テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

カテゴリ: 外電

2月22日(金)
【2月21日の海外相場および市況】
ny0221


*21日のNY外国為替市場では、さえない米経済指標を受けてドル売り・円買いとなり、110円台後半に軟化した。110円66〜76銭。2018年12月米耐久財受注は前月比1.2%増と弱めとなった。設備投資の先行指標となる航空機を除いた非国防資本財受注が前月比でマイナスとなり、市場予想を下回った。2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も前月から低下。低調な米経済指標を受けて、一時110円56銭まで下落した。ただ、NYだうが下げ幅を縮めるとドルは買い戻された。

*21日のNY金は、利食い売りが優勢となり4営業日ぶりに反落した。1327.80ドル(-20.10)。約10カ月ぶりの高値水準を推移していた反動から、この日は利食い売りが先行。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が前日午後に発表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、年内の追加利上げ観測が強まっていることも、金利を生まない資産である金相場には圧迫材料となった。FOMC要旨では複数の参加者が「景気が想定通りであれば年内の利上げが適切」との見方を示していたことが判明した。FRBの政策スタンスがこれまで考えられていたほどハト派的ではないことを示唆する内容と受け止められた。年内に少なくともあと1回利上げがあるとの見方が浮上した。

NY白金は4日ぶりに反落。826.30ドル(-7.90)。

*21日のNY原油は、米国の原油在庫の増加が明らかになり、7営業日ぶりに反落した。56.96ドル(-0.20)。米エネルギー情報局(EIA)が発表した15日までの1週間の米原油在庫は前週比370万バレル増の4億5450万バレルと、2017年10月以来の高水準に達した。増加は5週連続。産油量が過去最高となる一方、製油所稼働率が定期点検の影響で低水準にとどまったことが要因。原油在庫の増加分のうち、受け渡し地点である米オクラホマ州クッシングの増加が340万バレルを占めた。ただ、ガソリン在庫が150万バレル減(市場予想は40万バレル減)、ディスティレート(留出油)在庫も150万バレル減(同170万バレル減)なりと、いずれも取り崩しだったため、安値では買戻しが入った。石油輸出国機構(OPEC)主導による協調減産効果への期待に加え、米国によるベネズエラとイランへの経済制裁がもたらす供給不安が下値を支えたようだ。OPEC加盟国のナイジェリアは20日、1月の国内産油量の増加を受けて減産の用意があることを表明した。

*21日のシカゴトウモロコシは続伸。375.50セント(+4.75)。堅調な小麦物相場に加え、米中貿易協議で貿易戦争を終わらせる合意の概要が出始めた事が好感された。米農務省は21日、2019〜20年度の米国産トウモロコシの作付面積が前年度(8910万エーカー)を上回る9200万エーカーになるとの予測を公表した。事前予想は9150万エーカー。

シカゴ大豆は続伸。911.00セント(+8.50)。米農務省が示した今春の大豆作付面積予測が事前予想を下回ったことが強材料。米農務省は21日、2019〜20年度の米国産大豆の作付面積が8500万エーカーになるとの予測を公表した。前年度の8920万エーカーを下回る。事前予想は8610万エーカー。

*21日のNYダウは、低調な経済指標を嫌気し、4営業日ぶりに反落した。2万5850.63ドル(-103.81)。昨年12月米耐久財受注統計では、設備投資の先行指標となる航空機を除いた非国防資本財受注が、市場予想に反して前月比マイナスとなった。フィラデルフィア連銀製造業景況指数も、前月や市場予想を下回った。低調な指標を嫌気し、売りが優勢となった。米企業の決算発表がほぼ終わり、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨も前日に公開され、材料出尽くし感から利益確定の売りが出やすかったようだ。米中両政府はこの日から2日間、ワシントンで閣僚級貿易協議を実施。貿易摩擦緩和に向け双方が歩み寄ることへの期待から、株価の下値は限られた。ただ、中国が構造改革で大幅譲歩するのは難しいとの見方もあり、市場の想定を上回るような合意内容が出なければ、株価の上昇も限定的と見られている。


【22日の経済指標】
08:30   (日) 1月 全国消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  0.3%   
08:30   (日) 1月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比]  0.7%
08:30   (日) 1月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く) [前年同月比]  0.3%   
16:00   (独) 10-12月期 国内総生産(GDP、改定値) [前期比]  0.0%   
16:00   (独) 10-12月期 国内総生産(GDP、改定値) [前年同期比]  0.6%   
16:00   (独) 10-12月期 国内総生産(GDP、改定値、季調前) [前年同期比]  0.9%
18:00   (独) 2月 IFO企業景況感指数  99.1   
19:00   (欧) 1月 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値) [前年同月比]  1.1%
19:00   (欧) 1月 消費者物価指数(HICP、改定値) [前年同月比]  1.4% 
24:30   (欧) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 

第200回 『おしえて陳さん』 
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2月21日(木)
【2月20日の海外相場および市況】
ny0220

