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カテゴリ: 豪ドル

【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドル円は、円安の影響を受けて上昇した。北朝鮮が9日の建国記念日に軍事的示威行動を起こさなかったこと、国連の制裁決議案が当初米国が主張していたものよりも緩やかな内容に変更されたことなどから、リスクオフモードが後退し、ドル円の買い戻しとともに豪ドル円も上昇した。

14日に発表された8月の豪雇用統計は就業者数が+5万4200人と上振れ、8月常勤雇用者数が+4万100人と常勤雇用主導で労働市場の勢いが強まったことが判明し、豪ドルを押し上げた。

*今週の豪ドル円は底堅く推移しよう。先週は、9月のWestpac消費者信頼感指数が4カ月ぶりの高水準となり、8月の雇用統計では雇用者数が大幅に伸びたことが判明し、良好な経済指標から豪ドル円は上昇した。

19日に公表された豪準備銀行(RBA、豪中銀)議事録によると、「豪ドルのさらなる上昇は経済成長やインフレを鈍化させる」、「金利据え置き、成長・インフレ目標に整合的」とあり、現状の金融緩和を継続させ、通貨高への懸念を示した。一方、「雇用は今後も堅調な伸びを見込む」、「中国の経済は予想以上に力強いが、高債務は脅威」、「鉱業以外の投資見込みも改善し、公共インフラ投資は力強い」とし、将来の経済成長については明るい見通しを示した。

今週は、RBAのロウ総裁やエリス総裁補が講演する予定。9月5日に開催されたRBA理事会の声明では「最近のデータは来年にかけて豪州経済が勢いを増すと予想している」とし、景気の先行きに対して明るい見方を示したが、これと同じ認識が示されるか注目される。

<強材料>
①.豪準備銀行(RBA、豪中銀)は、企業を取り巻く環境は良好と評価。雇用は回復しており、失業率は足元の5.6%から今後さらに低下する見通しとした。
②.9月のWestpac消費者信頼感指数は97.9と4カ月ぶりの高水準となった。
③.8月の雇用統計では雇用者数が前月比5万4200人増と市場予想の2万人増に反して大幅増加。前月の2万9300人増から伸びが加速した。

<弱材料>
①.インフレ率は、RBAの目標レンジの下限である+2.0%をやや下回っている。
②.RBAは過去13カ月の間、鉱山投資からサービス・製造業に成長の牽引役のシフトを促すため、しばらくの間、政策金利を過去最低の1.5%に据え置く見込み。
③.4-6月期GDPは前期比0.8%増と市場予想の0.9%増を下回った。
④.中国の8月小売売上高は前年比+10.1%と市場予想の+10.5%より下振れし、鉱工業生産も前年比+6.0%と市場予想の+6.6%を下回った。

予想レンジ:86.00円~90.00円


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※上記ロゴが記載されたチャートの著作権は、(株)エムサーフに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保障するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、(株)エムサーフは一切の責任を負いません。

【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドルは、ドル安の流れを受けて対ドルでは0.80ドル台に上昇したが、対円では円高の影響から87円台から86円台に下落した。

5日に発表された4-6月期経常収支は赤字幅が予想や前回を上回ったものの、同時に発表された純輸出の対GDP比が、前回-0.7%から+0.3%と上昇したことが好感されて豪ドル買いが優勢となった。

5日に行われた豪準備銀行(RBA、豪中銀)では、政策金利は市場の予想通りに1.5%に据え置かれたものの、ロウRBA総裁が刺激策継続の適切さに言及しつつも、低金利が過大な借り入れなどを助長して、家計のリスクを増大させる可能性を指摘したことで、豪ドルは上昇に転じた。

しかし、6日に発表された2017年第2四半期国内総生産(GDP)は、前期比0.8%増と事前予想の0.9%増を下回ったことで、豪ドルの上値は重くなった。

*今週の豪ドル円は堅調に推移しそうだ。先週開催された豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会では、政策金利を史上最低の1.50%に据え置いた。声明では「最近のデータは来年にかけて豪州経済が徐々に勢いを増す」として、景気に関しては明るい見方を示した。

