カテゴリ: ゴム
【大阪ゴムは250円を目指すか】
【ゴム、中国の自動車需要増加を背景に再び上昇相場へ】
【中国需要の回復を背景にゴムは下げ止まりから値固めへ】
一方、4~6月期の中国のGDPは対前年比でプラスとなった。
東京ゴムテクニカル分析
【東京ゴムテクニカル分析】
東京ゴムは、テクニカル的に強弱入り混じる状況が続いている。
大勢的には200日移動平均線を上回っていないことから、下落相場が続いている。しかし、11月に入って何度か、これを一時的に上回る場面もあった。これは今年の大発会で200日線を下回って以来の変化だ。
10月中旬には50日移動平均線を上回り、11月下旬には100日移動平均線を上回って、下値を固めつつある。現在、50日移動平均線が横ばいから上向きに転じつつあるため、50日線と100日線に挟まれた193~196円のゾーンは強力なサポートゾーンになるだろう。
一目均衡表を見ると、転換線と基準線を下回っているが、50日線の下側には雲があり、これが下値をより強固にしているといえる。遅行線は実体を上回っていないので、まだ上昇のモメンタムが生じていないが、雲のねじれの時間帯を迎えたので、現在の弱基調が変化する可能性はある。RSI(14日)は50%で中立状態。
年初来高値の266.3円(1月6日)と年初来安値の173.8円(10月3日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、安値から0.38倍戻し=209円、0.5倍(半値)戻し=220円、0.62倍戻し=232円となり、11月に200日移動平均線越えを試したところは、0.38倍戻しラインの抵抗を受けて押し返されたといえる。よって、上昇相場へ発展するには、200日移動平均線越えよりも、まずは0.38倍戻しラインを越えることが必要だろう。
また、0.5倍戻しのラインを越えれば6月の高値220円を上回り、チャートパターン的にはトリプルボトムが形成されるので、底入れしたと判断されるだろう。
*東京ゴム日足
情報提供:(株)インベステック
※本画面に掲載されている情報の著作権は、インベステック及び各情報提供会社に帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、インベステック及び各情報提供会社は一切の責任を負いません。