テクニカルマイスター

商品、為替、株式相場を,ファンダメンタルズとテクニカルから思いつくままに分析。

カテゴリ: 外電

9月26日(火)
【9月25日の海外相場および市況】
ny0926

*週明け25日のNY金は、北朝鮮情勢をめぐる緊張が再び高まる中、リスク回避目的の買いが入り続伸した。この日、国連総会のためNYを訪問中の李容浩北朝鮮外相が記者団に対し、トランプ大統領が「北朝鮮は長くはないだろう」と発言したことについて、「トランプ大統領は宣戦布告をした」と強調。米軍機の撃墜など「自衛的な対応を取るあらゆる権利がある」と警告した。これを受けて地政学的リスクが高まり、安全資産である金が買われた。NY白金はドル安を受けて12日ぶりに反発。

*週明け25日のNY原油は大幅続伸し、5カ月ぶりの高値をつけた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国の協調減産を点検している合同閣僚監視委員会は22日、ウィーンで会合を開催。最近の原油相場の安定を理由に、2018年3月末までの協調減産の延長を正式勧告することを見送った。同会合の議長を務めたクェートのマールゾウク石油相は、減産が世界の原油在庫をOPEC目標の5年平均水準に削減するのに寄与していると指摘。減産の効果が出始めていることを強調したことから、買いが優勢となり、一時52.28ドルまで上昇した。このほか、中東地域の地政学的リスクも原油相場をサポートした。イラク北部クルド自治政府は25日、独立の是非を問う住民投票を実施したが、イラク中央政府のほか、クルド人を多く抱えるトルコやイランなどが中東の不安定化を招くとして反発。トルコはイラク中央政府やイランと協調して制裁を科す可能性を警告している。トルコはイラク北部クルド自治区産の原油をトルコ国内の港に輸送しているパイプラインを停止する可能性を警告し、独立の是非を問う住民投票を実施したクルド自治区への圧力を強めた。またクルド自治政府とイラク中央政府との間では産油都市キルクークの帰属争いも続いており、原油供給に混乱が生じるのではないかとの懸念が広がっている。

*週明け25日のシカゴトウモロコシは、小麦高になびいて小幅続伸。シカゴ大豆は、良好なブラジル産地の天候を受けて反落。

*週明け25日のNY外国為替市場では、米朝間の対立激化に対する警戒感から安全通貨である円を買う動きが強まり、ドル円は111円台後半に下落した。24日投開票のドイツ連邦議会(下院)選挙では、メルケル首相率いる保守党与党が大幅に得票率を落とす一方、「反難民」を掲げる新興右派政党が躍進し、ドルは対ユーロで反発し、対円でも買われ、アジア時間では112円台で推移していた。しかし、この日、国連総会のためNYを訪問中の李容浩北朝鮮外相が記者団に対し、「トランプ米大統領は宣戦布告をした」と強調。米軍機の撃墜など「自衛的な対応を取るあらゆる権利がある」と警告した。これをきっかけに相場の流れが急反転し、ドル円は一時111円47銭まで下落した。また、ダドリー・NY連銀総裁が年内の追加利上げに前向きな姿勢を示したが、エバンズ・シカゴ連銀総裁は拙速な利上げは景気にはリスクになると懸念を表明した。市場は、26日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演で、金融政策に関する手掛かりが示唆されないか注目している。

*週明け25日のNYダウは、緊迫化する米朝関係に警戒感が強まり、3日続落した。この日、国連総会のためNYを訪問中の李容浩北朝鮮外相が記者団に対し、「トランプ米大統領は宣戦布告をした」と強調。米軍機の撃墜など「自衛的な対応を取るあらゆる権利がある」と警告した。これを受けて、リスクオフモードが強まり、売りが優勢となった。株式市場は、米政府が27日に公表する税制改革案に注目している。


【本日の主な経済指標およびイベント】
06:45 (NZ) 8月貿易収支 +0.85億NZD(+0.98億NZD) -8.25億NZD -12.35億NZD
08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨(7月19-20日開催分)
・強力な金融緩和を推進
・景気は緩やかに拡大
・2%程度は2019年ごろの可能性が高いとの認識を共有
09:00 (NZ) 9月ANZ企業景況感 18.3 -- 0.0
22:00 (米) 7月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比) +5.65% +5.70% --
23:00 (米) 8月新築住宅販売件数 57.1万件 58.5万件 --
      (米) 8月新築住宅販売件数 (前月比) -9.4% +2.5% --
23:00 (米) 9月消費者信頼感指数 122.9 120.0 --
23:00 (米) 9月リッチモンド連銀製造業指数 14 13


第134回 『おしえて陳さん』 
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9月25日(月)
【9月22日の海外相場および市況】
ny0925

