【ドル円は調整安局面か】
ドル円は米長期金利の上昇に並行して上昇し、21日には111円40銭まで円安が進行した。
しかし、米長期金利が反落に転じると、ドル円も下落となった。
日足の一目均衡表を見ると、ちょうど「雲」のねじれの日に反落しており、転換線を下回って基準線まで下落した。遅行線がまだ実体とデッドクロスしていないため、現在の下落は調整安に留まる可能性はある。
そのため、基準線のある109円50銭あたりで下げ止まる可能性はある。
しかし、一度ブレイクした200日移動平均線を下回ったことで、上値警戒感が強まる可能性はあり、戻り売りが強まるかもしれない。相対力指数(RSI)も高値圏から下落しており、それなりの下落が予想される。
基準線を下回った場合、100日移動平均線(現在108円32銭)、50日移動平均線(108円06銭)あたりが下落の目安になりそうだ。
調整一巡後は、「雲」が上昇していることから、再び下値を切り上げていくと予想する。
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