である金が買われる可能性もありそうだ。

ただ、米中通商協議への進展期待も強く、株価の下落は抑えられそうだ。ドル円は一時112円台に円安が進んだが、今後の日米通商協議では、「為替条項」も議論される可能性が高く、円安にも限界があろう。東京金は4600円台で推移しているが50日移動平均線の抵抗を受けて押し下げられている。一方、下値は100日移動平均線にサポートされており、決め手材料に欠ける中、レンジ相場が続きそうだ。

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*東京金予想レンジ:4580~4680円。


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【東京金は保ち合いが続きそう】    
*米連邦準備制度理事会(FRB)が、世界の景気減速懸念が米国経済に及ぼす影響を懸念して、年内の利上げを見送るとした。米長期金利が下落し、長期金利が短期金利を下回る「逆イールド」現象が出現し、景気後退(リセッション)入りが連想され、先週前半は安全資産である金が買われた。しかし、後半になると、米中通商協議への進展期待から株価が持ち直し、金市場から資金が流出した。

金ETFは3月末から減少に転じ、NY金相場もそれに連動して下落に転じた。今年2月も金ETFが減少に転じてから金相場は下落しており、今回も同じパターンが繰り返される可能性が高そうだ。先週末には1300ドルの大台を下回って引けており、今週は売りが優勢となりそうだ。

*CFTC建玉3月26日時点:ファンドの金買い越しは11万9741枚(前週比+3万1345枚)と増加した。総取組高は50万9575枚と前週比4588枚の減少。

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*NY金予想レンジ=1270~1320ドル

*米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の利上げを見送る方針を表明し、米長期金利が低下した。3月下旬には、米10年債利回りが急低下し、2007年以来約12年ぶりに3カ月物TB(財務省証券)利回りを下回った。償還までの期間が長い国債の利回りが短い国債を下回る「長短金利逆転(逆イールド)」という異例の現象が出現し、景気後退懸念が一段と高まった。しかし、安全資産である金の買いは限定的に留まった。米長期金利の下落にもかかわらず、ドル指数はむしろ上昇しており、ドル建て金は割高感から売りが優勢となった。

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欧州中央銀行(ECB)が利上げを延期し、日銀が金融緩和を継続する方針を示し、英国は欧州連合(EU)離脱の混乱で利上げどころではない。豪州、ニュージーランド等の資源国も世界の景気悪化をにらんでハト派姿勢を強めており、結果としてドルの強さが浮かび上がっている。NYダウは米中通商協議の進展期待を背景に2万6000ドルの大台を回復して年初来高値を更新した。このような背景からNY金は調整局面に入ったようだ。一方、東京金はドル高・円安が支援要因となって4600円前後で下げ止っている。しばらくは保ち合いが続きそうだ。

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*東京金予想レンジ:4550~4650円。


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【東京金は押し目完了か】    
*米連邦準備制度理事会(FRB)は20日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を年2.5~2.50%に据え置くことを決定した。また、年内は利上げの見送りを示唆した。これまでは2回の利上げを想定していたが、景気減速への警戒を一段と強めたようだ。2015年末から始めた金融引き締め局面が最終段階にあるとした。

パウエル議長は、米国経済のファンダメンタルズは強いものの、中国や欧州経済の減速、貿易摩擦などが及ぼすリスクを指摘し、利下げの可能性に関しては、様子見が妥当だと明言した。市場の想定以上にハト派的な姿勢が明らかになり、米長期金利が下落し、利子を産まない金は反発した。

先週末には3月ドイツ製造業購買担当者景気指数(PMI)が約6年半ぶりの低水準となり、欧州の景気不安が高まった。米国製造業PMIも2017年6月以来の水準に低下し、米景気の先行き懸念も強まった。欧米株が大幅下落し、安全資産として金が買われた。ただ、欧州の景気悪化を反映して、ユーロが対ドルで下落したため、ドル建て金は割高感から上値が重かった。日足チャートを見ると、主要移動平均線をすべてブレイクしており、押し目を確認し、再び上昇基調を回復したといえそうだ。週明けも続伸し、1320ドル台に浮上しており、2月の高値1350ドルを目指す可能性が高いだろう。

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*CFTC建玉3月19日時点:ファンドの金買い越しは8万8396枚(前週比+9577枚)と増加した。総取組高は51万4163枚と前週比1万5867枚の減少。