*週末22日のNY金は、北朝鮮情勢の緊迫化などを背景に買いが入り、反発した。トランプ大統領が国連演説で「北朝鮮を完全に破壊するしかなくなる」と警告したことを受け、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は21日付の声明で「史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮する」と表明。北朝鮮の李容浩外相は、同国が太平洋上で過去最大級の水爆実験を行う可能性を示唆した。北朝鮮リスクに対する警戒感が強まり、安全資産である金が買われた。ただ、20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後、「年内あと1回」の利上げ観測が一段と強まっていることから、金利を生まない資産である金の上値は抑えられた。CFTC建玉9月19日時点:ファンドの金買い越しは23万6089枚(前週比-1万8671枚)と減少。総取組高は57万0096枚と前週比1万0510枚の減少。

*週末22日のNY白金は、南アフリカランドの対ドルでの下落を受けて続落。CFTC建玉9月19日時点:ファンドの白金買い越しは3万1648枚(前週比-6349枚)と減少。総取組高は7万6633枚と前週比3844枚の減少。

*週末22日のNY原油は小反発。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国はこの日、ウィーンで合同閣僚監視委員会を開催した。来年3月末に期限を迎える協調減産の延長について、原油相場がこのところ50ドル台を維持していることを理由に、延長の勧告が見送られた。また、ロシアのノバク・エネルギー相は会合終了後、減産を延長するかどうかについて、来年1月までは決定しないとの見通しを示した。これらの報を受けて、相場は一時マイナス圏に沈む場面もあったが、需給均衡に対する期待が強く、その後はプラス圏に再浮上した。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが午後に入り公表した最新週の国内石油掘削リグ稼働数は前週比5基減の744基と、過去6週間のうち5週間が減少したことも支援材料となった。CFTC建玉9月19日時点:ファンドの原油買い越しは41万8074枚(前週比+4万3594枚)と増加。総取組高237万7488枚と前週比3万2363枚の増加。

*週末22日のシカゴトウモロコシは続伸。天気予報によると、コーンベルト北西部は今後数日、一部で降雨が見込まれている。一方、中部と東部は高温や乾燥が予想されており、収穫に好都合な天候になるという。CFTC建玉9月19日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは3万8025枚(前週比-1万3411枚)と減少。総取組高は139万5966枚と前週比2万7241枚の増加。
*週末22日のシカゴ大豆は続伸し、6週間ぶりの高値で引けた。堅調な輸出需要が強材料。CFTC建玉9月19日時点:ファンドの大豆買い越しは2万0124枚(前週比+1万6532枚)と増加。総取組高は66万2802枚と前週比4231枚の減少。

*週末22日のNY外国為替市場のドル円相場は、北朝鮮情勢に対する警戒感からドルの上値は重くなった。金正恩朝鮮労働委員長は21日付の声明で、トランプ米大統領が国連演説で北朝鮮の「完全破壊」に言及したことを強く非難し、「史上最高の超強硬措置を慎重に検討する」と言明。また、李容浩外相が訪問先のニューヨークで、過去最大級の水爆実験を太平洋上で実施する可能性があると威嚇したため、ドル売り・円買いが進行した。CFTC建玉9月19日時点:ファンドのドル買い・円売りは5万1322枚(前週比-5975枚)と減少。総取組高は18万5352枚と前週比1万5092枚の減少。

*週末22日のNYダウは小幅続落。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が21日付の声明で、米国に対して「史上最高の超強硬対応措置を考慮する」と威嚇。トランプ大統領が国連演説で北朝鮮の「完全破壊」を警告したことに対抗し、太平洋上で水爆実験を実施する可能性も出ている。これを受けて、株式市場では利益確定売りが優勢となった。

【本日の主な経済指標およびイベント】
ヨハネスブルグ休場(伝統文化継承の日の振替休日)
17:00 (独) 9月Ifo景況感指数 115.9 116.0 

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9月22日(金)
【9月21日の海外相場および市況】
ny0922

*21日のNY金は反落。米連邦準備制度理事会(FRB)が前日の連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に追加利上げに前向きな姿勢を示したため、金利を生まない金には売り圧力がかかった。前日のFOMCでは、FRBは政策金利の据え置きと保有資産の縮小開始を決定。FOMC参加者による政策金利見通しでは、これまでの想定通り「年内あと1回」の利上げを堅持したほか、来年3回の利上げ想定回数なども据え置いた。FRBが市場の想定よりもタカ派的な姿勢を示したことから、金売りが進んだ。また、為替市場ではFRBによる政策決定を受けて対ユーロでドル高が進行し、ドル建て金に割高感が生じた。今後は、米国で医療保険制度改革(オバマケア)の代替や税制改革、資金の本国送還に関する法律が成立すれば、経済成長の加速を意味し、金にとっては弱材料になると予想されている。ペンス米副大統領は21日、所属する共和党の議員らに対し、同党がオバマケアを撤廃・代替する「最後の最良のチャンス」を支持するよう促した。NY白金はドル高を受けて10日続落。

