テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

カテゴリ: 外電

【7月9日海外市況】
ny0710

*9日のNY外国為替市場のドル円相場は、107円台前半で小動きとなった。107円16~26銭。NYダウの急落をきっかけにリスク回避姿勢が強まり、安全資産としての円が買われる場面があった。ただ、売り買いの決め手となる材料を欠き、円買いは限定的。4日までの1週間の米新規失業保険申請件数は131万4000件と、市場予想の137万5000件よりも若干良い内容となったものの、相場の反応は限られた。
*9日のNY金は、利益確定の売りに押され、5営業日ぶりに反落した。1803.80ドル(-16.80)。8年10カ月ぶりの高値水準となっていた反動から、チャート絡みの売りや利益確定の売りが出やすかった。また、外国為替相場ではユーロ安・ドル高に転じたため、ドル建て金に割高感が生じたことも重石となった。米国内での新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多水準となっていることを背景に、安全資産としての米ドルを買う動きが広がった。
*9日時点の金ETFは、1200.82トン(-1.75)。
NY白金は反落。846.90ドル(-37.10)。
パラジウムは高い。1963.20ドル(-24.90)。

*9日のNY原油は、米国での新型コロナウイルス感染拡大を背景にエネルギー需要減退懸念が再燃し、大幅反落した。39.62ドル(-1.28)。米国ではカリフォルニア、テキサス両州など南部や西部を中心に新型コロナの感染拡大が深刻化。米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)によると、7日には新規感染者が6万人を超え、1日の感染者数としては過去最多となった。また、全米50州のうち42州で最近2週間の新規感染者数がその前の2週間を上回っている。こうした中、経済活動が再び停滞し、エネルギー需要が減退するとの懸念が高まり、原油相場は一時39.27ドルまで下落した。外国為替市場でドルが対ユーロで反転上昇し、ドル建て原油に割高感が生じたことも売りを強めた。
*9日のシカゴ・トウモロコシは続伸。357.00セント(+2.75)。米中西部での生育に不利な天候予報やショートカバーが相場を押し上げた。気象情報会社マクサーによると、今後10日間は高温で乾いた天候が続き、米中西部の中・南域で生育環境が悪化する見通し。米農務省が10日発表する7月需給報告については、2020~21年度の米国産トウモロコシの生産と期末在庫見通しが下方修正されると予想されている。
シカゴ大豆は反発。901.50セント(+4.25)。気象情報会社マクサーは、今後10日間にかけて米中西部で高温で乾いた天候が予想され、生育に悪影響が出ると指摘した。
*9日のNYダウは、新型コロナウイルス感染再拡大への懸念が強まり反落した。2万5706.09ドル(-361.19)。下げ幅は一時500ドルを超えた。米国の新型コロナ感染者数は西部や南部を中心に急増。8日には1日の感染者数が過去最多となった。フロリダ州やテキサス州では、1日の死者数も増加している。最近の株高を支えてきた経済活動の再開を中断する州も増えており、市場では、再び経済が停滞する事態への警戒感が強まっている。新型コロナの感染動向の影響を受けやすい航空株やレジャー関連株が売られた。新規失業保険申請件数は、前週から減少し、市場予想を下回った。雇用情勢の回復は確認されている。

【10日の経済指標】
08:50   (日) 6月 国内企業物価指数 [前月比]  -0.4% 
08:50   (日) 6月 国内企業物価指数 [前年同月比]  -2.7% 
16:00   (トルコ) 4月 失業率  13.2%   
20:00   (墨) 5月 鉱工業生産 [前月比]  -25.1% 
21:30   (米) 6月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]  -0.8% 
21:30   (米) 6月 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) [前年同月比]  0.3% 

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【7月8日海外市況】
ny0709

*8日のNY外国為替市場では、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念を背景にリスク回避の円買いが優勢となり、ドル円は107円台前半に下落した。107円21~31銭。米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)によると、米国の新型コロナウイルス感染者数が8日、累計300万人を超え、死者は13万人超となった。感染者数、死者数とも世界最多。経済活動再開の動きに伴い南部や西部で新規感染者が急増する中、景気停滞懸念が再燃した。また、資源国通貨の堅調を眺めて、ドルが対ユーロで売られた流れが、対円でのドル売りに波及した面もあった。
*8日のNY金は、安全資産としての旺盛な需要を受けて、4営業日続伸した。1820.60ドル(+10.70)。前日に続き2011年9月以来約8年10カ月ぶりの高値を更新した。米南部と西部を中心に新型コロナウイルスの新規感染者が急増。米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)によると、米国の新型コロナ感染者数は8日、累計300万人を突破した。死者は13万人を上回り、感染者とともに世界最多となった。経済再開の動きが停滞し、景気回復が遅れるとの懸念がくすぶる中、安全資産としての金需要が継続。相場は一時1829.80ドルまで上昇した。外国為替市場でドル安・ユーロ高が進行し、ドル建て金に割安感が広がったことも買いを後押ししたようだ。ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は7日、金ETFの現物保有残高が年初来の半年間で734トン増と、昨年通年における増加以上になったと発表した。
*8日時点の金ETFは、1202.57トン(+3.21)。年初来最大を更新。
年初からは34.6%増加。
*NY白金は続伸。884.00ドル(+20.80)。
パラジウムは続落。1938.30ドル(-13.30)。
*8日のNY原油は、ガソリン在庫の減少を示す統計の発表を好感し、3営業日ぶりに反発した。40.90ドル(+0.28)。米石油協会(API)が7日夕に発表した3日までの1週間の国内原油在庫は、前週比205万バレル増加。市場予想の310万バレルに反して積み増しとなったことを嫌気していた。8日午前に米エネルギー情報局(EIA)が公表した週報でも、原油在庫は570万バレル増を記録。メキシコ湾岸の原油在庫は先週500万バレル増加し、過去最高を記録した。これが重石となりやや売りが優勢だった。しかし、ガソリン在庫が480万バレル減少したことから買い戻しが入り、プラス圏に切り返した。外国為替市場でドル安・ユーロ高が進行し、ドル建て原油に割安感が浮上したことも、原油相場を支えたようだ。ただ、米国の新型コロナウイルス感染者数はこのところ急増しており、7日には累計300万人を超えており、原油需要の急速な回復期待が後退している。