*20日のNY外国為替市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を受けて年内の追加利上げ観測が強まったことから、円売り・ドル買いが優勢となり、110円台後半に下落した。110円82〜92銭。午前は主要な米経済指標の発表がなく、FOMC議事要旨の発表に対する警戒感からドル売りが先行。しかし、午後に議事要旨が公表されると、ドルに買い戻しが入った。1月のFOMCでは、米連邦準備制度理事会(FRB)が今後の利上げを「忍耐強く」判断する方針を決定したが、発表された議事要旨では、複数の参加者が「年内の利上げは適切」と主張していたことが明らかになり、少なくとも1回は利上げの可能性があるとの解釈が広がったようだ。ただ、資産圧縮策に関しては「年内停止の計画を近く公表することが望ましい」との見解でおおむね一致していたことも判明したことから、ドル買い戻しの動きも抑えられた。

*20日のNY金は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控えて小幅高となった。1347.90ドル(+3.10)。1月開催分のFOMC議事要旨の公表待ちで様子見となった。1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を据え置き、景気減速リスクを踏まえて追加利上げ休止の可能性を示唆した。FRBの政策運営姿勢がハト派方向に転じたことが、金利を生まない資産である金を押し上げてきた。

1月FOMC議事要旨では、米国の経済と雇用が引き続き強いとの認識が示された。これを受け、年内に少なくとも、あと1回は利上げが行われるとの見方が出て、金現物は発表直後に0.3%下落。ドル相場は小高くなった。FRB当局者らは、政策金利の判断で「忍耐強く」対応する期間がどの程度になるのかに関して、ほとんど見解を示さなかった。

NY白金は3日続伸。834.20ドル(+13.20)。

*20日のNY原油は、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産効果や米中貿易協議の進展に対する期待感から買われ、6営業日続伸した。56.92ドル(+0.83)。昨年11月12日以来約3カ月ぶりの高値を更新した。OPEC主導の協調減産がもたらす需給均衡への期待や、米国によるイランとベネズエラへの経済制裁に伴う供給不安が相場をサポートした。また、米中貿易協議が妥結に向けて前進するとの期待も強材料。米中両政府がワシントンで今週再開した通商協議は、2日間の次官級折衝を経て閣僚級に移行する予定。トランプ大統領は前日、3月1日に設定している交渉期限を延長する可能性も示唆しており、協議継続で貿易戦争が終息に向かうとの期待が広がっていることから、両国のエネルギー需要の先行き懸念が後退した。また、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は20日、4月までに原油市場が均衡化することを望むと表明。世界的な減産合意に対する意思に揺るぎはないとの見方も示した。需給均衡への期待が膨らんだことも相場には追い風となった。 ただ、米国での原油在庫増の見方が重石となった。

米石油協会(API)が20日公表した統計によると、15日までの1週間の国内原油在庫は、前週比130万バレル増の4億4850万バレルとなった。予想は310万バレル増だった。原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングの在庫は320万バレル増だった。ガソリン在庫は160万バレル減。予想は35万バレル減だった。ディーゼル油とヒーティングオイルを含むディスティレート(留出油)在庫は75万8000バレル減。予想は170万バレル減だった。原油輸入量は日量36万9000バレル増の700万バレル。

*20日のシカゴトウモロコシは上昇。370.75セント(+1.00)。米中貿易協議の行方を見極めようと様子見が広がった。

シカゴ大豆は反発。902.50セント(+1.75)。農業調査会社がブラジルの今年の大豆輸出見通しを下方修正した。

*20日のNYダウは、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨でほぼ全ての参加者が保有資産圧縮策の年内終了が好ましいとの考えを示していたことが好感され、3営業日続伸した。2万5954.44ドル(+63.12)。米連邦準備制度理事会(FRB)によるFOMC議事要旨(1月29、30日開催分)の公表を午後に控え、前半は様子見姿勢が強かった。1月会合議事要旨によると、参加者は金融危機後の量的緩和で脹らんだ保有資産の圧縮策について「年内停止の計画を近く公表することが望ましい」との見解でおおむね一致。想定よりも早い圧縮策の終了は、株式市場にとって追い風になるとの期待感が広がった。ただ要旨では、複数の参加者は景気が想定通りであれば「年内の利上げは適切」と考えていたことも判明。利上げ打ち止めの臆測が広がっていた市場では、もしかしたら年内1回の利上げがあるかもしれないとの警戒感が浮上して、上値は抑えられた。一方、米中両政府による貿易協議の進展への期待は継続し、相場の支えとなった。トランプ大統領は前日に「話し合いはとても複雑だが、非常に順調に進んでいる」と楽観的な
見通しを示していた。


【20日の経済指標】
06:45   (NZ) 10-12月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前期比]  1.5%   
08:50   (日) 1月 貿易統計(通関ベース、季調前)  -567億円 
08:50   (日) 1月 貿易統計(通関ベース、季調済)  -1836億円   
16:00   (独) 1月 生産者物価指数(PPI) [前月比]  -0.4%  
17:00   (南ア) 1月 消費者物価指数(CPI) [前月比]  -0.2%   
17:00   (南ア) 1月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  4.5%   
21:00   (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]  
24:00   (欧) 2月 消費者信頼感(速報値)  -7.9   
28:00   (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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2月20日(水)
【2月19日の海外相場および市況】

