テクニカルマイスター

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カテゴリ: 白金

【 東京白金は、値固め局面か 】
*東京白金はテクニカル的なサポートラインである高値からの0.62倍押し(3339円)で下げ止まり、反発している。

11日、南アフリカ白金大手ロンミンで、1000人の雇用を求める地域住民が抗議行動を起こし、生産停止や施設に被害が出ていることを明らかになった。マリカナ鉱山近辺の労働者や他の鉱山事業にも影響が及んでいる。南アフリカの白金生産地帯では、白金生産による収入の配分拡大を求める貧しい地域住民と、価格安とコスト高に苦しむ生産会社との対立が続いている。ロンミンによると、抗議行動で2カ所のシャフトが稼働を停止し、生産損失額は、7日間で4000万ランド(300万ドル)に達しているという。ただ、会社側は、追加雇用を吸収することは絶対にできないと強調した。同社は長年、白金の価格下落や生産コスト高、ストに見舞われ、過去5年間で2度、投資家への支援要請を余儀なくされている。ストが落ち着いた場合、損失を埋め合わせるため、商品(白金)を売却することが予想される。

なお、15日に発表されたロンミン社の決算で、は、上半期(1~6月)の営業損失が1億8100万ドルだった。コスト高と生産減少が理由。また、今年の設備投資額計画を14億~15億ランド(約1億0510万~1億1260万ドル)と、従来の18億ランドから引き下げた。

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*CFTC建玉5月16日時点:ファンドの白金買い越しは1万2169枚(前週比+1929枚)と減少。総取組高は7万4421枚と前週比1683枚の減少。

*今週の予想レンジ:3300~3400円

*白金と金の逆ザヤ幅は1日には1142円まで拡大し、昨年形成した逆ザヤのボトム圏を下抜けた。逆ザヤの1100円台は、白金の割安感が解消される動きが強まり、「白金買い・金売り」が有利になると予想していたが、逆ザヤの拡大は、この見方を覆すものとなりそうだ。「白金売り・金買い」が有利な状況が続きそうだ。

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情報提供:(株)エムサーフ
※上記ロゴが記載されたチャートの著作権は、(株)エムサーフに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)エムサーフは一切の責任を負いません。

【 東京白金は、水準を切り下げる可能性 】
*先週のNY白金も、米国の利上げ観測を受けたドル高の影響で下落し、一時は900ドルの大台を割り込む場面もあった。金がリスクオフという漠然としたテーマで買われやすいのに対し、産業用貴金属である白金は自動車触媒需要の増加といった確固としたテーマが盛り上がらないと買われにくい。技術の進展により省白金化が進み、次世代カーに電気自動車やエコカーが開発されるとなれば、白金に対する見方も従来程には強くならない。同じ貴金属である金や同じ白金族であるパラジウムに対して割安感があるため、値頃感が働きやすい水準であり、一時的な買戻しに反発もあろうが、上昇トレンドを形成するほどの強材料にはならないだろう。

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*CFTC建玉5月2日時点:ファンドの白金買い越しは1万7541枚(前週比-9697枚)と減少。総取組高は7万1757枚と前週比6430枚の増加。

*今週の予想レンジ:3300~3400円

*白金と金の逆ザヤ幅は11日には1142円まで拡大し、昨年形成した逆ザヤのボトム圏を下抜けた。逆ザヤの1100円台は、白金の割安感が解消される動きが強まり、「白金買い・金売り」が有利になると予想していたが、逆ザヤの拡大は、この見方を覆すものとなりそうだ。「白金売り・金買い」が有利になると予想する。

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【 東京白金は値固め局面 】
*シリアや北朝鮮を巡る地政学的リスクが高まっている一方、原油相場が急落に転じている状況の中、白金相場は上値の重い展開が続いている。白金最大生産国である南アフリカでは、ズマ大統領がゴーダン財務相含む9名の閣僚を解任し、格付け会社S&P社が、南アフリカを2000年以来17年ぶりに、投機的格付けのジャンク級に格下げした。南アランドは下落基調を強めたが、19日に発表された3月の消費者物価指数(CPI)が市場予想より弱くインフレが鈍化していること、また、ズマ大統領が銀行や鉱山を国有化するとの噂を否定したこと等で、南アランドは反発に転じた。