*8日のシカゴ・トウモロコシは反発。354.25セント(+1.75)。米国で作物の負担となる天気になりそうだとの予報が注視されていた。コーンベルトでは今月前半、平年を上回る気温に加え、平年を下回る降雨が見込まれている。
シカゴ大豆は続落。897.25セント(-5.25)。今週、4カ月ぶり高値を付けた後、利益確定売りが出ている。高い気温や乾燥した環境が単収を脅かす可能性があると懸念され上昇していた。
*8日のNYダウは、手掛かり材料に乏しい中、前日売られた反動で買い戻しが優勢となり反発した。2万6067.28ドル(+177.10)。前日のダウは、米国内での新型コロナウイルス新規感染者の増加を嫌気し396ドル安で終了。この日は反動からアップルやマイクロソフトなどの主要ハイテク株が買われ、相場をけん引した。一方、米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)によると、米国の新型コロナ感染者数は8日、累計で300万人を超えた。死者は13万人超で、感染者数、死者数とも世界最多。経済活動再開の動きが停滞し、景気回復が遅れることへの懸念が広がり、マイナス圏に沈む場面もあった。金融大手を皮切りに来週から始まる米企業の2020年4~6月期決算シーズンを控え、市場では様子見ムードも広がっている。調査会社リフィニティブによると、S&P500種株価指数を構成する主要500社の純利益は前年同期比で約44%減少し、2008年の金融危機以来の落ち込みになる見通し。

【9日の経済指標】
08:50   (日) 5月 機械受注 [前月比]  -12.0% 
08:50   (日) 5月 機械受注 [前年同月比]  -17.7% 
10:30   (中) 6月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  2.4%
10:30   (中) 6月 生産者物価指数(PPI) [前年同月比]  -3.7%  
15:00   (独) 5月 貿易収支  36億ユーロ
15:00   (独) 5月 経常収支  77億ユーロ  
20:00   (墨) 6月 消費者物価指数(CPI) [前月比]  0.38% 
21:30   (米) 前週分 新規失業保険申請件数 
23:00   (米) 5月 卸売在庫 [前月比]  0.3%  -1.2% 
23:00   (米) 5月 卸売売上高 [前月比]  -16.9%

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【7月7日海外市況】
ny0708

*7日のNY外国為替市場では、先行き不透明感を背景に107円台半ば付近で小動きに推移した。107円45~55銭。新型コロナウイルスの拡大状況をにらみ、この日もレンジ相場が継続。新型コロナへの感染に関して、米国立アレルギー感染研究所のファウチ所長は6日、米国の現状について、「即刻対処しなければならない深刻な状態」と警告。ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)によると、米国内の死者数は6日に13万人を超えた。また海外では、インドの5~6日の1日の感染者数が2万4000人超に上ったほか、オーストラリア第2の都市であるメルボルンで再び外出規制が敷かれるなど、冬を迎える南半球での第2波への懸念も強まっている。
*7日のNY金は、リスク選好が後退する中、安全資産として買われ、3営業日続伸となった。1809.90ドル(+16.40)。2011年9月以来約8年10カ月ぶりの高値を更新した。外国為替市場では、ドル買い・ユーロ売りが活発化し、ドル建て金は割高感から一時1781.20ドルの安値を付けた。しかし、NYダウが下落して始まると買い戻しが優勢となり、反転上昇。1800ドルの節目を再び突破し、一時1810.80ドルまで上げ幅を拡大した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に歯止めがかからず、景気低迷が長期化するとの懸念が引き続き金の先高感を強めた。
*7日時点の金ETFは1199.36トン(+7.89)。年初来最大を更新。年初からは34.3%増加。
*NY白金は続伸。863.20ドル(+25.50)。
パラジウムは小反落。1951.60ドル(-0.70)。
*7日のNY原油は、ほぼ横ばい。40.62ドル(-0.01)。米国南部や西部を中心に新型コロナの新規感染者数が増え続けていることから、米景気先行き懸念も根強く、上値は重かった。8日発表される3日までの1週間の原油在庫は減少が見込まれている。、原油在庫は340万バレル減と予想されている。
*米石油協会(API)が7日公表した週間在庫統計によると、3日までの1週間の国内原油在庫は、前週比205万バレル増加し、5億3900万バレルになった。予想は310万バレル減だった。原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングの在庫は、220万バレル増加した。一方、ガソリン在庫は183万バレル減少した。予想は2000バレル減だった。ディーゼル油とヒーティングオイルを含むディスティレート在庫は、84万7000バレル減だった。予想は7万5000バレル減だった。原油在庫の増加を受けて原油電子取引は軟調。40.53ドル付近で推移。
*7日のシカゴ・トウモロコシは反落。352.50セント(-3.75)。
米中西部での生産量を脅かしかねない高温・乾燥といった天候をめぐる危険性への懸念が和らいだ。米穀物産地では今週、6日時点の予報よりも降水量が多くなると見込まれている。もっとも気象情報会社マクサーによると、来週は、特に一大産地である「コーンベルト」南西部全域で、依然として例年よりも乾燥した状態のままという。こうした乾燥は収穫への圧迫要因となりそうだ。
シカゴ大豆は反落。902.50セント(-3.75)。米大豆産地で従来予想より多くの降雨が見込まれるとの新たな予報が売り材料となった。大豆の一大産地である米中西部での高温・乾燥がイールドに悪影響を及ぼしかねないとの懸念から、前日に4カ月ぶりの高値を付けていた。これを受けて、この日は利益確定の動きが出た。
*7日のNYダウは、米国内での新型コロナウイルスの新規感染者の増加を嫌気し、反落した。2万5890.18ドル(-396.85)。米南部や西部を中心に新型コロナの新規感染者が増え続けていることから、経済活動再開の動きが停滞し、景気回復に遅れが出ることへの懸念が広がった。米メディアによると、5日時点の入院患者数は南部テキサス州など23州で5%以上増加した。ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、全米の累計感染者は293万人超、死者は約13万人。景気の先行きへの不安を反映し、エネルギー株や金融株が大きく下げた。空輸など旅行関連株にも売りが膨らんだ。
【8日の経済指標】
08:50   (日) 5月 国際収支・経常収支(季調前)  2627億円 
08:50   (日) 5月 国際収支・経常収支(季調済)  2524億円  
08:50   (日) 5月 国際収支・貿易収支  -9665億円  
14:00   (日) 6月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI  15.5 
14:00   (日) 6月 景気ウオッチャー調査-先行き判断DI  36.5 
20:00   (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比]  -1.8%  
28:00   (米) 5月 消費者信用残高 [前月比]  -687.7億ドル  -175.0億ドル 