しかし、ここ最近の豪ドル高に関して、「通貨高は物価を下押しすると予想」とし、通貨高を牽制した。

また、先週発表された4-6月期のGDP成長率は前年比1.8%増と伸びが前期と変わらなかった。

7月の豪小売売上高は前月比横ばいで4カ月ぶりの低い伸びとなった。足元の経済指標は冴えない内容で、豪ドルの上値は重くなっている。

今週14日は8月の雇用統計が発表される。雇用者数は前月比1万人増と今年2月以来の低い伸びにとどまる見通しでやはり冴えない内容になりそうで、豪ドル買いも手控えられるだろう。

ただ、雇用統計は最近、改善傾向にあり、失業率が5.6%から低下した場合は利上げ期待で豪ドルが買われる可能性もあろう。

長期的に見れば、RBAは声明で今後数年にわたり経済成長は加速し、基調インフレも上昇する見込みであると述べており、豪州経済に対して明るい見通しを立てている。資源価格も回復傾向にあることから、豪ドルの下値はサポートされるだろう。

<強材料>
①.豪準備銀行(RBA、豪中銀)は、企業を取り巻く環境は良好と評価。雇用は回復し、失業率は足元の5.6%から今後さらに低下する見通しとした。
②.インフレ率は、RBAの目標レンジの下限である+2.0%をやや下回っているが、経済成長の持続を受け、回復する見込み。
③.8月の中国の貿易統計(ドル建て)では好調な輸入が示された。輸出が前年同月比5.5%増、輸入が同13.3%増だった。市場予想は、輸出が6.0%増、輸入が10.0%増。

<弱材料>
①.インフレ率は、RBAの目標レンジの下限である+2.0%をやや下回っている。
②.RBAは過去13カ月の間、鉱山投資からサービス・製造業に成長の牽引役のシフトを促すため、しばらくの間、政策金利を過去最低の1.5%に据え置く見込み。
③.4-6月期GDPは前期比0.8%増と市場予想の0.9%増を下回った。


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予想レンジ:86.00円~89.00円


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【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドル円は上昇した。29日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、一時ドル円が4月以来の円高になったことから、豪ドル円も85円70銭台まで急落したが、その日のNY市場では、良好な米経済指標を受けて、ドル円が反発したため、豪ドル円も上昇した。その後のドル円は総じて堅調に推移したため、豪ドル円を押し上げた。30日に発表された7月住宅建設許可が前月比1.7%減と予想の5.0%減を上回ったことも好感された。

*今週の豪ドル円はボラテリティが高まりそうだ。今週は豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会が開催され、経済指標も複数発表される。

5日は、4-6月期経常収支(予想-75億豪ドル、前回-31億豪ドル)、また、豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会が開催される。今回も政策金利は史上最低水準の1.50%に据え置かれよう。

6日は4-6月期国内総生産(GDP)(前年比予想+1.8%、前回+1.7%).

7日は7月小売売上高 (前月比予想+0.2%、前回+0.3%)、7月貿易収支(予想+9.50億豪ドル、前回+8.56億豪ドル)。

RBAの利上げ見通しはディスインフレを受けて後退しているが、声明に豪ドル高牽制が入るかどうか。

先週は隣国のニュージーランド準備銀行銀行(RBNZ、ニュージーランド中銀)のウィーラー総裁がニュージーランドドル安を促す発言をしたこともあり、豪ドル高懸念への表明が警戒される。

その後は、GDPがポイントになるが、予想通りの数字であれば豪ドルをサポートしよう。また、小売売上高、貿易収支も重要指標であり、上下の振れが大きくなりそうだ。

<強材料>
①.7月の住宅建設許可は前月比-1.7%だったが、予想の-5.0%を上回った。
②.格付け会社ムーディーズが中国の今年のGDP成長率見通しを6.6%から6.8%へ、2018年の見通しを6.3%から6.4%へとそれぞれ引き上げた。

<弱材料>
①.インフレ率の低下を受けて利上げ見通しが後退。
②.アジア圏の地政学的リスクの高まり。

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予想レンジ:86.00円~89.00円


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【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドル円は上昇した。北朝鮮を巡る地政学的リスクが一時的とはいえ後退したため、ドル円の反発と共に豪ドル円も買われた。