*21日のNY原油は小反落。石油輸出国機構(OPEC)主導の会合を翌22日に控える中、利食い売りに小反落した。ただ、OPECにロシアなどを加えた非加盟国が過剰在庫の解消に取り組む一方で、米国では商品価格の上昇に乗じたシェールオイル増産が継続。米エネルギー情報局(EIA)が前日に公表した週間統計によると、原油在庫は15日までに3週連続で増加したほか、産油量も5週連続で拡大していた。

*石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国は22日にウィーンで開く閣僚級会合で、協調減産の延長の可能性について協議するほか、減産合意の順守状況を見極める輸出を監視することを検討する。22日のOPEC加盟国・非加盟国合同監視委員会の会合には、OPEC側からクウェート、ベネズエラ、アルジェリア、非加盟国側からロシアとオマーンの閣僚が出席。 クウェートのマルズーク石油相は記者団に対し、減産合意の順守率は前月から改善し100%を超えていると述べた。このほか、アルジェリアのギトウニ・エネルギー相は前日、今回の会合で現行の協調減産の延長について協議するとの見通しを表明。また、ロシアのノバク・エネルギー相は今回の会合で原油輸出を監視する方法について協議することを明らかにしている。現行の減産合意の期限は2018年3月末。OPEC代表者によると、どの程度延長するかについては、これまでのところ合意は得られていない。

*21日のシカゴトウモロコシは小幅続伸。シカゴ大豆は続伸。

*21日のNY外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測を背景にしたドル買いが継続し、ドル円は112円台半ばに上昇した。20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表された参加者の政策金利見通しでは、「年内あと1回」の利上げの想定などが維持された。低インフレが警戒される中、参加者が利上げへの姿勢を変えていないことが確認されると、長期金利が上昇し、ドル買い・円売りが活発化した。この日もドル買い・、円売りの流れが継続したが、米国が対北朝鮮の追加制裁を発表するとの報を受けて警戒感が広がり、利益確定のドル売りも加わり、高値圏で保ち合いとなった。FOMCを通過し、市場の焦点は米政権と与党共和党執行部が来週公表する税制改革法案に移っている。

*21日のNYダウは10日ぶりに反落。日米などで22日に発売される腕時計型端末「アップルウオッチ」の新製品の一部に、通信接続の不具合があると伝わったことや、米国や中国でスマートフォン「iPhone8」の先行予約数が過去のモデルより大幅に少ないとのアナリストリポートも嫌気された。また、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け、市場では「年内あと1回」の利上げ観測が拡大し、金融の引き締まりへの警戒感も重石になった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
16:30 (独) 9月製造業PMI・速報 59.3 59.0 --
16:30 (独) 9月サービス業PMI・速報 53.5 53.7 --
17:00 (EU) 9月製造業PMI・速報 57.4 57.2 --
17:00 (EU) 9月サービス業PMI・速報 54.7 54.8 --

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9月21日(木)
【9月20日の海外相場および市況】
ny0921

*19、20日に米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を1.00-1.25%のレンジで据え置いた。一方、4兆5000億ドル規模の保有証券の縮小を10月に開始することを決定した。ハリケーンの経済への悪影響は一時的なものになるとの見方を示し、年内あと1回、来年3回の利上げ予測を維持した。これを受けて、CMEのフェドウオッチによる12月の利上げ確率は72%まで上昇している。

*20日のNY金は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定を控えて、ドルが対ユーロで弱含んだため、ドル建て金は割安感から買われた。トランプ米大統領が前日の国連総会の一般討論演説で、核・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、脅威を与えるなら「完全に破壊する」と警告を発したことも、安全資産である金には下支え材料となった。
20日のNY白金は、南アランドが対ドルで下落し、9日続落。

*引け後にFOMCの結果が公表されたが、利上げ見通しに変更がないことから、NY金電子取引は15ドル程度急落し、一時1299.77ドルまで下げた。9時過ぎには1302ドル台まで戻し、保ち合っている。

*20日のNY原油は、需給不均衡是正への期待感から買いが優勢となり、約2カ月ぶりに終値が50ドル台を回復した。イラクのルアイビ石油相は前日、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国が現行の協調減産措置について来年4月以降の期限延長や減産規模の拡大など幾つかの選択肢を協議中と表明した。22日にはウィーンで、現行の協調減産措置(日量180万バレル)に関するOPECと非加盟産油国の協議が行われる。これを受け、市場では需給均衡への期待感が広がった。米エネルギー情報局(EIA)が発表した15日までの1週間の米原油在庫は前週比460万バレル増と、3週連続の積み増し。増加幅は市場予想(350万バレル増)を上回った。一方、ガソリン在庫は210万バレル減と予想と一致。ディスティレート(留出油)在庫は570万バレル減となり、予想(160万バレル減)の3倍以上の取り崩しとなった。予想以上の原油在庫増加は、ハリケーン『ハービー』の影響によるものと見られている。