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【7月6日海外市況】
ny0707

*週明け6日のNY外国為替市場では、堅調な米経済指標を背景に一時ドル買いが進んだが、その後は107円台前半で方向感なく推移した。107円34~44銭。6月米ISM非製造業景況指数が57.1と、市場予想の50.1を上回った。これを受けて、米景気先行き懸念が後退。NYダウの急伸も重なり、リスク回避姿勢が後退したためドル買いが一時進んだ。ただ、米独立記念日の連休に続いて休暇を取る市場参加者も多く、値動きは限定的だった。新型コロナウイルスの新規感染者が米国南部や西部を中心に急増する中、感染再拡大に対する懸念もくすぶっている。
*連休明け6日のNY金は、対ユーロでのドル安などを背景に買われ、小幅続伸した。1793.50ドル(+3.50)。米国では7月1~5日に16州で新規感染者が過去最多を記録。ロイターの集計では、米全土で累計300万人近くが感染し、13万人以上が死亡した。インドやオーストラリア、メキシコでも新規患者数が急増を続けている。一方、6月米ISM非製造業景況指数は57.1と、市場予想の50.1を上回り、予想外の回復を示したため経済回復期待から金の上値は重くなった。外国為替市場では、対ユーロでドル安が進行したことはドル建て金には支援要因。新型コロナウイルスの新規感染者が米国南部や西部を中心に急増する中、感染再拡大の懸念もくすぶり、安全資産としての金に買いが入った面もある。ただ、NYダウが大幅高となる中で金を売りに出す動きもあり、相場の上値は重かった。
*6日時点の金ETFは1191.47トン(変わらず)。
NY白金は3日ぶりに反発。837.70ドル(+6.10)。
パラジウムも高い。1952.30ドル(+24.70)。
*連休明け6日のNY原油は、需要減退懸念や米経済指標の発表を背景に売り買いが交錯し、ほぼ横ばいとなった。40.63ドル(-0.02)。米国の南部や西部を中心とする新型コロナウイルスの新規感染者の急増を受け、夏場のガソリン・燃料の需要が細るとの懸念が浮上。原油需要の減退を招くとの不安につながり、売り要因になった。全米50州のうち39州で感染が拡大しており、7月に入って15州以上で1日当たりの新規感染者数が最多を更新した。一方で、安値圏では米経済指標の改善を好感した買い戻しが入り、下げ幅は抑えられた。6月米ISM非製造業景況指数は57.1と、前月の45.4から上昇し、市場予想の50.1も上回った。中国や米欧の株価上昇もリスク資産とされる原油相場の下値を支えしたようだ。
*連休明けのシカゴ・トウモロコシは反発。356.25セント(+2.75)。米中西部の高温・乾燥天候が生育中の作物のイールド(単位面積当たり収量)を脅かす懸念が高まった。気象情報会社マクサーによると、中西部の中部と南西部、デルタ地帯、プレーンズの中部と南部において、この先6~10日間で例年より少ない降水量が予想されている。また中部では例年より高い気温の予報が出ている。米中西部のトウモロコシ作物は、高温・乾燥天候に特に敏感になる受粉期に向かっている。

シカゴ大豆は反発し、4カ月ぶりの高値をつけた。906.25セント。(+9.50)。一時3月5日以来の高値を付けた。この先2週間で高温・乾燥天候が米国の作物に悪影響を与えるとの懸念が高まった。
*連休明け6日のNYダウは、中国株高を好感し続伸した。2万6287.03ドル(+459.67)。6日の中国本土市場の株価が大幅高となったことで、世界的にリスク選好ムードが広がり、米市場も寄り付きから買いが優勢となった。中国市場の代表的な指数である上海総合指数は5.7%上昇し、2年5カ月ぶりの高値で終了。中国国有メディアが「健全な強気市場を醸成することが非常に重要」との論説を掲載したことが好感されたとみられている。良好な米経済指標も相場を支えた。この日発表された6月米ISM非製造業景況指数は57.1と、2月以来の高水準となり、市場予想も大きく上回った。また、前週2日に発表された6月の米雇用統計が好内容だったことも、引き続き株価を下支えした。ただ、米国の南部や西部を中心に新型コロナウイルスの新規感染者が急増しており、投資家の間では警戒感がくすぶっている。7月に入ってから16州で新規感染者が最多を更新。感染再拡大が早期の景気回復の妨げとなることが懸念されている。
【7日の経済指標】
08:30   (日) 5月 全世帯家計調査・消費支出 [前年同月比]  -11.1% 
08:30   (日) 5月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 [前年同月比]  -0.7% 
13:30   (豪) 豪準備銀行(中央銀行)政策金利発表  0.25%  
14:00   (日) 5月 景気先行指数(CI)・速報値  77.7  
14:00   (日) 5月 景気一致指数(CI)・速報値  80.1 
15:00   (独) 5月 鉱工業生産 [前年同月比]  -25.3%
17:00   (南ア) 4-6月期 四半期 南ア経済研究所(BER)消費者信頼感指数  -9 