これを受けて白金相場も堅調に推移したようだ。NY市場では、金と白金の値ザヤが300ドル以上も開き、同じ白金族であるパラジウムとの比価はボトムと目されている1.30を下回る1.20に低下している。東京市場でも、金との逆ザヤが11日には1103円まで拡大し、昨年の逆ザヤの底値となった1100円台に接近した。白金の割安感が顕著になっており、買戻しが入りやすい。東京白金はテクニカル的なポイントである年初来高値の3742円からの0.62倍押しのライン(3339円)で下げ止って反発し、値固め局面に入った可能性がある。

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*CFTC建玉4月18日時点:ファンドの白金買い越しは2万9227枚(前週比+3068枚)と増加。総取組高は6万6022枚と前週比1193枚の増加。

*白金と金の逆ザヤ幅は11日には1103円まで拡大し、逆ザヤのボトム圏に達した可能性が高い。ここからは白金の割安感が解消される動きが強まり、「白金買い・金売り」が有利になると予想する。


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*今週の予想レンジ:3350~3450円



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【 東京白金は押し目完了から値固め局面へ 】
*白金の最大生産国である南アフリカでは、ズマ大統領がゴーダン財務相含む9名の閣僚を解任したが、これに続いて格付け会社S&P社は、南アフリカを2000年以来17年ぶりに投機的格付けのジャンク級に格下げした。南アランドは下落基調を強め、対ドルでは13%も急落し年初来安値を更新しているが、下げ止まる気配は見えていない。同期間におけるNY白金は一時10%強の下落を見せている。輸出国の通貨が下落すればその分、輸出国では割高感が強まり供給に拍車がかかるもので、じわじわと白金相場を押し下げてきている。

ただ、他の貴金属との比較から見て、白金の割安感が強まっていることから、下げ止まりも近い可能性がある。東京市場では、金との逆ザヤが10日には1068円まで、昨年の逆ザヤの底値となった1100円台に接近した。NY市場では、パラジウムとの比価は、ボトムと見られている1.3を大きく下回り、1.19に下落した。ここからさらに下落した場合は、買戻しが優先されそうだ。東京白金は、テクニカル的な節目となる3339円に接近している。

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CFTC建玉4月4日時点:ファンドの白金買い越しは2万6713枚(前週比-916枚)と減少。総取組高は6万3741枚と前週比2353枚の減少。

*今週の予想レンジ:3300~3460円

*白金と金の逆ザヤ幅は11日には1103円まで拡大したが、ここからは白金の割安感が解消される動きが強まる可能性が高く、「白金買い・金売り」が有利になると予想する。


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【 東京白金は調整安場面、下げ止まりの目安は3380円か 】
*米医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の廃案に絡む一連の騒動で、金が安全資産として買われる一方、白金相場は上値の重い展開が続いている。もともとトランプノミクスを受けた資源価格の上昇を背景に買われてきた面があるため、今回のオバマケアを巡る騒動はトランプノミクスの躓きととらえられ、白金相場には弱材料になっている。それでも、ドルが軟化し南アランドが上昇しているため、NY白金の下値を支えているが、買っていくだけの強材料にも乏しく、950~980ドルの狭いレンジで推移している。

東京白金は円高の影響もあり、昨年8月以降の高値(3855円)と安値(3091円)の半値押し(3565円)を下回ってきている。次の安値の目安は0.62倍押しの3380円前後になりそうだ。NY白金であるが、同じ白金族であるパラジウムとの比価(NY白金÷NYパラジウム)は、通常1.30がボトムと見られているが、週明け27日は1.22まで低下し、白金の割安感が顕著になっている。東京市場でも金との逆ザヤが1000円を越えてきており、やはり割安感が強まっており、買戻しが入りやすい状況になっていることには注意したい。

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CFTC建玉3月21日時点:ファンドの白金買い越しは2万8955枚(前週比-1220枚)と減少。総取組高は6万7455枚と前週比1416枚の増加。

*今週の予想レンジ:3380~3500円

*白金と金の逆ザヤ幅は、再び拡大傾向を見せている。直近では-1003円(27日終値)。 白金と金のスプレッドは、「白金売り・金買い」が優勢だが、1000円を越えて来たので、白金の割安感が強まってきている。逆ザヤが1100円を超えるようであれば、「白金買い・金売り」に転じるタイミングになると予想する。

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【 東京白金は調整安場面、下げ止まる可能性が高い 】
*米国の早期利上げ見通しが高まり、2月の米雇用統計の良好な結果もあって、3月の利上げが確実視され、それ以降の利上げペースも加速するとの見方から、ドルが買われ、新興国通貨が売り戻されている。