15日に発表された豪準備銀行(RBA、豪中銀)議事録は特に目新しい内容はなかったが、豪ドルの一段高への懸念が示され、豪経済の成長に対しては楽観的な見方が示された。

17日に発表された雇用統計では、7月就業者数が前月比2万7900人増と予想と前月を上回った。

*今週の豪ドル円は保ち合いとなりそうだ。21日から米韓軍事演習が開催され、北朝鮮の反発も予想されることから、いったん後退した地政学的リスクが今週は再び高まりそうだ。そういう環境では、高金利通貨への投資も控えられるだろう。

ただ、ミサイル発射計画に絡み、中国が北朝鮮からの石炭、鉄鉱石などの輸入を禁止したが、これらが豪州からの調達に切り替わる可能性もあり強材料にもなりうるだろう。同じ資源国であるカナダが7月に7年ぶりに利上げしたことから、次は豪州と見られていたが、その期待はここに来て急速に萎んできたようだ。やはりインフレの低下が足かせとなっている。

先週公表されたRBA理事会議事要旨では「海外経済の改善が豪州に追い風」との見方を示している一方、家計債務増から利上げを見送ったと説明している。利上げ観測が後退する中、短期的に豪ドルの上値は重いだろう。

ただ、長期的に見れば、日本の低金利政策が継続し、米国の利上げ見通しも後退している状況で、高金利の新興国通貨には投資資金が断続的に流入するだろう。安値は押し目買いのポイントとも言えそうだ。

<強材料>
①.7月ウェストパック景気先行指数は、前月比で+0.12%と前回の-0.15%より大幅改善。
②.7月の就業者数が前月比2万7900人増と予想の2万人増と前月の1.4万人増を上回った。

<弱材料>
①.中国の工業生産と小売売上高、都市部固定資産投資の伸びがいずれも7月は鈍化した。不動産市場や行き過ぎた借り入れ、工業の過剰生産能力への対応策による影響が表れ始め、7-12月の景気減速を示唆する新たな兆しと見られている。7月の中国工業生産は前年同月比6.4%増と市場予想の7.1%増を下回った。7月の中国小売売上高は前年同月比10.4%増と、市場予想の10.8%増を下回った。
②.北朝鮮情勢による地政学的リスクの高まり。

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予想レンジ:85.00円~88.00円


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【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドル円は下落した。地政学的リスクの高まりやドル円の下落を受けて高金利通貨が売り戻された。豪州の最大の貿易相手国である中国の7月の輸出は前年比7.2%増、輸入が同11.0%増と共に市場予想を下回ったことも弱材料となった。

豪州の経済指標も7月のNAB企業景況感は+15と前月比と変わらず。しかし、8月のWESTPACK消費者信頼感指数は前月比1.2%に低下した。6月の住宅ローン件数は前月比0.5%増と伸びが鈍化した。豪ドル円は87台後半から一時85円40銭台まで下落したが、週末には86円台前半に戻して引けた。

*今週の豪ドル円は保ち合いで推移しよう。先週末、ロウRBA総裁は、半期に1度の議会証言で「次の金利変更は引下げではなく引き上げになるとの見方は理にかなっている。だがしばらく先になる」と述べた。利上げ局面に入ってもペースは緩やかになるとし、高水準の債務を抱える家計が受ける利上げの影響を政策当局者は認識していると説明した。

15日に公表されるRBA理事会議事要旨には、目新しさはなさそうだ。今週は4-6月期の賃金指数と7月雇用統計が注目される。市場予想では、賃金指数が前年比1.9%上昇と伸びが鈍化している一方、雇用者数が前月比2万人増に拡大、一方、失業率は5.6%と前月と変わらずの見通し。賃金指数が低迷すれば、低インフレ懸念から豪ドル売りが強まる可能性があろう。最近の経済指標は冴えなくなってきており、豪準備銀行(RBA、豪中銀)が早急に利上げに踏み切る可能性は後退している。