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【7月2日海外市況】
ny0703

*2日のNY外国為替市場のドル円相場は、107円台半ば。6月米雇用統計の改善を受けて一時円が売られたものの、直後に買い戻された。107円45~55銭。雇用統計では、非農業部門就業者数が前月(+269.9万人)から480万人増加し、事前予想を上回った。失業率も13.3%から11.1%に低下した。失業率、非農業部門就業者数ともに前月から改善し、市場予想も上回った。ただ、米国で新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加している中で、リスク選好ムードが続かなかった。5月米製造業受注は前月比+8.0%の4128憶3800万ドル。過去最大の落ち込みとなった4月(-13.5%)から一転して大幅改善した。5月米耐久財受注は前月比+15.7%。

*2日のNY金は、6月米雇用統計の発表後に下落したものの、安値拾いの買いなどが入り、反発した。1790.00ドル(+10.10)。6月米雇用統計は失業率が2カ月連続で改善した。非農業部門就業者数は前月比480万人増と、市場予想を上回った。これを受けて、雇用回復ペースへの期待が広がりリスク回避姿勢が後退し、安全資産としての金は売りが先行した。対ユーロでのドル高もドル建て金の圧迫材料となった。ただ、この日の安値を付けた後は、先高感からの安値拾いの買いが入りプラス転換して引けた。FRBが1日に公表した先月9、10日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、2022年まで低金利を維持する方針が示されたことが金買いの背景にあるようだ。

*2日時点の金ETFは1191.47トン(前日比+9.36トン)。年初最大。
年初からは33.4%増加。

NY白金は続落。831.60ドル(-2.80)。
パラジウムも続落。1927.60ドル(-3.10)。

*2日のNY原油は、堅調な米雇用統計などを手掛かりに買われ、続伸した。40.65ドル(+0.83)。6月米雇用統計は、景気動向を反映する非農業部門就業者数が前月から480万人増加し、事前予想を上回った。失業率も13.3%から11.1%に低下し、そろって良好な結果となり一時40.74ドルの高値を付けた。また、米エネルギー情報局(EIA)が前日発表した週報で、原油在庫の取り崩しが720万バレル減となり、減少幅は事前予想を上回った。しかし、米国内では、経済活動の規制緩和が進んでいた南部や西部を中心に新型コロナウイルスの新規感染者が急増。前日の感染者数が1日当たりとしては初めて5万人を超えたと伝わる中、エネルギー製品需要の回復ペースが鈍化するとの懸念が重石になった。こうした中、ガソリンの備蓄在庫はさらに多くなっている。ガソリンの最大の消費地帯である米南部「サンベルト」での新規感染者数増加は、旅行に出掛ける人も増える、3日から始まる独立記念日の連休に絡んだ燃料需要に打撃を与える可能性がある。米国では今月1日、パンデミック(世界的流行)が始まって以来、1日として最大となる約5万人の新規感染者が報告され、多くの州は行動を控えるよう市民に呼びかけている。さらに、事業所や飲食店なども再び休業に追い込まれる事態となり、これが今後の雇用拡大への障壁になるとみられている。

*2日のシカゴ・トウモロコシは反落。353.50セント(-7.00)。前日は、作付面積が予想を下回ったことから大幅上昇していたが、この日は利益確定売りが優勢となった。

シカゴ大豆は反落。896.75セント(-2.25)。一時3カ月ぶり高値まで上昇したものの、利食い売りに押されて下落に転じた。米農務省は中国向けに大豆12万6000トンが売却されたと発表し、下げが抑制された。

*2日のNYダウは、予想を上回る改善を示した6月米雇用統計を好感し反発した。2万5827.36ドル(+92.39)。上げ幅は一時400ドルを超えたが、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念は根強く上値を削った。6月米雇用統計は、非農業部門就業者数が前月比480万人増、失業率は11.1%に低下し、市場予想を上回る改善となった。レジャーやレストランなどで就業者数が増加し、経済活動の再開を裏付けた。雇用情勢の回復を好感された。ただ、買いが一巡すると、上値が重くなり、上げ幅を縮めた。米国では、南部や西部を中心に新型コロナの感染者や入院者数が再び増加し、経済活動再開の動きを中断する州も出ている。ニューヨーク市は、店内飲食の再開を遅らせた。経済活動の再開を遅らせる動きが波及し、警戒感が強まっているという。

【3日の経済指標】
未定   (米) 休場 
10:30   (豪) 5月 小売売上高 [前月比]  -17.7% 
10:45   (中) 6月 Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI) 
16:00   (トルコ) 6月 消費者物価指数(CPI) [前月比]  1.36% 
16:00   (トルコ) 6月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  11.39% 
16:55   (独) 6月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)  45.8   
17:00   (欧) 6月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)  47.3   
17:30   (英) 6月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)  47.0  

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【7月1日海外市況】
ny0701

*1日のNY外国為替市場では、新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念され、ドル円は107円台半ば近辺に下落した。107円40~50銭。米国南部や西部を中心に新規コロナ感染者数が急増する中、経済活動再開の動きにブレーキがかかるとの警戒感が高まった。米経済指標はまずまず良好。6月ADP全米雇用報告では、民間就業者数は236万9000人増、5月実績も306万5000人増に大幅上方改定された。また、6月米ISM製造業景況指数は52.6と、4カ月ぶりに景気拡大と縮小の節目とされる50を上回った。ただ、世界経済や米中関係の先行きが読めないという先行き不透明感からドル買いは慎重だった。