*20日のシカゴトウモロコシは、買戻しに反発。シカゴ大豆は、輸出需要の回復を受けて反発。

*20日のNY外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した経済・金利見通しが市場の想定よりも利上げに前向きと受け止められたことからドルが買われ、ドル円は7月下旬以来約2カ月ぶりに112円50銭台まで上昇した。FRBが公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、政策金利の据え置きに加え、10月からの保有資産の縮小開始が決まった。結果はほぼ織り込み済みだったものの、今年および来年の金利見通し(中央値)に変更がなく、引き続き利上げに前向きな姿勢が示されたことでドル買いが活発化した。

*20日のNYダウは9日続伸し、7日連続で最高値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で、年内の追加利上げ観測が高まるとの予測から金融株などが買われた。FOMCでは、政策金利の据え置きと保有資産の10月からの縮小開始が決定された。また、市場が注目していた参加者による金利見通しでは、「年内あと1回」の利上げの想定が維持された。これを受けて年内の利上げ観測が一段と高まり、長期金利が上昇した。


【本日の主な経済指標およびイベント】
未定  (日) 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表  -0.10%  -0.10% 
未定  (南ア) 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利  6.75%  6.50% 
07:45 (NZ) 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) [前期比]  0.5% (0.6%)  0.8% 0.8%
13:30 (日) 7月 全産業活動指数 [前月比]  0.4%  -0.1% 
15:30 (日) 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見 
17:00 (EU) 欧州中央銀行(ECB)月報 
21:30 (米) 前週分 新規失業保険申請件数  28.4万件  30.2万件 
21:30 (米) 9月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数  18.9  17.1 
22:00 (米) 7月 住宅価格指数 [前月比]  0.1%  0.4% 
22:30 (EU) ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 
23:00 (EU) 9月 消費者信頼感(速報値)  -1.5  -1.5 
23:00 (米) 8月 景気先行指標総合指数 [前月比]  0.3%  0.3%

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9月20日(水)
【9月19日の海外相場および市況】
ny0920

*19日のNY金は、ほぼ変わらず。19日から2日間の日程で始まった米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策会合では、保有資産の圧縮や政策金利の据え置き決定は確実視されているが、FOMC終了後の声明やFOMCメンバーらの金利見通し、イエレンFRB議長の記者会見から今後の利上げペースに関する手掛かりを得たいとの思惑が強まったため、様子見となった。NY白金はドル高を受けて8日続落。

*19日のNY原油は反落。米国内でのシェールオイル増産傾向が強まり、需給引き締まりへの期待が後退した。イラクのルアイビ石油相がこの日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国が現行の協調減産措置について来年4月以降の期限延長や減産規模の拡大など幾つかの選択肢を協議中と明らかにしたことが支援材料となり、一時50.42ドルまで上昇。また、前日にはサウジアラビアの7月の石油輸出量が日量20万バレル近く減少したとの報も伝えられていた。しかし、米エネルギー情報局(EIA)が前日に公表した月間掘削生産リポートで、10月の米シェールオイル生産量が足元の価格回復を背景に日量7万9000バレル程度増加し、10カ月連続で拡大するとの見通しを示したことが圧迫材料となって売りに転じた。また、カリブ海で新たな大型ハリケーン「マリア」が発生したことを受け、原油需要が鈍化するとの懸念も強まった。

*引け後に発表された米石油協会(API)による15日までの1週間の同国原油在庫は140万バレル増と、市場予想の350万バレル増を下回った。電子取引では反発し、50.26ドル(+0.36)レベルで推移している。

*19日のシカゴトウモロコシは米国産地での収穫が進んでいることを受けて続落。シカゴ大豆も続落。

*19日のNY外国為替市場のドル円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策決定を翌日に控えて様子見が強まり、111円台後半で小動きとなった。19日から2日間の日程で始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)では、保有資産の圧縮や政策金利の据え置きが決定されることは織り込み済みだが、先週発表された米消費者物価指数(CPI)が堅調だったことを受けて、市場ではイエレンFRB議長による記者会見やFOMC参加者による政策金利見通しなどに注目が集まっている。

*19日のNYダウは8営業日続伸となり、6日連続で最高値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)19日から2日間の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。政策金利の据え置きや保有資産の圧縮計画決定は織り込み済みだが、FRBが想定する「年内あと1回」の利上げの有無や金利動向などを見極めたいとの思惑から、積極的な売買は手控えられた。


【本日の主な経済指標およびイベント】
07:45 (NZ) 4-6月期経常収支 (対GDP比) -3.1%(-2.9%) -3.1% -2.8%
08:50 (日) 8月貿易収支 +4188億円(+4217億円) +1044億円 +1136億円
15:00 (独) 8月生産者物価指数 (前年比) +2.3% +2.5% --
17:00 (南ア) 8月消費者物価指数 (前年比) +4.6% +4.9% --
17:30 (英) 8月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +0.3% +0.2% --
23:00 (米) 8月中古住宅販売件数 544万件 545万件 --
      (米) 8月中古住宅販売件数 (前月比) -1.3% +0.2% --
27:00 (米) FOMC政策金利発表 1.00-1.25% 

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9月19日(火)
【9月18日の海外相場および市況】
ny0919