貿易面を見ても、豪州の主要産品である鉄鉱石の中国の輸入量は8625万トンと前月比で2.4%減少している。日足チャートでは、85円割れのレベルには100日と200日の移動平均線があり、このレベルではサポートされそうだ。一方、地政学的リスクが高いため、上値は抑えられるだろう。週明け14日に発表された7月の中国小売売上高は前年比+10.4%と予想や前回を下回ったが、2桁を維持したことでまずまずと見られ、豪ドルをサポートした。

<強材料>
①.先進国では高い金利があり、良好な債務状況、高い持続した成長率を受けて、海外からの投資資金が流入。
②.向こう10年間、750億豪ドルのインフラ投資を実施。

<弱材料>
①.RBAは早期の利上げを想定せず。
②.8月のWESTPACK消費者信頼感指数は前月比1.2%に低下。
③.7月のNAB企業景況感は+15と前月比と変わらず。


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予想レンジ:85.00円~88.00円


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【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドル円は堅調に推移した。26日に発表された4-6月期消費者物価指数(CPI)は市場予想の+2.2%より弱い+1.9%だった。26日に終了した米連邦公開市場委員会(FOMC)では、インフレへの懸念が示されたため、ハト派的と受け止められ、ドルが全面安となり、豪ドルは押し上げられた。ドル安を受けて商品価格が上昇したことも豪ドルには強材料となった。

*今週の豪ドル円は、保ち合いとなりそうだ。4-6月期の消費者物価指数(CPI)が市場予想よりも弱く、2%を割り込んだことで、豪州の利上げは2018年後半までずれこむとの予想が出てきた。また、ロウ豪準備銀行(RBA、豪中銀)総裁は、低金利はしばらく続き、金融引き締めをしている他の国々に追随する必要はないとも発言した。利上げ期待は後退し、豪ドル円は90円を前にして上値づかえとなったようだが、ドルが下落基調にあり、堅調な商品市況を受けて、豪ドルは下値の堅い展開が続くだろう。

同じ資源国通貨であるカナダが7月に7年ぶりの利上げをしたことも支援要因となろう。ただ、雇用統計の悪化やインフレ率の低下を受けて上値は重くなるだろう。

今週は1日に豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会が開催される。果たして声明で、利上げへの言及があるかどうか注目される。

また、4日に発表される6月の小売売上高は同0.2%増と前月(同0.6%増)から低下する見込み。

なお、中国が、豪州からの牛肉の輸入を禁止すると発表したことは懸念される。表示ラベルの違いとの説明だが、ビショップ外相が中国の軍事的行動に対して非難声明を出したことが背景にあると報道されている。

シオボ豪貿易相は、牛肉は対中貿易で非常に重要で、相当の金額的な痛手を被るため、早急に中国当局と話し合うと述べた。中国は南シナ海への進出を強めているが、今後はこうした豪中関係もリスク要因になりそうだ。

<強材料>
①.RBAは豪州の景況感に自信。国際通貨基金(IMF)も、2017年の豪GDPを+3.1%に加速すると見込む。
②.中国の6月貿易収支黒字の拡大。
③.中国ので6月の工業利益が前年同月比19.1%増と、伸びが加速。
④.中国の7月製造業PMIが51ポイント台とまずます。

<弱材料>
①.4-6月期の消費者物価指数(CPI)が、原油安に圧迫されて低い水準に留まった。
②.中国が豪州からの牛肉輸入を禁止すると発表。
③.ロウRBA総裁のハト派的発言。

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予想レンジ:86.00円~89.00円


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【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドル円は軟化した。対ドルでは豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会議事要旨を受けて上昇したが、6月の雇用指標が悪化し、円高の影響も受けて、豪ドル円は押し下げられた。

18日に公表された7月4日分のRBA理事会議事録では、労働市場も含めた豪州経済に楽観的な見方をしていることが明らかになり、豪ドルは対ドルでは2015年5月以来、対円では2015年12月中旬の高値近辺まで大幅上昇した。

しかし、20日に発表された雇用統計では、失業率が5.6%と予想通だったものの、新規雇用者数が予想の1.50万人増を下回る1.40万人増だったことが失望売りを招いた。