*1日のNY金は、米製造業景況指数の改善を受けて売りが優勢となり、4日ぶりに反落した。1779.90ドル(+20.60)。新型コロナウイルスの感染再拡大に対する懸念などを背景に、前日は約8年9カ月ぶりの高値を付けた。安全資産とされる金買いは続き、一時1807.70ドルの高値を付けたが、あと利食い売りの台頭でマイナス圏に転落した。6月ADPの民間就業者数(季節調整済み)は前月比236万9000人増となり、市場予想(300万人増)には届かなかったものの、5月実績が大幅に上方改定された。さらに、6月ISM製造業景況指数は52.6と、景気拡大・縮小の節目を4カ月ぶりに回復。市場予想も上回る良好な内容だったことから、利益確定の動きが加速し、相場は下げ幅を拡大した。米国では各州政府によって封鎖措置の扱いが異なっていることや、追加刺激策の可能性が高いことが金相場をサポートしている。
1日時点の金ETFは、1182.11トン(+3.21)。年初来最大。
年初からは32.3%増加。
NY白金は金につれて反落。834.40ドル(-16.80)。
パラジウムも安い。1930.70ドル(-36.20)。

*1日のNY原油は、米原油在庫の予想を上回る取り崩しを好感して反発した。39.82ドル(+0.55)。米エネルギー情報局(EIA)が午前に発表した6月26日までの1週間の米原油在庫は、前週比720万バレル減と、取り崩し幅は市場予想の70万バレルを大幅に上回った。供給過剰懸念が後退し、原油買い戻しが活発になった。好調な経済指標も好感された。6月米ISM製造業景況指数は52.6と、前月から上昇、景気拡大と縮小の節目とされる50を4カ月ぶりに上回った。6月の中国製造業購買担当者景況感指数(PMI)も51.2と前月から改善。2カ月連続で50を超え、年初来で最高水準となった。6月ドイツ製造業PMIは45.2と、5月の36.6から上昇した。6月フランス製造業PMIは52.3と、5月の40.6から上昇し、景気拡大に転じた。
海運筋によると、新型コロナ危機のため洋上でタンカーに貯蔵されていた原油や石油製品数千万バレルが売却されており、燃料需要が回復しつつある兆候とみられる。ただ新型コロナウイルスの新規感染者の急増が相場の上値を抑えた。米国の新規感染者数の急増に加え、米政府の新型コロナ対策本部に参加する感染症の権威である米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が、新規感染者数が近く現在の2倍に増加する可能性があると警告した。
*1日のシカゴ・トウモロコシは続伸。350.50セント(+9.00)。米農務省が30日に発表した作付面積が予想を下回ったほか、乾燥・高温予報による作柄への懸念が相場を押し上げた。天気予報によると、米中西部は7月上旬に平年を上回る高温となり、通常より降雨量が少なくなるという。トウモロコシにとって重要な受粉期を迎えることから、作柄と収穫量減少の見通しにつながる可能性がある。
シカゴ大豆は続伸。899.00セント(+16.75)。米農務省が発表した作付面積が予想を下回ったことに加え、高温と乾燥の予報が作柄と収穫量減少につながると懸念された。7月上旬の気象予報では、米中西部は平年を上回る高温と通常以下の降雨量となる見通し。大豆とトウモロコシの作柄に影響し、収穫量減少につながる可能性がある。

*1日のNYダウは、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から反落した。2万5734.97ドル(-77.91)。米製薬大手ファイザーが、新型コロナのワクチン候補について、初期の治験で良好な結果が出たと発表。早期のワクチン開発への期待が高まった。5月ADP雇用報告では、非農業部門民間就業者数を大幅に上方改定。6月米ISM製造業景況指数では、景気拡大と縮小の節目とされる50を4カ月ぶりに上回った。米国では南部や西部を中心に新型コロナの感染者が増加し、経済活動の再開を中断する州も出ている。ニューヨーク市は6日に予定していた店内飲食の再開を見送ると発表した。経済活動再開の遅れが広がるとの懸念が強まり、ダウは終盤にマイナスに転じた。
【2日の経済指標】
10:30   (豪) 5月 貿易収支  88.00億豪ドル 
18:00   (欧) 5月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]  -4.5% 
18:00   (欧) 5月 失業率  7.3%  
18:00   (南ア) 1-3月期 四半期経常収支  -681億ランド 
21:30   (米) 5月 貿易収支  -494億ドル  -493億ドル 
21:30   (米) 6月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]  250.9万人  325.0万人 
21:30   (米) 6月 失業率  13.3%  12.1% 
21:30   (米) 6月 平均時給 [前月比]  -1.0%  -0.2% 
21:30   (米) 6月 平均時給 [前年同月比]  6.7%  
21:30   (米) 前週分 新規失業保険申請件数  
23:00   (米) 5月 製造業新規受注 [前月比]  -13.0%  7.0% 