*3連休明け19日のNY外国為替市場のドル円相場は、米中貿易協議の行方に注目が集まる中、110円台後半で小動き。110円55~65銭。日銀の黒田総裁はこの日の衆院財務金融委員会で、「日米の金利差が縮んで円高になり、経済に何らかの影響が出て、2%の物価目標達成のために必要になれば、追加緩和も検討して

いく」と発言。これを受けて、東京時間には円売り・ドル買いが進んだ。NY市場もこの流れを引き継いだが、その後は米中両政府による貿易協議の行方を見極めたいとの思惑が広がり、110円台後半を中心に小幅レンジでの取引となった。米中はこの日から2日間の日程でワシントンで次官級貿易協議を開始。21、22日には閣僚級協議が予定されており、貿易摩擦緩和に向けて具体的な成果を打ち出せるかどうかに注目が集まっている。


*3連休明け19日のNY金は、ドル安と世界経済めぐる警戒感から続伸。1344.80ドル(+22.70)。10カ月ぶりの高値を付けた。米中貿易協議の進展に対する楽観的な見方を背景に、ドルが先週付けた2カ月ぶりの高値から軟化した。日銀や欧州中央銀行(ECB)からハト派的なコメントが出たことで、世界経済の成長減速が懸念された。市場は、年内の米国の利上げの道筋に関する手掛かりを得るため、20日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を精査したい意向。

白金はパラジウムに連れて上昇。821.00ドル(+14.10)。パラジウムは大幅な供給不足を背景に上昇し、一時1491ドルと過去最高値を更新した。英貴金属製錬大手ジョンソン・マッセイは先週、排ガス規制の強化で触媒コンバーターの需要が増えているため、パラジウムの供給不足が今後拡大する公算が大きいとの見方を示した。


*3連休明け19日のNY原油は小幅続伸。56.09ドル(+0.50)。需要をめぐる不安や米中貿易協議をめぐる先行き不透明感がある一方で、供給に関して楽観的な見方が下値を支えた。ベネズエラ産原油に対する米政府の制裁がWTIの支援材料になっている。ベネズエラは米国向けサワー原油の最大供給国。米中貿易協議は19日にワシントンで再開され、今週後半には閣僚級協議が行われる。協議結果待ちの状態。石油輸出国機構(OPEC)は先週、19年の世界石油需要の伸びについて、予想を日量124万バレルに下方修正した。


*3連休明け19日のシカゴトウモロコシは2カ月超ぶりの安値に下落。369.75セント。(-5.00)。一時2018年11月28日以来の安値となる369.00セントを付けた。米農務省が発表した週間輸出検証高(8~14日)によると、米国産トウモロコシは94万1811トンと、市場予想(80万~105万トン)の範囲内だった。ただ、今春の米国産大豆の作付面積をめぐる懸念が弱材料になった。

シカゴ大豆は反落。900.75セント(-6.75)。米中貿易協議に注目が集まる中、米農務省が今週2019年の作付け見通しを発表するのを前に、トレーダーが手じまい売りを出した。


*3連休明け19日のNYダウは、良好な決算を発表した小売り大手ウォルマートなどが買われ、小幅続伸した。2万5891.32ドル(+8.07)。ウォルマートが朝方発表した2018年11月~19年1月期(第4四半期)決算は、主力の米国で既存店売上高が4.2%増と高い伸びを示した。成長分野とされるオンライン販売も43%増と好調だった。好決算を受けて他の小売株や消費関連株が連れ高となった。米中両政府は19日、ワシントンで2日間の日程で次官級の貿易協議を開始。21、22日に予定される閣僚級協議を前に、知的財産権侵害など中国の構造問題で詰めの議論を行う。トランプ大統領は3月1日の交渉期限について「魔法の日」ではないと発言。市場では協議延長の可能性を示唆したと受け止められ、制裁関税の早期発動はないとの安心感が広がった。一方、米中協議の先行き不透明感や、1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公開を翌日に控えて上値は抑えられた。


【20日の経済指標】
06:45   (NZ) 10-12月期 四半期卸売物価指数(PPI) [前期比]  1.5%   
08:50   (日) 1月 貿易統計(通関ベース、季調前)  -567億円 
08:50   (日) 1月 貿易統計(通関ベース、季調済)  -1836億円   
16:00   (独) 1月 生産者物価指数(PPI) [前月比]  -0.4%  
17:00   (南ア) 1月 消費者物価指数(CPI) [前月比]  -0.2%   
17:00   (南ア) 1月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  4.5%   
21:00   (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]  
24:00   (欧) 2月 消費者信頼感(速報値)  -7.9   
28:00   (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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2月19日(火)
【2月18日の海外相場および市況】
*NY市場はプレジデンツ・デイで休場

*週明け18日のロンドン外国為替市場のドル円相場は、110円台半ばから後半で小幅保ち合いだった。

この日、英最大野党・労働党の7人が離党した。チュカ・ウムナ下院議員ら、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票の再実施を訴えるグループの中心人物が離党組に含まれているが、この行動が離脱の行方にどこまで影響を及ぼすかは不透明で、ポンド相場への影響は限定的だった。