*今週の豪ドル円は、円高を反映して調整局面を向かえそうだ。

豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会議事要旨(7月4日分)では、雇用の改善や堅調な公共投資、個人消費の持ち直しを受けて景気の先行きに対する明るい見方が示された。一方、雇用状況や住宅市場に対するリスクも指摘された。

議事要旨には「明るい(positive)」という言葉が使われたため、市場の利上げ期待は高まったが、RBA副総裁が21日に、「利上げが必要とは限らない」と発言し、豪ドル高が牽制された。

次回の理事会は、8月1日だが、それまでは豪ドル買いも一服するのではないか。

今週は26日に4-6月期消費者物価指数(CPI)が発表されるが、前期比では+0.4%と前回の+0.5%より鈍化する見込みだが、前年比では+2.2%と前期の+2.1%からやや加速する見込み。27日に発表される4-6月期輸出物価指数は前期比で+0.7%と前回の+1.2%より低下する見込みで、総じて弱材料が優勢となりそうだ。

26日にはロウRBA総裁の講演があり注目される。

20日に89円35銭まで上昇し、2015年12月中旬以来の高値をつけた。RSIも77%まで上昇し、テクニカル的に買われ過ぎ感が強まっている。トランプ政権のロシアゲート疑惑を受けてドル円は下落基調が強まっているため、豪ドル円も上値が重くなりそうだ。

<強材料>
①.RBA理事会議事要旨では、景気の先行き見通しに「明るさ」。
②.主要産品の鉄鉱石価格が持ち直す。
③.中国の景気が回復基調(貿易収支の改善、GDPの持ち直し)。

<弱材料>
①.RBA副総裁が「利上げが必要とは限らない」と発言。
②.6月ウェストパック景気先行指数が悪化。
③.6月雇用者数が低下。


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予想レンジ:86.00円~89.00円


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【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドル円は堅調に推移した。4日に開催された豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会では、市場の予想通り政策金利は過去最低の1.50%で据え置かれた。声明では、ここ最近の好調な経済指標を繁栄して、声明文のタカ派的な変化が期待されていたが、基本的に変化はなく、失望感から豪ドルは売りが優勢となった。ただ、円安の影響から豪ドル円は堅調だった。 

*今週の豪ドル円は堅調に推移しそうだ。豪準備銀行(RBA、豪中銀)の政策金利据え置きは予想通りだったが、ここ数カ月の経済指標が好調なこともあり、声明文はタカ派な内容に変わるのではないかと期待されていた。声明では、雇用は改善し、住宅価格上昇も沈静化しているが、引き続き、インフレ目標達成と持続的成長のため現状の政策を据え置くとした。

米国、欧州、英国、カナダに次いで、豪州も利上げを示唆するとの見方が一部にあったが、市場は梯子を外された格好になった。しかし、豪州経済は好調で、懸念されていた雇用と住宅価格の上昇も改善している。中国経済も落ち込みが見られず、商品市況が堅調に転じるようであれば、再び利上げ期待が強まるだろう。13日に発表される6月の中国貿易収支は、430億ドルと前月の408億ドルから黒字幅が拡大する見通し。

中国の輸出増が確認されれば資源需要が増加するとの期待から、原油や鉄鉱石価格を押し上げる可能性があり、豪州の貿易収支がさらに改善するとの見方を強めるだろう。

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<強材料>
①.5月の豪貿易黒字は、4月の9000万豪ドル(修正値)から、24億7100万豪ドルに急増。大型サイクロン「デビー」の余波で落ち込んでいた石炭輸出額が急回復した。石炭輸出額は前月比61.7%も急増した。
②.豪州の主要輸出品である鉄鉱石価格は65ドル前後で推移しており、年初来安値水準からは15%ほど上昇している。

<弱材料>
①.5月の小売売上高は前月比0.6%増と市場予想の0.2%増)を上回ったが、前月の1.0%増から伸びが鈍化。
②.4月と5月の貿易黒字額は合計しても、1~3月期の平均水準を下回っているため、4~6月期GDPを押し上げるには弱い数字。
③.5月住宅建設許可件数は前月比-5.6%と前回の4.8%から大幅低下。