*週明け18日のNY金は続落し、3週間ぶりの安値をつけた。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測の再燃や市場のリスク選好モードの回復を背景に続落した。14日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る内容だったことから、FRBが「年内あと1回」と想定する追加利上げ観測が強まり、金利を生まない金には売りが継続した。ハリケーン被害も想定よりも小さい見込みで、北朝鮮情勢に対する警戒感も後退したことから、NYダウが連日にわたり史上最高値を更新しているため、リスクオフの巻き戻しが進み、金は一時1308.70ドルまで下落した。19、20日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、FRB保有資産の圧縮開始が決定される見通し。市場では、FRBが年内あと1回の利上げの可能性についてどのような見解を示すかに注目が集まっている。NY白金はドル高を受けて7日続落。

*週明け18日のNY原油はほぼ横ばい。先週は、週間ベースで5.0%超上昇し、約1カ月半ぶりの高値水準に達していたことから、利益確定の売りが出やすかった。一方、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが前週末に発表した最新週の国内石油掘削リグ稼働数が前週比7基減と6月以来の低水準になったことに加え、石油輸出国機構(OPEC)と国際エネルギー機関(IEA)による需給均衡見通しなどを受けて、需給均衡化への期待が広がる中、昼すぎにはプラス圏に浮上した。

*米エネルギー情報局(EIA)は18付の月間掘削生産性リポートで、10月の国内シェールオイル生産が前月比約7万9000バレル増の日量610万バレルになるとの見通しを示した。増加は10カ月連続で、国内原油価格がバレル当たり50ドル超に回復していることが背景。

*週明け18日のシカゴトウモロコシは、米国の収穫期入りを受けて反落。シカゴ大豆も続落。

*週明け18日のNY外国為替市場のドル円相場は、リスク選好モードの回復や米長期金利の上昇を受けて、111円台半ばに上昇した。ハリケーン被害や北朝鮮情勢に対する過度の警戒感がとりあえず後退し、市場心理が好転し、安全通貨である円が売り戻され、ドルが買い戻された。14日に発表された米消費者物価指数(CPI)の上昇を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測が高まり、米長期金利が上昇したこともドル買いに拍車を掛け、一時111円66銭まで上昇した。ただ、19、20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、様子見姿勢が幾分強まった。

*週明け18日のNYダウは7日続伸し、5日連続で最高値を更新した。14日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)が堅調だったことで年内の追加利上げ観測が高まる中、長期金利の上昇を眺めて金融株や資本財株が買われた。北朝鮮をめぐる地政学リスクへの懸念も後退し、買い意欲が継続したようだ。


【本日の主な経済指標およびイベント】
10:30 (豪) RBA議事録
18:00 (独) 9月ZEW景気期待指数 10.0 12.0 --
18:00 (EU) 9月ZEW景気期待指数 29.3 -- --
18:00 (EU) 7月建設支出 (前月比) -0.5% -- --
21:30 (米) 8月住宅着工件数 115.5万件 117.4万件 --
21:30 (米) 8月建設許可件数 122.3万件(123.0万件) 122.0万件 --
21:30 (米) 4-6月期経常収支 -1168億USD -1160億USD --
21:30 (米) 8月輸入物価指数 (前月比) +0.1% +0.4% --

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9月18日(月)
【9月15日の海外相場および市況】
ny0918

*週末15日のNY金は反落。欧州中央銀行(ECB)当局者が資産買い入れ策の規模縮小を求める発言をしたことも下押し要因。また、前日に発表された8月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る堅調な内容だったことを受け、市場ではFRBによる年内追加利上げ観測が再燃しており、金利を生まない資産である金の上値を抑えた。ただ、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて安全資産としての需要に下値は支えられた。CFTC建玉9月12日時点:ファンドの金買い越しは25万4760枚(前週比+9462枚)と増加。総取組高は58万0606枚と前週比1万3789枚の増加。

*週末15日のNY白金はドル高を受けて6日続落。CFTC建玉9月12日時点:ファンドの白金買い越しは3万7997枚(前週比+24枚)と増加。総取組高は8万0477枚と前週比1169枚の増加。

*週末15日のNY原油は横ばい。石油輸出国機構(OPEC)と国際エネルギー機関(IEA)による需給均衡見通しや、ドルの対ユーロ相場下落などを支援材料に買いが入り、再び一時50ドル台を回復した。OPECは12日公表の月報で、2018年の世界石油需要を日量3283万バレルとし、前月予想から410万バレル上方修正。IEAは13日発表の月報で、17年の需要増加幅の見通しを日量160万バレルとし、前回予想から11万バレル上方改定していた。最新週の国内石油掘削リグ稼働数が前週比7基減の749基と6月以来の低水準となったことも強材料。しかし、その後は週末要因から利益確定売りが出て上値を削った。CFTC建玉9月12日時点:ファンドの原油買い越しは37万4480枚(前週比-7633枚)と減少。総取組高234万5125枚と前週比1万9539枚の増加。