【19日の経済指標】
09:30   (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表 
18:00   (欧) 12月 経常収支(季調済)  203億ユーロ   
18:00   (欧) 12月 経常収支(季調前)  232億ユーロ   
18:30   (英) 1月 失業保険申請件数  2.08万件 
18:30   (英) 1月 失業率  2.8%   
18:30   (英) 12月 失業率(ILO方式)  4.0%   
19:00   (欧) 12月 建設支出 [前月比]  -0.1%   
19:00   (欧) 12月 建設支出 [前年同月比]  0.9%   
19:00   (独) 2月 ZEW景況感調査(期待指数)  -15.0   
19:00   (欧) 2月 ZEW景況感調査  -20.9   
24:00   (米) 2月 NAHB住宅市場指数  58  59 

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2月18日(月)
【2月15日の海外相場および市況】
ny0215

*週末15日のNY外国為替市場は、米中による貿易協議継続の行方を見極めたいとの思惑が強まる中、110円台半ばでもみ合う展開となった。110円42~52銭。米中両政府は15日、北京での2日間にわたる閣僚級貿易協議を終了。ホワイトハウスは声明を出し、「進展したが多くの課題が残った」としながらも、来週ワシントンで次官・閣僚級協議を再開することを明らかにした。交渉は決裂せず話し合いの継続が決まったことで、引き続き協議の行方を見極めたいとの思惑が強まった。この日発表された2月NY製造業景況指数は前月から改善し、市場予想を上回った。一方、1月米鉱工業生産指数が前月比0.6%低下した。

*週末15日のNY金は、世界的な景気減速懸念などを背景に買われ反発した。1322.10ドル(+8.20)。米国や中国などで最近発表される経済指標がさえない内容であることから、世界的な景気減速懸念が強まり、安全資産である金は買いが先行した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ休止観測も金利を生まない資産である金相場には引き続き支援材料となった。ただ、米中両国の貿易協議進展に対する期待が広がる中、NYダウが大幅反発したため、次第に上値は重くなった。

NY白金は金やパラジウムに連れ高。806.90ドル(+17.70)。

*週末15日のNY原油は、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産の効果への期待などを背景に4日続伸。55.59ドル(+1.18)。OPECが12日に公表した月報によると、1月は加盟国全体で日量79万7000バレル(前月比2.5%減)を削減し、協調減産目標の80万バレルに接近した。また、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、3月は自主的に生産量を日量約50万バレル削減する意向を表明。OPEC主導による協調減産効果への期待が高まった。さらに、サウジのサファニヤ沖合油田(日量生産能力約100万バレル)が2週間前から一部操業停止に追い込まれているとの報が流れたことも買い材料視されたようだ。米中通商協議の延長が決定され、貿易摩擦解消に向けた交渉の進展に期待が広がったことも好感された。NYダウが大幅上昇する中、株と並んでリスク資産とされる原油にも買いが入った。一方、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが15日公表した同日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比3基増の857基。2週連続で増加したが、影響は限定的だった。

*週末15日のシカゴトウモロコシはまちまち。374.75セント(変わらず)。輸出は増加しており、下げ幅は抑えられた。

シカゴ大豆は反発。907.50セント(+4.00)。米中通商交渉に対する期待感が背景。ただ、中国向けの米国産大豆の輸出成約の一部がキャンセルされたという材料もあり、相場は完全に回復することはできなかった。

*週末15日のNYダウは、米中貿易協議が来週も継続することが発表され、貿易摩擦緩和への期待から大幅反発した。ドル高の2万5883.25ドル(+443.86)。米中両政府はこの日、北京での2日間の閣僚級貿易協議を終えた。ホワイトハウスは声明で「進展があったが多くの課題が残った」との見方を示すと同時に、来週ワシントンで協議を再開すると表明した。交渉延長が決まったことで貿易摩擦解消への期待が高まり、中国市場への依存度が比較的高い銘柄に買いが入った。この日トランプ大統領が新たな予算案に署名し、一部政府機関の再閉鎖が回避されたことも、株価を押し上げた。一方で、トランプ大統領はメキシコ国境からの不法移民流入をめぐり非常事態を宣言すると発表。政府閉鎖が回避され、国民生活への影響も少ないとみられ、非常事態宣言の市場への影響は限定的だったようだ。


【18日の経済指標】
未定   (米) 休場 
08:50   (日) 12月 機械受注 [前月比]  0.0%   
08:50   (日) 12月 機械受注 [前年同月比]  0.8%  


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2月15日(金)
【2月14日の海外相場および市況】
ny0214

*14日のNY外国為替市場では、低調な米経済指標を受けて111円台前半から110円台半ばに下落した。110円36〜46銭。昨年12月米小売売上高は前月比1.2%減と市場予想(0.2%増)に反して大幅マイナスとなり、金融危機後の2009年9月(2.4%減)以来約9年ぶりの落ち込みとなった。米経済の牽引役である個人消費の失速懸念が広がり、昨年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)を下押しするとの懸念が強まった。加えて、週間新規失業保険申請件数も23万9000件と市場予想(22万5000件)を上回り、米経済の減速懸念を強める結果となった。これらの指標を受けてドル売り・円買いの動きが強まり、一時110円50銭台まで下落した。アトランタ連銀が昨年10〜12月期のGDP予想を大幅に下方改定したこともドル売り強めた。