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【6月30日海外市況】
ny0701

*30日のNY外国為替市場は、ドル買い・円売りが進行し107円台後半に上昇した。107円88~98銭。6月シカゴ景況指数(シカゴPMI)が市場予想を下回ったことを受け一時107円53銭まで下落。しかし、6月米消費者景気信頼感指数が市場予想を上回ったことから円売り・ドル買いに転じた。その後もNYダウや米10年債利回りの上昇を背景にドル買いが強まり、108円台に迫る展開となった。
*30日のNY金は、新型コロナウイルスの感染再拡大に対する根強い警戒感を背景に、3営業日続伸した。1800.50ドル(+19.30)。2011年9月以来約8年9カ月ぶりの高値となった。米国ではフロリダやテキサス、アリゾナ、カリフォルニアなど南部や西部で新型コロナの感染者が急増。経済活動の再開を停止する動きが広がり、景気回復の遅れへの懸念が高まっている。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこの日の議会証言で、米経済の先行きは「極めて不確実性が高い」との認識を示した。 米中対立の激化も懸念される。中国の全国人民代表大会(国会に相当)常務委員会は30日、香港への統制を強化する「香港国家安全維持法」を全会一致で可決、成立させ、同法は即日施行された。トランプ米政権は対抗措置を次々と打ち出しており、対中圧力を一段と強める可能性もある。こうした中、安全資産とされる金の需要が高まり、一時1804.00ドルの高値を付けた。金は長らく、インフレや通貨価値の低下に対するヘッジ効果があるとみなされており、金相場は新型ウイルスで打撃を受けた経済をてこ入れするための中銀による景気刺激策(過去最大の金融緩和)に支えられ、3カ月連続で上昇する展開となった。
30日時点の金ETFは、1178.90トン(変わらず)
NY白金は続伸。851.20ドル(+23.00)。
パラジウムも高い。1966.90ドル(+33.80)。
*30日のNY原油は、新型コロナウイルスの感染再拡大などへの懸念から反落した。39.27ドル(-0.43)。米国の南部や西部を中心に新型コロナ感染者が急増していることが重石となった。また、ニューヨークなど北東部3州は30日、感染者の多い他州からの訪問者に2週間の自主隔離を求める措置について、対象を従来の8州から16州に倍増させた。旅行などでの人の動きが停滞し、エネルギー需要が落ち込むと嫌気された。内戦のため1月以降ほぼ停止していたリビアの原油輸出が再開する可能性があると伝わったことも供給過剰懸念につながった。
*30日のシカゴ・トウモロコシは大幅続伸。350.50セント(+15.75)。米農務省が発表した中西部全域での作付面積が予想を下回ったことが好感された。今春のトウモロコシ作付面積は9200万エーカーと発表したが、これは3月31日時点での予想を500万エーカー下回る水準。3~6月としては1983年以来の落ち込みとなった。重要な受粉期となる7月の天候の予報は、中西部の西域で収穫に好ましい降雨が見込まれているが、気温は平年を上回りそうだ。四半期在庫報告(6月1日時点)は前年同時点比0.4%増の52億2366万4000ブッシェルとなり、市場予想(49億5100万ブッシェル)を上回った。
シカゴ大豆は続伸。882.25セント(+20.75)。米農務省が発表した作付け状況が予想を下回ったことが強材料。米農務省が発表した作付面積は8380万エーカーと、アナリスト予想(8470万エーカー)に届かなかった。ただ、同省の3月時点での見通し(8350万エーカー)はわずかに上回った。また6月1日時点の大豆在庫は13億8600万ブッシェルとなり、予想の範囲内に収まったが、前年同期と比べると約4億ブッシェル減少した。
*30日のNYダウは、景気回復への期待から続伸した。2万5812.88ドル(+217.08)。NYダウは4~6月期を17.8%高で終え、四半期としては1987年以来約33年ぶりの上昇率となった。6月米消費者景気信頼感指数は98.1と、前月の85.9から上昇し、市場予想の91.8も上回った。2011年以来の大幅上昇で、景気回復への期待が高まった。米国の西部や南部で新型コロナウイルスの新規感染者が急増していることは相場の上値を抑えた。また、中国による香港の統制強化などをめぐる米中関係悪化も、投資家の懸案事項となった。米連邦通信委員会(FCC)はこの日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)を国家安全保障上の脅威と認定した。

【1日の経済指標】
07:45   (NZ) 5月 住宅建設許可件数 [前月比]  -6.5%   
08:50   (日) 4-6月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断  -8  -31 
08:50   (日) 4-6月期 日銀短観・四半期大企業製造業先行き  -11  -23 
08:50   (日) 4-6月期 日銀短観・四半期大企業非製造業業況判断  8  -20 
08:50   (日) 4-6月期 日銀短観・四半期大企業非製造業先行き  -1  -15 
08:50   (日) 4-6月期 日銀短観・四半期大企業全産業設備投資 [前年度比]  1.8%  1.7% 
10:30   (豪) 5月 住宅建設許可件数 [前月比]  -1.8%  
10:45   (中) 6月 Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI) 
14:00   (日) 6月 消費者態度指数・一般世帯  24.0 
16:00   (トルコ) 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI)  40.9   
16:55   (独) 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)  44.6   
16:55   (独) 6月 失業者数 [前月比]  23.80万人   
16:55   (独) 6月 失業率  6.3%   
17:00   (欧) 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)  46.9  
17:30   (英) 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)  50.1 
20:00   (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比] 
20:30   (米) 6月 チャレンジャー人員削減数 [前年比]  577.8% 
21:15   (米) 6月 ADP雇用統計 [前月比]  -276.0万人  245.0万人 
22:45   (米) 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)  49.6  
23:00   (米) 5月 建設支出 [前月比]  -2.9%  1.0% 
23:00   (米) 6月 ISM製造業景況指数  43.1  48.5 
27:00   (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 