*週末15日のシカゴトウモロコシは小幅続伸。ただ、今後米中西部で活発に収穫が行われるとの見通しが上げ幅を抑えた。CFTC建玉9月12日時点:ファンドのトウモロコシ売り越しは2万4614枚(前週比+1万0614枚)と増加。総取組高は136万8725枚と前週比3万1093枚の増加。

*週末15日のシカゴ大豆は、利食い売りに反落。CFTC建玉9月12日時点:ファンドの大豆買い越しは3592枚(前週比+5636枚)と増加。総取組高は66万7033枚と前週比3854枚の増加。

*週末15日のNY外国為替市場のドル円は、北朝鮮のミサイル発射の売りが消化されて一時111円30銭台まで上昇したが、8月の米小売売上高や鉱工業生産指数がともに市場予想を下回ったことを受けて利益確定売りから110円80銭台に軟化して引けた。8月の小売売上高は前月比0.2%減とプラスの市場予想を下回り、鉱工業生産指数も前月比0.9%低下と7カ月ぶりにマイナスに転じた。ただ、8月下旬に米テキサス州に上陸した大型ハリケーン「ハービー」が大きく影響したとみられ、市場の反応は鈍かった。ミシガン大学が発表した9月の米消費者信頼感景況指数は95.3と前月から低下したものの、市場予想を上回った。CFTC建玉9月12日時点:ファンドのドル買い・円売りは5万7297枚(前週比-1万5648枚)と減少。総取組高は20万0444枚と前週比1万2756枚の減少。

*週末15日のNYダウは続伸し、4日連続で最高値を更新した。大型ハリケーンの米経済への影響や北朝鮮情勢に対するリスク懸念後退による買いが継続した。

【本日の主な経済指標およびイベント】
東京休場(敬老の日)
18:00 (EU) 8月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.5%(+1.3%) +1.5% --
23:00 (米) 9月NAHB住宅市場指数 68 67 --
29:00 (米) 7月対米証券投資 +344億USD

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9月15日(金)
【9月14日の海外相場および市況】
ny0915

*15日午前7時前、北朝鮮は北朝鮮西岸から弾道ミサイルを発射した。ミサイルは07:04~07:06頃に日本領域上空(北海道地方)を通過し、07:16頃に襟裳岬の東約2000kmの太平洋上に着水した模様。これをを受けて、リスクオフモードが強まり、ドル円は一時109円56銭までドル安・円高が進んだ。

*14日のNY金は、堅調な米インフレ指標の発表を受けて一時売られたものの、その後は買い戻しが入り、ほぼ横ばいとなった。8月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇と、市場予想の0.3%上昇を上回った。また、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.2%上昇で予想と一致。前年同月比では全体が1.9%上昇、コアが1.7%上昇となり、米連邦準備制度理事会(FRB)が目標とするインフレ率の2.0%に接近した。これを受けて、FRBが想定する「年内あと1回」の利上げを後押しする内容との見方が広がり、金利を生まない資産である金には下押し圧力がかかった。ただ、CPIの発表を受けて対ユーロでいったんは買われたドルがその後は売り戻されたことから、ドル建て金には割安感が生じ、下値を切り上げて引けた。また、中国の仮想通貨「ビットコイン」を扱う取引所「ビットコイン中国」が、今月末で取引を全面停止すると発表したことも支援材料となった。北朝鮮をめぐる地政学的リスクも依然として燻っている。NY白金は5日続落。

*15日のNY金電子取引は、北朝鮮のミサイル発射を受けて8ドル以上上昇し、1337ドル台で推移している。

*15日のNY原油は4日続伸。一時50ドル台を回復し、1カ月半ぶりの高値をつけた。国際エネルギー機関(IEA)は前日公表の月報で、ドル安などを理由に2017年の世界石油需要の増加幅見通しを前回予想の前年比日量150万バレルから160万バレルに上方修正。また、石油輸出国機構(OPEC)主導による協調減産や欧州や米国での需要拡大などを受けて、世界的な石油余剰が縮小しつつあると指摘した。これを受け、需給不均衡が是正されるとの期待が広がった。

*15日のシカゴトウモロコシは、大豆高に追随して上伸。シカゴ大豆は、輸出需要が支援となって上昇。主要輸出国ブラジルの大豆作付けが乾燥天候で遅れる可能性や、アルゼンチンでは過剰な降雨で遅れる可能性が取りざたされている。

*14日のNY外国為替市場では、堅調なインフレ指標を受けてドルが買われ、ドル円は一時、8初旬以来約1カ月半ぶりに111円台まで急伸した。8月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇と市場予想の0.3%上昇を上回った。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による「年内あと1回」の利上げ観測が再燃し、ドルが買われた。しかし、その後は円が急速に買い戻され、110円台半ばに軟化した。市場では、北朝鮮が再びミサイル発射などの挑発行為に出るとの観測報道が入り乱れ、円が買い戻されたようだ。