*NY金予想レンジ=1300~1350ドル

*世界景気に減速懸念が高まっている。22日の米債券市場では、米10年債利回りが3カ月物を11年半ぶりに下回る長短金利の逆転現象「逆イールド」が起きた。歴史的に景気後退の予兆とされ、過去30年で3回あった後退局面ではいずれも発生している。昨年12月3日にも米国債5年物と2年物の金利逆転が起きているが、今回は長期金利の指標となる10年物の利回りが3カ月物を下回ったため警戒された。

特に、10年債利回りが2年債利回りより低くなると「本物」とされ、これが発生すると1~2年後に米国が景気後退期に入るケースが多いと言われている。最近では05年末から07年半ばにかけて頻発した後、08年9月のリーマン・ショック(後退期は08年1月~09年6月)につながった。ITバブルの崩壊(01年4~11月)や、湾岸危機と重なった不動産バブル崩壊(1990年8月~91年3月)でも事前に逆イールドが発生していた。

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週明け25日の日経平均株価は700円以上の大幅安となったが、NY市場は22日の急落を受けて買い戻しが優勢となった。ただ、世界景気の先行き懸念は強く、株式市場の地合いは不安定と見られている。一方、金ETFは徐々に増加しており、安全資産としてヘッジされているようだ。東京金は急激な円高もあってNY金ほどには上昇しなかったが、4600円台半ばに反発し底堅く推移している。50日移動平均線にサポートされた格好になり、押し目買いが優勢となろう。

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*予想レンジ:4600~4700円。


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【東京金は押し目完了か】 
*欧州中央銀行(ECB)は7日の定例理事会で、2019年中の利上げを断念し、来年以降に先送りする方針を決定した。ECBは2019年の実質GDP(域内総生産)伸び率とインフレ見通しを下方修正し、世界的な景気減速懸念の強まりを受けて欧州の景気減速が従来の予想より長く、深刻との認識を示した。既に、米連邦準備制度理事会(FRB)がハト派に転換し、利上げに対して「忍耐強い」姿勢を示し、利上げの一時停止を宣言している。また、日銀は、物価上昇率が目標の2%に達しない場合、新たな金融緩和を講じるとした。世界的に金利が上昇する公算が小さいことは金の支援要因になっている。

先週末に発表された2月米雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比2万人増にとどまり、前月(31万1000人増)から急減速し、1年5カ月ぶりの低い伸びとなった。失業率は3.8%と前月から0.2ポイント低下した。一方、物価上昇の先行指標として注目される平均時給は前年同月比で3.4%増と、伸びは09年4月(3.4%)以来の大きさとなった。また、2月の中国貿易統計では、輸出が前年同月比20.7%減と大きく落ち込んだ。

世界的な景気減速懸念が強まり、金は反発したが、1300ドルを越えるところでは、利益確定売りに上値を抑えられてしまうようだ。テクニカル的には50日移動平均線が上値抵抗線になっており、100日と200日の移動平均線が下値支持線になっている。12日に行われる英国の欧州連合(EU)離脱への採決を控えて様子見が強まっているのだろう。ファンドの買い越しも減少しており、利益確定売りが続いているようだ。

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*CFTC建玉3月5日時点:ファンドの金買い越しは8万8018枚(前週比-4万7678枚)と減少した。総取組高は47万1311枚と前週比2万9957枚の減少。

*NY金予想レンジ=1280~1310ドル

   
*米連邦準備制度理事会(FRB)が1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、ハト派姿勢への転換を強めたことを背景にNY金は上昇を強め、2月20日には1349.8ドルまで上昇した。東京金もこれに連れて上昇し4789円と4800円に迫った。しかし、米中通商協議への進展期待が高まると、世界的に株価が上昇し、安全資産である金は下落に転じた。

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しかし、NY金は1280.80ドル(3月7日)まで、東京金は4591円(3月8日)まで下落した。ただ、東京金は4600円割れの水準にある50日移動平均線のサポートを受けて下げ止まったようだ。現物投資である金ETFの動向を見ると、1月31日に823.87トンと昨年6月下旬以来の水準を回復すると2月以降は減少に転じた。先物市場より先に下落に転じたわけだが、投資資金は金市場から流出し、株式市場に流入したようだ。3月に入り766.59トンとピークからおよそ7%減少してようやく下げ止まったようだ。世界景気の減速懸念を背景に「守りの資産」として金が見直されているのだろう。東京金は4600円台で値を固め、次の上昇相場をうかがう展開になるだろう。

