テクニカルマイスター

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カテゴリ: ガソリン

【東京ガソリンテクニカル分析】

ガソリン相場が急速に出直っている。急落前の高値8万1250円(10月1日)と安値6万8550円(10月17日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、0.38倍押し=7万6420円、0.5倍(半値)押し=7万4900円、0.62倍押し=7万3380円、となり、現在は0.62倍押しを超えて、0.5倍押しのレベルに向けて上昇しているところ。0.5倍押しのラインは一目均衡表も基準線とほぼ一致しているため、ここをブレイクすると、下落基調が終了したとの見方も強まりそうだ。

0.62倍押しのラインの上には、50日、100日、200日の主要な移動平均線があり、これらが上値を抑える可能性がある。しかし、一目均衡表の雲が切り下がり、しかも厚みがほとんどなくなるため、11月上旬から中旬にかけては、上値抵抗線(ゾーン)としての雲の威力は弱まり、上方に伸びやすくなる可能性もあり注意しておきたい。目先的には、心理的にも切りのいい7万5000円を終値でブレイクできるかどうかがポイントになるだろう。


*東京ガソリン日足

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【東京ガソリンテクニカル分析】

東京ガソリンは9月26日に、2015年4月限が発会した。需要期のはしりのため、3月限に対して上ザヤが買われ、日足の先限チャートでは、上放れた状況になった。一目均衡表の転換線、基準線そして雲の上限を上回った。遅行線も雲を超えており、上昇相場への条件が揃いつつあるようだ。

また、4月以降の高値と安値にフィボナッチリトレースメントを当てはめてみる。安値7万6520円(5月7日)、高値8万2320円(6月23日)より上昇幅は5800円であるから、高値より0.38倍押し=8万120円、0.5倍(半値)押し=7万9420円、0.62倍押し=7万8720円となるが、0.38倍押しの水準を超えており、全値戻しの可能性もあるかもしれない。

MACDは9月半ばからゼロラインを超えていたが、ほぼ横ばいに推移していた。ところが、ここに来てゴールデンクロスが示現しつつある。RSI(相対力指数14日)は60%を超えて上昇しており、上昇基調が強まってきている。

上昇相場に発展する可能性が出てきたが、まずは目先の上値抵抗線である8万1000円を超えることができるかどうかがポイントになるだろう。


*東京ガソリン日足
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【東京ガソリンテクニカル分析】

東京ガソリンは8月中旬から反発に転じ、9月上旬には8万円の大台を回復する場面もあったが、8万円台は回復せず、次第に上値を切り下げる展開となった。日足の一目均衡表を見ると、雲の抵抗を受けて上値が抑えられたと言えるだろう。その後、9月10日に転換線を割り込んで下落基調が強まるかと思われたが、7万9000円にサポートされ、底堅く推移した。基準線は7万8835円で、これもサポートとして機能したようだ。

現在、ちょうど雲の薄い時間帯にあり、上値抵抗線の力は弱まっている。MACDは横ばいながら依然としてゼロラインを上回っており、下落基調に転換はしていない。RSI(相対力指数)は50%台を戻し、地合いはやや強くなっている。転換線が基準線を上回っていることから、下値を切り上げる展開も想定されるところ。終値が雲を超えれば上昇相場に発展しく可能性は高いだろう。逆に、終値が7万9000円を割り込めば、下落相場になる可能性が高い。

*東京ガソリン日足
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