*14日のNYダウは3日連続で最高値を更新した。8月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇し、市場予想の0.3%上昇を上回った。また、最新週の新規失業保険申請件数も前週比1万4000件減の28万4000件と堅調な内容となり、市場では年内の利上げ観測が拡大した。米金利が上昇し、株価の重石となったが、ボーイング社の大型受注やドイツ銀行による同社の株価目標の引き上げが好感され、相場全体を押し上げた。


【本日の主な経済指標およびイベント】
07:30 (NZ) 8月企業景況感(PMI) 55.4(55.5) -- 57.9
16:00 (トルコ) 6月失業率 10.2% 10.4% --
18:00 (EU) 7月貿易収支(季調前) +266億EUR -- --
21:30 (米) 9月NY連銀製造業景況指数 25.20 18.00 --
21:30 (米) 8月小売売上高 (前月比) +0.6% +0.1% --
      (米) 8月小売売上高 (前月比:除自動車) +0.5% +0.5% --
22:15 (米) 8月鉱工業生産 (前月比) +0.2% +0.1% --
22:15 (米) 8月設備稼働率 76.7% 76.7% --
23:00 (米) 9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報 96.8 95.0 --
23:00 (米) 7月企業在庫 (前月比) +0.5% +0.2%


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9月14日(木)
【9月13日の海外相場および市況】
ny0914

*13日のNY金は3日続落。8月の生産者物価指数(PPI)が前月からプラスに転じたことからインフレ上昇の兆しと好感されてドルが上昇し、ドル建て金は割高感から売られた。ただ、北朝鮮をめぐる地政学的リスクなどが依然くすぶっていることから、下値は限定的だった。

*13日のNY原油は続伸し、1カ月ぶりの高値をつけた。国際エネルギー機関(IEA)が13日発表した9月の石油市場月報で、「欧州と米国を中心に想定よりも強い需要の伸びが見込まれる」として、2017年の世界の石油需要増加幅が日量160万バレルになるとの見通しを示し、前回予想の日量150万バレルから上方修正した。これを受けて、需給緩和懸念が後退したことから、買いが優勢となった。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計では、テキサス州に上陸したハリケーン「ハービー」の影響で主要な石油精製施設が一時稼働停止を余儀なくされたことを受け、ガソリン在庫が前週比840万バレル減、ディスティレート(留出油)在庫も320万バレル減(同150万バレル減)と、いずれも市場予想を大きく上回る取り崩しとなった。原油在庫は590万バレル増と予想を上回る積み増しだったものの、主要な石油精製施設が既に操業を再開していることから、石油製品の需給が引き締まる可能性があるとして、原油相場は一段と上げ幅を拡大した。

*13日のシカゴトウモロコシはまちまち。米国産トウモロコシの作柄は、成熟が平年より遅い。ただ天気予報では向こう2週間、主要産地の中西部コーンベルトにおけるシーズン末の降霜リスクは低いとされている。シカゴ大豆はショートカバーが入り反発。

*13日のNY外国為替市場では、インフレ関連指標の発表などを受けて円売り・ドル買いが優勢となり、ドル円は110円台半ばに上昇した。8月の生産者物価指数(PPI)は季節調整後で前月比0.2%上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は0.1%の上昇。ただ、全体、コア指数はともに市場予想をやや下回ったものの、いずれも前月からプラスに反転した。これを受けて市場では、翌14日に発表される消費者物価指数(CPI)の上昇に期待が強まり、米長期金利の小幅上昇もあってドル買いが継続した。

*13日のNYダウは2日連続で最高値更新。国際エネルギー機関(IEA)が13日発表の石油市場月報で、世界的に旺盛な需要や石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国による減産で、世界の石油余剰が縮小し始めているとの見方が示された。これが好感されて、昨日はNY原油が大幅続伸し、約1カ月ぶりの高値を付けたことでエネルギー関連株が相場を押し上げた。また、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計で、ガソリン在庫とディスティレート(留出油)在庫がともに市場予想よりも減少したことも支援要因。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:01 (英) 8月RICS住宅価格 +1% 0% +6%
10:30 (豪) 8月就業者数 +2.79万人 +2.00万人 --
10:30 (豪) 8月失業率 5.6% 5.6% --
11:00 (中) 8月鉱工業生産 (前年比) +6.4% +6.6% --
11:00 (中) 8月小売売上高 (前年比) +10.4% +10.5% --
13:30 (日) 7月鉱工業生産・確報 (前月比) -0.8% -- --
16:30 (スイス) スイス中銀政策金利発表 -0.75% -- --
17:00 (南ア) 4-6月期経常収支 (対GDP比) -2.1% -1.9% --
20:00 (英) BOE政策金利発表 0.25% -- --
20:00 (英) BOE議事録
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利発表 8.00% -- --
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 29.8万件 30.0万件 --
21:30 (米) 8月消費者物価指数 (前月比) +0.1% +0.3% --
   (米) 8月消費者物価指数 (コア:前月比) +0.1% +0.2% --
   (米) 8月消費者物価指数 (前年比) +1.7% +1.8% --
   (米) 8月消費者物価指数 (コア:前年比) +1.7% +1.6% --