*14日のNY金は小じっかりい。1313.90ドル(-1.20)昨年12月米小売売上高が予想以上に悪化していたことから、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進行し、ドル建て金は割安感が生じプラス圏に浮上した。最新週の新規失業保険申請件数も市場予想を上回る水準に増加していたことも支援要因。米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げに動きにくくなるとの思惑が広がった。市場は引き続き、米中貿易協議やメキシコ国境での壁建設をめぐる議会与野党対立の行方を注視している。

NY白金は反落。789.20ドル(-2.60)。

*14日のNY原油は、米中通商協議の進展期待や対ユーロでのドル安基調などを背景に買われ3日続伸。54.41ドル(+0.51)。北京では米中両政府による貿易摩擦解消に向けた通商協議を継続中。交渉の進展に期待が広がる中、両国景気の減速やエネルギー需要の減退に対する懸念が後退し、原油買いが活発になった。また、外国為替市場では対ユーロでドル安が継続し、ドル建て原油に割安感が生じたことも強材料。ただ、12月米小売売上高が前月比1.2%減と、約9年ぶりの落ち込みとなり、NYダウが下落に転じたため、上値は抑えられた。

*14日のシカゴトウモロコシは下落。374.75セント(-4.00)。大豆や小麦につれ安したほか、輸出成約が後退していた。

シカゴ大豆は下落。903.50セント(-13.00)。1月初めまでの米国産大豆の輸出成約で、中国向けと仕向け地不明でキャンセルがあったとの報が嫌気された。


*14日のNYダウは、米経済指標の悪化で景気減速懸念が高まり、3日ぶりに反落した。安の2万5439.39ドル(-103.88)。12月米小売売上高が前月比1.2%減。市場予想(0.2%増)に反して大幅マイナスとなり、金融危機後の2009年9月(2.4%減)以来約9年ぶりの落ち込みとなった。米経済の牽引役である個人消費の失速懸念が広がり、売りが先行した。一方、米中通商摩擦をめぐる閣僚級協議は14日に北京で再開。米ブルームバーグ通信は14日、トランプ政権が3月1日に迫る交渉期限を60日間延長することも検討していると報道した。協議進展への期待を背景に下値では買いが入った。


【15日の経済指標】
10:30   (中) 1月 生産者物価指数(PPI) [前年同月比]  0.9%  
10:30   (中) 1月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  1.9%  
13:30   (日) 12月 設備稼働率 [前月比]  1.0%  
13:30   (日) 12月 鉱工業生産・確報値 [前月比]  -0.1%  
13:30   (日) 12月 鉱工業生産・確報値 [前年同月比]  -1.9%  
16:00   (トルコ) 11月 失業率  11.6%  
18:30   (英) 1月 小売売上高(除自動車) [前月比]  -1.3%   
18:30   (英) 1月 小売売上高(除自動車) [前年同月比]  2.6%   
18:30   (英) 1月 小売売上高 [前月比]  -0.9%   
18:30   (英) 1月 小売売上高 [前年同月比]  3.0%   
19:00   (欧) 12月 貿易収支(季調済)  151億ユーロ   
19:00   (欧) 12月 貿易収支(季調前)  190億ユーロ    
22:30   (米) 2月 ニューヨーク連銀製造業景気指数  3.9   
22:30   (米) 1月 小売売上高 [前月比] 
22:30   (米) 1月 小売売上高(除自動車) [前月比]   
22:30   (米) 1月 輸入物価指数 [前月比]  -1.0%   
22:30   (米) 1月 輸出物価指数 [前月比]  -0.6%   
23:15   (米) 1月 鉱工業生産 [前月比]  0.3%   
23:15   (米) 1月 設備稼働率  78.7%   
24:00   (米) 12月 企業在庫 [前月比] 
24:00   (米) 2月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値  91.2  
30:00   (米) 12月 対米証券投資  310億ドル   
30:00   (米) 12月 対米証券投資(短期債除く)  376億ドル 


第199回 『おしえて陳さん』 
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2月13日(水)
【2月12日の海外相場および市況】
ny0212

*12日のNY外国為替市場では、米政府機関の再閉鎖回避に向けた動きや米中貿易協議の進展期待からドル買い・円売りが進み、110円台半ばで堅調に推移した。110円43〜53銭。米議会与野党は11日、トランプ大統領が不法移民対策として主張するメキシコ国境の壁建設予算をめぐる交渉で原則合意。トランプ氏が予算案を承認するかどうかは依然不透明であるものの、15日が期限の暫定予算失効による政府機関の一部閉鎖回避に向け、議会レベルで道筋がついた形となった。これを受け、政府再閉鎖に対する過度の警戒感が後退した。また、米国のライトハイザー通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官は12日、中国との閣僚級貿易協議のため北京入り。11日からは既に次官級による準備会合が開かれており、3月1日の交渉期限を控えて両国間の通商協議が進展するのではないかとの期待感が広がった。ただ、知的財産権侵害など中国の構造問題をめぐっては引き続き大きな隔たりがあるとの見方も多く、交渉の行方は不透明。