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*東京金予想レンジ:4570~4670円。


情報提供:(株)みんかぶ
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【東京金は押し目買い優勢が続きそう】    

*1月29、30日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り政策金利の据え置き(FF金利の誘導目標:2.25-2.50%)を決定した。

声明文では、世界的な経済金融情勢と物価上昇圧力の抑制に照らして、将来のFFレートの調整では「忍耐強い」姿勢をとるとし、3月利上げの可能性が低下した。

バランスシート正常化に関しては、現在の縮小計画を経済金融情勢次第で見直す用意があることや、将来的には利下げ以外に、バランスシート政策を保持することを明記した。


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*FOMCの決定を受けて、米国債利回りは低下し、ドルは下落。市場は、FRBが景気過熱の防止よりも、景気拡大の維持へと方針転換したと解釈した。金融政策が利下げになる可能性も出てきた。

*米金利低下・ドル下落を背景に、NY金は一時1320ドル台に上昇。今回のFOMCでは、ハト派的になるだろうとの見通しも強く、金相場は先取りして上昇していた。RSIは70%に接近しているため、利益確定売りも出やすくなるが、移動平均線の50日線と200日線がゴールデンクロスを形成しており、押し目買いが優勢だろう。

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*米中通商協議や英国の欧州連合(EU)離脱に伴う不透明感、米政府機関が再度閉鎖されるかもしれなとの不安から、不安定なNY株価を背景に、金現物投資は昨年末から増加している。今回のFOMCで、3月の利上げがほぼなくなったことで、金市場には強気の見方が増えるだろう。世界最大の金ETF(上場投資信託)SPDRゴールド・トラストの金保有高は29日に1%増の823.87トンと、昨年6月以来の高水準となった。今月は4.6%増加し、月間ベースでは17年9月以来のハイペース。

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*東京金は円安、NY金高で4600円台まで上昇。RSIは70%にタッチしているが、すでに50日移動平均線と200日移動平均線がゴールデンクロスして上昇しているため、押し目買いが継続しよう。4600円台を値を固め、2018年の高値水準(4700~4800円)にトライすると予想。

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情報提供:(株)みんかぶ
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【東京金は押し目買い優勢が続きそう】    
*先週のNY金は下落した。一時1256ドルまで上昇する場面もあったが、高値圏では利益確定売りが出て上値を抑えたようだ。市場は18、19日に階差入れる米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目しており、様子見が強まっている状況でもある。市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)は今年4回目の利上げを決定すると予想しているが、声明では、今後の金融政策運営についてハト派的な姿勢が示されるとの見方が台頭している。そのため、米長期金利は低下し、ドル指数は上値が重くなり、利子を産まない金をサポートしている。

また、来年の米国景気の成長鈍化が懸念され、NYダウが下落基調を強め、恐怖指数(VIX)は、12月4日以降20ポイント台で推移しており、市場のリスク回避姿勢が強まっていることを示唆している。当初2019年は年3回の利上げが想定されていたが、現時点では2回もしくいは1回に減少するとの見方が優勢になっている。予想通りの展開となれば、金はFOMC後にジリ高となろう。ファンドは買い玉を拡大しており、早くもハト派的声明に備えているようだ。

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*NY金予想レンジ=1230~1270ドル

*CFTC建玉12月11日時点:ファンドの金買い越しは6万0499枚(前週比+1万1498枚)と増加した。総取組高は40万2250枚と前週比2331枚の増加。

*先週の東京金は上昇し、終値は4500円台を維持した。市場は18、19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目している。今回の利上げは想定内であり、声明の内容がハト派的になるのではないかとの見方が強まっている。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「中立金利」に言及し、現状は中立金利から遠くないとした。複数のFRB高官も同調する見解を示したこことから、来年の利上げペースは当初想定の年3回から年2回もしくは年1回に減速するとの見方が強まっている。