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【6月29日海外市況】
ny0630

*週明け29日のNY外国為替市場では、リスク選好姿勢の高まりから円売り・ドル買いが広がり、107円台後半に上昇した。107円53~63銭。欧州株や米国株の上昇に伴ってリスク選好が広がり、円を売ってドルを買う動きが強まった。月末や四半期末要因の調整目的の売買も、円安・ドル高を促したとみられる。相場は約3週間ぶりの円安水準となる107円88銭まで売られた後は動意が弱まった。
*週明け29日のNY金は、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念が高まる中、堅調に推移した。1781.20ドル(+0.90)。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、新型コロナによる世界の死者数は50万人、感染者の累計は1000万人を超えた。米国では1日の新規感染者数が4万人に達しており、南部や西部を中心に経済活動を再度規制する動きが広がっている。カリフォルニア州は28日、ロサンゼルスなどでバーの再閉鎖を決めた。このため、安全資産である金の需要は衰えず、底堅く推移した。ただ、外国為替市場で主要通貨に対するドル高が進んだことから、ドル建て金の上値は抑えられた。
金ETFは、1178.90ドル(変わらず)。
NY白金は上伸。828.20ドル(+8.90)。
パラジウムも高い。1933.10ドル(+38.70)。
*週明け29日のNY原油は、景気回復への期待が盛り返し反発した。39.70ドル(+1.21)。欧州や中国の経済指標改善を受けて、景気回復への期待が広がった。6月のユーロ圏景況感指数は全体が75.7と、5月の67.5から改善。ただ、市場予想の80.0には届かなかった。また、中国の5月の工業部門企業利益は、6カ月ぶりに増加に転じた。一方、新型コロナによる世界の死者数は28日に50万人を突破した。米国の西部や南部を中心に新型コロナウイルスの新規感染者が増えていることも相場の重石となった。感染防止のため、南部テキサス州やフロリダ州などはバーの利用を規制。西部カリフォルニア州サンフランシスコ市は経済活動の再開を停止した。こうした動きが早期の景気回復の妨げになることが懸念されている。
*週明け29日のシカゴ・トウモロコシは大幅反発。326.25セント(+9.25)。
米農務省は30日、穀物在庫や作付面積報告を公表する。トウモロコシの作付けは農務省の3月予測から減少し、今月1日時点の在庫は4年ぶりの低水準となると見込まれている。
シカゴ大豆は小反発。866.50セント(+1.50)。米農務省が30日に作付面積や穀物在庫を公表するのを控え、ショートカバーが入った。一時は860セントまで下落し、今月17日以来の安値を付けた。市場では、大豆の作付面積は3月予測から増加し、今月1日時点の在庫は前年比で減少するものの依然として過去2番目の高水準となると予想されている。
*週明け29日のNYダウは急反発した。2万5595.80ドル(+580.25)。米連邦航空局(FAA)とボーイングは29日、737MAXの墜落事故の原因とみられている自動飛行制御システムの変更点を審査するための認証試験飛行を開始した。試験は3日程度かかる見通し。市場では同機の運航再開に向けた期待が高まり、ボーイング株など航空関連株を中心に買いが膨らんだ。また、5月米中古住宅販売仮契約指数は前月比44.3%上昇と、過去最大の伸びを記録。市場予想(18.9%上昇)を大幅に上回る内容となったことも相場を押し上げた。一方、米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、世界の感染者数の累計は1000万人、死者数は50万人に達した。米国でも経済活動を早期に再開した南部や西部の州で感染者が急増している。景気回復が遅れるとの警戒感が広がる半面、この日は米政府や金融当局による追加刺激策への期待が上回った。
【30日の経済指標】
08:30   (日) 5月 失業率  2.6%   
08:30   (日) 5月 有効求人倍率  1.32  
08:50   (日) 5月 鉱工業生産・速報値 [前年同月比]  -15.0%   
10:00   (中) 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI) 
14:00   (日) 5月 新設住宅着工戸数 [前年同月比]  -12.9% 
15:00   (南ア) 5月 マネーサプライM3 [前年同月比]  10.47% 
15:00   (英) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP、改定値) [前年同期比]  -1.6%
16:00   (トルコ) 5月 貿易収支  -45.6億ドル  
16:00   (スイス) 6月 KOF景気先行指数  53.2  
18:00   (欧) 6月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比]  0.1%  
18:00   (欧) 6月 消費者物価指数(HICPコア指数、速報値) [前年同月比]  0.9%
18:30   (南ア) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比年率]  -1.4%   
18:30   (南ア) 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) [前年同期比]  -0.5% 
21:00   (南ア) 5月 貿易収支  -350億ランド 
22:00   (米) 4月 ケース・シラー米住宅価格指数  222.21 
22:45   (米) 6月 シカゴ購買部協会景気指数  32.3  42.0 
23:00   (米) 6月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)  86.6  90.0 
25:30   (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言 

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【6月26日海外市況】
ny0626

*週末26日のNY外国為替市場では、米国で新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、107円台前半で推移した。107円15~25銭。5月米個人消費支出(PCE)が前月比8.2%増と過去最大の伸びとなったことを好感し、当初はドル買いが優勢となり、一時107円36銭付近まで上昇した。しかし、南部テキサス州やフロリダ州、西部カリフォルニア州などで新型コロナ感染者が急増していることへの警戒感から、NYダウが下落すると上値が重くなった。「有事のドル買い」と「リスク回避の円買い」が交錯する中、107円10銭台を中心に小動きとなった。
*週末26日のNY金は、新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感を背景に、3日ぶりに反発した。1780.30ドル(+9.70)。米南部や西部を中心に新型コロナの新規感染者が増加。25日の同国の新規感染者は4万人近くに達し、過去最多を更新したと報じられた。テキサス州は同日、規制していた経済活動の再開を一時停止すると発表。26日にはバーを閉鎖し、レストランの入店者数も50%に制限する方針を示した。こうした動きを受け、安全資産とされる金の需要は増加し、一時1784.20ドルの高値を付けた。この日は、NYダウが下落し、10年物米国債利回りは、6月初旬以来の安値を付けた。米国の1日当たりの新規感染者数が過去最多を記録したことが響いた。
金ETFは、1178.90トン(+3.51)。年初来最大。年初から32%増加。
NY白金は3日ぶりに反発。809.90ドル(+7.20)。
パラジウムも高い。1894.40ドル(+49.30)。
*週末26日のNY原油は、米国で新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを懸念し、反落した。38.49ドル(-0.23)。
南部テキサス州のアボット知事は26日、新型コロナ感染者の急増を受け、バーを閉鎖し、レストランの入店者数も50%に制限すると発表した。カリフォルニアやフロリダ、アリゾナなどの州でも感染者が大幅に増えており、経済活動が再び停滞し、エネルギー需要が減退することへの懸念が強まった。米エネルギー情報局(EIA)が24日発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫が前週比140万バレル増の5億4070万バレルと過去最高を更新したことも相場の重石。一方、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが26日公表した1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比1基減の188基と、2009年6月以来の低水準となった。需給引き締まりへの期待からやや下げ幅を削った。
*週末26日のシカゴ・トウモロコシは5日続落。317.00セント(-0.25)。約8週間ぶりの安値を付けた。米中西部の降雨で作物の生育見通しが改善したほか、新型コロナウイルスの感染急拡大で、経済への懸念が再燃した。週間ベースでは4.7%安と、3カ月超ぶりの大幅下落となった。トウモロコシの作付面積は、農務省の3月の報告から減少する見込みで、6月1日時点のトウモロコシ在庫は、4年ぶりの低水準が予想されている。
シカゴ大豆は5日続落。865.00セント(-4.25)。米中西部の降雨や、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを背景とした経済への懸念が響いた。新型コロナの感染者数の増加で、新たなロックダウン(都市封鎖)や、経済被害への懸念が高まり、株価や大半のコモディティー(商品)相場が押し下げられた。米中西部の降雨予報が相場を圧迫。作物の状況が改善すると予想。今年の大豆の作付面積は、農務省の3月の報告から増加する見込みで、6月1日時点の大豆の在庫は、史上2位の大きさになると予想されている。
*週末26日のNYダウは、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から大幅反落した。2万5015.55ドル(-730.05)。米国内で新型コロナの新規感染者数が再び増加傾向に転じている。景気回復の妨げとなることへの懸念が広がった。25日には、米国内の新規感染者が過去最多を更新したと報じられた。感染が増えているテキサス州やフロリダ州は26日、飲食店の利用制限などを発表した。米連邦準備制度理事会(FRB)が25日、大手銀行に対し、7~9月期の自社株買いを禁じ、株主配当に上限を設けると表明したことが金融株の売りを誘った。ナイキは3~5月期の純損益が市場予想に反して赤字に転落した。米中関係悪化への懸念も相場を下押した。米上院は25日、香港の自治侵害に関わった中国当局者らに制裁を科す「香港自治法案」を可決した。