*12日のNY金は、米中貿易協議の進展期待に加え、米政府機関の再閉鎖回避に向けた動きを背景に売りが優勢となり、ほぼ横ばいとなった。1314.00ドル(+2.10)。米中両政府は11日から北京で次官級貿易協議を開始。この日は14、15日に予定される閣僚級会合のため、米国のライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官が北京入りしたとの報が伝わり、3月1日交渉期限を控えて協議進展への期待が広がった。また米議会与野党は11日、トランプ大統領が不法移民対策として主張するメキシコ国境の壁建設予算をめぐる交渉で原則合意。15日が期限の暫定予算失効による政府機関の一部閉鎖回避に向け、議会レベルで道筋がついた形となった。これらの材料を受け、NYダウが大幅上伸する中、安全資産である金には下押し圧力がかかった。一方、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が一服し、ドル建て金の割高感が後退したことから、下値では買い支えもあった。

NY白金は反発。789.60ドル(+3.00)。

*12日のNY原油は、需給均衡への期待が広がる中、反発した。53.10ドル(+0.69)。石油輸出国機構(OPEC)がこの日公表した月報によると、1月のOPEC全体の産油量は前月比79万7000バレル減の日量3080万6000バレルとなった。また、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、3月の産油量を当初の目標水準よりも50万バレル強低い日量980万バレルに減少させる方針を明らかにした。これらの報を受けて、需給均衡への期待が広がった。また、米中貿易協議の進展期待に加え、米政府機関の再閉鎖回避に向けた動きが株価が押し上げられ、株と並んでリスク資産である原油にも買いが集まった。

米エネルギー情報局(EIA)は12日公表した2月の短期エネルギー見通しで、2019年の米原油生産は前年比日量145万バレル増の1241万バレル、20年は79万バレル増の1320万バレルとなり、過去最高に達すると予想した。テキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地やメキシコ湾で生産拡大が続いていることを受け、見通しを上方修正した。

*12日のシカゴトウモロコシは反発。378.25セント(+5.50)。新規輸出成約が好感された。

シカゴ大豆は反発。917.50セント(+12.50)。トランプ大統領が米中貿易協議で楽観的な見方を示したことが好感された。


*12日のNYダウは、米政府機関の閉鎖回避に向けた超党派合意などを好感し、5営業日ぶりに反発した。2万5425.76ドル(+372.65)。米議会与野党は前日、国境の壁建設予算をめぐって原則合意に達した。政府機関の再閉鎖回避へと前進したことが好感された。閉鎖回避にはトランプ大統領の予算案への署名が必要だが、トランプ氏は「再び政府機関が閉鎖することはないと思う」と発言した。また、米中貿易協議進展への期待も株価を押し上げた。米国のライトハイザー通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官はこの日、米中閣僚級会合に出席するため北京入り。トランプ大統領は、3月1日に迫った交渉期限を延期する可能性にも触れ、協議進展への期待を表明したことから、ダウは一時400ドル余り上昇した。ただ、いずれの交渉も最終的な打開策にまで至っていない。


【12日の経済指標】
09:30   (豪) 12月 住宅ローン件数 [前月比]  -0.9%   
09:30   (豪) 1月 NAB企業景況感指数  2   
13:30   (日) 12月 第三次産業活動指数 [前月比]  -0.3% 


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2月12日(火)
【2月11日の海外相場および市況】
ny0211

*週明け11日のNY外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景にドル買いが進み、ドル円は110円台前半に上昇した。110円33〜43銭。コンウェイ米大統領顧問は、トランプ大統領が習中国国家主席と近い将来に会談する可能性はなお存在していると述べ、米中通商問題解決への期待感が高まった。また、連休明けの中国株高や米長期金利の上昇なども支援要因となり、ドル円は欧州時間に一時110円47銭程度まで上昇した。ただ、この日は主要な米経済指標の発表もなく、小幅レンジ内での推移となった。米中両政府はこの日、北京で次官級貿易協議を開始したが、今のところ交渉が進展しているかどうかなどは不透明。

*週明け11日のNY金は、対ユーロでのドル高進行を背景に売りが先行し、反落した。1311.90ドル(-6.60)。外国為替市場ではユーロに対してドル高が進行し、ドル建て金は割高感から売られた。ドル指数は約8週間ぶりの高値を付けた。ただ、1300ドルの節目を割り込んだ後は、買い支えが入り下げ渋った。米国の政府代表団が北京を訪問し、米中の次官級貿易協議が11日から行われている。トランプ大統領が先週、期限の3月1日までに、中国の習近平国家主席と会談する予定はないと発言したことで、貿易協議が早期に決着するとの期待は打ち消された。ドル指数は約8週間ぶりの高値を付けた。

NY白金は反落。786.60ドル(-15.90)。


*週明け11日のNY原油は、米中貿易協議をめぐる先行き不透明感から反落した。52.41ドル(-0.31)。米中両政府はこの日、北京で次官級の貿易協議を開始。3月1日に交渉期限が迫る中、対立が続く中国の構造改革などの難題解決に向けた詰めの議論を本格化させた。しかし、14、15日に予定する閣僚級会合で事態打開を図れるかどうかは依然不透明で、エネルギー需要の先細り懸念から原油相場には下押し圧力がかかった。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが8日午後に公表した統計で、同日までの1週間の石油掘削リグ稼働数が前年同期を大幅に上回る水準だったことが明らかになったほか、イリノイ州ウッドリバー製油所(日量処理能力33万バレル)の火災で約12万バレルの原油精製作業が停止したとの報を受け、国内の原油在庫が一層だぶつくとの懸念も増大。さらに、外国為替市場でドル買い・ユーロ売りが加速し、ドル建て原油に割高感が強まったこともあり、一時51.23ドルまで下げ幅を拡大した。