予想レンジ:85.00円~88.00円


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【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドルは反発した。6日、豪準備銀行(RBA、豪中銀)は、政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.5%に据え置くことを決定した。据え置きは10カ月連続。RBAは第1四半期の成長率が予想以上に鈍化した可能性に言及する一方、「経済成長率は今後数年間で緩やかに上昇し、3.0%を若干上回る水準に達することが引き続き予想される」とし、景気の先行きについて明るい見通しを示した。この見通しを受け、豪ドルは対ドルで、10日ぶりの高値に上昇した。

7日に発表した2017年1~3月期の実質国内総生産(GDP)は、季節調整済みで前期比0.3%増となった。市場予想の0.2%増を上回った。前年比では1.7%増だった。豪経済は1991年以来、2四半期連続でマイナス成長となる景気後退を経験していない。1~3月期がプラス成長だったことで、景気後退なき成長期間が103四半期とオランダの持つ最長記録に並んだ。7日に発表された豪州の1-3月期の国内総生産(GDP)は、前期比で0.3%増となり、市場予想の0.2%増を上回った。前年比では1.7%増だった。1~3月期がプラス成長だったことで、景気後退なき成長期間が103四半期とオランダの持つ最長記録に並んだ。また、4月の豪州の貿易収支は黒字幅が市場予想を下回ったが、その後発表された中国の5月貿易収支で輸入が前年比で14.8%も増加したため、豪ドル円は83円台前半まで上昇した。

*今週の豪ドル円は、経済指標の結果次第では下振れする可能性もあり注意が必要だろう。先週の豪ドルは、強い経済指標を背景に上昇した。豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会後の声明文では、国内成長はこれからの数年間は3.0%を超える見込みとあり、翌日発表された第1四半期の実質国内総生産(GDP)は前年比ベースでは市場予想よりも強かった。

今週も経済指標が複数発表されるため、市場の期待に沿った内容になるかどうか注目されるだろう。13日はNBA企業景況感、15日には雇用統計が発表される。特に雇用統計が注目されよう。RBA声明文では、雇用指標は強弱まちまちで、雇用成長はここ何カ月か強くなっている反面、賃金の上昇率が低い状態はしばらくの間、変わらないとされた。豪州の失業率は5.7%と前月と変わらないものの、雇用者数は前月比7500人減と前月の3万7400人増を下回る見通し。雇用状況の改善は緩慢で、豪州経済に対する慎重な見方が広がる可能性がある。

しかし、失業率が前回同様、低下傾向を確認できれば豪州経済には強気のシグナルとなろう。また、豪州経済に関係の深い中国では、14日に小売売上高と鉱工業生産が発表される。こちらの動きにも注意したい。

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予想レンジ:81.00円~84.00円


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【豪ドル円、先週の動き・今週の予想】
*先週の豪ドル円は円安の影響を受けて堅調に推移した。26日に発表された7-9月の消費者物価指数(CPI)は前期比で0.7%上昇し、市場予想の0.5%上昇を上回った。コアインフレを示すトリム平均の前期比伸び率は0.4%と予想と一致した。前年同期比では全体のCPIが1.3%上昇(予想は1.1%上昇)していた。トリム平均は1.7%上昇で予想通りだった。

*今週の豪ドル円は堅調に推移しそうだ。今週は日米の金融政策や10月の米雇用統計が発表され、翌週8日に米大統領選を控えているため、ドル円の動向に左右される展開になりそうだ。

重要イベントが控えている中で、資源国通貨が積極的に買われる可能性は低いが、7-9月期の消費者物価指数(CPI)の上昇を受けて、1日の豪準備銀行(RBA、豪中銀)理事会で政策金利を過去最低の1.5%に据え置くことが予想されている。

また、4日には豪金融政策報告が公表される。7-9月期のCPIの上昇を受けてRBAの物価見通しが変化するかどうか注目される。

10月の理事会声明文ではインフレに関して、「物価の伸びはかなり低く、非常に抑制された労働コストの伸びと海外の非常に弱いコスト圧力を踏まえると、この状況はしばらく続く公算」と記されていた。インフレ率の伸びが継続するかどうかは今後のデータを見る必要があるため、見通しが変化する可能性は低いだろう。


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予想レンジ:78.00円~81.00円



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