【29日の経済指標】
08:50   (日) 5月 小売業販売額 [前年同月比]  -13.9%)
08:50   (日) 5月 百貨店・スーパー販売額(既存店) [前年同月比]  -22.1% 
18:00   (欧) 6月 経済信頼感  67.5  
18:00   (欧) 6月 消費者信頼感(確定値)  -14.7   
18:30   (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁発言 
21:00   (独) 6月 消費者物価指数(CPI、速報値) [前年同月比]  0.6%
23:00   (米) 5月 住宅販売保留指数 [前年同月比]  -34.6% 

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【6月25日海外市況】
ny0626

*25日のNY外国為替市場では、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から「有事のドル需要」が高まり、ドル円は107円台前半に上昇した。107円14~24銭。米国の一部の州で新型コロナの新規感染者が増えていることへの懸念などを背景に、ドル買いが優勢となった。ドルが対ユーロで上昇したことが対円相場にも波及し、一時107円45銭まで上昇した。5月米米耐久財受注額は、5年10カ月ぶりの伸びとなった。また、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が、一部の州の新型コロナ感染増によって全米での経済活動の停止が必要となるわけではないとの見方を示し、市場の警戒感が幾分和らいだ。
*25日のNY金は、ドル高や換金売りに押され続落した。1770.60ドル(-4.50)。米国内での24日の新型コロナの新規感染者数は3万6000人を上回り、過去最多を記録。感染の「第2波」や景気回復の遅れに対する懸念が広がった。これを受け、金相場は損失補填目的の換金売りが加速した。外国為替市場で主要通貨に対するドル高が進んだこともドル建て金には圧迫要因となった。
金ETFは、1175.39トン(-1.46)。
NY白金は続落。802.70ドル(-1.90)。
パラジウムも安い。1845.10ドル(-43.40)。
*25日のNY原油は、景気回復への期待が盛り返し反発した。38.72ドル(+0.71)。5月米耐久財受注額は前月比15.8%増と、5年10カ月ぶりの伸びとなった。最新週の新規失業保険申請は148万件と市場予想を上回った。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、一部の州で新型コロナウイルスの感染が急増しているが、全国規模で増加しているわけではないとの見方を示した。ただ、米国の一部州で新型コロナウイルスの感染者が増加したことが上値を抑制した。地図情報大手トムトムによると、6月の世界の主要都市の道路交通量は2019年の水準に回復した。

*25日のシカゴ・トウモロコシは4日続落。317.25セント(-7.00)。
米中西部の生育に好ましい天気予報を受け、作柄が改善されるとの見通しが重石となった。
シカゴ大豆は4日続落。869.25セント(-1.50)。米中西部の降雨予報が、作柄を改善させるとの見通しが強まった。米中西部の降雨予報を受け、アナリストらは大豆の作付け状況が改善すると予想している。

*25日のNYダウは、米金融当局が発表した規制緩和を好感し反発した。2万5745.60ドル(+299.66)。新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念も強く一時200ドル超下落する場面もあった。米連邦準備制度理事会(FRB)などは25日、金融危機後に導入した金融規制を一部緩和すると発表した。デリバティブ取引に伴う証拠金規制を緩和するのに加え、ファンドへの投資も拡大しやすくする内容。金融機関の手元資金増加や投資機会拡大につながるとの期待が広がり、金融株が大きく上昇、相場を押し上げた。また、原油価格の持ち直しで、エネルギー関連株も買われた。フロリダ州やアリゾナ州などでは感染者が急増。テキサス州は、経済再開の動きを一時中断すると発表した。景気回復の遅れへの懸念は強く、株価は伸び悩む場面も多かった。

【26日の経済指標】
(中) 休場 
08:30   (日) 6月 東京都区部消費者物価指数(CPI) [前年同月比]  0.2%  
20:00   (墨) 5月 貿易収支  -30.87億ドル  ― 
21:30   (米) 5月 個人所得 [前月比]  10.5%  -5.4% 
21:30   (米) 5月 個人消費支出(PCE) [前月比]  -13.6%  5.1% 
21:30   (米) 5月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比]  0.5%  ― 
21:30   (米) 5月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター) [前月比]  -0.4%  0.1% 
21:30   (米) 5月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター) [前年同月比]  1.0%  ― 
23:00   (米) 6月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値  78.9  

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