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また、米中貿易戦争の長期化懸念や今後の景気減速が懸念されて世界的に株価が下落していることから、安全資産である金が見直される可能性は高いと予想されるが、現状の金投資はまだ限定的だ。金ETFは760トン台で伸び悩んでいる。市場はFOMCで今後の政策が明瞭になるかどうかを待っている状況。東京金は、NY金が反落する状況で、為替が円安に進行したため、買いが優勢となった。年初高値を起点とする上値抵抗線をブレイクし、年初高値4793円と年初安値4412円の半値である4453円を上回ったことで全値戻しが視野に入る可能性が高まった。金は100円単位で動くことが多く、現状の上昇基調が継続すれば、短期的には次の上値の目安は4600円になろう。

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*東京金予想レンジ:4470~4570円。


情報提供:(株)みんかぶ
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【東京金は上昇相場へ転換した可能性大】    
*先週のNY金は上昇し、レンジの上限である1250ドルを上回って週を終えた。トランプ米大統領と習近平中国国家主席は1日の首脳会談で、貿易戦争の「一時休戦」で合意したものの、今後の通商協議は難航するのではないかとの懸念が浮上。トランプ大統領が中国との交渉に決裂した場合、対中関税を拡大することを改めて示唆したことから、リスク回避姿勢が強まり、米株価が下げ幅を拡大する中、安全資産とされる金には「質への逃避」買いが入った。米国の要請でカナダ当局が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)幹部を逮捕したことを受け、90日間の米中貿易協議の先行きに懸念が生じたことも、リスク回避姿勢を強めた。

また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長他複数のFRB高官が「中立金利」に言及したことから、FRBによる来年の利上げがペースダウンするとの見方が広まり、米金利が下落し、利子を産まない金には追い風となった。不安定な株価を背景に恐怖指数(VIX)も水準を切り上げており、金の支援要因になっている。NY金は50日と100日の移動平均線がゴールデンクロスし、下値を固め、短期的な上値抵抗線である1250ドルを上回った。次の上値の目安は200日移動平均線になりそうで、ジリ高となりそうだ。

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*NY金予想レンジ=1230~1270ドル

*CFTC建玉12月4日時点:ファンドの金買い越しは4万9001枚(前週比+4万7130枚)と増加した。総取組高は39万9919枚と前週比4万2882枚の減少。

*先週の東京金は上昇した。200日移動平均線をブレイクし、週明けには上値抵抗線と見られていた4500円を上抜けた。米中貿易摩擦は1日の首脳会談でとりあえず「延期」となったが、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)幹部が米国の要請を受けてカナダに逮捕されたことで、両国の交渉は一段と困難かつ長期化する可能性が強まった。NYダウは先週初めの高値から週明けの安値まで2000ドル以上も下落し、市場のリスク回避姿勢が強まっている。こうした背景から、金ETF保有量は徐々に回復しており、直近では760トン台になった。

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来週19日には今年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、利上げが予想されているが、このような経済環境では来年の利上げに向けて米連邦準備制度理事会(FRB)もタカ派的な姿勢を示すことは困難だろう。FRB議長はじめ複数のFRB高官から「中立金利(3.0%)」への言及があり、来年の利上げ回数は年2回に減速するとの見方が広がっている。先週は、米5年債利回りが2年債利回りを下回るという「逆イールド」現象が出現しており、市場は米国の景気減速に身構えている。来週の会合で、声明がハト派的な内容になれば、米金利はさらに低下し、NY金は一段高になることが予想される。東京金は円安の追い風もあって、既に200日移動平均線をブレイクし、4500円台に乗せた。次の目安は4600円になりそうだが、FOMCを前に次第に様子見が強まる可能性もあり、二進一退の展開が続きそうだ。

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*東京金予想レンジ:4450~4550円。


情報提供:(株)みんかぶ
※チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)みんかぶは一切の責任を負いません。

【東京金は押し目買いが優勢だろう】    
*先週のNY金は反発した。ドル高・ユーロ安を受けて1200ドルを割り込む場面もあったが、NYダウが今後の「ねじれ議会」を嫌気して急落したことや英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる先行き不透明感を背景に金は安全資産として買われ、反発に転じた。週末16日には米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが、世界景気の減速リスクに警戒感を示し、「中立金利」に言及したことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ打ち止め時期が前倒しされるのではないかとの観測が浮上したため、米金利が低下しドルが下落すると、ドル建て金には割安感から1220ドル台に押し上げられて週を終えた。