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9月13日(水)
【9月12日の海外相場および市況】
ny0913

*12日のNY金は、北朝鮮情勢やハリケーン被害に対する過度の懸念が後退する中、小幅続落した。北朝鮮による6回目の核実験を受け、国連安全保障理事会は11日、北朝鮮への原油・石油精製品輸出に上限を設ける米国作成の対北朝鮮制裁決議を全会一致で採択した。米国は当初、石油の全面禁輸に加え、金正恩朝鮮労働党委員長を資産凍結などの制裁対象とすることを求めていたが、北朝鮮の不安定化を懸念する中ロとの交渉で米国が譲歩し、いずれの措置も見送られた。これを受けて、地政学的リスクに対する過度の警戒感が後退し、安全資産とされる金には売り圧力がかかった。また、米フロリダ州に上陸したハリケーン「イルマ」による被害が懸念されたよりも大きくないとの見方が広がったことも圧迫材料となった。NY白金はドル高を受けて3日続落。

*12日のNY原油は続伸。石油輸出国機構(OPEC)がこの日発表した月報によると、8月の加盟国産油量は前月比0.2%減の日量計3275万5000バレルと、4月以来4カ月ぶりのマイナスとなった。またOPECは、2018年の世界の石油需要見通しも上方修正。これを受けて需給不均衡の是正が世界的に進むとの期待が広がり、買いが優勢となった。さらに、OPECが最近相次いで米国を襲った2つのハリケーンによる原油需要への影響は「取るに足りない」との見方を示したことも下支え要因。ハリケーン「ハービー」の影響で8月下旬から閉鎖していたテキサス州の主要な石油精製施設が徐々に操業を再開しており、在庫のだぶつき懸念は後退している。ただ、高値圏では利益確定売りも出て、上値は抑えられた。

*終了後に米石油協会(API)が発表した8日時点の同国原油在庫は、前週比620万バレルの増加。市場予想は320万バレル増加だった。これを受けてNY原油の電子取引は48.30ドル(+0.07)と堅調に推移している。

*12日のシカゴトウモロコシは急反落。米農務省が2017年度の米国産トウモロコシの単収見通しを市場予想に反して引き上げたのを受け、2%近く値を下げた。米農務省は9月の農産物需給報告で米国産トウモロコシの単収見通しを169.9ブッシェルと、前月の169.5ブッシェルから上方修正。市場予想の168.2ブッシェルを上回った。期末在庫についても、23億3500万ブッシェルと、前月の22億7300万ブッシェルから引き上げた。

*12日のシカゴ大豆は4日続落。米農務省が需給報告で米国産大豆の単収見通しを予想に反して上方修正したことが圧迫要因。9月の農産物需給報告では、米大豆の単収を49.9ブッシェルと、前月の49.4ブッシェルから上方修正。市場予想の48.8ブッシェルを上回った。

*12日のNY外国為替市場では、北朝鮮情勢やハリケーン被害に対する過度の懸念が後退し、米長期金利が上昇したことからドル円は110円台前半に上昇した。大型ハリケーン「イルマ」はフロリダ州に上陸したが、同州の中心都市マイアミが直撃を免れたため、経済的な損失が当初懸念されたよりも大きくないとの見方が広がった。また、北朝鮮によるミサイル発射など新たな挑発行動は見られず、リスク回避姿勢が後退した。それまで安全通貨として買われていた円がこの日は売り戻され、ドルは反発に転じた。また、米債券売りに伴う長期金利の上昇もドルを押し上げた。

*12日のNYダウは続伸し、最高値を更新した。10日に米南部フロリダ州に上陸したハリケーン「イルマ」による経済的損失が想定よりも小さく収まるとの見方が広がったほか、北朝鮮による新たなミサイル発射などへの警戒感も後退し、市場ではリスク選好意欲が回復し、買いが優勢となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 7-9月期景況判断BSI・大企業全産業 -2.0 -- 5.1
08:50 (日) 7-9月期景況判断BSI・大企業製造業 -2.9 5.0 9.4
17:30 (英) 8月失業者数 -0.42万人 -- --
17:30 (英) 8月失業率 2.3% -- --
17:30 (英) 7月ILO失業率(3カ月) 4.4% 4.4% --
18:00 (EU) 7月鉱工業生産 (前月比) -0.6% +0.1% --
20:00 (南ア) 7月小売売上高 (前年比) +2.9% +2.5% --
21:30 (米) 8月生産者物価指数 (前月比) -0.1% +0.3% --
   (米) 8月生産者物価指数 (コア:前月比) -0.1% +0.2% --
   (米) 8月生産者物価指数 (前年比) +1.9% +2.5% --
   (米) 8月生産者物価指数 (コア:前年比) +1.8% +2.1% 

第132回 『おしえて陳さん』 
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