白金の最大の生産国である南アフリカの2016年10~12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)は、年率で前四半期に比べて0.3%減少し、7~9月期の0.4%増から失速となり、3四半期ぶりにマイナス成長に転じた。こうした要因から南アフリカランドは対ドルで下落し白金相場を押し下げた。

テクニカル的に見ると現在の3460円台は、2016年の安値3045円(1月21日)と2016年の高値3855円(8月12)の半値押しにあたる3450円をやや上回る水準にあり、現在は高値からの調整安場面と言える。FOMCの結果と声明を受けて、今後の方向性を探る展開になろう。

*南アフリカの白金生産者団体、ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)が9日発表した四半期リポートで、2017年の白金市場が12万オンスの供給不足との予想を示した。前年の供給不足は27万オンス。投資需要は前年比50%減の25万オンス、宝飾品需要は1%減の253万オンスの見通し。自動車業界の触媒需要は前年1%増加したが、今年は2015年の水準に戻る見込み。欧州の政治不安が自動車販売台数の伸びを抑制すると予想されている。

CFTC建玉3月7日時点:ファンドの白金買い越しは3万8627枚(前週比-5983枚)と減少。総取組高は6万8200枚と前週比3000枚の減少。

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*今週の予想レンジ:3400~3550円

*白金と金の逆ザヤ幅は、再び拡大傾向を見せている。直近では-958円(13日終値)。
白金と金のスプレッドは、「白金売り・金買い」が優勢となりそうだ。

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【 東京白金は堅調、金との逆ザヤは縮小へ 】
*NY白金は、24日に昨年11月10日以来2カ月半ぶりに1000ドルの大台を回復したが、大台は定着せず900ドル台後半で推移している。NYダウが2万ドルの大台を回復すれば、産業用貴金属である白金にも連想買いが優勢となるが、買いが続かない時は、金の下落に連動して売られる。

白金最大の生産国である南アフリカは先週、政策金利を7.0%に据え置いた。クガニャゴ中銀総裁は、南アフリカのインフレ見通しについて、長期的にインフレは落ち着くが、短期的には注意を要するとした。ただ、2017年の消費者物価指数(CPI)上昇率は平均で5.8%に減速すると見込んでおり、トランプ新政権がドル安を指向していることも考えれば、南アランドは堅調に推移しよう。南アランドが対ドルで堅調に推移すれば、白金価格のサポート要因になろう。

また、白金のパラジウムに対する比価(NY白金÷NYパラジウム)が、ボトムラインと目されている1.3を割り込んでいたが、30日時点でこの比価は1.34に上昇し、白金の割安が解消される兆しが出ている。

パラジウムの最大の産出国はロシアであるが、ロシアの通貨ルーブルは前年同期比で24%程度、対ドルで上昇している。また、原油価格の上昇もあって、ロシア経済は最悪期を脱したと見られており、パラジウムの安売り懸念が後退している。パラジウムの上昇に連動して、白金も徐々に下値を切り上げるだろう。

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*今週の予想レンジ:3550~3750円


*白金と金の逆ザヤは縮小傾向を見せている。直近では769円(30日終値)まで縮小している。現状は、「白金買い・金売り」のスプレッド取引が有効だろう。

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【東京白金は堅調、金との逆ザヤは縮小へ】
*白金最大の生産国である南アフリカでは、11月から12月にかけて、格付け会社3社(フィッチ、ムーディーズ、S&P)が格付けが行われた。懸念されたジャンク債への引き下げなかったことに加え、大統領を巡る政治リスクが後退したことが好感されて、南アランドは対ドルで上昇し、白金相場も押し上げられた。

しかし、同国の第3四半期国内総生産(GDP)は前期比年率+0.2%と予想の+0.6%を下回った。前年同期比では+0.7%だった。第2四半期は前期比年率+3.5%に上方修正されたが、鈍化していることが判明した。格付け会社S&Pは南アフリカの格付けを投資適格級で最も低い「BBB-」に据え置いたものの、政治混乱が経済成長への改革を阻んでいると警告した。

ゴーダン財務相はGDP比の財政赤字を今年の3.4%から2020年までに2.5%まで圧縮すると公約しているが、GDPの伸び率鈍化から公約実現は困難と見られている。

南アフリカ準備銀行(SARB、南ア中銀)は、商品相場の低迷と干ばつによる農産物生産の低下、低迷している輸出等から、2016年の経済成長率を0.4%、2017年を1.2%と予想している。