CFTC建玉を見ると、米議会中間選挙、12月会合での利上げを示唆したFOMCを背景に、ファンドは5週間ぶりに金を売り越しにしているが、FRB内部から利上げピークを示唆する発言が出たことで、ファンドの売りも限定的になろう。週明けは米長期金利は3.06%に低下し、ドル指数も上値が重くなっている。12月会合での利上げも既定路線であり、材料的には金を大きく押し上げることにはならないだろう。ファンドは早晩、買い越しに転じると予想する。日足チャートは依然としてレンジ相場が続いており、底値形成が継続していると言えるだろう。

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*NY金予想レンジ=1180~1240ドル

*CFTC建玉11月13日時点:ファンドの金売り越しは9247枚(前週比+2万8273枚)と売り越しに転じた。総取組高は53万9520枚と前週比4万4609枚の増加。

*先週の東京金は軟化したものの、4400円台は維持された。不透明な欧州情勢、不安定な株価を背景に金現物需要が回復してきている。金ETFは760トン台を回復し、年初最低の730トンから4.2%増加している。金を抑える最大の要因はドル高だが、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官が、金利上昇サイクルのピークに言及したことで、米長期金利が先週の3.2%から週明けには3.06%に低下している。12月19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが予想されているため、それまでドルはサポートされようが、利上げ後には2019年の利上げペースが関心となるため、ドル高にもブレーキがかかる可能性がある。

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また、20日のNYダウは、米中「貿易戦争」や原油相場の大幅安、アップルの業績不安などを嫌気し大幅続落となり、年初来安値を更新した。株安を背景にリスク回避として安全資産である金が注目されてきそうだ。東京金はドル高時は円安にサポートされ、ドル安時にはドル建てNY金にサポートされるだろう。いずれにしても押し目買いが優勢が続きそうだ。

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*東京金予想レンジ:4350~4450円。


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【東京金は調整安場面が続きそう】    
*先週のNY金は下落した。6日に投開票された米議会中間選挙は、「上院は共和党・下院は民主党」となった。市場の大方の予想通りとなったため、選挙直後のNYダウは上昇し、市場のリスクオフモードは後退した。7-8日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り政策金利は据え置きとなったが、12月の会合での利上げも含めて漸次的な利上げを継続する方針が示唆されたため、金利を生まない金には圧迫材料となった。また、原油をはじめとする商品相場全体の弱地合いも金相場に響いた。

週明け12日は、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる交渉難航が嫌気され、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが加速したため、ドル建て金は割高感から売られ、一時1200.60ドルと、節目の1200ドル割れが目前に迫った。テクニカル的には50日移動平均線を下回り、RSIも50%を下回ったため、売りが優勢となりそうだ。節目の1200ドルを割り込む可能性は高く、8月の安値1167ドルが視野に入ってくる展開も想定される。

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*NY金予想レンジ=1180~1230ドル

*CFTC建玉11月6日時点:ファンドの金買い越しは1万9026枚(前週比+5832枚)と増加。総取組高は49万4911枚と前週比1万9970枚の増加。

*先週の東京金は軟調な展開だった。米議会中間選挙と米連邦公開市場委員会(FOMC)という2大イベントが終了し、いずれもサプライズがなかったことから、リスクオフモードは後退し、金は売りが優勢となった。東京金はNY金の下落で押し下げられたものの、為替が円安で推移しているため、下げ幅は限定的だろう。

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週明け12日は、NYダウがハイテク株の大幅安を受けて600ドル以上も急落したが、リスク回避の金買いは強まらなかった。しかし、金ETFの増加は目に付いた。NY金が1200ドル割れ寸前まで下落したことで値頃感も働いたのだろう。先物市場は、金利高・ドル高を背景に売り圧力がかかるが、現物市場では、価格水準と相場環境を背景に買いが入りやすくなっていることは、長期的に見て金相場の地合いを変化させていくだろう。

東京金は200日移動平均線が上値抵抗線となって下落に転じているが、50日と100日の移動平均線があるため4350円レベルで下げ止まりそうだ。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが予想されており、「ドル高・NY金安・円安」が続きそうで、東京金は材料的に決め手を欠きそうだ。調整の保ち合いが続きそうだ。

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*東京金予想レンジ:4350~4450円。


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