*週明け11日のシカゴトウモロコシは4日続落。372.75セント(-1.50)。大豆相場の下落になびき、米国と世界の潤沢な在庫が嫌気された。

シカゴ大豆は反落。905.00セント(-9.50)。先週末にブラジル産地で降雨があったほか、大豆の生育に好ましい雨が今週観測されるとの見通しが嫌気された。

*週明け11日のNYダウは、米中貿易協議の行方が懸念されて4営業日続落した。2万5053.11ドル(-53.22)。米中両政府は11日、北京で次官級の貿易協議を開始。14、15日に予定する閣僚級会合に向け、中国による知的財産権侵害や技術移転強要など隔たりの大きい構造問題をめぐって詰めの協議を進める。トランプ大統領は7日、交渉期限である3月1日までに中国の習近平国家主席との会談を行う「予定はない」と表明している。一方、コンウェー大統領顧問は11日、「大統領は習主席とすぐに会いたがっている」と説明。市場では米中協議の進展に対する期待と不安が入り交じり、方向感の乏しい展開が続いた。また、米連邦政府の暫定予算が15日に再び期限切れを迎える中、メキシコ国境の壁予算をめぐる与野党協議が難航していることも、様子見姿勢を強める結果となった。政府閉鎖に再度突入すれば、3月に到来する債務上限引き上げ問題への対応でも混乱は必至で、米国債の債務不履行(デフォルト)懸念を意識せざるを得なくなると警戒された。


【11日の経済指標】
未定   (日) 休場
10:45   (中) 1月 Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
18:30   (英) 12月 月次国内総生産(GDP) [前月比]  0.2% 
18:30   (英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前期比]  0.6%   
18:30   (英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前年同期比]  1.5% 
18:30   (英) 12月 商品貿易収支  -120.23億ポンド   
18:30   (英) 12月 貿易収支  -29.04億ポンド   
18:30   (英) 12月 鉱工業生産指数 [前月比]  -0.4%  
18:30   (英) 12月 鉱工業生産指数 [前年同月比]  -1.5%   
18:30   (英) 12月 製造業生産指数 [前月比]  -0.3% 

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2月11日(月)
【2月8日の海外相場および市況】
ny0208

*週末8日のNY外国為替市場のドル円相場は、米中貿易協議の結果を見極めたいとの思惑から様子見が広がり、109円台後半で小動きとなった。109円70~80銭。主要な米経済指標の発表など新規材料に乏しく、世界景気の見通しや米中貿易協議の行方に注目が集まった。米国が中国製品への追加関税を見送る猶予期間として設定した交渉期限の3月1日が3週間後に迫っているが、目立った進展はないもようで、トランプ大統領は前日、この期限前に中国の習近平国家主席と会談する「予定はない」と言明。ただこの日は、来週初めから北京で次官級、続いて閣僚級の協議を開催するとの公式発表もあり、協議結果待ちとなった。


*週末8日のNY金は、安値拾いの買いなどが入り、6営業日ぶりに反発した。1318.50ドル(+4.30)。米中間の貿易協議に対する先行き不透明感や世界的な景気減速懸念などのリスク回避が継続し、NYダウが続落する半面、安全資産として金を買う動きが見られた。ただ、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行し、ドル建て金に割高感が生じたことから、上値は限定的だった。トランプ大統領は7日、中国と貿易協議の期限である3月1日までに、習近平国家主席と会談する計画はないと明らかにした。

NY白金は5日ぶりに反発。802.50ドル(+5.20)。


*週末8日のNY原油は、新規材料難となる中、もみ合いに終始した。52.72ドル(+0.08)。この日は売買材料に欠け、相場は終日にわたって方向感なく推移した。前日の2%超安の反動から安値拾いの買いや持ち高調整目的の買いは入ったものの、世界的な景気減速懸念や米中通商協議の先行き不透明感などが原油の上値を抑えた。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが8日公表した統計によると、同日までの石油掘削リグ稼働数は前週比7基増の854基となったが、あまり材料視されなかった。


*週末8日のシカゴトウモロコシは3日続落。374.25セント(-2.25)。南米の天候改善に圧迫された。

シカゴ大豆は反発。914.50セント(+1.25)。ただ、南米での天候改善も上値を重くした。


*週末8日のNYダウは、米中貿易協議の妥結への期待が後退する中、3日続落した。2万5106.33ドル(-63.20)。トランプ大統領は7日、米中貿易協議の期限である3月1日までに中国の習近平国家主席と会談する「予定はない」と明言した。これまでは首脳間で最終合意を目指す意向を示していたことから、市場では交渉が難航しているとの見方が広がり、協議妥結への期待が後退し、株式などリスク資産を売る動きにつながった。