需給に劇的な変化がない以上、白金相場は南アランドの動向に左右される状況が続くだろう。

なお、白金業界団体「ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)」調査部門は、2017年の白金供給は鉱山の設備投資が停滞する一方、需要はインドの婚礼需要などで宝飾品が2%伸びるとの見方から、供給不足に陥るとの見方を示した。WPICが11月22日に発表したレポートによると、2017年の世界白金需給は3.1トンの供給不足になると予測している。

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*今週の予想レンジ:3400~3500円

*白金と金の逆ザヤが縮小傾向を見せている。直近では816円まで縮小している。
現状は、「白金買い・金売り」のスプレッド取引が有効だろう。


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【東京白金は上昇基調が強まる、金との逆ザヤは縮小へ】
*白金の上昇基調が強まっている。白金最大の生産国である南アランドが上昇したため、南アランド建て白金に割高感が薄れ、売りが弱まった。11月から12月にかけて、格付け会社3社(フィッチ、ムーディーズ、S&P)が南アフリカの格付けをジャンク債に引き下げなかったことに加え、大統領を巡る政治リスクが後退したことが好感された。

白金業界団体「ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)」調査部門は、2017年の白金需給について、供給量は最近の白金市況の低迷で、世界生産の7割を占める南アフリカ鉱山の設備投資が停滞すると指摘。一方、需要はインドの婚礼需要などで宝飾品が2%伸びるとの見方から、供給不足に陥るとの見方を示した。また、白金は金と連動しているが、金下落の要因となった米追加利上げを既に市場は織り込んでいることから、今後の貴金属相場への影響は小さいと指摘した。

そして、2017年の白金相場は、極右政党の台頭が指摘される欧州の選挙結果次第で金に先高観が強まり、連動して上昇する可能性があるとの見方を示した。なお、WPICが11月22日に発表したレポートによると、2017年の世界白金需給は3.1トンの供給不足になると予測している。

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*今週の予想レンジ:3380~3520円

*白金と金の逆ザヤが縮小傾向を見せている。逆ザヤが1000円を超えた2月26日(1112円)、6月24日(1105円)、10月21日(1097円)は、その時点から急速にサヤが縮小しており、グラフで見れば、3点底を形成している。今年の動向を見る限り、白金と金の逆ザヤは1000円を超えて大きく下回ることは困難といえるだろう。直近では836円まで縮小している。現状は、「白金買い・金売り」のスプレッド取引が有効だろう。


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【東京白金は上昇基調が強まる、金との逆ザヤは縮小へ】
*白金の上昇基調が強まった。白金の需給状況に変化があったわけではない。白金最大の生産国である南アランドが上昇したため、南アランド建て白金に割高感が薄れ、売りが弱まった。南アランド円は8円20銭台まで上昇し、2015年12月以来の高値をつけた。南ア準備銀行(SAAB,南ア中銀)は市場予想どおり政策金利を7.0%で据え置いた。

11月から12月にかけて、格付け会社3社(フィッチ、ムーディーズ、S&P)が南アフリカの格付けをジャンク債に引き下げなかったことが好感されて、南アランドは上昇した。

フィッチ社は「BBB(安定的)」から「BBB-(ネガティブ)」に引き下げたが、ムーディーズは、現状通り「Baa2(ネガティブ)」から変化なしとし、投資適格級を維持した。そして、S&Pは「BBB-(ネガティブ)」を維持し、見通しをネガティブのまま変更なしとした。

しかし、3社ともに先行きについては楽観的に見ていないことには注意したい。経済成長を高め、それを中期的に持続可能にするような抜本的構造改革を欠く場合は、格付が引き下げられる公算が大きいと強調した。また、公的債務が膨らみ続けていることなども格付けの押し下げ圧力として働いているとの見方を示した。

6年ぶりに貿易収支が黒字になる可能性が出ていることも、南アランドを押し上げている。

今後は、世界景気の回復に伴い、宝飾需要が持ち直すかどうかがポイントになろう。


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今週の予想レンジ:3350~3550円

*東京市場では、2015年1月19日に白金価格が金価格を下回る逆ザヤ状態に陥ってから、ほぼ2年が経とうとしている。2015年が逆ザヤ拡大期とすれば、2016年は逆ザヤのピーク確認期だった可能性がある。逆ザヤが1000円を超えた2月26日(1112円)、6月24日(1105円)、10月21日(1097円)は、その時点から急速にサヤが縮小している。グラフで見れば、3点底を形成しており、白金と金の逆ザヤは1000円を超えて大きく下回ることは困難ともいえる。直近では840円まで縮小している。

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