【11日の経済指標】
未定   (日) 休場
18:30   (英) 12月 月次国内総生産(GDP) [前月比]  0.2%  0.0% -0.4%
18:30   (英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前期比]  0.6%  0.3% 0.2%
18:30   (英) 10-12月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前年同期比]  1.5%  1.4% 1.3%
18:30   (英) 12月 商品貿易収支  -120.23億ポンド (-124.00億ポンド)  -120.00億ポンド -121.02億ポンド
18:30   (英) 12月 貿易収支  -29.04億ポンド (-36.15億ポンド)  -31.00億ポンド -32.29億ポンド
18:30   (英) 12月 鉱工業生産指数 [前月比]  -0.4% (-0.3%)  0.2% -0.5%
18:30   (英) 12月 鉱工業生産指数 [前年同月比]  -1.5%(-1.3%)  -0.4% -0.9%
18:30   (英) 12月 製造業生産指数 [前月比]  -0.3% (-0.1%)  0.2% -0.7%


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2月8日(金)
【2月7日の海外相場および市況】
ny0207

*7日のNY外国為替市場では、世界経済の減速懸念を背景にドル売り・円買いが優勢となり、109円台後半に下落した。109円78〜88銭。欧州連合(EU)欧州委員会は7日、2019年のユーロ圏の実質GDP(域内総生産)伸び率見通しを下方修正。さらにEU主要国ドイツの鉱工業生産指数が4カ月連続で前月比マイナスとなり、ユーロ安が進行する一方、安全通貨である円買いが進んだ。また、米中貿易協議をめぐり、交渉期限である3月1日までにトランプ米大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談が開かれる可能性は「非常に低い」と報じられたこともリスク回避姿勢を強め、円買い圧力となった。

*7日のNY金は、欧米株安を受けて安全資産としての買いが入る一方、対ユーロでのドル高基調が重しとなり、ほぼ横ばいとなった。1314.20ドル(-0.20)。世界景気の減速懸念や米中通商協議の先行き不透明感が強まる中、欧米株式市場が全面安となり、リスク回避姿勢から下値は安全資産として買い支えられた。ただ、外国為替市場では対ユーロでドル高が進み、ドル建て金は割高感が生じ上値は重かった。

トランプ大統領は、貿易協議で合意するため交渉期限の3月1日までに、中国の習近平国家主席との会談を行う可能性は非常に低いとした。

NY白金は4日続落。797.30ドル(-16.50)。

*7日のNY原油は、エネルギー需要の減退懸念などを背景に売られ、反落した。52.64ドル(-1.37)。欧州連合(EU)欧州委員会はこの日、2019年と20年のユーロ圏実質GDP(域内総生産)伸び率見通しを昨年11月の前回予想からそれぞれ下方修正した。また、米中貿易協議の期限である3月1日までに、トランプ大統領と習近平中国国家主席が首脳会談を開く可能性は「非常に低い」ことが判明した。米中通商協議の行方に不透明感が広がる中、世界景気が減速するのではないかとの懸念が再燃し、エネルギー需要の低下が懸念された。さらに、ハリファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍(LNA)がリビア最大のシャララ油田を奪還したことから、同油田で操業が再開される可能性が高まっているとの報道も相場を下押しした。さらに、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進み、割高感も圧迫材料となった。


*7日のシカゴトウモロコシは続落。376.50セント(-3.50)。トランプ大統領と中国の習近平国家主席が、貿易協議の期限である3月1日までに首脳会談を開かない見通しとの報道を受け、中国による米国産農産物の輸入減をもたらしている貿易摩擦の解消期待が後退した。

シカゴ大豆は5日ぶりに反落。913.25セント(-8.50)。トランプ大統領と中国の習近平国家主席が、米中貿易協議の期限である3月1日までに首脳会談を開かない見通しとの報道を受け、中国による米国産大豆の輸入減をもたらしている貿易摩擦の解消期待が後退した。ブラジルとアルゼンチンの天候改善も相場下落の要因となった。


*7日のNYダウは、世界経済の先行きに対する懸念が再燃し、続落した。ドル安の2万5169.53ドル(-220.77)。欧州連合(EU)欧州委員会は、米中貿易摩擦や中国経済の減速などを背景に、ユーロ圏の2019年と20年の成長率見通しをそれぞれ引き下げた。これを受けて欧州株は軒並み下落。米中両政府が3月1日を交渉期限とする貿易協議で妥結を図るのは難しいとの観測が広がったことも株価を圧迫した。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、協議について「かなり大きな隔たりがある」と発言。また、交渉期限までに米中首脳会談が開かれる可能性は低いと報じ、トランプ大統領も交渉期限までに中国の習近平国家主席と会談する「予定はない」と記者団に明らかにした。


【8日の経済指標】
未定   (中) 休場 
未定   (日) 1月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI  48.0   
未定   (日) 1月 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI  48.5   
08:30   (日) 12月 全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比]  -0.6%  1.1% 
08:50   (日) 12月 国際収支・経常収支(季調前)  7572億円  4741億円 
08:50   (日) 12月 国際収支・経常収支(季調済)  1兆4387億円  1兆3070億円 
08:50   (日) 12月 国際収支・貿易収支  -5591億円  1259億円 
09:30   (豪) 豪準備銀行(中央銀行)、四半期金融政策報告
22:15   (加) 1月 住宅着工件数  21.34万件  20.55万件


第198回 『おしえて陳さん』 
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